※10月21日、香炉の写真を追加しました。
今日は伊万里と有田に行く。焼き物の里はどんな雰囲気だろう。楽しみだ。
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伊万里に入る。と、橋の欄干に壺が。吉田橋。
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窯元が集まる里、大川内山。その入り口。塀にお皿が埋め込まれている。
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大正橋。
龍が欄干に鎮座している。
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唐臼小屋(からうすごや)
水力を利用して陶石を砕く設備だ。写真は放水した瞬間。
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ICで鳴る白磁風鈴 めおとしの塔。
人が近づくと優しい曲を奏でる。
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鍋島藩窯橋(なべしまはんようばし)
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緑と焼物の対比が美しい。
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反対側。
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こちらも美しい絵柄の壺とタイル。バックの電線が残念だが。
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裏側には龍がいる。
橋だけではない。伊万里ではあらゆるところに焼物が。
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体験センター。大皿風デザインのタイル。洒落てますねぇ。
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公衆トイレ。壁にタイルが貼られている。
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細やか&華やかな絵柄のタイルが並ぶ。
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大川内山の案内図。
たくさんの窯元が集まる里だ。
煙突がアクセントの風景があちこちに。
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どこか懐かしい風景が続く。
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清正公堂入口。加藤清正が祀ってあるらしい。
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清正公堂。右側の木は大イチョウ。
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民家の石垣に咲く小さな花たち。繊細な風景がいいね。
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鍋島青磁 長春窯。
妙に気になるので入ってみた。
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入口の風景。
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玄関前。風鈴が涼しい音を鳴らす。
こんには~。
バイクで日本一周中なので買えないんですが、拝見だけしてもいいですかぁ。
どうぞ、どうぞ。ゆっくりご覧ください。
ずうずうしいお願いにも丁寧に対応してくださるご主人。
とても品のいい女性だ。(おそらく)私と同年代。
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奥の座敷に並んだ作品たち。
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遠目にもこの瓶は素晴らしい。絵柄はユキノシタ。
お値段を伺ったら、売り物じゃないんですよ、とのこと。
二度と作れないかもしれない、とおっしゃっていた。
ご主人といろいろお話。
青磁は焼くと1/3ぐらい縮むのだそう。製作が難しい理由だ。
青磁は釉薬がガラス化するので、薄く作ると光を透(とお)す。
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青磁のランプ。透ける光が美しい。
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ぐい呑み。この透ける光の美しさはどうだ。うっとりする。
ああ、これでお酒を飲んだら美味しいだろうなあ。
そのぐい呑み、3カ月ぶりに店頭に出せたものなんですよ。なかなか難しくて。
透けるぐい呑みは、これともう一つだけ。
もう一つは絵柄と透け具合がこれとは異なる。私の好みは圧倒的にこちら。
う~ん、今、ここで買わないと、同じものは二度と手に入らないだろうなあ。
ということで、どうしても我慢できずに買ってしまった。
いつも使うぐい呑みが10~20個買えるお値段。
ああ、荷物は増えるし、懐は寒くなるのに。
すると、ご主人、遠くからいらっしゃったので、と青磁の香炉をプレゼントしてくださると言う。おそらく、ぐい呑みと同じくらいのお値段だと思う。ビックリ!
ホントですか。やった~!
ありがとうございます。遠慮なくいただきます。
わが家の女王陛下にプレゼントいたします。
ご主人の写真を載せたかったが、恥ずかしいのでNGとのこと。
奥ゆかしい人柄が素敵だ。いただいたから誉めているわけはないので誤解なきよう。
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いただいた香炉がこれ。
ぐい呑みと香炉を抱えて、ウキウキ気分で散策開始。
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天神橋。
人はほとんど通らない。が、欄干がタイル張り。う~む。
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川底には美しい曲線を描いて石が敷かれている。
この美意識。ここまでやるか、と思うのは凡人の発想。だな。
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登り窯。
形がよくわかる。観光用 or 体験用のものだろうが、きちんと整備してあるのがいい。
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横から見たところ。絵になる風景。
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裏路地の一般住宅。こういうの、いいね。
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さやのせはし。
伊万里の里を出るところで見つけた橋。
もしや伊万里の最外部の橋にはすべて壺があるのかも。要検証。
15km、20分ほど走り、有田に着く。
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泉山磁石場(いずみやまじせきば)に着く。
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タイル製の案内板。
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こちらは大きな一枚タイル。
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この案内も一枚タイル。
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泉山磁石場。
磁器の原料になる山があったところ。400年で山一つが無くなった跡。
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周囲の山肌。磁器の原料になる土がむき出し。
街の中心地に向かう。
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トンバイ塀。レンガを張った塀。
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お墓。ここにもトンバイ塀。
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お地蔵様のうしろもトンバイ塀。
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一般住宅のトンバイ塀。
バラエティに富んだレンガの組み合わせが面白い。
夕方になってしまったので先を急がねば。
と思いつつ、味のある建物が並ぶので、ついつい撮影。
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店頭に並ぶ焼物を発見。
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大皿。桜が満開。
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壺。桜が満開。
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大牟田に向かう途中の風景。堤防の上を走るのは楽しい。
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バックミラーに映る風景。
とてもいい一日だった。
【本日のデータ】
青磁ぐい呑み:価格は内緒。
青磁香炉:価格は不明。
【本日の宿】
世界遺産 三重津海軍所跡(佐賀県)の近くだが、宿は福岡県大川市。
佐世保(長崎県)→平戸(長崎県)→伊万里(佐賀県)→宿(福岡県)と移動したので、佐賀県はたった1日だったことになる。