2019/9/17 今日もブログ書き、本末転倒?(D211)

今日もブログ書き。溜まっていたのを一挙に書く。
宿に籠ってブログ書きとは本末転倒、という気もするが、思い出しながら書くのは楽しい。
記録しておかないとドンドン忘れるが、書いておけば思い出せるのもいい。

書いたことを読むと、書いてないことまで思い出す。
脳の構造の奥深さを実感する。

9月5日の縄文杉から溜まっていたのをすべて書き終わった。
さあ、祝杯を挙げてから寝よう。

【本日のデータ】
MaxValueはコストパフォーマンスがいいお弁当がある。
イオン系も捨てたものじゃない。

【本日の宿】
昨日と同じ。宮崎市街。

2019/9/16 宿に籠ってブログ書き(D210)

速報でゴマ化していたが、ブログがどんどん溜まっていく。
ここらでまとめて書いちまぇ、ということで、宿に籠ってブログ書き。
私って、けっこう真面目?

【本日のデータ】
コンビニの豚骨ラーメンは意外に美味しい。新発見。350円ほど。

【本日の宿】
宮崎市街。連泊予定。

2019/9/06 ヤクスギランドを歩く(D200)

ヤクスギランドは屋久杉の中をお手軽にトレッキングできるエリアだ。
80分コース、150分コースなど、いくつかのコースがある。

入口で入林協力金500円を支払って中に入る。
小雨模様だったが、せっかくなので一番長い150分コースを歩くことに。

大小の切り株が点在する。

樹齢千年を超えたものだけが屋久杉と呼ばれるらしい。

吊り橋がいくつかある。ゆらゆら感が好き。

流された倒木。ここも歩道の一部だ。ロープに沿って歩く。

コースの分岐点。150分コースは細い山道を登るのだ。

道がしっかりと登山っぽくなってくる。いいね。

またまた大きな切り株。別の新しい樹が根を下ろしている。

ひげ長老。小学一年生が考えた名前だ。苔が髭のように見えるから、だそう。

天柱杉。天を支える柱なのか?

母子杉。二本の杉の根元がくっついている。
なぜ父子杉じゃないのか、などと野暮なことは言わないでおこう。

150分コースを3時間かけてゆっくり回った。
縄文杉ほど体力は使わないので、手軽に屋久島の雰囲気を楽しめる。お薦め。
ヤクスギランドという軽いネーミングのせいで損してる気がする。

ヤクスギランドを出て車に乗ろうとしていたら、警備員のおじさんに紀元杉を観に行くことを勧められた。

紀元杉は車で10分ほどだから行ってみなぁ。
触れるよ~。パワーがもらえるよ~。

触るの? そりゃいいね。
ということで、行ってみた。

樹高19.5メートル、胸高周囲8.1メートル、推定樹齢3000年。
すごい迫力。

遊歩道が近いのでこのように触れる。パワー、いただきましたぁ。

宿に戻る途中、5月の大雨で崩れた場所を確認。
バスが立ち往生して314人が帰れなくなった場所がここ。
現在は通れるが、まだ工事中。

【本日のデータ】
ヤクスギランドまでは車で行ける。
紀元杉まではそこから車で10~15分。
いずれも屋久島を味わえるお薦めスポット。
ヤクスギランドは500円、紀元杉は無料。

【本日の宿】
昨日と同じ。安房市街の小さなビジネスホテル。

2019/9/05 縄文杉に会う! 往復10時間30分歩き通しでヘトヘト(D199)

さあ、今日はいよいよ念願の縄文杉だ。
今回は3度目のチャレンジ(注)。何とか成功させたい。

(注)
1度目:島に渡る前日、屋久島に降った大雨で崖が崩落。荒川登山口(縄文杉への出発点)に通じる道路が通行不能になった。縄文杉に行っていた314人が荒川登山口で一夜を明かした。詳しくは「2019/5/18 鹿児島行きフェーリーに乗る(D181)」参照。
2度目:屋久島に渡ったその日にドクターヘリで鹿児島の病院に運ばれた。詳しくは「2019/7/22 (後編)ドクターヘリで屋久島から鹿児島に!(D192_2)」参照。

