2021/10/14 岡山から六甲・宝塚へ、ひた走る(D333)

明日は兵庫の宝塚大劇場で観劇だ。
今日は、岡山から宝塚まで160キロを走る。4~5時間、ひた走るつもり。

0940 宿を出発。

国道2号線をひた走る。
走って走ってひた走る。

2時間ほど走ったところで出会った風景。癒されるぅ~~。

さらに10分走ったところで出会った風景。実りの秋だ! 日本の原風景。いいね! 

堤防の上をひた走る。広い視界と広い景色! 堤防大好き!

神戸の外国人居住地区を通過。
魔女が見送ってくれた。呪いはかけられてない。はず、、、

WEDDING PLACE Sassoon
息子や娘が結婚するときはここがいいなあ。

ガラス張りのビルが夕陽に輝く。

こんな車も停まっている。神戸だねぇ。

途中、神戸のスーパーで夕食とビールを買い六甲の宿に向かう。

1800 六甲の宿に到着。

六甲の宿から見える神戸の夜景。
この宿から宝塚までは15分。安い宿なのに夜景が綺麗なのはグッド。

■今日の夕食

コンパクト電熱器。熱源の直径9センチ。全体の直径12センチ。CDと同じサイズ。

■本日のデータ
どう考えても何も無し。

■本日の宿
六甲。宿泊客用の電子レンジがない。2連泊の初日。明日も電熱器を使わないと。

2021/10/13 岡山後楽園を歩く(D332)

今日は岡山後楽園を観て岡山市に泊る。
岡山後楽園は、兼六園・偕楽園と並ぶ日本三名園の一つだ。どんな庭なのか興味深い。
倉敷から岡山市までは20キロ、1時間弱だ。

0600 起床。朝食を取りながらブログ書き。

0830 荷造り。

0910 ブログ書き。チェックアウト時間までには終わらないので速報だけ公開。

1010 岡山市に向かう。

1130 岡山後楽園に着く。

1150 正門でチケット購入(シニア140円)、中に入る。

中に入るとボランティアのガイドさんが見どころを案内してくれた。
園内ガイドマップを見ながら時計回りで一周することにした。

観射亭。
矢の練習場所。ここから矢を射る。

遠く岡山城が見える。

藩主用お茶畑。

おそらく小学生の修学旅行。園内の田んぼで作った稲が干してある。

中の島。

中の島に渡る太鼓橋。

八橋(やつはし)
板の数が8枚。だから八橋。京都のお菓子ではありません。

流店(りゅうてん)
外壁がなく風通しがよい独特の建物。

流店の真ん中を水路が通る。水路には飾り石が並ぶ。面白い。

唯心山。小高くなっている。

唯心山からの風景。
やっぱり見下ろすのは気持ちいいよね。

御舟入跡(おふないりあと)
藩主が岡山城から舟で来るときは、ここに着く。

延養亭(えんようてい)
藩主用の居間。内部へは入れない。

黄色の花は石蕗(つわぶき)
日本庭園にはよく植えられている。葉は解毒剤になるらしい。

1330 散策終了。

ゆっくり回って1時間30分。
全体的に単調。桜や梅などはそれぞれがまとめて植えられている。
立体感にも乏しい。唯心山があるだけ。
興味深かったのは流店ぐらい。
ちょっと期待外れかな。

■本日のデータ
岡山後楽園入場料:400円。シニアは140円。

■本日の宿
岡山後楽園の近く。

2021/10/12 備中松山城を観に行く(D331)

今日は、現存12天守の一つ、備中松山城を観に行く。
倉敷からは40km、1時間ほどだ。

0730 起床。
シャワーを浴びたあと、ドリップコーヒーを入れて朝食。

昨日、美観地区のお店で買った清水屋「岡山 生クリームぱん」210円を食べる。
パンというよりスイーツ。皮は酒饅頭のようにフワフワ。生クリームロールケーキみたいな食べ心地。

0930 宿を出発。

高梁川(たかはしがわ)に沿って、堤防の上の道を走る。
堤防の上の道は見晴らしが良く、大好きだ。

1050 鞴(ふいご)峠の駐車場に着く。ここから歩いて城に向かう。

案内所兼売店兼休憩所。

備中松山城 登城絵図をいただく。
「天守が現存する唯一の山城」とある。「山城」がどんなものか楽しみだ。

1115 登城開始。20分ほどで城に着く。
城が建つ山は臥牛山(がぎゅうざん)という。
だから、登城=登山だ。

山道を登る。

石垣が見えてきた。中太鼓の丸跡と呼ばれるところだ。
石垣の上に登ってみた。

高梁(たかはし)市の町が見下ろせる。

さらに登る。

大手門、三の丸の石垣が見えてきた。
高札がある。

登城心得
よくぞまいられた 城主

歓迎してくれるのは嬉しいのだが、、、
「心得」ではないと思う、、、(笑)

大手門跡。

大きな岩の間に小さな石を詰めて平にし、その上に石垣を築いている。
組み合わせ方が絶妙で面白い。

三の丸に向かう。白い土塀が目立つ。

白い土塀が続く。

土塀の一部は岩の上に建てられている。白と緑のコントラストがいい。

この写真をよく見ると、壁にわずかな段差があることに気づく。
この土塀はほとんどが江戸時代のものだが、一部は復元されている。
その境目が壁の段差だ。
向こう側が復元。手前側が江戸時代のもの。

段差の正面から撮影。
向かって右の丸瓦が江戸時代のもの、左が復元後のもの。
苔の付き方が違う。
でも、もっと明確に違う部分がある。さて、それはどこでしょう?

