2019/9/19 霧島高原を走り、知人宅で飲んでおしゃべり(D213)

※2019.09.22 知人が作っているお米の写真を追加しました。

今日は、霧島高原の周辺をグルっと回ったあと、都城(みやこのじょう)に住む知人宅にお世話になる予定。
宮崎市内から霧島神宮までは、約70km、1時間30分ほど。

霧島バードラインを走り、知人に教わったお蕎麦屋さん「がまごう庵」に立ち寄る。

ざるそば(大盛)を注文。
都城産のそば、石臼挽きの自家製粉、というこだわり。
知人の言うとおり、とても美味しいお蕎麦だった。大盛りにして正解。
二代目店主が書くブログも面白い。
https://gamakoan.jp/blogs/archives/3440

霧島神宮に到着。

大鳥居(一の鳥居)。確かに大きい。
写真左下が相棒バイク。小さ過ぎてよく見えない。

二の鳥居。
木陰の多い涼しい参道が続く。

三の鳥居。
木陰を抜けた向こうに霧島神宮が見える。

霧島神宮。美しい建物だ。

近くの神水峡に行く。相棒バイクで5分ほど。

神水峡の流れ。

向こう側に見えるのは柱状節理。観光スポットらしい。

えびの高原に向かう。
霧島神宮から15km、30分ほど。
えびのスカイラインを走り、えびの高原に着く。

さらに、えびのスカイラインを通って生駒高原に向かおうとすると、、、

硫黄山火山活動のため全面通行止。
残念!

よし、じゃあ、遠回りだが、朝霧バードライン+広域農道+みやまきりしまロードで向かおう。

白鳥展望所からの風景。秋の気配が漂う。

花の駅 生駒高原からの風景。花は、写真のこれだけ。残念。

結局、霧島の高原の周囲をグルっと一周してしまったことになる。

予定より遅れて知人宅に着く。
奥さまと一緒に待っていてくださった。

この晩は日本酒を飲みながら奥さまの手料理をいただき、ずっとおしゃべり。
日本酒は、私が日本酒好きなのでわざわざ用意してくださったのだと思う。
ありがとうございます。遠慮せずにたくさんいただきました。

この知人は昔の同業者。
温厚で誠実。博識で研究熱心。器用で凝り性。
東日本大震災のあと、ガイガーカウンターを自作したという話を聞いてビックリした記憶がある。

都内に住んでいたのだが、7年前に宮崎に移住してしまった。突然だった。
今回お会いしてその理由を伺い、納得した。

以前は、私と同じテクニカルライターという仕事をしていたのだが、今は何をしているか興味があった。
なんと、農業をしていて、7種類ものお米を作っているという。
しかも、すべて農薬も肥料も使わない「自然農法」だ。
研究熱心で凝り性、そしてチャレンジャーなので、さもありなん、と思う。

興味深いお米ばかりなので、ちょっと紹介。

◆うるち米(一般的なお米)
・ヒノヒカリ:コシヒカリと黄金晴(愛知40号)との交配種。
・イセヒカリ:伊勢神宮の神田で発見された新種。祭事の御神米。一般には流通しない貴重種。
・ハッピーヒル:ビルマのモチ種と日本の穂重型品種の交配種。うるち米ともち米がある。福岡という人が育成した品種なので、福(ハッピー)岡(ヒル)と名づけたとのこと。

◆有色米(古代米)
・紫黒米:アントシアニン、ビタミン、ミネラルが豊富な古代米。
・赤米:ポリフェノール、ミネラルが豊富。健康食。
・緑米:古代米の餅米。
・香り米:強い香りがあるお米。ヒエリという品種の古代米。

写真の「五色米」は、4種類の有色米とハッピーヒル(もち米)を混ぜたもの。

食後も飲みながらずっとお話。移住後の生活の話、綾の「ひな山」まつりの話、農業の話、量子論と仏教などなど、気が向くままに話は続き、気がつくと3時半。あわてて寝ることに。
明日の起床は目が覚めたとき、ということで。おやすみなさい。

【本日のデータ】
霧島高原の標高は500~600mのため、涼しい。
知人宅がある都城は盆地で、標高もそこそこある。
市役所の標高が146mなので、知人宅は200mぐらいだろう。
夜はだいぶ冷え込んできた。

【本日の宿】
都城の知人宅。周囲には住宅もあるが、田んぼも多い。
母屋の他に納屋などがあり、かなり広い敷地。見るからに農家、という感じ。