0330 起床。出発準備。宿に頼んでおいたお弁当(朝・昼)を受け取る。

0420 レンタカーで宿を出発。

0430 屋久杉自然館に到着。交通規制があり一般車は荒川登山口までは行けない。ここからバスで行くのだ。

0500 バス出発。

0540 荒川登山口到着。
朝食弁当を食べ、準備体操をし、トイレに行く。

0600 記念撮影をして出発。

はたして無事に往復できるのか? 不安でいっぱいだった。

トロッコの軌道を歩き始める。
前を歩くのは、わが家の女王陛下。公務がないので私も行く、ということで同行。

インディジョーンズ風のトンネル。
写真を撮っているのは、山ガールとガイドさんのグループ。

じゃあ、私も、ということでパチリ。

朽ち果てたトロッコの車両。おそらく展示品。

斜面から流れ落ちる水。屋久島らしい風景。

花崗岩剥き出しの山肌。

手すりがなく、幅が狭いトロッコ橋。よろけると落ちそう。慎重に渡る。

小杉谷小・中学校跡。
案内板を見ているのは前を歩いていたグループ。
私たちはガイドさんなしだったが、ガイドさん付きのグループが多かった。

と、ヤクシカ発見!
ラッキー!と思いつつ写真を撮る。
動きが速く、まともに撮れたのはこれ一枚。

手すりがある幅広いトロッコ橋。
いい雰囲気なので記念撮影。

トロッコの引込線。
分岐ポイントの切替ハンドルが渋い!

0900 大株歩道入口に到着。ちょうど3時間歩いたことになる。
トロッコ軌道はここで終了。ここからは登山道になる。
トイレに行く。この先にはトイレがない。

0910 登山道を歩き始める。
これからが本番だ。ここから縄文杉まで往復4時間の予定。

岩と根の道が続く。

翁杉(おきなすぎ)

0950 ウィルソン株

屋久杉の切り株だけが残ったもの。中は空洞。胸高周囲13.8m
豊臣秀吉の命令により大坂城築城のために切られたと言われている。
アメリカの植物学者アーネスト・ヘンリー・ウィルソンが西洋文化圏に紹介したので、この名が付いた。

ウィルソン株の中からの風景。
ハート形に見えるのは特定の一カ所だけ。その場所を探すのがポイント。

アップダウンが延々と続く。

ところどころに木製の階段が設置されている。
階段はつらい。歩幅が強制されるからだ。
膝を手で押し下げ、ウン、ウンと言いながら登る。

1045 大王杉

1050 夫婦杉

2本の杉の枝がつながっていて、まるで手をつないだように見えるから夫婦杉。
う~ん、手をつなぐ夫婦はあまり見たことがないのだが、、、

1120 老木に食べられそうになる。

何とか脱出成功(笑)

1135 メドゥーサの杉

メドゥーサはギリシャ神話に登場する髪の毛が毒蛇の女性。
確かに似ている。見たことはないけど。

1140 縄文杉に到着!

やったー!

展望デッキが少し離れていて、これ以上近づけないのが残念!
もっと近いところから、周囲16.1mという太さを感じたかったのだが。

1200 下山開始

帰りはつらい。
黙々と登山口を目指して歩く。
疲れて足がもつれる。転ばないよう慎重に歩く。
トイレに行きたくなってきた。ガマン、ガマン。

1350 大株歩道入口に到着。登山道はここで終了。
トイレに駆け込む。
お弁当を食べる。
沢の水を飲む。ペットボトルにも入れる。
屋久島の水は美味しいので有名だ。確かに美味しい。

1410 出発
ここからはトロッコ軌道を戻る。
荒川登山口到着目標を1630と決め、ドンドン歩く。

1620 荒川登山口到着。10分後に帰りのバスが出ると言う。ラッキー。

1630 バス出発

1710 屋久杉自然館に到着。車に乗り換えて宿に向かう。

1730 宿に帰還。
無事に往復できてよかった。女王陛下、お疲れさまでした。

【本日の夕食】

トビウオの姿揚げ。
羽がパリパリで美味しかった。

トビウオのすり身の薩摩揚げ。弾力性があって美味しかった。

【本日のデータ】
歩行時間:10時間30分(休憩を含む)
歩行距離:35.7km
歩行歩数:4万4599歩(起床から就寝まで)
登った階数:88階(換算値)

