2019/5/11 世界遺産 識名園を散策(D174)

沖縄の世界遺産群でまだ行っていないのが識名園(しちなぬうどぅん)。
首里城の南にあるので南苑(なんえん)とも呼ばれる。
琉球王国最大の別邸で保養や接待に使われていた。

今日はここにいく。

入口。右手がチケット売場。観覧料400円。

入るとすぐ番屋がある。門番さんたちの詰所。

正門に向かう。沖縄では大きいガジュマルがどこにでもある。

いわゆる回遊式庭園なので、中心となる池に向かう道を進む。

池の前に出る。

池の左手にある、育徳泉(いくとくせん)。
水が信じられないほど透き通っている。
この水はどういうルートでここに来るのだろうか?
雨水が入って濁ることはないのだろうか?
不思議だ。

水の中に黒く見えるのは、シマチスジノリ。
淡水に育つ紅藻類(こうそうるい)。もずくみたいな感じ。
育徳泉のこれは天然記念物に指定されている。

御殿(うどぅん)。
国王などが過ごす建物。525平米、159坪もある。

建物の中を覗き込んで、入ろうかと迷っていた。靴が登山用なので、脱いだり履いたりがめんどくさい。
すると、こんな声が聞こえてきた。

すみませ~ん。廊下に座っての飲食はやめていただけますか。汚れるとまずいので。
私、ここの学芸員です。休暇中なのでこんな(ラフな)格好ですけど。

見ると、数人の年配者グループが注意されている。

すみませーん。そう言って年配者グループは素直に飲食をやめた。

おっ、学芸員さんか、チャンスだ。そう思い、質問。

あのぅ、休暇中のところ、すみません。ちょっとお教えいただけますか。
パンフレットに、明治末期から大正のはじめころ増改築された、ってありますが、具体的にはどのような内容だったんですか。

ああ、そうですね。ちょっとこっちへ来てください。と言って靴を脱いで廊下に上がる。
そこで靴を脱いで廊下に上がって。そう言って先に進んでいく。

しまった。これじゃ、上がるしかない。
靴を脱ぎ、廊下に上がる。

はい、こっちへ来て。これ見て。

ほら、この図のね、この部分。
※赤線の部分。赤線は写真に追加。現物にはない。

この、台所などの部分が増築されたと考えているんです。
増改築よりも古い時代の図面にはこの部分がないんですよ。

なるほど、そうなんですね。
もう一つ、いいですか。ここに「あめはし」ですか、「雨端などに民家風の趣を取り入れています」って書かれていますが、これはどの部分のことですか。

ああ、「あまはじ」ですね。「雨端」はここです。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は P1353528-e1557745988883-853x1280.jpg です

