2021/11/04 米原の十王水、関ヶ原を経て、岐阜のバイクショップへ(D354)

今日は、彦根から岐阜市へ向かう。
4年前に日本一周の相棒になるスーパーカブを購入したバイクショップがあるのだ。
近くを通るときにはお寄りする、と約束していた。

1020 宿を出発。

20分ほど走ったところで、白いタワーが目に留まる。

高い。煙突か?
だが最上部に部屋らしきものが見える、、、

隣のビルにFUJITECの文字が見える。
フジテックはエレベーターの製造をしている会社だ。
とすると、エレベーターの開発・テストをする建物に違いない。

1105 米原市の醒井(さめがい)にある十王水(じゅうおうすい)に着く。

澄んだ水が流れている。

硬度106.4mg/L(中硬水)の湧き水だ。

心が和むせせらぎが400mに渡って続く。

向かいには昔からの建物が続く。

長寿橋。正面は醒井区集会所。

醒井宿問屋場。
無料で閲覧できる。

問屋場と醒井宿の解説。

奥はこんな感じ。問屋場なので天井が高い。いい雰囲気。

問屋場前のせせらぎ。

緑の藻が光りに輝く。

では風走写真展。どうぞご覧ください。

美しいせせらぎを保つためには日々の活動が大切。

良い写真が撮れるのも、こういう人たちのおかげです。

1220 十王水を出発。関ヶ原へ向かう。

1300 関ヶ原、決戦地に到着。

まさにこのあたりで両軍が激突した。
左手の小高い場所に小さく見える白い旗が、石田三成の陣地。

行ってみよう。

上の白い旗が石田三成の陣地。

ここが陣地への登り口。

登ってみよう。
陣地から関ヶ原がどう見えるのか、楽しみ楽しみ。

たぶんこうだったんじゃないかな、という演出。雰囲気があっていいね。

しばらく登ると石田三成陣地に到着。
そこそこ疲れる。武者たちは甲冑を着て上り下りしたわけだからたいへんだ。

陣からの眺め。
関ヶ原全体がよく見える。石田三成になった気分。
三成がここに布陣した理由がよくわかる。

現在の写真に重ねた布陣図。
あの軍はあそこね。なるほど、なるほど。

上からの布陣図。
この狭いエリアで(4万人~5万人)×2=8万人以上の人たちが激突したわけだ。

さて、三成の陣地を見たら、家康の陣地も見なければ。

ということで、家康の陣地に向かう。
家康の陣地は、戦いの最初と最後では異なる。
最後の陣地が近いので、まずそっちへ行こう。

相棒バイクで2~3分で到着。歩いても10分ちょっと。
ひえ~、最後はこんなに近く来たわけか。
少しづつ陣地を移動させて、勝利が決まって陣取ったのがここ。

ど~ん、と大きな建物が建っていた。
岐阜関ケ原古戦場記念館。その向こうは関ケ原町歴史民俗学習館。

JR関ヶ原駅の近く。
線路に沿って、関ヶ原の戦いの説明板がずっと続く。

駅前の交流館。
関ヶ原を盛り立てようぜ、という意気込みがすごい。

さて、こうなったら、家康の最初の陣地にも行かねば。
最初の陣地は少し離れている。2.6キロ、バイクで6分。

途中で見かけた、溜(た)まり醬油の醸造所。渋い。

家康軍、最初の陣地。小高い丘の上にある。

登ってみた。

陣地からの眺め。関ヶ原はほとんど見えない。

位置の説明板を見ても、ずいぶん遠いことがわかる。

ここじゃ、見えないじゃん、もっと近くに移動せい。
っていう気持ちになるのはよくわかる。

さて、関ヶ原はこのくらいにして、岐阜のバイクショップに急ごう。

1510 バイクショップ ノースウィングJCに到着。

社長(兼店長)は、今朝から2日間バイクツーリングです、って。
お客さんと一緒だから遊びじゃない、仕事だ、って。
遊びと仕事の境界線がない仕事っていいなあ。憧れます。

社長なんかいなくてもいいや。4年前にお世話になった事務職の女性と記念撮影。
とても親切で気さくで可愛い女性です。自分のスーパーカブも持ってます。

社長は明後日の朝には出勤する、ということなので、岐阜を立ち去る前にもう一度お寄りすることに。

このあと、写真を撮ってくれた技術職の方といろいろお話。
とても楽しい時間でした。ありがとうございました。

■本日のデータ
料金の支払いは特になし。
関ヶ原は思った以上に観光地になっていた。
冬、雪が降ると関ヶ原付近で新幹線が立ち往生することは有名な話。
雪を遮る高い山が北側に無いのが、その理由らしい。

■本日の宿
岐阜。2連泊の1泊め。
宿に駐輪場がなく、近くの公営駐輪場を利用。
洗濯機&乾燥機が無料。なので洗濯をする。
朝食も無料。