中標津(なかしべつ)から霧多布(きりたっぷ)へ。
今日はここで川越の知人と落ち合うことになっている。弟の友だち。向こうは私を「お兄さん」と呼んでいる。オレはあなたのお兄さんじゃない、と思うが、弟のお兄さん、という意味だろうからダメとも言えない。
弟の属するバイクツーリングクラブに誘われて一緒にツーリングに行ったりしている。
中標津への移動はごく平凡。特に写真は無し。
夕方、無事に知人と再会する。バイクが好きで詳しい。運転もうまい。おしゃべりが大好き。誰とでもすぐ仲良くなる。人が集まるとすぐ仕切る。
なので、携帯に「バイク番長」で登録してある。まだ、面と向かってそう呼んだことはないが。
夕食は、民宿ご主人が握るお寿司。近くで獲れたネタが新鮮で美味しい。ほっぺが落ちそうだった。グルメレポートはしない方針なので残念だが省略。満腹になるまで食べた。
一緒に泊まっていた人たちとみんなで雑談しながら和気あいあい。
ご主人のお母さん(82歳だったかな?)が優しくて美人。美人には目がないので食べながら生い立ちなどをうかがう。
生まれは東京。小さいころ家族でサハリンに渡る。戦争が始まって信州へ。そこでタイプライターの専門学校へ通う。就職で東京に出る。東京で結婚して子供ができる。その子が農工大に入ったので喜んでいたら、2年生で中退して霧多布へ移住。民宿を始める。旦那さんが亡くなったあと息子が暮らす霧多布へ。そして現在に至る。ざっとこんなストーリー。NHKのドラマになりそうだ。
大いに盛り上がって記念撮影。
はい、みなさん、そこに集まって~。10秒後に3枚連続してシャッターが切れま~す。カシャ、カシャ、カシャ、っていう感じね。ぜんぶポーズを変えてね。
注文の多い写真屋さん。
で、ベストショットがこれ ↓
向かって左から、バイクで来たお客さん、私、バイク番長、民宿の奥さま(写真は奥さまが一番可愛く撮れているやつですよ)、(そのうしろが)仕事で来たお客さん、昆布販売で大儲けしているおねーさん、(赤いエプロンが)民宿のご主人。
あれっ、美人のお母さんがいない。だいぶ夜遅かったから寝たのかも。
おやすみなさい。
【本日のデータ】
民宿は個性豊かだ。