外へ大きく突き出した庇(ひさし)がありますよね。この部分のことです。このような部分を「雨端」っていうんです。

なるほど。庇が二重になっていますね。面白いですねぇ。

そのあとも少しお話。
ここは最近まで尚国王の末裔が所有していたらしい。
先の大戦で破壊されたのを復元したのは尚家末裔とのこと。補助金は出たようだが。

ニュースTV取材撮影が入る予定なども教えていただいた。
学生の姉妹がここで琉球舞踊を踊るらしい。
QAB琉球朝日放送、5月14日18時からのニュースで放映予定。

ーーーーー
と、ここまで書いて、今の日時を確認。
5月14日19時07分。

ああ、過ぎちゃった。
奄美大島に向かうフェリーの中なので、電波が届かず、TVは映らないのだが。
ーーーーー

せっかくのお休み中、お時間取らせてすみません。ありがとうございました。

せっかく上がったので、一通り見ることにした。

正面玄関から右手を見たところ。向こうに雨端が見える。
手前の部分は、雨戸を跳ね上げて庇のようにする造り。合理的だ。
工夫すれば今の住宅にも応用できそう。

雨端に面した部屋。写真左手の明るいところが雨端。
手前から向こうへ、大広間、二番座、三番座。

台所や雪隠も撮ったが、長くなるので割愛。
※雪隠(せっちん):トイレ。語源はいろいろある。当時の琉球でこの言葉を使っていたかはわからない。

御殿の前から池を見たところ。
左手に六角堂、右手に石橋。

2つの石橋。こういうの、なぜか渡りたくなる。

石橋を渡る。アーチの一番上を通るときが楽しい。

六角堂。
向こうに御殿が見える。
手前の橋はRを描く3段が1つの石。継ぎ目がない。

橋の手前が花壇になっている。
この花は今までにも何度か見かけたが、ランタナという名前だと初めて知った。

御殿と反対側の小高いところからの風景。
回遊式庭園は景色の変化が面白い。
うちも回遊式庭園にしようかな。
う~ん、広さが少しばかり足りないか。

滝口。
池からあふれた水が落ちる。
落ちるのは水だけにしてほしい、ということなのか、私の前には柵がある。
写真は手を思い切り伸ばしてノーファインダーで撮ったもの。

舟揚場(ふなあげば)。
池に舟を入れたり揚げたりするところ。
舟から見る風景も面白そうだ。オプション料金が必要でもいいから、「識名園で舟遊び!」みたいなサービスがあるといいなぁ。

勧耕台(かんこうだい)からの風景。
勧耕台は、沖縄本島の南部地域を見渡せる展望台。
ここから見えるのは海が全く見えない大陸的風景だ。
ということなので、本当なのか、パノラマで撮ってみた。

確かに海は見えない。ような気がする。雲か水平線か見分けが難しい。

さて、識名園の近くには、面白そうな関連遺跡がある。
厳選して、いくつか行ってみることにした。

まず、沢岻(たくし)親方の墓へ向かう。
※親方(うぇーかた):琉球王国の称号の一つ。王族の臣下中、最高位。

Googleマップにセットして向かったのだが、付近まで行ったあと見つけられない。

やっと見つけた。
写真の正面、階段を登ったところに解説らしきものが見える。
入口はこの道だけなので、発見したときの満足感が大きい。おススメスポット。
ただし、車だと停める場所がない。こんなとき小さいバイクは便利だね。

沢岻(たくし)親方の墓。
石と苔のハーモニーが絶妙。ビジュアル的に好きなタイプの遺跡。

ハンタガー。
ハンタ(端)にあるガー(井戸・泉)だからハンタガー。
地域の飲料水や生活用水として利用されていた、との解説がある。

ヒジ川橋。
石造りアーチ橋。17世紀半ば以前の建造。
アーチが一つなので単拱橋(たんきょうきょう)という分類。難しいね。
アーチが二つだと眼鏡橋(めがねばし)。これはわかりやすい。

橋の手前の石が敷かれたところが「取付道路(とりつけどうろ)」。
橋に取り付けられた道路、ということ。
アーチを描く橋を渡りやすい、いい感じの角度になっている。

反対側。
アーチ状の石に相方積み(あいかたづみ)の石が乗り、その上に布積みの石が乗る。石の組み合わせ方がよくわかる。

金城町(きんじょうちょう)石畳道(いしだたみみち)。
首里城から識名園に向かうために造られたかのような場所にある。
まあ、実際にそうだったと思う。

識名園側から首里城に向かって登る。

途中にある分岐点。

左に進むと、金城(カナグスク)大樋川(ウフ フィージャー)。
共同井戸。

金城村(かなぐしくむら)屋(やー)。
分岐点にある建物。住民に開放されているらしい。子供たちが遊んでいる。
自治会館みたいなものか。

さて、気になり始めたのが「金城」の発音。

金城町は、きんじょう ちょう。
金城大樋川は、かなぐすく うふ ふぃーじゃー。
金城村屋は、かなぐしく むらやー。

「金城」と書いて、「きんじょう」「かなぐすく」「かなぐしく」の発音。
漢字だけ見て、正しい発音をするのは至難のわざ。

と言うことは、さておき。
分岐点まで戻り、右手に向かう。
少し登ると、金城町 大アカギ、と標識がある。こちらに行ってみよう。

百合が咲く、歴史の散歩道。

内金城(うちかなぐすく)の御嶽(うたき)。
石が円形に積まれているところがそれ。
右手前の樹木は5本ある大アカギのうちの一つ。

近くの御嶽(うたき)。名称不詳。
こちらも、裏に回ると石が円形に積まれているのがわかる。
後ろに見える樹も大アカギ。

奥に進むとさらに大アカギが2本。奥の太いのは樹齢300年。
ロープが張られていて、これ以上は進めない。

石畳を戻る。

同じ道なのに、戻り道は違う風景に感じられる。特に坂道はそう。
いい感じの門がある。

格子の間から覗いてみた。

音楽喫茶 Music cafe
音猫 OTONEKO

休み CLOSED

OPEN 日曜日&気分曜日
Time 10AM~夕方(evening)

