今日は、潮来を散策する。
1000 連泊なので、必要な荷物だけを持って相棒バイクで出発。
1030 潮来駅の観光案内所に着く。
観光マップをいただき、お薦めスポットや紅葉の状態などを教えていただく。
ミカンまでいただく。ありがとうございます。
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駅の近くに停まっていた車。目を引く。
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コルベット。アメ車だ。
アメ車は、最近の日本ではとんと見かけなくなった。珍しい。
数分で観光の中心エリアに着く。
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常陸利根川(ひたちとねがわ)。
大型遊覧船が停泊中。うらぶれた感じがやるせない。
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小型の遊覧船。
人の気配がない。まあ、時期外れだからね。
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観光船のチケット売場。
近寄って覗いてみたが、人の気配がまったくない。
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年季が入った看板。
文字が消えて読めない。うれぶれ感がすごい。料金表は新しいのが貼ってあり、鮮明。
昭和感があっていい、と考えるか、うらぶれ感は観光にマイナス、と考えるか。
私が関係者なら、すぐにでも新しくするのだが。
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常陸利根川の対岸にある閘門(こうもん)
十二橋めぐりの船は、あの閘門を通り抜けて、向こうへ進む。
水面の高さが異なるので、二つある閘門で運河のように船の高さを調整するらしい。
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二重閘門とは反対側の水路。小型遊覧船が並ぶ。
こちらは閘門は1つ。
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一台の遊覧船が出発。目の前を走り抜けていく。
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遊覧船が走る水路。
右手の柳の向こう側に回ってみよう。
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水郷潮来あやめ園。
6月にはここにアヤメが咲き乱れ、観光客でいっぱいになる。
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アーチ橋あたりに何か施設がある。
行ってみよう。
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アーチ橋の上からの風景。アヤメが咲いたら綺麗だろうね。
写真左下に銅像が見える。あとで行ってみよう。
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水路側のアーチ橋から。
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潮来の伊太郎。
橋幸夫の歌が有名だ。
と思ったら、足元にこれ ↓
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まず、これでしょ。伊太郎旅唄。
押してみた。
潮来の伊太郎~、ちょっと見なぁれば~、薄情そうな渡り鳥~。
橋幸夫の歌が流れる。懐かしい。
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風の音しらべ、というイベント中。
短冊に願いを書いて、ロープに下げる、という七夕の秋バージョン。
無料だとのこと。ならばということで、願いを書いてロープに下げる。
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右上手前の黄色いのが私の。
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ごく当たり前の、心からの願い。
う~ん、対象を限定しているのが、心が狭い気がする。
でも、限定しないと、人類と生物に健康を、となって噓っぽい。
願いごとは難しい。
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反対側にも短冊が並ぶ。
手前には風車。いろいろ演出が細かい。
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東屋にも風車。
風が吹くとクルクルと回り出す。
この時期は観光客が少ないので、何とかしようと苦肉の策。
アヤメなど特定の時期だけ盛り上がる観光地がみな抱える悩みだ。
水郷旧家磯山邸に向かう。
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途中で出会った風景。自治体の消防団が用具の手入れの真っ最中。
20~30歳の若者たちが真剣に手入れをしていた。いいね。
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磯山邸。
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近くにいた男性に案内をしていただく。
とても詳しいと思ったら観光関係のお仕事をしている人。名刺をいただく。
株式会社 いたこ まちづくり観光事業部 マネージャー
とある。
潮来市から委託されて、管理・企画・推進・整備などを行っている。
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磯山邸は、古くなった民家を潮来市が譲り受け、リノベーションをしたもの。
構造材・建具などを活かしつつ、宿泊施設として再生してある。
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梁が見えるのがいいですね。
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ガラス戸の細やかな模様。
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場所により、模様が異なる。
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部屋の太い梁をそのまま活かしている。
