11月15日(木)107日め (速報)黒部峡谷の欅平でレスキューヘリの「ホバリング+患者吊り上げ」に遭遇

そのスクープ写真(笑)がこれ!

明日はわが身かも、と思いながら撮影。

その後、トロッコ電車のオープン車両で1時間20分冷たい風に当たり続け。
寒くて疲れて宿に戻ってから足がつってしまい四苦八苦。

なので速報でご勘弁。
詳細は明日書きます。書く予定。書けるかな?

11月10日(土)102日め 川越から湯沢へ

3rdスタートします、とか言いながら、日光とか西沢渓谷とか、ちょこちょこ行っては戻ってきていた。

けっこう寒くなってきたし、いろいろ迷っていた。
服装、3rdのテーマ、ルート、などなど。

迷っていても時間の無駄なので、ざっくりと、
・完全な冬用装備で、
・秋と寒さを楽しむために、
・新潟(越後湯沢)→富山→石川、ときどき長野
と決めた。
12月半ばには戻るので、1カ月ちょっと。はたして耐えられるのか?

最初に泊まる越後湯沢は、いったん戻る前の最後の宿泊地。
一周というからには連続性にはこだわりたい。

準備に3日。細かい話なので割愛。

しいて挙げればこれ。
常時持ち歩く日本酒(保温袋に入れて保冷剤で冷却)を入れる容器を、
「飲み終わったペットボトル」から「登山用ウォーターパック」に変更。

これがそれ。
1L×2個を用意。これで1升分がバッチリ入る。
飲み終わると容器が薄くなってかさばらない。
とりあえず、飲みかけの七賢700ccぐらいを入れて出発。

今日のルートは、川越→熊谷→沼田→苗場(ドラゴンドラに乗りたい)→湯沢。

熊谷の荒川を渡る橋の上でモーターパラグライダーをやっているが目に飛び込む。

橋の途中でUターンは危険なので、渡り終わってから1kmほど戻る。

ちゃんとしたお店のフライトエリアだ。

こんにちは~。ちょっと拝見していいですかあ~?

いいですよぉ。ここ、エアーウイングって言うお店のフライトエリアなの。
お店は川島町。

そうなんですか。
私、30歳台のときにパラグライダーをやってて。毎週、金曜日の夜行で五竜とおみまで通ってました。
その後、30年ぐらいやってないんですけど、また始めたいなと思ってます。
川越なので、ここまで1時間ですね。夜行で通う必要ないですね(笑)。

ということで、いろいろお話。

こちらはエンジン調整に余念がないメンバー。

こちらは立ち上げ練習に余念がないメンバー。

いいなあ! 日本一周が終ったら、絶対モーターパラグライダー始めるぞ!

いろいろ話したかったけど、時間がないので早々に切り上げ。
ありがとうございます。また来ます。

しばらく、一心不乱に17号線を沼田に向けて走る。

道の駅「天然温泉 伊勢崎ゆまーる」でトイレ休憩。ついでに赤城山とスリーショット。

赤城山を遠くからきちんと見たのは初めてだ。
いつも近くまで来てるのに、ごめんなさい。
冬装備の詳細は改めて。

沼田で有名な、もつ煮で有名な永井食堂の前を通過。
すいていたら食べようと思っていたが、それどころではない。
尋常じゃない行列!

まあ、今日は土曜日だけどね。でも、もう14時だよ。
きっと開店前からずっと行列なんだろう。永井食堂、凄いなあ!

こちらは、持ち帰り用もつ煮込み「もつ子」の販売所。
3人前、1070円。
並んでないので、すぐ買える。
群馬では、もつ煮込みをよく食べるらしい。以前、道の駅のおねーさんとお話したとき、永井食堂から買ってきたのをベースにアレンジするの、って言っていた。

買おうか迷ったが、かさばるし、3日連続で食べることになりそうなので断念。

ひたすら走って苗場に着く。
陽は暮れ始めるし、雨は降り始めるし、寒いし、写真は撮れないし、、、

「ドラゴンドラ」と言う有名なロープウェイに乗りたかったが断念。

さらにひたすら走って越後湯沢の宿に着く。

ところが、この宿でトラブル発生。
事情を聞くと、あるあるネタ。怒ってもしょうがないので紳士的に対応(笑)
宿がごめんなさい、ということで、素泊り3,900円の料金で(たぶん)7,000円ぐらいの部屋に宿泊。
金額はみみっちい話だが、地方の宿の現状が垣間見られて面白かった。

【本日のことわざ】
災い転じて福となす。

【本日のビジネス教訓】
いろんなところで1極集中の傾向が強まる。永井食堂、ハンパない。

9月18日(火)96日め 八海山に登る、、、?

