2021/10/21 新宮で城跡、神倉神社&コトビキ岩を観る(D340)

今日は新宮市で城跡や世界遺産を見る。ここには地味だが面白い場所がある。どれも近いところにあるので歩いて回るのが楽でいい。

まず、新宮城跡に向かう。

石段を登る。石垣を見ながら本丸に向かう。

排水口がある。この城も排水には気を遣っていたことがわかる。

本丸の下に着く。小さいが雰囲気のある石垣。

裏手に回り込む。思ったより大きい石垣だ。

石垣の上(本丸)に登る。

本丸からの眺め。手前に櫓があった石垣が見える。

さっき見た櫓があった石垣に向かう。

櫓の石垣が見えた。登ってみよう。

櫓の石垣からの眺め。これなら熊野川の交通を見張れるね。

登ったのとは違うルートでお城を下りる。

仲之町(なかのちょう)商店街。シャッターが閉まっているお店が多い。開いていたお店の人に尋ねたら、コロナ禍よりずっと前からこんな状態とのこと。

神倉神社フォトスポット、という案内が気になった。まず、こっちへ行って写真を撮ろう。

フォトスポットに到着。駐車場内からの撮影OKです、という寛大さに拍手。

駐車場から撮ってみた。かなり高い。神倉神社まで538段というのも頷ける。

いよいよここから登る。

「階段を上られる方へのご注意」

バランスを崩したり、滑ったりする人が多いのだろう。心を引き締めて登ろう。

0830 スタート。

鳥居の前から石段がある。段数を数えてみよう。

鳥居を過ぎて上を見る。いきなり急な石段が続く。

100段目に立って上を見る。めちゃくちゃ急だ。

158段目で平らなところに出る。一休み。赤い祠は地蔵堂。

200段目から上を見る。まだまだ急だ。

300段目。少しだけ緩い角度になってきた、

476段目で鳥居に到着。

神倉神社の下に着く。横の大きな岩がコトビキ岩。今にも落ちて来そうだ。

近くで見るとホントに大きい!

神倉神社の前まで登る。
町が眼下に見えてとても爽快だ。達成感がある。
石段は508段だった。途中、だらだら登りのところは数えなかったので、1歩を1段と数えれば30段ぐらいにはなるだろう。538段というのは妥当なところだ。

参拝客と記念写真を撮りあう。

戻る途中、「←女坂」という表示を見つける。そんなのがあるとは知らなかった。面白い。帰路はこっちへ行ってみよう。

ここが女坂の入口だ。赤い建物は地蔵堂。

女坂の標識が出ている。フツーの山道だ。確かにこちらの方が楽。

だいぶ下りてきた。木々の向こうに鳥居が見える。

石段はほぼ45度。これはキツいのも当然。

女坂から石段に合流して、神倉神社参拝は終了。
約1時間。確かに石段はきついが慎重にゆっくり登れば問題なし。できるだけ身軽な方がいいね。

途中ですれ違った80歳くらいの女性は、毎日2回参拝するとのこと。近所に住んでるらしいが、元気にあふれていた。これからもお元気で。

さて、次は、浮島の森に行こう。徒歩10分ほどだ。

浮島の森全景。
島の大きさは、96m×55m。
その名のとおり、島全体が水に浮いている。島には熱帯から寒い地域まで幅広い気候で育つ植物が130種類以上も生育している。とても不思議な島だ。国の天然記念物になっている。

島の中へはここから入れる。入場料110円。

順路に従い、まず島の周囲を歩き、途中から島の中に入る。

多種多様な植物が繁る。まるで植物園。
写真左下に「サカキカズラ」と赤い文字で書いてあるのがわかりますか。赤い文字は熱帯植物。

蛇の穴という場所がある。土で埋まっているが、元は穴があったのだろう。美しい娘が大蛇に呑まれて、この蛇の穴に引き込まれたという伝説がある。悲劇の主人公はみな美しいのです。各自お好みに合わせてご想像ください。

受付に戻り、係の人と雑談。親切にいろいろ教えていただいた上に蜜柑までいただいた。ありがとうございます♪♪♪

受付に飾ってある写真。四月中旬〜下旬の風景とのこと。このころ来るといいですね。

昔の写真。島の周囲に家が無かったので、島はけっこう動いていたらしい。ひょっこりひょうたん島みたいですね。

さて次は、世界遺産の阿須賀(あすか)神社だ。

10分ほどで阿須賀神社に到着。
後ろの山は蓬莱山(ほうらいさん)
2016年に世界遺産に追加登録された。まだ有名ではないためか、解説板も質素なもの。観光客も少ない。こういうところの方が私は好きです。

1300 新宮駅に向かう。今日は紀伊勝浦駅近くの宿に泊まるので、電車で移動だ。

特急くろしお。パンダの顔をしている。いいね。

車体にもパンダ。
白浜のアドベンチャーワールドというところにパンダがいるので、その宣伝。

1329 新宮駅を出発。

16分で紀伊勝浦駅に到着。

駅のホームでは美しい女性たちが出迎えてくれた。

駅の観光センターで、熊野那智大社、那智の滝などの資料やバスの時刻表を入手。まわり方を教えていただく。

1410 駅から10分ほど歩き、このあたりで唯一のスーパーマーケットへ行く。食料とお酒を買う。

支払い時に、精算機に入れた50円硬貨が認識されないというトラブルが発生。監視カメラを確認してもらい、確かに硬貨を入れたことを立証。お金の問題ではなく信用の問題なので、たかが50円と侮ってはいけない。
なんてね。そんな大げさなものでもないけど、ホントに入れたの?と疑われていたはずなので。

1530 宿に到着。とても親切に出迎えていただいて、先ほどのトラブルのモヤモヤが霧消しました。

◼️本日のデータ
浮島の森は110円、その他は無料。
新宮城、神倉神社、浮島の森、阿須賀神社を徒歩で回って、約4時間30分。

◼️本日の宿
紀伊勝浦駅のすぐ近く。温泉付き。親切。宿の各所に細かな気遣いがある。しかもとても安い。次回も泊まりたくなる宿です。