【本日の宿】
昨日と同じ。安房市街の小さなビジネスホテル。
夕食はこの宿で食べた。

2019/7/27 療養のためいったん帰宅(D197)

少なくとも1カ月は休養してから日本一周を再開してね、と医師から念を押されているので、飛行機でいったん帰宅することにした。
相棒バイクは屋久島の病院で預かっていただけるとのこと。狭心症を見つけていただいた上に、バイクまで預かっていただけるとは!
本当にありがたい話だ。感謝しかない。

0800
退院。

鹿児島空港に向かう。
病院前→(路面電車)→鹿児島中央駅→(バス)→鹿児島空港というルート。

1130
羽田に向けて出発。
近畿地方を台風が通過中だが、飛行機は迂回して飛ぶらしい。

1320ごろ
東京上空に到着。雲は多いが雨は降っていない。

翼のハートとスカイツリーとのツーショット。
ちょっと霞んではいるが、なかなかいい絵では? お気に入り。

1330ごろ
予定より15分遅れで羽田到着。台風の影響とのアナウンスあり。
台風を迂回したからだろう。15分遅れなら立派なものだ。

1600
帰宅。

【本日のデータ】
路面電車:鹿児島市内の主要地点をカバーしている。10分間隔ぐらいで走っているので便利。
鹿児島空港行きバス:鹿児島中央駅から10~15分間隔で出ている。空港まで40分前後。
飛行機:今回はスカイマークのシニアメイト1(満60歳以上が対象)という割引制度を利用。同社の各種割引の中で最も安い。便の変更ができないので、確実に搭乗できるときに利用するとお得。

【本日の宿】
自宅。

2019/7/23-26 心臓リハビリ&心肺運動負荷試験(D193-D196)

■7月23日(火)入院2日目

経過は順調。
ICUから一般病棟へ移る。

主治医から今後の見通しを説明していただく。
・ 1週間ほどで退院可能。
・ 1カ月ほど療養が必要。
・その後は定期的検査が必要。
・ 薬は継続的服用が必要。
・ お酒は一般的な留意事項を守ればOK。
・日本一周の継続可否は心臓へのダメージ状況しだい。 今後の検査結果を待て。

■7月24日(水)入院3日目

心臓リハビリ実施(1回目)
療法士さん指導のもと、室内トレーニング自転車を漕ぐ。
60~65回転/分、 回転負荷は低め(軽め)、20分間。
楽すぎて物足りない感じ。

■7月25日(木)入院4日目

主治医からカテーテル手術時の詳細説明をしていただく。
手術時の冠動脈の状態を画像で見て、どこがどのように詰まっていたのかがよくわかった。
詰まっている個所をバルーン(風船状の器具)で広げて、ステント(網状の金属製チューブ)を入れる様子も画像で確認。

心臓リハビリ実施(2回目)
昨日と同様、室内トレーニング自転車を漕ぐ。
60~65回転/分、20分間。
回転負荷は時間とともに少しずつ高くなっていく。
少し運動した感じ。

■7月26日(金)入院5日目

心肺運動負荷試験を実施。
これで日本一周の継続可否が判断される。ドキドキ!

測定・解析の先生方(医師、療法士、技師など)が6~7名集まる。
試験専用の室内トレーニング自転車に乗り、酸素マスク、心電図測定用コード、心拍数計、血圧計をつける。

試験開始。
60~65回転/分に保ち、漕ぎ始める。
1分ごとに負荷(ペダルの重さ)が段階的に高くなっていく。
約18分後、限界ギリギリまで負荷が高くなったところで終了。

結果は好調だった。

上のような報告書をいただく(一部抜粋)。

心臓の性能は、同年齢の健常者平均を100%とすると、私は110%。
健常者平均より10%ほど良いという結果だった。
※オレンジマーカー(上)の「比(%)」の部分。

先生方としばし雑談。

おお、健常者よりもいいのは初めてだね。

ホントですか? やったね!