いいねぇ、このアバウトさ。

中から音楽が聞こえてきた。(たぶん)ご主人は在宅。
今日は土曜日。気分曜日ではなかったわけね。

【本日の宿】
那覇フェリーターミナル付近。2泊め。

【本日のデータ】
観覧料:400円(おとな)
学芸員:休暇中、担当エリアに遊びに来る。勤務外でも真摯な対応が素晴らしい。

2019/5/7 ヤンバルクイナを見に行く(D170)

朝、ご主人とコーヒーを飲んだあと、記念撮影をすることに。

沖縄生まれ、63歳。話好きで気がいい。軽自動車で日本一周を計画中。

午前中は雨が降ったりやんだり。
へちま荘のご主人が遊びに来たので、私も混ざって、しばし歓談。

お昼ごろから青空が見えてきたので、ヤンバルクイナを見に行くことに。
国頭村(くにがみそん)の東側、やんばる学びの森の少し北に、ヤンバルクイナ生態展示学習施設というのがあり、そこで見られる。

宿から21km、40分。

チケットを買い、施設に入る。

ここにいるのはクー太くん。2代目。オス1歳。

グッズまである。人気者。

いよいよ、クー太くんとご対面。

まったく人見知りしない。

ほら、カッコいいでしょ。上手に撮ってね。

なに? もっとカッコいいポーズがほしい? 注文が多いカメラマンだな~。

オレ、広報大使だからな、しかたない。いくぞ! はい!

おお、決まりましたね。さすが!

今年のロードキル(交通死亡事故)件数 9件。昨年22件。
減ることを祈りつつクー太くんとお別れ。

今日はトンボ返り。

宿の近くのファミマで食料とお酒を調達。
明日はお別れなので記念に撮影。

向かって左の男性は「おおしろ」さん、右の女性は「ひが」さん。
(拡大するとネームプレートが読めます)
それぞれ「大城」「比賀」と書く。
沖縄の名前で多いベスト1、2らしい。
そういえば、ゆかいな仲間たちとその友達の4人の中に一人ずついたなあ。
存在確率25% すごい!

【本日の宿】
オクマビーチ&へちま荘の近く。
へちま荘のご主人に紹介していただいたところ。
4泊目。

【本日のデータ】
ヤンバルクイナ生態展示学習施設:入場料 500円(シニア割引なし)

2019/5/4 (2) 動物保護標識特集(D167)

※標識を追加しました(2019/5/7)

やんばるエリアで見つけた動物保護の標識。

ヤンバルクイナいろいろ。

こんなのも、、、

「飛び出し」じゃなくて「横断」。飛び出せないよね。

こんなのも。

最後に、、、自戒を込めて、、、

飛び出し注意!

2019/4/26 うるま市の橋でつながった4つの島へ(D159)

昨夜は、沖縄初キャンプをしたのだが、、、
深夜に、雷鳴と土砂降りの雨音で目が覚める。

ピカッ、と光るとテント全体が一瞬明るくなる。

いち、に、さん、し、、、ゴロゴロバリーン、、、

4秒、遠い。落ち着け。

ピカッ!!! バリバリ!!!バリバリ!!!バリィ~ン!!!!!!

からだが、ビクッ! と動く。

0秒! 真上だ! 落ちないでくれ。

だいじょうぶ。ここには落ちない。落ちるなら高いところだ。照明ポールとか。

ピカッ! いち、バリバリバリーン!

