朝から雨だ。出かけようと思い傘を探す。ない。どこにもない。
新潟の宿に忘れたようだ。買うか。どこで?
すみませ~ん。宿の人に声をかける。
折り畳み傘を買いたいんですが、この近くで売っているお店ありますか?
あるげるよ。とご主人。
そうねぇ。使ってないのがいくつかあったと思うわ。と奥さま。
はい、どっちでも好きなほうをどうぞ。
えっ。いいんですか。じゃあ、遠慮なくいただきます。
助かります。ありがとうございます。
ということで、いただいたのがこれ。
前のよりも丈夫そう。サイズも大きいし。
あらら、雨足が激しくなってきた。しばらく宿で様子をみよう。
何となく気力が出ずにずっとダラダラ。TVのバラエティ番組では大坂なおみ選手フィーバー。ついずっと見てしまった。これで私も即席なおみ通。
夕方になって雨が止む。よし、夕食を買いに行こう。
と、こんな看板が。
宿から歩いて5,6分。よし、まずこっちだ。
酒蔵が見えてきた。
入り口。
前掛けを掛けたお兄さんがきちんと対応してくれる。
入り口付近で作業中の中堅。光に透かして不純物・異常などを確認しているのだとか。左の機械はラベル貼り装置(四合瓶用)。
(向かって)右の瓶が左へ流れていって装置を通ると、ラベルが貼られて出てくる。
装置の横から見たところ。瓶がグルっと回転してラベルが貼られた瞬間。
こちらは一升瓶。ラベル貼りは手作業。下の灯りに透かして不純物や異常を確認する。
お酒を瓶に詰める装置。お酒をいったんこのタンクに貯めて、、、
こっちの装置に送り出す。これはお酒を瓶に注入する装置。動いていれば、真ん中に瓶があるのだが。今日は未稼働。
奥に進むと室温がグッと下がる。寒い。貯蔵タンクエリアだ。
右側のタンク。グレーのタンクはサーマルタンク。
サーマルタンクは二重構造になっていて、温度管理が厳密にできる。そのためこんな装置が付いている。
左側のタンク。濃いグリーンが1万リットル。薄くて角ばっているのが2万リットル。
その先にあるボイラー。お米を蒸したり、お酒に火入れをしたり、いろいろ活躍する。
さらに進むと、、、
神棚と井戸。意味はわかる。右は売店と試飲所 ←これが目当て。
試飲所の向かいは仕込蔵。立ち入り禁止。
ちょっとだけ覗かせていただいた。お酒を搾る前のタンク。ナイーブな状態。
見学させるだけあってPRが上手。
飛行機で使われていることをアピール。
タンクに貼られた製品紹介。
同じく。
製造過程も解説。
素朴な疑問への答えも。
団体旅行用説明ルーム。一番上のディスプレーで紹介ビデオを上映。貼り紙で受賞をアピール。写真撮影用に日付まで用意。
いろいろ質問したら丁寧にお答えいただいた。結局、閉館?閉店?時刻まで居座り。
製造工程の流れはもちろん知っている。けれど、現場を見たのは2~3回。佐渡の小規模酒蔵の取り組みがわかって面白かった。
ブログには書いてないところで、よく工夫をしている。そういう部分はブログには載せません。迷惑がかかるといけない。ごめんなさい。
勝手な想像だが、若い新社長が先代のあとを継いで頑張っている感じ。いいですね。
【本日のデータ】
生原酒(4合瓶):1800円ぐらい。予算と会わずに買うのは断念。
※自分なりに上限価格を決めている。日常的に飲むお酒に高いのはNG。