2021/08/05 金毘羅宮 奥社まで1368段を登る(D287)

今日は朝からブログ書き。チェックアウトしたあとも、宿の共有スペースで書き続けた。

1113 ブログ書き終了。さあ、金毘羅宮へ行こう。

1130 旧高松街道を進むと石の鳥居が。新町の鳥居と呼ばれている。

歌舞伎新町の商店街。
人通りはほとんどない。車とバイクがときどき通る。
相棒バイクで歩くようにゆっくりと進む。

四国こんぴら歌舞伎大芝居 絵看板。

へんこつまんじゅうのお店。出入口の上の彫り物がすごい。

透かし彫り? 立体感がすごい。

昔ながらの履物・荒物屋さん。こういうお店は減ってしまった。

昭和レトロな雷蔵さん。歌舞伎大芝居の絵看板がいいね。

歌舞伎新町商店街を抜け、金倉川を渡り、表参道に入る。
かがわ・こんぴら観光案内所でマップをいただく。

上のマップは整理されていて、何がどこにあるかわかりやすい。
下のマップは立体的なので、全体の様子がよくわかる。
両方を組み合わせて使うとよさそうだ。

バイクでは石段は登れないので、どこかに置いてくることにしよう。

1230 いい感じの木陰があったので、相棒バイクを停め、表参道に向かう。

琴平町公会堂。
風格のあるいい建物だ。

表参道を歩き出す。

こんぴら算額茶屋。観光案内所の隣にある。
臨時休業だった。残念。空いていたら算額を見ることができたかも。
※算額についてはネットで調べてね。

本家とらや。うどん屋さん。店構えがいいね。
屋根の上の看板、2階の手摺りの透かし彫り、素晴らしい。

竹の杖のレンタル。1本1回100円。
ストック類は荷物になるので、私は使ったことがない。

さて、石段を登ろう。御本宮まで、たったの785段だ(笑)

ところどころ陽射し除けの布が掛けてある。助かる。

シャッターが目に付く。コロナ禍のせいか、高齢化のせいか? 両方か?

100段目にある鳥居。
暑い。陽射しの中に出て行きたくない。しばし休憩。

灯明堂。案内マップには記載なし。

ここで二九四段目、御本宮まであと四九一段、だって。ガックリ、、、
暑い。とにかく暑い。日陰を歩いても暑い。

やっとのことで大門(おおもん)に着く。
ここで365段。御本宮(785段)までのやっと半分。

大門の内側の日傘の下には五人百姓、、、のはずなのだが、1人だけ。

あれ、お一人だけですか?
コロナで参拝客は少ないし、この暑さでしょ。交代でやってるの。
そうなんですか。いろいろな意味でたいへんですね。

大門を過ぎると木陰が多く、少し歩きやすくなる。

参道の脇に寄進の石塔が並ぶ。
ほとんどが寄進した金額や金壱封と彫ってある中、「天眼」と彫られたものが。
向かって右から5番目がそれ。
天眼を寄進したはずはないから、天眼を得たいという願望だろうか。
天眼とは神通力のある目、千里眼のこと。私もほしい。

宝物館。閉館中。

登ってきた石段を振り返る。たぶん500段目ぐらい。
暑い。
この陽射しの中をよく登ってきたものだ。

神馬がいるらしい。行ってみよう。

こちらは名馬 ルーチェ号。サラブレッド。

こちらが神馬 月琴号。馬種不明。神馬だから馬種という概念はないのか。

奉納されたプロペラ。50台の自動車を運搬できる運搬船のものらしい。

鳥居をくぐり、書院に向かう。
そこかしこに場所に「しあわせさん、こんぴらさん」の文字があふれる。
鳥居にこんなの下げちゃっていいの? ちょっとやり過ぎじゃない?

奥の建物が書院。

書院の入り口から見える襖絵。迫力がある。詳細不明。

旭社。600段目ぐらいかな。もう少しだ。
ここから御本宮までは一方通行になる。

賢木門。たぶんここから御本宮エリアということ。

1405 御本宮に到着。

祝 785段!

御本宮右手の展望台。遠く讃岐富士が見える。

讃岐富士の左手には瀬戸大橋。785段も登った価値がある風景、かも。

御本宮の左手。御本宮と三穂津姫社(みほつひめのやしろ)とを結ぶ長廊下。
構造が面白い。
宮と社の床と同じ高さで、水平に歩ける。降りたり登ったりしなくてすむ。
なぜこの造りにしたのだろう?

開運こんぴら狗(いぬ)みくじ。
江戸時代、こんぴら詣りに行けない人が、犬を代わりに行かせた、という話だが、誰かが連れて行ったはず。犬を連れて行った人、たいへんだったでしょうね。お疲れさまです。

寄進された絵馬が並ぶ。

中にもたくさんの絵馬が。
右下のはアルミ缶を再利用して作ったボート。堀江健一さんの寄進という解説がある。

特に目を引いた絵馬が3つ。

この2つは船が立体的に作られている。

たぶん日本人初の宇宙飛行士、秋山さん。
確か1990年にソユーズで飛んだはず。

さて、奥社へ向かおう。
1368段だから、あとたったの583段(笑)
御本宮から+30分、とマップに書いてある。

白峰神社を過ぎ、、、

木陰の道を進む。

休憩所。奥社まで200m

サーモスのポットに氷と水を入れてきたので、水分補給はバッチリ。
黒い輪は結束バンド。ここに手首を通すと、持たなくていいので楽ちん。

奥社到着。1368段、やりました。

讃岐富士が近くに見える。これだけで1368段の価値はある、かも。

さて、帰りだが、書院あたりから下は裏参道を歩こう。

途中で見つけた看板マップをスマホで撮影。見ながら歩く。
中央から下の赤い線が歩く予定の道。細い道が入り組んでいる。迷わないか不安。

高橋由一館。日本で最初の油絵画家、とある。詳細不明。
前を素通りして先を急ぐ。

分岐点には「下向道」との標識が。親切。これなら迷わないかも。

要所には標識も。スマホで撮ったマップで確認すれば場所がわかる。グッド。

鏡池。

建物と銅像。オーケー、あなたは正しいルートにいます。

1625 下山終了。

見覚えのある駐車場に出る。
パイプの脇の細い道を向こうに進めば表参道に出るはず。

1230に登り始めてから4時間。金毘羅宮の表も裏も入り口も奥も堪能しました。

さあ、このあとは観音寺の宿まで一走りだ。30分で着けるだろう。
結局、昼食抜きだったので讃岐うどんは夜に食べよう。

■本日のマニアック

白峰神社の脇で見つけたモノレール形運搬車。
レールが右上の山のほうに向かって伸びている。
う~、運転してみたい。面白そうだ。

■本日のデータ
金毘羅宮:入場無料
奥社までの労力:木陰で涼しいので思ったより楽。せっかくなので行くことを推奨。

2021/08/05 金毘羅宮 奥社まで1368段を登る(D287)」への2件のフィードバック

  1. 神馬は「和種(道産子)」と札に書いてありますよw

    30年ばかり前にバイクで四国を一周しました。そのときの記憶はほとんどなくなっていたのですが、金比羅山の写真と記事を拝見して、いろいろ思い出しました。ありがとうございます。

    • あらま。書いてありましたか(-_-;)
      神馬には種はないと思い込んでいました。
      この歳になっても偏見や思い込みをまだまだ克服できないとは(笑)
      コメントありがとうございます。励みになります。
      今後の成長に期待して、また、いろいろ突っ込んでくださいな。

コメントは停止中です。