2019/5/8 世界遺産 勝連城跡に行く(D171)

明日から首里城を見るので、今日は那覇までいく。
途中、世界遺産群の勝連城跡(かつれんぐすくあと)に立ち寄る予定。

奥間の宿からうるま市の勝連城跡までは約80km、2時間。
勝連城跡から那覇までは約35km、1時間。
余裕があるので、ゆっくり見られるだろう。

2時間走って勝連城跡に着く。

エリアの入り口。

360°パノラマのバーチャルツアーなどを見たい人は、上のQRコードをスキャンしてください。現地にいなくても大丈夫です(笑)

ドローン禁止。最近はこの表示が多い。

階段を登る。

上の方に一番外側の城壁が見える。
その手前の空き地は防御田地(ぼうぎょでんち)。

湿地なので足が取られて敵が侵入しにくい、らしい。

左手に見えるのが一番外側の城壁。

右手に見える城壁。これも一番外側。
この左右の城壁は、昔はつながっていたと思われる。

少し入ったところから城壁を見上げる。

門口のカー。カーは泉。身分の低い家臣が利用していた、とある。

仲間ヌウカー(カンジャガー)。カンジャは鍛冶屋。仲間家は鍛冶屋だった。
仲間ヌウカーは、仲間家の泉。カンジャガーは、鍛冶屋の泉。

発掘調査中のエリアもある。

城壁を見上げる。
今、立っているエリアのことはわかっていないのか、名前や用途の説明がない。

ミートゥガー。縁結びのカー(泉)。
私なら、密会のカー、と名付けるな。

ウタミシカー。ウタミシは、お試し。占いという意味。
泉の水が豊富だと不作、水が少ないと豊作、というのが面白い。
われわれの感覚とは反対だ。水が豊富すぎる場所だったということか。

三の曲輪(くるわ)に向かう。団体さんが階段に並んでいる。
※曲輪:「郭」と書くことが多い。沖縄では城(グスク)によって発音が異なり、「くるわ」「かく」の両方がある。

階段を登り切ったところ。向こうが三の曲輪。

三の曲輪の中から四脚門(しきゃくもん)を見る。

三の曲輪の中は広い。

二の曲輪と一の曲輪が見渡せる。
二の曲輪に登る階段が3つあるのが面白い。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は P1353109-1280x853.jpg です

三の曲輪の解説。興味があれば拡大してどうぞ。

肝高(きむたか)の御嶽(うたき)/トゥヌムトゥ(神人が腰掛けた石列)。
御嶽はこのエリア全体、トゥヌムトゥは石列だけ。

二の曲輪(くるわ)基壇。石積みで一段高くなっている部分のこと。
写真では手前の部分が凹んでいるが、ここは古い時代の建築のようだ。

真ん中の階段を使い、二の曲輪に登る。

舎殿跡(しゃでんあと)。

二の曲輪の解説。

ウミチムン(火の神)。

ウシヌジガマ。
「ウシヌジ」は、身を隠して凌ぐ、という意味。「ガマ」は、自然の洞窟。
かなり狭い。中は暗くてどうなっているかわからない。入るにはそうとうな勇気が必要だ。

一の曲輪に向かう。観光客用の階段もあるが、脇が本来の道。

ダラダラ勾配を登ると階段がある。
最終防御ラインの造りになっているらしい。

階段を登りきった正面。

右側。そんなに広くない。

一の曲輪の解説。

最後の王の解説。
王を賛美する歌に、勝連を「やまとの かまくらに たとゑる」とあるのが面白い。

玉ノミウヂ御嶽。霊石がご神体というのは、今まで見た中にはなかった。

東の方角を望む。
遠く、橋でつながった島々(浜比嘉島、平安座島、宮城島)が見える。

西側。湾がすぐ近くだ。

二の曲輪に降りる。登ったときとは(階段に対して)逆側の通路。

城壁に沿って降りたところから見上げる。
写真右手は断崖だ。自然の城壁。

かなりゆっくりみたが、それでも1時間30分ほど。

那覇へ向かう途中、海岸でモーターパラグライダーが飛んでいるのが見える。
まだ時間がある。立ち寄ってみよう。

二人乗りの遊覧飛行。

車椅子の人たちが順番に体験飛行をしている。
スタッフが手伝い、車椅子からパラに乗り移る。

オーケー。いくぜ! 
行ってらっしゃ~い~。

行ってきま~す!

2、3歩で、あっと言う間に飛び立つ。

みんなが飛び終わったあとは記念撮影。

飛んでる間も飛んだあとも、みんな大はしゃぎ。
海が綺麗ですごい楽しかった! とおっしゃっていた。

こういうのいいね!

【本日のマニアック】

ブロック片と白いロープ?が包帯みたいで痛々しい。胸がキュンとなる。

なぜ、屋根の上にバイクが???
スピード出しすぎて飛び上がった???
扁平で太いタイヤはドラッグレーサー???
謎は尽きない。

【本日の宿】
那覇、泊(とまり)ふ頭付近。若い人たちが運営する大規模ゲストハウス。1泊め。
50室ぐらいある。外国人比率7~8割。
チェックイン時の担当者(20歳台)がバイク好き。部屋の説明をする前に記念写真を撮っていただく。

写っているのはバイク好きな担当者のお友達。

【本日のデータ】
モーターパラグライダースクール:基礎からパイロット証認定まで、早ければ2週間(毎日受講した場合)。断続的でも可。1年間有効。受講料15万円。
障害:パイロット証認定に当たっては機材の購入が必須なこと。ウィング+エンジン+ハーネス+その他のセットで、約150万円。

2019/5/8 世界遺産 勝連城跡に行く(D171)」への2件のフィードバック

  1. ヤンバルクイナの交通死亡事故。驚きです。こちらでも悲惨なニュースが連日のように有ります。ところで、12日あたりから沖縄は梅雨入りの模様。満喫されていると思いますが、そろそろ次の目的地に行かれることをお薦めします。

    • ここのところ晴れたり降ったり曇ったり。猫の目のように天気が変わります。
      天気予報は役に立ちません。
      そろそろ奄美に行こうと思っています。
      まあ、奄美も梅雨の時期はあまり変わらないでしょうけど。
      屋久島を歩きたいと思っています。雨の中を歩く覚悟をしておきます(笑)

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