上半身がピクッと動く。

大丈夫。音による条件反射だ。身体を電流が走ったわけじゃない。無問題。

ザアアアアア~。雨がテントに降り注ぐ。

浸水していないか? テントの床面を手で触って水濡れの様子を確かめる。

左側、頭の上、右側、、、
だいじょうぶだ。まったく浸水していない。
すごいなあ! 最近のテントは。

大学時代の北海道ツーリングのとき、テントの中を川のように水が流れ、一晩中、その川の中で寝るしかなかったことを思い出す。
翌朝、身体の後ろ側半分がふやけてブヨブヨになっていた。

雷鳴の恐怖の中で深夜を過ごし、眠れたのは(たぶん)3時ごろ。
目が覚めたら8時過ぎだった。

翌朝は爽快だった。

青空と朝の陽射し。澄んだ空気と鳥の鳴き声。
ああ、キャンプっていいなあ!

喉元過ぎれば熱さを忘れる、とはこのこと。

さて、今日は、うるま市の橋でつながった4島めぐりだ。

と、その前に、まず、藪地島(やぶちじま)。
4つの島とは独立した橋で渡る小さな島。
先端のジャネー洞を目指して行ってみた。

それらしきものは発見できず。バイクを降りて山道を徒歩で進めばよかったのかも。

代わりにこんな光景が。

黒い子猫をなでなでするおねーさん。
羨ましそうに見つめる白い猫2匹と茶色いチャボ3羽。
こっちを見て、なでなでして~、と言うかのような茶色い子猫。

いったん本島に戻り、4島に向かう。

海中道路からの風景。
色の形が面白い。なぜこの形に?

浜比嘉島(はまひがじま)の集落。こいのぼりの季節だ。

美ら海ファーム。
ご主人と少しお話。ヤギとお散歩するツアーをやっている、とのこと。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は P1331609-1280x853.jpg です

ご主人に餌をねだる鳥たち。
ねぇ~、ちょうだい。ちょうだい。ちょうだいよぉ~。

浜比嘉島(はまひがじま)から平安座島(へんざじま)を経由して、宮城島(みやぎじま)、伊計島(いけいじま)へ向かう。

橋の下をくぐる漁船。

川に浮かぶ小舟。

崖の上で土を掘り崩すショベルカー。

煙草畑。

煙草葉収穫用機材。名称不詳。

島から本島に戻り、うるま市内を走っていると、、、

石垣を埋め尽くすピンクの花!

胡蝶蘭!

高江洲中学校。

大樹会 景観賞

納得です!

【本日の宿】※2019/5/5追記

読谷村(よみたんそん)の58号線沿いにあるゲストハウス。2連泊の1日目。
宿のオーナー(女性)は40歳前後。長野県出身。結婚してこちらに来た。お子さんが2人。ご主人はうるま市の出身で、漁師&マリンスポーツガイド。単価が高い珍しい魚だけを狙って漁をする人。
スタッフの女性は30歳前後。北海道出身。ダイビングが好きで何度も沖縄に来ているうちに、飛行機代がもったいないから沖縄に住もう、と移住してきた。

【本日のデータ】
4島のビーチはほぼ私物化されている。見るだけでも料金が必要だと。
よって、ビーチの写真はゼロ。
いくらなんでもちょっとおかしい。

2019/3/29-30 竹富島を歩く(D131-132)

今日は石垣島から高速船で竹富島に行く。

(たぶん)外国人の団体さん。

これに乗る。

日本人の団体さん。この日は団体さんで溢れていた。

まず、竹富島ゆがふ館(ビジターセンター)に行ってみる。
ターミナルの向かいにある。裏手から入る。

アプローチがいい雰囲気。

庭には、トーナチ(和名ハスノハギリ)。

中に入る。

周辺海域の解説がある。

「石垣島と西表島の間に広がる海は石西礁湖(せきせいしょうこ)と呼ばれ、(略)
竹富島は、サンゴ礁が盛り上がって出来た周囲9.2kmの小さな島です。」とある。

竹富島は、サンゴ礁が盛り上がった島なのか! 知らなかった。

竹富島を中心としたマップ。台湾が近い。

昔の人たちはこんなに細かく海を識別していたのか。すごいなあ。

竹富町の島暦(しまごよみ)