新潟と言えば八海山。八海山といえば日本酒。

じゃなくて、修行の山。

鎖を使うところが多く、時間がかかりそうなので、山小屋に1泊する予定。

0730 宿を出発。

田んぼと八海山。新潟らしい風景。

八海山の麓。ギザギザした山頂がはっきり見える。まるでノコギリの歯だ。

八海神社参道入口。ここは通りすぎて先を急ぐ。

ロープウェイ山麓駅に到着。

山麓駅発の時刻表。

料金表。片道1000円、往復1800円。10月以降は少し高い。紅葉シーズンだから?

ロープウェイから山頂を望む。ガスって何も見えない。

チケット売り場のおねーさんがロープウェイにも乗務。いろいろ解説してくれる。画面に(たぶん山麓駅からの)距離と速度が表示される。

山頂駅に到着。

登山者は自分とほぼ同年齢の人たち。

北朝鮮のミサイルに対して、現実的な対応方法が示されている。関東よりずっと意識が高い。

山頂付近の案内図。

八海山山頂は大日岳だが、そこまでにたくさんの岳を越える必要がある。修行の山と言われるゆえんだ。

釈迦岳と摩利支岳の間にエスケープルートがある。途中で無理だと思ったらここからエスケープルートで戻ればよい。
大日岳の先にもエスケープルートがある。大日岳(八海山山頂)に着いたら、下りはエスケープルートを使えばよい。

遭難多発のお知らせ。登山カードはロープウェイの中で書いた。係員が搭乗者に渡して提出を促していた。

滑落死亡事故多発のお知らせ。

う~ん、気を付けねば。

山頂駅を出たところ。山岳遭難防止広報ののぼりが3つも。先ほどの掲示といい、よほど滑落が多いようだ。

ん? 鳥居の上側の梁?(名称不明)がない。外したようになっている。???

鳥居脇の案内板。要所間の距離と所要時間が示されている。
9合目の千本檜小屋に泊まる予定。今日中に山頂(大日岳)まで行ってから泊まるか、泊まってから明日山頂に登るかは状況しだいで考えよう。

山頂駅の展望デッキからの風景。下に見えるのは南魚沼の町。黄色いのは稲。田んぼが多いことがわかる。

登り口周辺のマップ。展望台などがある。まずはこのあたりを回ってみよう。

展望台。

展望台からの眺め。ガスって近くしか見えない。双眼鏡の出番なし。

避難小屋。下山時、ロープウェイの最終に間に合わなかったら、ここに泊まればいい。

登山口。

1010 出発。

登り始めたところ。夕べ雨が降ったらしい。ぬかるんでいる。赤土が多い。

急な坂になる。土が濡れていて、滑りやすい。慎重に歩く。

しばらく歩く。

どうもテンションが上がらない。ウキウキしてこない。
体調が悪いという感じではないのだが、、、
かったるい、歩く気にならないという感じ。

「遭難注意」の掲示やのぼりが頭にチラつく。

やめるか。

やめよう。

テンションが上がらないときに登ってもロクなことがない。

天気もパッとしないし、道もぬかるんでいるし、、、

よし。戻ろう。

1025 登り始めてから、たったの15分。

下山しながら自問自答。

おいおい。いいのか。ブログに書けないぞ。中止しました、って書くんだぞ。みっともないだろ。やれるところまでやってみたらどうだ。

う~ん、いい。やめる。

ワクワクしないのに登ってもしょうがない。

ブログ書くために登ってるわけじゃないし。

中止しました、って書くのもいいんじゃないの。

山頂駅の時刻表。次回のために撮っておこう。最終の時刻が大事だ。

山麓駅に向かう。下は見えるが上はガス。

客は登頂をあきらめたご夫婦と私。計3名。登頂断念組で話の花が咲く。

山麓駅に着く。

山小屋に電話。宿泊をキャンセル。

さて、心温まる昼食でも食べて宿へ戻ろう。

途中で見かけた標識がこれ ↓

あぶない!! こっち側に自分の車が入れるか

強烈な表現。いいね!

【本日のデータ】
日本一周にあたっての基本方針
1. ワクワクすることだけをする。
2. ブログを目的に行動しない。
3. 臆病になる。