2019/5/21 桜島をグルっと一周、雄川の滝を見て、佐多岬へ(D184)

今日は、桜島を一周し、雄川の滝を見て、佐多岬まで行く。
泊りは根占(ねじめ)港付近。

こんな感じのコース。

霧島市の宿から桜島の東側に向かう。東側は地続きなので、そこから桜島に渡れる。

左手の白い橋が桜島に渡る橋。
こちら側からだと、噴火口がよく見える。

橋を渡り、溶岩ロードを走る。桜島を一周する道を溶岩ロードという。

桜島の溶岩は場所によって年代が異なる、という解説。

どの時代の溶岩かは、どんな樹木が生えているで識別できる、という話。

駐車場に溜まった火山灰。

有村溶岩展望所に着く。

桜島爆発時、噴石注意。

隣には退避壕。

溶岩の間を縫って展望所に向かう。

展望所からの風景。各時代の溶岩が見える。
手前から、大正の溶岩、昭和の溶岩、江戸時代以前の溶岩。

鹿児島湾。

3つの展望所を結ぶ小路。ドームは(おそらく)退避壕。
乗っている岩は実際に降ったとは思えない。(おそらく)演出だろう。

実際に降ったものだとすれば、周囲に降った岩は片付け、あそこだけ残しておいたことになる。その可能性もゼロではないが、、、
もし、そうなら岩のところに「昭和の大噴火で降った岩石」などいう解説があるはずだ。私が管理者なら絶対にそうする。

2つめの展望所からの風景。
遠く開聞岳(かいもんだけ)が見える。みごとな三角錐だ。
薩摩富士と呼ばれているらしい。

初蝶の 熔岩につき当たり つき当たり   高野素十
高野素十(たかのすじゅう):高浜虚子の弟子。詳しくはウィキペディアで。

いい句だ。情景が目に浮かぶ。
高野素十の句で他に好きなのはこれ。

ひつぱれる糸まつすぐや甲虫

この句も情景が目に浮かぶ。
高野素十の句は、すとん、と真っ直ぐな感じがする。そこが好き。

居合せた方と撮りっこ。
やはり帽子がないとさまにならない。

有村溶岩展望所レストハウス。床の大きなマップがグッド。

現在地はここ。

壁の掲示。溶岩を時代別に色分けしたもの。わかりやすくて、グッド。

これも壁の掲示。桜島暮らしのススメ。
「其の2 桜島上空の風向きをよく読むこと。」とある。
テレビで毎朝、「今日の風向き」を放送している。風下にならない日だけ洗濯ものを干すのだそう。

展望所を出て先に進む。

サシバか? 風に乗って悠々と飛んでいる。
いいなあ。生まれ変わるとしたら、あれになりたい。

どんどん走って、湯之平展望所に着く。

赤丸のところ。

桜島は、北岳と南岳が合わさったもの、という解説。
南岳が新しく、活動中なのはこちら。

湯之平展望所から見える桜島。左側が北岳、右側が南岳。

鹿児島湾。
向こう側が鹿児島市。左手に鹿児島港の防波堤が見える。
こちら側が桜島港。右手に防波堤が見える。

南の方向を見る。端正な三角錐が開聞岳。
鹿児島県の南端にあるのに、桜島からハッキリ見えるのがすごい。

またしても潜水艦! これで2回目。海上展示?と思いたくなるほど。
昨日(5月20日)のブログへのコメントで、訓練をしているということを教えていただいた。鹿児島湾ではちょくちょく見かけるらしい。

海岸沿いの道に出る。

小池展望公園。ここにも退避壕。

赤水展望広場に向かう。

展望広場入口にある、叫びの肖像。
長渕剛(歌手、鹿児島出身)の2004年オールナイトコンサート記念モニュメント。
顔を取り囲むギターのネックなどが手に見えてしまうのは私だけ?

烏島(からすじま)展望所。
ここは昔は独立した島だったが、溶岩で地続きになった。

桜島の北側を時計周りに半周ほど走る。

黒神ビュースポット(昭和溶岩地帯展望台)

噴火口を正面から見られる。

アップで。かなりの迫力。

すぐ近くに、黒神埋没鳥居がある。

首元まで埋まった鳥居。
だが、何か違和感がある。

埋まった当時の写真。
現在の実物より、こちらの写真のほうが臨場感がある。
何が違うのだろう。

裏へ回ってみる。

樹木の根は埋まっておらず、フツーに地面から生えている。
周りの神社も何もかも、鳥居以外はフツーの高さだ。
鳥居だけが埋まっていて、鳥居だけが沈下したかのようだ。
これが違和感の原因だ。

展示方法を再検討する必要あり。
と言っても、いまさら変えられないだろうが、、、

さあ、雄川の滝に向かおう。
と、40分ほど走ったところで見つけたのがこれ。

高須三文字。面白い地名だ。

道の駅 錦江にしきの里でひと休み。
と、すぐ前の海岸で面白いものを発見。

水着の女性を見ている小さいのはクレヨンしんちゃん。

神川ビーチ 影絵の祭典

雄川(おがわ)の滝に着く。滝壺じゃなくて、滝口のほう。

すごい勢いで水が落ちる。昨日までに降った雨で水量が増している。
虹が二つ見える。

アップで。
太陽の位置と水しぶきの量がジャストフィット。素晴らしい!

さて、佐多岬へ急ごう。
と、こんな動物を発見。

おそらく狸。落ちた木の実を食べている。

佐多岬に到着。

31°線の碑。

佐多岬。佐多岬灯台が見える。

さて、宿まで35km、1時間。急ごう。
と、こんな鳥が電柱に、、、

う~ん、いい顔してる。
サシバかトビか見分けがつかないのが悲しい。

【本日の宿】
南大隅町根占(みなみおおすみちょう ねじめ)のユースホステル。
近くに、鹿児島湾を横切るフェリーのターミナルがある。
明日は、フェリーで湾を横切って向こう側に渡る予定。

【本日のデータ】
霧島市→桜島入口:約35km
桜島1周:約35km
桜島→雄川の滝:約50km
雄川の滝→佐多岬:約40km
佐多岬→根占:約35km
合計:約195km

今日はよく走った。

2019/5/21 桜島をグルっと一周、雄川の滝を見て、佐多岬へ(D184)」への2件のフィードバック

  1. おや、いつの間にか随分近くまで来ておられたのですね。寄れそうですか?

    • 用事があって、昨日、バイクを宿に預け、飛行機でいったん家に戻ってきました。
      梅雨があけるころに、また出かけます。
      スケジュールは、お天気と屋久島の道の状況を見ながらですね。
      お寄りできるのは7月になるかもしれません。
      お会いできるのを楽しみにしています。

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