ゆがふ館から出たところ。むしろ、こっちが正門。

赤い花が印象的だ。名称不詳。

竹富島にはあちこちにこのような解説が立っている。

中心部の集落に向かう道を歩く。
歩道を覆う樹木が特徴的だ。赤い花が咲いている。

20分ほど歩いて「東のスンマシャー」に着く。集落の入り口だ。

11.2キロの荷物はさすが重いが、やっぱり歩くのはいいね。ゆっくりといろいろなものを見ながら歩くと、今まで見過ごしていたことがいろいろ見えてくる。

少し歩くと竹富郵便局。小さな島なので郵便局はここだけ。

さらに歩くと水牛車に出会う。

追い越して、前に出て撮影。

竹富島のイメージは、やっぱり水牛車。

こちらは次の日に出会った水牛車。いきなり正面衝突!(笑)
ツノがくるっと丸くなっているね。個性的。

おっとっと、もう一台。

宿に到着。

竹富島はこんな感じの民宿がほとんど。
伝統的建築物保存地域なので元民家が多い。
そういえば、星のやがあるが、あれはどうなっている?
民家と同じ意匠で新築したのだろうか?

宿に荷物を置き、身軽になる。

さあ、歩き回るぞ。

まず、なごみの塔に行く。

コンクリート製。昭和28年建造らしい。今は登れない。

塔の下まで登って周囲を見回す。

すぐ後ろにある、あかやま展望台という名のビルの屋上からの風景。
左手になごみの塔が見える。

ちなみに、あかやま展望台の入場料は100円。
無人なので木の箱に入れるシステム。

喜宝院蒐集館(きほういんしゅうしゅうかん)に入る。
こちらも無人。入り口に300円を置くシステム。

展示品はいろいろあったが、この2点がお気に入り。
こんな衣装の女性と会ったら、それだけで惚れそう。

お昼だ。食べないことが多いのだが、せっかくなので沖縄そばを食べよう。

竹の子というお店。有名らしく順番待ち。

お店の向かいにある待合スペース。木陰で涼しかった。

10分ほど待って、入店。

沖縄そば、美味しかった。

心を奪われたのは、店主ご夫婦の娘さん。7歳。
ちょっとおしゃまだけど、聡明な顔立ち。しぐさがかわいい。
会計をするおじいちゃんの後ろで、お釣りを出して渡す。
お客さんが帰ると食器をお盆に乗せてキッチンまで運ぶ。
小さなからだで、麺の器を乗せたトレイを危なっかしげに一所懸命に運ぶ。
そのあとは食器洗い。
胸がキュンキュンしてきた。

カウンター席だったので、すぐ目の前で食器を洗っている。
話かけるなら今しかない。

こんにちは~。いくつですかぁ~。

ななさい

じゃあ、こんど二年生?

(うなづく)

いつもお手伝いしてるの~?

(うなづく)

そう、えらいねぇ~

だめだ、会話が続かない。
思春期にありがちな現象。諦めるしかない。

オレも7歳なので同い年。付き合ってほしい、って言いたかったのだが、、、

片思いはここまでにして、傷心を捨てに海にいこう。

海に向かって少し歩くと、西のスンマシャー。

数分で海に出る。

観光スポット、西桟橋。
透き通る海&記念撮影するファミリー&語り合うカップル。明るい! いいねぇ。

次の目的地は、コンドイビーチ。

照りつける陽射しの中を黙々と歩く。

シロオビアゲハ。黒と白のデザインがいい。
動きが速くて撮るのがたいへん。30枚中のベストショット。

朝顔系の植物。詳細不詳。
陽の光に透ける藤色の花びらが美しい。

コンドイビーチ到着。西桟橋から15分ぐらい。

おお! いきなり夏の風景。いいね。

泳がないので、次の目的地、カイジビーチを目指す。

さっきは車道脇の歩道を歩いてきたが、今度は海岸線を歩いてみよう。

砂浜は、サンゴの破片、貝殻の破片、有孔虫の骨などだけで、岩石の砂は見当たらない。だから白い。サンゴ礁が盛り上がった島だもんね。

陽射しから逃れて休息する二人。

沖縄パインかな?