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神棚。扉の模様の細かいこと。
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奥座敷。
部屋の境の欄間が何もない空間なのはなぜ? と尋ねたら、
傷んでいたので修理して、あっちに使っています。
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あっち、というのがこれ。玄関脇の窓に使っている。なるほど。いいアイデア。
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奥座敷の障子。細かな模様が芸術的で美しい。
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潮来花嫁さんは舟で行く~、という歌そのものの動画を見せていただく。
これは本当の花嫁さん。以前はモデルだったが、今は本物。
アヤメの時期に、花婿と花嫁がここに泊まり、すぐ前の舟着き場から舟でアヤメ園に行き、みんなの祝福を受ける、というイベントをやっているとのこと。
1日1組、1ヵ月間、29組限定、特別価格。毎年、申し込みが殺到するらしい。
舟着き場に案内していただく。
と、ちょうどそこに、、、
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ちょっと前に新郎新婦だった人たち。今はただの朗と婦。
奥さまが手を振ってくれた。心優しい明るい奥さま。旦那さまの笑顔もいいですね。
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舟着き場エリアにある、江戸時代の蔵。
大谷石(おおやいし)製。
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耐震構造リニューアル済み。テナント募集中。
ここで何をするにしろ、アヤメの時期は稼げても、その他の時期が問題だ。
アヤメ園から徒歩600m、徒歩7分という距離もハードルだ。
ターゲットは、磯山邸を見に来る人たち、舟に乗って来る人たち。
あとは店舗自身の集客力か。
と分析っぽいことをしてみたが、アイデアは浮かばず。私に商才がないのは確か。
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長勝寺(ちょうしょうじ)
足場で囲まれていた。
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光がなく、紅葉が冴えない。
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たまたま通った道沿いの長屋門。立派だ。
Googleマップには名称記載なし。一般住宅か。
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やがて有形文化財に指定されてもおかしくない造り。
記念に相棒バイクと私を入れてスリーショット。
私とバイク、どこに写っているか、わかりますよね。
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見学可能な蔵元がある、というので行ってみる。
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駐車場にバイクを停め、説明係の指示にしたがって靴をサンダルに履き替える。
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洗米風景。手前の女性がストップウォッチで洗米時間を計測。
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男性2人がお米を洗う。
これは高級酒だから手洗い。ごく一部。洗米機で洗うのがほとんど。
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お米を蒸す釜。
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もろみを作るタンク。
蒸したお米、麹(こうじ)、水、酒母(しゅぼ)などを混ぜて発酵させる。
ここがお酒造りのキモ。
この人が説明係。最初は固くて怖そうな印象だったが、、、
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もろみからお酒を搾る機械。
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貯蔵タンク。
生酒原酒が入っている。う~、タンクから直接飲みたい。
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売店。
書き忘れたが愛友酒造という蔵元さん。
説明係の人にいろいろなお話を伺う。
さっき、ストップウォッチで計っていた女性がいたでしょ、あれが社長。
ブログに書いていいかは社長に聞いて。
わかりました。ちょっと行ってきます。
しゃちょ~! 私、日本一周中で、ブログ書いてまして、さっきお伺いした製造行程の話とか、撮影した写真とか、載せてもいいですか?
いいですよ~。
ホントは、どうして社長を継いだのかとか、そんなお話を伺いたいんですが、お仕事で忙しそうなので、今日はやめておきます。
ありがとうございました。
社長、男たち、大笑い。
説明係の人と、バイクに向かう。
社長さん、おいくつなんですか。まだ若そうですね。
もう60だよ。
うそ。ずっと若く見えますよ。
マスクしてれば、みんな若く見えるの。
オレはいくつに見える?
う~ん、80歳(笑)
またぁ、よく言うよ。
今日は試飲できないから買いませんけど、
今度、カミさんと来たときに、試飲させてくれたら買いますね。
オーケー。アヤメが咲くころにまた来て。待ってるよ。
バイクで敷地を出る途中、社長たちに、ありがとうございましたぁ~、と大声でお礼。
3人が笑いながら手を振ってくれた。
■本日のデータ
潮来市では、外部の会社に委託して、観光事業を推進している。
委託されているのは、株式会社 いたこ。
まちづくり観光事業部のマネージャーさんはとても熱心で、いろいろ企画・計画中。
来年のアヤメの時期にコロナが落ち着いていたら、面白いイベントが見られそう。
花嫁さんが舟で行く光景も毎日1回は見られると思う。
読者の中に来年ご結婚の予定者がいたら、応募してみたらかかが。
そのときは、ブログのコメントでお知らせください。祝福に駆けつけます。
愛友酒造。
持論だが、見学をさせてくれる蔵元は、いろいろ積極的に挑戦していることが多い。
ここも、社長自らが洗米作業に加わって、おそらく何か研究している。
今回は買わなかったが、スーパーで売っていたら買ってみよう。
■本日の宿
昨日と同じ、神栖市(かみすし)の宿。