2021/09/12 四国一周、終了です(D325)

0450 起床。下船準備。

0520 共有スペースでブログ書き。

0600 フェリー着岸。

0610 出発。

0800 帰宅。

2021年夏の四国一周はこれにて終了。
病気にならず、事故を起こさず、四国の医療体制に負担をかけないよう意識した今回。
いつも病気と事故には気をつけているが、今回ほど意識したことはなかった。
四国の医療関係者のみなさんに迷惑をかけず、無事に帰宅できてとてもうれしい。

埼玉県は9月30日まで緊急事態宣言が続く。
次は10月初旬から近畿地方(とりわけ熊野古道)の予定なのだが、、、
状況を見ながら考えることにしよう。

■本日のデータ
有明→自宅:1時間50分

■四国一周まとめデータ
期間: 7/29~9/12 、46日間
走行距離:2,563km(日本一周の最初からでは22,971km)
1日平均走行距離:55.7km

2021/09/11 徳島からフェリーで出航(D324)

いよいよ今日は自宅へ向かう。
と言ってもフェリーに乗るだけ。
今日1120に出航、明日0600に有明到着の予定。

(昨夜)2306  9/10当日のブログを公開。

0500ごろ トイレに起きる。昨夜公開したブログを公開停止にする。
昨夜公開したときは、だいぶ酔っぱらっていたので、内容に自信がなくなってきた。
で、いったん公開停止。
推敲してから再度公開することにした。

0630 起床。ブログ推敲。

0730 朝食。
この宿は簡素だが無料朝食が出る。
ポタージュスープとコーヒーがまともなので、そこがグッド。

0800 ブログ推敲。

0850 出発準備。
フェリーに持ち込む荷物をまとめてパッキング。コーヒーを抽出、ポットに入れる。

0930 宿を出発。

0950 フェリー乗り場に着く。待合所でブログ推敲。

1020 チケット購入。乗船準備。

1055 乗船。

1120 出航。

徳島の港と空に別れを告げる。

1140 共有スペースのテーブルで、ブログ推敲。

1240 ブログ再公開。今度は大丈夫だ。

1250 本日分のブログを書く。

1300 パン&コーヒーで昼食を取りながら読書。

マンジット・クマール著 青木薫訳『量子革命』新潮文庫。
帰りのフェーリーで読むためだけに持ち歩いていた本。
往路のフェーリーでは読む時間がなかったが、帰路ではゆっくり読める。

『量子革命』は量子力学創成期の科学者たちを描いた科学ドキュメントだ。
プランク、アインシュタイン、ボーアなど大勢の科学者たちが、新しい理論を発表し、論争し、友人となり、という知的物語が繰り広げられる。

面白くて止まらない。

船内の自販機でカニあんかけチャーハン(冷凍)を買い、食べながら読む。
金麦を買い、飲みながら読む。
カプセルに入ってからも読み続ける。

2300 タイマーを0500にセットして就寝。

■本日のデータ
フェリー料金(徳島→有明):原付5,910円+大人(二等洋室)13,170円=19,080円
カニあんかけチャーハン(冷凍):550円。
金麦(500ml):200円。

■本日の宿
フェリー。二等洋室はカプセルホテルそっくり。半個室なのでゆっくり寝られる。

2021/09/10 大塚国際美術館と鳴門渦潮を観る(D323)

そろそろ家に帰らなければならない。
吞気そうだが、いろいろと用事はあるのだ。
埼玉県の緊急事態宣言が9/12までだったので、12日に徳島をフェリーで出航して、13日に川越に着けば問題無し、と考えていたのだが、、、
緊急事態宣言が9月30日まで延長されてしまった(泣)

じゃあ、いつ帰っても同じだ。
ということで、明日11日に徳島を出航し、翌12日に有明→帰宅、と決めた。

じゃあ、今日は、渦潮と大塚国際美術館を見なければ。
「2021うずしお潮見表」を確認すると、今日は08:00(満潮)と14:10(干潮)が見ごろ。8時は無理だから14時。
じゃあ、その前に美術館に行こう。
美術館は09:30開館なので、そのタイミングで着くようにしよう。

0850 宿を出発。30分で着くはず。

途中、こんな設備を発見。

陸から海にレールが伸びている。

上には何かの装置。

両サイドの装置。
海から何かを引き上げるためのものでは?

海には赤いブイが浮かび、何やら作業する船舶。
おそらく何かの養殖。牡蠣かアワビか海藻か。

島田島の中ケ谷駐車場。
廃屋が3棟。

案内板もこのありさま。
う~ん、このあたりには人が来ないのだろう。

四方見展望駐車場から堀越海峡を眺める。
海上に点在するのは養殖設備なのだろうか?

1030 大塚国際美術館に着く。1時間遅れ。写真を撮り過ぎ。

美術館専用駐車場からの風景。遠く風車が並ぶ。

送迎のシャトルバスに乗る。

あっと言う間に大塚国際美術館。
3~5分。歩いてもOKだな。

1040 3300円を払い、鑑賞開始。

ここは写真撮影OK。

システィーナ・ホール。
原寸大の複製。
大塚国際美術館の中で最も有名な展示だろう。この美術館の紹介では必ずここの写真が載る。

展示作品点数は約1,000点。すべて原寸大の陶板製。焼物なのがユニーク。
西洋美術の変遷がわかるよう、時代別に展示されている。
古代、中世、ルネサンス、バロック、近代、現代だ。

