柳之御所遺跡から19km、約30分のところに骨寺村(ほねでらむら)荘園遺跡がある。今回、一番見たかった場所だ。
例によって、まず資料あるある系に行く。骨寺村荘園交流館 若神子亭(わかみこてい)。
入り口や入ってすぐのところは、地方によくある物産センター。だが、奥に進むと展示棟があり、素晴らしい展示がされている。
展示棟の入り口。左右に木製の柱が立ち並び、別世界の雰囲気を醸し出す。
展示棟内の展示室。中央にあるのは、航空写真を使った骨寺村全体のマップ。正面の壁には「陸奥国 骨寺村絵図」の複製が。中世に描かれたもので、原本は中尊寺に保管されている。骨寺村は、現在も絵図とほぼ変わらない状態らしい。
ちなみに交流館で配布していた散策コース案内。絵図も掲載しているのがいい。
展示棟には展示室とは別に「風のシアター」という部屋がある。
上はシアターの入り口。見学者は私だけだったのだが、親切な学芸員さんが紹介ビデオを上映してくれた。
上空からモーターパラグライダーで撮影した映像に解説ナレーションを付けたものだ。上空から見る骨寺村の風景が素晴らしかった。
ここは資料類も充実している。
これは骨寺村を紹介するA5サイズ16ページの小冊子。とてもわかりやすい。
こちらは発掘調査の概要報告書。A4サイズ8ページ。
展示といい、シアターといい、資料といい、しっかりしている。何よりも資金がある感じ。そこで学芸員さんに尋ねてみたら、オーナー制度を取り入れているとのこと。オーナーの氏名が建物の脇に掲示されていた。やはりね。納得。
家が日帰りできるぐらいの距離ならオーナーになると楽しいかもしれない。
4時を過ぎたので、急いで荘園を見に行く。
これは途中で見たお宅。たぶん農家。2階が前にせり出した構造なのが面白い。初めて見た。
で、今回、一番見たかった荘園の風景がこれ ↓ 荘園の中央から西を見た風景。遠く左手に見えるのは栗駒山。わが相棒も控えめに入れてみた。
相棒の右手のほう、田んぼの段差がカーブを描いている。地形を生かした形で畔が作られているのだ。これが荘園当時のままである特徴だ。
こちらは西の高台にある駒形根神社から東を見た眺め。前の写真とは反対向きの眺めだ。ドローンならもっといい写真が撮れるかも。
いい写真が撮れないか動き回っていたので、日暮れ近くなってしまった。これから今日の宿、気仙沼まで64km、2時間と少し。相棒、頼りにしてます。
【今日のデータ】
骨寺村荘園米オーナー会費:一口3万円 ※特典:ひとめぼれ40kg、農業体験、イベント案内
そうそう 思い出しました!!
ダムカードを貰って回るのも タダで記念品になりますが!!
東北地方だけでも国土交通省関係の75のダムが配布してます。
非公式もあります。全国で何百かな?
おはようございます!!
骨寺村! 初めてききました! 良い所ですね!!
中編 も いい出会いをしてきましたね! ご苦労様です!!
天候不順!? 悪天候? でしょうか?
日本一周 お気をつけてお楽しみください!!