ここです ↓

江戸時代のほう。

復元したほう。
留め方が違いますね。
なぜ同じにしなかったのだろう? やろうと思えばできたはずなのに。

三の丸。

厩(うまや)曲輪(くるわ)。
大手門跡から見えていた土塀はこれ。

土塀矢間狙ってみた鉄砲なら当たりそうな気がする。

こちらからも狙う。
はい、命中!

二の丸の石垣。
角石の上の方は尖っているのに下の方は丸まっているのが面白い。

二の丸に上がったところ。
案内板の後ろの大きな石が目立つ。
石を鑑賞するには案内板が邪魔ですね。別のところに立ててほしかったなあ。

二の丸にある解説板。近づくと案内の音声が流れる。

音声案内装置。センサーで人を感知しているようだ。

二の丸から城下を見下ろす。天守以外で城下が見えるのはここだけ。

大河ドラマに!運動がここでも。
土佐清水では「ジョン万を大河ドラマに!」だった。
全国で何人・何カ所が立候補しているのだろう?
すべて集めて比較して、「〇〇を大河ドラマに! ランキング」を作ったら面白そう。

二の丸から天守を望む。
手前の建物は、五の平櫓(向かって右)、六の平櫓(左)。どちらも復元。

この土塀も復元。時間をかけて調査研究し、精度高く復元してある。

本丸へ向かう。正面左側が料金所。500円。

パンフレットの詳細マップ。文字が小さくて読みにくいが役に立つ。

本丸南御門の正面に天守が見える。

本丸に入ったところ。手前は六の平櫓。

六の平櫓の中。しっかりと復元されている。
梁に仕上げのノミのあとがはっきり見えるのがいいね。

四隅の造りもきちんと復元。いいね。

本丸東御門(復元)
扉ではなく引き戸なのが面白い。左手に石段があるので扉がじゃまにならないようにするためか? 板が薄いので攻撃には弱そうだが、、、

あちこちに秋明菊(シュウメイギク)が咲いている。
この城では赤だけが咲くらしい。亡くなった武士たちの血の色だとか、、、
血の色にしてはピンクなのだが、、、(笑)

天守。
岩の上に石垣を造り、その上に建ててある。いかにも山城。
二層構造。向かって左の部分は1階ではなく接続(つなぎ)廊下。

単純な四角形ではなく凸形。

接続廊下に入る。
奥にある階段から一階に登る。

一階。二重になっている梁が面白い。

梁の曲線が並ぶ。美しい。

側面。四角形の穴は囲炉裏。籠城戦で使うらしい。

正面。
格子を▢ではなく◇になるよう設置している。視野を広くするのが目的らしい。
光の入り方が独特で美しい。

接木された柱。平成13年~15年の大修理の跡。

二階への階段。L字になっている。

上から見下ろすとこんな感じ。お城のL字階段は珍しい。あまり見たことがない。

二階。意外と広い。

正面に神棚がある。とても珍しい。
「神棚があるお城」で検索したら松本城と備中松山城が出てきた。少なくとも2つはあることになる。

柱と梁の組み合わせが美しい。備中松山城独特の構造だ(たぶん)

湾曲した梁が並ぶ。独特のリズム感だ。

角は3本の柱で支える構造。

見晴らしは悪い。城下が少し見えるだけ。

修理のときに交換した部材。これは妻飾り。蕪懸魚(かぶらげぎょ)という形式。

これは唐破風(からはふ)の一部。

それぞれ赤丸の部分。上が 蕪懸魚(かぶらげぎょ) 、下が唐破風(からはふ)。

天守を出て二重櫓に向かう。
江戸時代の建築物なので天守と並んで重要な存在。

天守の後ろに回り込むと二重櫓の正面に出る。
扉は鉄製。

天守の方へ戻る途中の土塀。
丸瓦を留める部分が面白い。

真上からのアップ。ヘヘ型に溝が掘ってある。何のためだろう?

二の丸まで降り、二層櫓が建つ石垣に向かう。

本丸の石垣。
土塀の曲線に圧倒される。石垣の一部は岩の上に乗っている。

回り込むと、石垣の下部はほぼ岩だ。

二重櫓の石垣はすべて岩の上に乗っている。
山城ならではの迫力だ。

岩と石垣の境界部。
岩の上に石を水平に置き、それで上の石を支えているのがわかる。

アップで見ると、すごい迫力だ。

場内で見つけた注意看板。火もマムシもノーサンキュー。

さあ、下城しよう。

登城心得
本日の登城 大儀であった  城主

ねぎらいの言葉は嬉しいが、「心得」ではないと思うが、、、
「登城」ではなく「下城」だし、、、(笑)

登城とは異なる道で下城してみた。

下城途中の風景。こちらの道は距離は長いがなだらか。見晴らしもいい。

1530 鞴(ふいご)峠の駐車場に戻る。

さあ、備中松山城展望台に行ってみよう。
山をグルっと回り込んで隣の尾根まで行く。10km、20分ほど。

途中で見つけた看板と記念撮影。この時刻では雲海は無理だけど。

道端の駐車スペースから展望台まで徒歩1分。この階段を登ったところだ。

展望台から備中松山城を見る。
確かに天空の山城だ。

雲海を見るなら11月下旬。前日に雨が降り、翌日は晴れて冷え込んだ朝がベスト。
コツは、高梁(たかはし)市内に宿泊。夜明け前にいったん起床。霧が出ているかを確認する。
霧が出ていれば、それが雲海だから、急いで展望所に行けばいい。
霧が出ていないときは残念。行っても無駄。また寝ましょう。

■本日のデータ
備中松山城 天守への入場料:500円。シニア割引なし。

■本日の宿
昨日と同じ倉敷の宿。3泊目。