これを3時間で観るためには駆け足で回る必要がある。
写真も気になったものだけ撮ることにしよう。
以下、撮ったものの中からいくつか。

聖ニコラオス・オルファノス聖堂。古代。
古代の聖堂がどんな雰囲気だったかがよくわかる。
実物大複製のいいところ。

鳥占師の墓。古代。
お墓の中にこんな装飾をしていたのが面白い。

牧歌的神域風景画。古代。
ローマ時代の壁面装飾。大胆な色遣い。現代アートと言っても通用しそう。

第三様式装飾壁画。古代。
ポンペイの有力者の家の壁面装飾。
現代に通用しそうなデザイン。むしろ現代よりも面白いかも。

飛び込む男。スクロヴェーニ礼拝堂。古代。
ユニーク。

古代の絵画には心惹かれるものが多かった。

陶板に絵を焼き付ける流れを解説。
推測だが「インク」と「転写紙」がキモだろう。高温で焼いても色を忠実に再現できる特殊素材。その点の解説はない。企業秘密だろうね。

風神?雷神?はサンプル作品。超高精細&色の再現性をアピールする。

スクロヴェーニ礼拝堂。中世。
礼拝堂の実物大複製はインパクトがある。
中世は宗教画ばかりで興味なし。有名な作品はいろいろあったが写真は撮らず。

ボッティチェッリ、ヴィーナスの誕生。ルネサンス。
このあたりから面白くなってくる。

同じく、春。

レオナルド・ダ・ヴィンチ、最後の晩餐。修復前。

同じく、修復後。
修復前と修復後が大きな部屋に向かい合わせに展示してある。
なかなかの迫力。

名称不明。解説板を撮り忘れ。
絵を詳細に見ると、SF的でとても面白い。
右側は地獄なのだそうだが、飛びぬけてSF的。こんな地獄なら一度行ってみたい。

ゆっくりと蓋が閉まったり開いたりする仕掛け。
蓋が閉まると別のものが描かれている。それが何かは憶えていない。

デューラー、アダムとエヴァ。ルネサンス。
教科書でお馴染み。
男性はイケメンだし、女性はセクシー。ルネサンスの代表作ですね。

サルヴァトール、戦闘場面。
戦闘の迫力が凄い。背景の山とか、折り重なる戦士たちとか、絵の構成も圧巻。

メインデルト・ホッベマ、ミッデルハルニスの並木道。
気に入ったうちの一つ。シンメトリーでシンプル。いいね。

バルトロメ・ムリーリョ、聖母マリア。
少女的で現代的な美人。今ならアイドル。
もっとも、マリアさまは信者たちのアイドルだともいえる。

睡蓮の庭。
カフェ・レストランからの眺め。

睡蓮が咲いている。もちろん本物。

赤とんぼ。もちろん本物。

モネ、睡蓮。野外展示。
陶板製で色褪せないからこその演出。汚れの掃除は必要だが。

イヴァン・アイヴァゾフスキー、第九の波濤(はとう)
迫力が凄い。太陽・雲・波、印象的な表現に圧倒される。

クールベ、画家のアトリエ。
男性と比較すると、絵の大きさがよくわかる。これが実物大の迫力。

ミレイ、オフィーリア。
水に漂う美しい死体。衣装や背景の精緻な描き込みが凄い。ミレイ独特の世界だ。
実際に目にするとインパクトがある。

ゴッホ、ローヌ川の星月夜。
ゴッホの作品がいくつかあったが、これが一番好き。

クレー、作品名不明。絵に見惚れて、解説を撮り忘れた。

クレー、美しき女庭師(ビーダーマイヤー時代の亡霊)
とても美しい女性だ、と思う(笑)

庭園と飛行機雲。
本館からの眺め。右手の建物は別館。

1400 美術館を出発。時間がない。

1430 渦の道、入口に着く。

今は大潮で干潮、1410が最も潮流が速く流れる時刻。渦潮もできやすい。
22分遅れ。

チケットを買い、入る。
もう一つの施設とセットで900円。

上を車が走る音が響く。

右側にある歩道を進む。

5分ほどで展望所。

床がガラス張りの個所がある。いいね。

以下、渦潮をご堪能ください。

白い船は渦潮観光船。渦潮に近づいて観て回る。
渦潮ができやすい場所を知っているので、目印になる。

船が渦潮の中でエンジン停止。あっという間に流されていく。
乗船客向けパフォーマンス。きっとお客さん大喜び。

渦が現れては消えていく。
こんなにはっきりと渦潮が見られるとは思わなかった。グッド。

大鳴門橋架橋記念館。
ここの見学とセットで900円。

大鳴門橋の模型。とても精密に作ってある。
壁に掛かっているのも模型。上空からの眺めを示す。

船の模型。こちらも精密だ。

大鳴門橋のアンカレイジ。

世界遺産アピールのポスター。北斎風。まあ面白い。

360度シアターと映像パフォーマンスは子供だまし。
まあ、模型が精密だったので良しとしよう。

お土産屋さんの屋上にある展望台へ登ってみた。
店内のエスカレーターで登る。500円。

長~いエスカレーターで登っていく。

展望台からの風景。
大鳴門橋全体がよく見える。

90度右手の景色。
左下の円柱の建物が記念館。
駐車場に停めた相棒バイクがゴマ粒みたいに写っている。

1630 だいぶ遅くなった、徳島市内の宿に急ごう。

■本日のデータ
大塚国際美術館:入場料3,300円。
渦の道&大鳴門橋架橋記念館 :入場料900円(セット価格)
お土産さんの展望台エスカレーター:利用料500円。

■本日の宿
徳島市。何日か前に泊ったことがある。安くてサービスもよいので再利用。