カイジ浜に着く。
砂浜で何かを探す人たち。近寄ってみよう。

ああっあ、もう、暑くてやってらんないわよ。私は日陰で休みます、と(たぶん)言っているおかーさん。旦那と娘は一心腐乱に何かを探す。

はい、見つけました、星砂!
小さすぎてわからない? 写真を拡大してみてね。

星砂の正体は有孔虫の骨。
ビンいっぱいの骨が300円。
あたしならこっち買うわ、とさっきのおかーさん。
が言っている気がした。

竹富島はどこも花でいっぱいだ。

それでは、風走記写真展「竹富島、花のある風景」をどうそ。

引き続き、風走記写真展「シーサーがいる風景」
※小さくても必ずどこかにシーサーがいます。

【今日のマニアック】

【本日のデータ】
高速船:1330円(往復券)

7月31日(火)59日め 大雪山の黒岳に登る

いよいよ大雪山だ。今日は黒岳に登る。

黒岳は、層雲峡からロープウェイで5合目まで、さらにリフトで7合目まで登れるため、観光客も多い。7合目から歩けばいいので登山としては楽なほうだ。

マップ右上の「黒岳七合目登山口」からハートマークの「黒岳(山頂)」を経て左下の「黒岳石室」まで歩く予定。石室(いしむろ)は、その名のとおり石でできた山小屋だ。

0910 ロープウェイの駅に到着。

ロープウェイ乗り場にはこんな情報が。

黒岳5合目はロープウェイが到着するところ。気温18度とある。涼しそう。石室は気温15度だ。少し寒いかも。

0940 ロープウェイで出発。

ロープウェイで登るにつれて遠くの山が見えてくる。

5合目に到着。約100人乗りのロープウェイがほぼ一杯だった。

案内図の上に書かれている「カムイミンタラ」は「神々の遊ぶ庭」という意味で、大雪山のことだそうだ。ロープウェイからリフト乗り場までが散策路になっている。

リフト乗り場に向かう。

とっていいのは写真だけ。残していいのは足跡だけ。

こういうウィットに富んでる言葉、いいですね。

5合目の標識。リフト乗り場が見える。

リフトに乗る。遠く黒岳山頂が見える。

足元には黄色い小さな花が咲き乱れる。

山頂がどんどん近づく。楽して登るのは楽しい。

リフトを降りると七合目登山口。

ロッジの脇が登山口になっている。ここまでは登山はしない観光客も多い。

1030 ロッジで登山者名簿に記入。12時ごろには山頂に着けるだろう。

ロッジの柱に掛けられた快適モニター。気温22度、湿度49%、不快指数66(快適ゾーン)。絶好の登山日和。

さて、出発だ。

すぐ岩の道に。

岩の道はすぐ終わり、歩きやすい登山道に。

振り返ると大雪の山々。

登山道を整備する若者。確か林野庁からの依頼だと言っていたと思う。記憶が曖昧。

八合目。景色がよく見えるルートで、とても快適な登山道。

登山道の脇には花が咲き乱れる。

ハチを調査中の「モニタリングサイト1000」のボランティア調査員。環境省の生物多様性センターが運営している。このような組織があるとは知らなかった。

ハチの種類を見分ける方法を教えていただいた。見つけたハチの種類・数・場所などを報告するのだそう。ここでも外来種が問題となっているとのこと。

さらに登る。花は咲き、景色はよく、最高だ。

楽しく登るうちに9合目。山頂付近の岩が見え始める。

登るにつれ、岩が多くなる。花の種類も多くなる。

花と景色を楽しみながら登る。

山と花のハーモニー。

 

頂上が近づく。ずっと花に囲まれて登るのは気持ちがいい。

見えた!

