今日は、伊勢から大津まで走る。約130キロ。
途中、甲賀市にある、大池寺(だいちじ)蓬莱庭園(ほうらいていえん)に立ち寄る予定。
1010 宿を出発。
走りに走る。幹線道路なので写真に撮りたい景色は無し。
1300 大池寺に到着。
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木々に囲まれた静寂なお寺だ。
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入口の説明板。
小堀遠州の作 蓬莱庭園案内図。
と、そこへリュックを背負った女性がひょっこり。
どこからいらしたの。(ナンバープレートを見て)ほう、川越。埼玉ですか。
遠いところからようこそ。
日本一周中なんですよぉ。
このバイクで。それは凄いね。
こんなところへ寄ってると時間がかかり過ぎるなんじゃない?
(まさにそうなんですが、、、「こんなところ」って、、、と心の中でつぶやく)
蓬莱庭園は建物の後ろなの。よかったら寄っていってください。
と、言いながら、境内に入っていく。
あの、もしかして、このお寺の方ですか?
そうです。
もっと奥に駐輪場があるから、バイクはそちらにどうぞ。
と言うと、サッと行ってしまった。
きっと拝観料を取られるんだろうなぁ。
ま、せっかく来たのだから、観て行こう。
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建物の前の庭は、こんな感じ。拝観無料。
バイクを駐輪場に停め、受付に行く。
拝観料は400円。
靴を脱いで座敷に上がり、南側の庭を拝見。
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ご住職の案内で蓬莱庭園に向かう。
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蓬莱庭園。
中央の刈込が船を表し、その向こうの刈込が波を表します。と案内音声が流れる。
白い小石が敷き詰められているところも海のはず。
白い小石はさざ波で、向こうの刈込は荒波とか? 自由にイメージすればいいですね。
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別の部屋からの眺め。ここも蓬莱庭園の一部らしい。
正面の白壁は、庭園へ光を反射する役割をはたしている、と案内音声。
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茶室。
お寺の中に茶室があるのか。と、ちょっとビックリ。
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(たぶん)井戸。
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お姫様が乗る籠の担ぎ棒。だと思う。未確認。
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こちらは、お殿様の籠の担ぎ棒。だと思う。未確認。
これらがなぜここにあるのか。乗っていたのは誰なのか。
疑問に思ったが、ご住職に尋ねるのを忘れた。失敗。
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廊下に置いてある活け花。
なかなか優雅でグッド。
蓬莱庭園という名称で気づくべきだったが、ここは仏教的な庭。
庭園美を楽しむというより、仏教的視点で見るのが正しい鑑賞法。
ここへ来るときは、その点にご留意あれ。
大池寺から400mほどのところに「弁天池の沈み鳥居」がある。
Googleマップにマーキングしておいたのだが、寄るのを忘れた。
またもや失敗。
池の中に沈んでいる鳥居を見たかった。
■本日のデータ
蓬莱庭園:拝観料400円。仏教的視点での鑑賞に興味がある人だけにお薦めする。
■本日の宿
大津駅の近く。ビジネスホテル。
ごくごく標準的で一般的。過不足のない設備とサービス。安い料金。
このような宿が私のニーズには合っている。