新潟と言えば八海山。八海山といえば日本酒。
じゃなくて、修行の山。
鎖を使うところが多く、時間がかかりそうなので、山小屋に1泊する予定。
0730 宿を出発。
田んぼと八海山。新潟らしい風景。
八海山の麓。ギザギザした山頂がはっきり見える。まるでノコギリの歯だ。
八海神社参道入口。ここは通りすぎて先を急ぐ。
ロープウェイ山麓駅に到着。
山麓駅発の時刻表。
料金表。片道1000円、往復1800円。10月以降は少し高い。紅葉シーズンだから?
ロープウェイから山頂を望む。ガスって何も見えない。
チケット売り場のおねーさんがロープウェイにも乗務。いろいろ解説してくれる。画面に(たぶん山麓駅からの)距離と速度が表示される。
山頂駅に到着。
登山者は自分とほぼ同年齢の人たち。
北朝鮮のミサイルに対して、現実的な対応方法が示されている。関東よりずっと意識が高い。
山頂付近の案内図。
八海山山頂は大日岳だが、そこまでにたくさんの岳を越える必要がある。修行の山と言われるゆえんだ。
釈迦岳と摩利支岳の間にエスケープルートがある。途中で無理だと思ったらここからエスケープルートで戻ればよい。
大日岳の先にもエスケープルートがある。大日岳(八海山山頂)に着いたら、下りはエスケープルートを使えばよい。
遭難多発のお知らせ。登山カードはロープウェイの中で書いた。係員が搭乗者に渡して提出を促していた。
滑落死亡事故多発のお知らせ。
う~ん、気を付けねば。
山頂駅を出たところ。山岳遭難防止広報ののぼりが3つも。先ほどの掲示といい、よほど滑落が多いようだ。
ん? 鳥居の上側の梁?(名称不明)がない。外したようになっている。???
鳥居脇の案内板。要所間の距離と所要時間が示されている。
9合目の千本檜小屋に泊まる予定。今日中に山頂(大日岳)まで行ってから泊まるか、泊まってから明日山頂に登るかは状況しだいで考えよう。
山頂駅の展望デッキからの風景。下に見えるのは南魚沼の町。黄色いのは稲。田んぼが多いことがわかる。
登り口周辺のマップ。展望台などがある。まずはこのあたりを回ってみよう。
展望台。
展望台からの眺め。ガスって近くしか見えない。双眼鏡の出番なし。
避難小屋。下山時、ロープウェイの最終に間に合わなかったら、ここに泊まればいい。
登山口。
1010 出発。
登り始めたところ。夕べ雨が降ったらしい。ぬかるんでいる。赤土が多い。
急な坂になる。土が濡れていて、滑りやすい。慎重に歩く。
しばらく歩く。
どうもテンションが上がらない。ウキウキしてこない。
体調が悪いという感じではないのだが、、、
かったるい、歩く気にならないという感じ。
「遭難注意」の掲示やのぼりが頭にチラつく。
やめるか。
やめよう。
テンションが上がらないときに登ってもロクなことがない。
天気もパッとしないし、道もぬかるんでいるし、、、
よし。戻ろう。
1025 登り始めてから、たったの15分。
下山しながら自問自答。
おいおい。いいのか。ブログに書けないぞ。中止しました、って書くんだぞ。みっともないだろ。やれるところまでやってみたらどうだ。
う~ん、いい。やめる。
ワクワクしないのに登ってもしょうがない。
ブログ書くために登ってるわけじゃないし。
中止しました、って書くのもいいんじゃないの。
山頂駅の時刻表。次回のために撮っておこう。最終の時刻が大事だ。
山麓駅に向かう。下は見えるが上はガス。
客は登頂をあきらめたご夫婦と私。計3名。登頂断念組で話の花が咲く。
山麓駅に着く。
山小屋に電話。宿泊をキャンセル。
さて、心温まる昼食でも食べて宿へ戻ろう。
途中で見かけた標識がこれ ↓
あぶない!! こっち側に自分の車が入れるか
強烈な表現。いいね!
【本日のデータ】
日本一周にあたっての基本方針
1. ワクワクすることだけをする。
2. ブログを目的に行動しない。
3. 臆病になる。