神社の屋根が見える。頂上だ。この瞬間が好き。

1225 頂上到着。視界がぱあっと開ける。おおっ! すごい! 思わず息を飲む。

残雪を抱く大雪の山々が眼前に広がる。この景色は壮観だ。

パノラマ写真でこの感動が伝わるだろうか。写真をできるだけ大きく拡大してどうぞ。

例によって記念撮影。

1250 黒岳山頂から石室に向かう。30分ぐらいの距離だ。下り道を歩く。写真の中央やや左下に石室の屋根が見える。残雪があちこちに残るのが印象的。

さらに降りると平らになってくる。

残雪と花のハーモニー。

石室が見えた。ここに立ち寄る登山者は多い。

1320 黒岳石室に到着。近づくと石でできているのがよくわかる。

黒岳トイレ。立派なログハウスだ。

バイオ処理をするトイレだ。用が済んだあと、自転車のペダルをこぐと、便器の中のオガクズと排せつ物がかき混ぜられ、微生物の働きが高まるのだそうだ。

テーブルとイスが用意され、誰でも休憩できるようになっている。

石室の中。入り口付近の受付。

受付の向かい側。

ベッドルーム。予約なしで止まれるとのこと。食事の設備はないので、食事関係はすべて自分で用意する必要がある。

1340 さて、黒岳山頂に引き返そう。

石室付近から黒岳山頂を望む。

行くときには気づかなかったが、こんな可愛い花も。

山頂の登山者が見える。

1410 山頂に戻る。外国人が多い。日本人の60歳台とおぼしきオジサンが若い女性に英語で話しかけていた。

その後も、外国人を見つけると誰彼かまわず話しかける。英語は通じているようだ。「ユーアービューティフル」とか言っている。お調子者。

こういう人は好きなので、話しかけたらすぐ仲良くなった。

せっかくなので記念撮影。(たぶん)滋賀の人(記憶が曖昧)。スーパーカブで日本一周中だと話したらカブに興味があるとのこと。カブを見たい、一緒に下山しよう、ということになった。

1430 下山開始。青森のねぶた祭りに行く予定とのこと。じゃあ、同じだ。青森でまた会えるかもね。などとお話しながら楽しく下山。

するとこんなお客様が、、、

葉っぱの下から、、、

さっと石の上に。こちらを見てご挨拶?

石の上から、、、

下へ降りたと思ったら、、、

素早い身のこなしで草むらに消えていった。さようなら。元気でね。

そんなこんなで楽しく下山。

1700 相棒を停めた駐車場に到着。これはそこから見える風景。

花に囲まれた楽しい登山でした。

【本日のデータ】

ロープウェイ往復:1950円

リフト往復:600円

黒岳石室トイレ:200円

7月30日(月)58日め ぬかびら源泉郷で橋梁三昧

今日は、タウシュベツ川橋梁だけでなく、いろんな橋梁を見てやろう。

と、その前に、まずは糠平湖を見よう。

糠平湖はダム建設で造られた湖で、周囲のアーチ橋梁群は北海道遺産に指定されている、という解説。

近くには士幌線(しほろせん)の名残もたくさんある。

線路が残っている。この線路に沿って歩いていくと、、、

士幌駅跡に出る。倒れたままの装置が痛々しい。

剥き出しの錆びた台車。マニアにはたまらない。

反対側から。この線路が前の写真のところまで続いている。

ずいぶん良く保存されているなあ、と思ったら、、、

上士幌町鉄道資料館。元糠平駅の跡地に建てられたもの。この日は休みだった。残念!

ひがし大雪資料館に戻り、情報収集。

これが橋梁のガイドマップ。たくさんの橋梁があることがわかる。

まず最も近くの糠平川橋梁に行く。

次は、少し南に戻って第二音更川(おとふけがわ)橋梁に行く。ここは鱒見覆道と鱒見トンネルの間の短い区間から見えるだけなので気づきにくい。

鱒見覆道を出たところに細い脇道があるのでそこに相棒を停めて歩く。

道路から見た第二音更川橋梁。Googleマップに登録されていない穴場だ。

ここが相棒を停めた場所。相棒と道路の真ん中(写真中央)に橋梁がわずかに見える。

せっかくなので、歩いて橋梁まで行ってみる。

橋梁へ向かう道。

車道とは反対側から見た橋梁。橋梁の上に樹木が生い茂っているのがマニア好み。

橋梁まで降りてみる。

橋梁の上に乗ってみる。立ち入り禁止にはなっていない。

次は、鱒見トンネルを北に抜けたところにある第四音更川橋梁。

真ん中は既に無く、両サイドだけが残っている。

さて、いよいよタウシュベツ川橋梁に向かう。

途中にある五ノ沢橋梁。

アーチが一つの小さな橋梁。

しばらく走って、タウシュベツ川橋梁の展望台に到着。

展望台入り口。貼り紙を見ると、、、

残念なお知らせが、、、

7月14には水没していたのだ。このころ大雨が降って増水したのだろう。

念のために展望台まで行ってみる。

橋梁はまったく見えない。

「10月頃には完全に水没し」とあるので、例年なら7月には上部ぐらいは見えていたはずだ。

まあ、自然には勝てない。諦めて進むと第五音更川橋梁がある。タウシュベツ川橋梁(130m)に次ぐ大きさ(109m)だ。

樹木で全体が見えにくいが、大きいのは確か。

これで橋梁三昧は終了。タウシュベツ川橋梁は見えなかったが、いろいろな橋梁を見られたのでよしとしよう。

さて、北海道へ来たら大雪山に登らねば! ということで層雲峡(そううんきょう)に向かう。60km、2時間。余裕だ。

天気はいいし、景色もいい。

白樺並木。北海道らしい風景。

と、鹿の親子が、、、

左が親鹿、右が小鹿。

親鹿。

小鹿。

どちらも耳にタグがついていない。完全な?野生。

そんなこんなで層雲峡の宿に到着。

【本日のデータ】

日本各地の大雨はこんなところにも影響を与えていた。

7月22日(日)50日め 知床五湖でクマに遭遇!?

網走から知床半島に向かう。知床五湖を回りたい。

途中で小清水原生花園に立ち寄る。

ハマナス。

向こうに見えるのはトウフツ湖(濤沸湖)

ちょうど、1日に上下線合わせて11本という電車がやって来た。釧網本線(せんもうほんせん)。網走駅と東釧路駅を結ぶ。ずっと赤字なので存廃が検討されているようだ。

昨日と似た風景が続く。

知床五湖フィールドハウスに着く。

現在の知床五湖はガイドツアーに参加しないと五湖すべてを回ることはできない。ヒグマが多く危険だからだ。ということでガイドツアーに参加する。

ツアーの前に10分間ほどのレクチャーがある。上は、最近いつどこにヒグマが出たかを説明するガイドさん。ホワイトボードに小さく描かれたクマの顔がヒグマ発見場所。ほぼ全域に顔が描かれている。

レクチャーを終え、さて出発というときに、中止の連絡が。一つ前のグループがヒグマに遭遇したらしい。今日のツアーはすべて中止になった。

残念!

外に出てみると、ツアー中止の黄色い張り紙が  ↓

せっかくなのでガイドさんと記念撮影。

高架木道を歩けば一湖までは行ける。行ってみよう。

(注)5つの湖それぞれの名前は、単純に、一湖、二湖、三湖、四湖、五湖という。

入り口の案内板。オレンジの線がヒグマの出没に関係なく歩けるところ。一湖まで続いている。

高架木道の脇に貼られた電線。常に電流が流れており、ヒグマが木道に上がらないようにしている。

反対側にも。

終点の一湖まで歩く。

終点にある一方通行出口。ガイドツアー参加者は、五湖→四湖→三湖→二湖→一湖と回るので、最後にここに来て、向こう側からこちら側に入ってくるのだ。

一湖を望む。

さて、引き返そう。

歩いてきた木道がずっと先まで伸びている。

引き返す途中で何やら人々が騒いでいる。ヒグマがいるらしい。

じっと目を凝らすと、、、いた!

耳が見えなければ岩と区別がつかない。一瞬見えたと思ったら、すぐに見えなくなった。

しばらくヒグマを探すと、、、いた!

はっきりと姿が見えた。大きい。

親子連れで三頭いたのだが、一番大きいのでお父さんだろう。

ガイドツアーは中止になったが野生のヒグマが見られたので、これはこれで良しとしよう。

【本日のデータ】

5月~7月はヒグマの活動期。5つの湖すべて回るにはガイドツアー参加が必須。