バイクで日本一周中なんだって?
これなら続けても大丈夫だけど、一カ月間は療養しないとダメだよ。
前にね、マラソン中に倒れて手術して、1カ月しないうちに走って、また倒れて2回目の手術をした人がいたからね。

山に登ったりもしたいんですけど、大丈夫ですかね?

心臓に負荷がかかり過ぎないように、ゆっくり登れば大丈夫だよ。
頑張り過ぎないように注意したほうがいいけどね。
みんな、つい頑張っちゃうからなぁ。

熊本県に3333段の石段があるから登ってみたら(笑)
美里町の釈迦院御坂遊歩道というところにあるよ。

そうですか、行ってみます。
ゆっくり登れば1万段だって大丈夫なんじゃないですか?

う~ん、1万段はやめたほうがいいかも(笑)

その後、リハビリ担当の療法士さんから詳しい説明を受ける。

最大運動時の強度(METs)を7.47以下、心拍数(bpm)を122以下に抑えるのがよいということだった(上図の赤枠)

数値だけではピンとこないだろうということで、運動強度と運動内容との関係がわかる対応表をいただく。

上表の左端、手書き赤字で、「M」が通常運動時、「Max」が最大運動時。
速く走るのはNGだが、ジョギングはOK。軽めの荷物を背負っての登山はOK。

上表にはないが、 スコップで穴を掘ったり土を持ち上げたりするような、瞬間的に「ふんっ!」と力がかかる動きは要注意とのこと。瞬間的に心臓に負荷がかかるらしい。

いずれにしても「身体的には」日本一周の継続はできる。
1カ月我慢するぐらいたいした問題ではない、と思うことにしよう。

だが、はたして、わが家の女王陛下から継続許可は下りるのか?
むしろ、そちらのほうが問題だ、、、

1カ月間、ゴマを擦って擦りまくるしかないだろう。
ブログのタイトルを「ゴマすり奮闘編」とでもしようか、、、(笑)

【本日のデータ】
心肺運動負荷試験の結果:健常者の110%
運動時の留意点:最大運動時の強度(METs)を7.47以下、心拍数(bpm)を122以下に抑えること
日本一周の継続:(身体的には)問題なし(ただし頑張り過ぎないこと)

2019/7/22 (後編)ドクターヘリで屋久島から鹿児島に!(D192_2)

昨夜、深夜に10分間ほど呼吸が苦しくなることがあった。
今年の冬にも似たようなことがあり、近所のお医者さんに行ったところ、軽い気管支喘息(きかんしぜんそく)の兆候があると言われていた。
気管支喘息は冷たい空気を吸って気管が収縮し狭くなるために起こる。だから温めて広げてやればいい。
昨夜もそうだった。クーラーで室温が下がりすぎたせいだろう。お湯を沸かしてペットボトルに入れ、タオルで包んで胸に当てていたら、しばらくして治った。

昨夜はそれでよかったが、明日は縄文杉まで往復する予定だ。縄文杉は島の中央部にあり、登山口から徒歩で往復10時間ほどかかる。もし、その間に雨に会い、空気が冷え込んだ場合、喘息が起きる可能性がある。万が一に備えて、喘息の薬(気管拡張剤)を処方してもらうことにした。

Googleマップで調べると、宿に向かう途中に大きな病院がある。
よし、ここに行こう、と決めた。

1415
屋久島環境文化村センターを相棒バイクで出発。

1420
5分ほど走り、病院に着く。

1440ごろ
診察開始。今は喘息の症状は出ていない。念のため心電図をとることに。

1520ごろ
再び診察開始。

(心電図を見ながら)う~ん、この部分の波形が気になるなあ。

えっ、どこですか? 波形整ってますよね? 不整脈じゃないですよね?

うん、不整脈じゃない。全体的な波形は問題ないんだけど、、、
ほらここ。上にピンと大きく跳ねたあと、波が下に落ちるだろ。落ちたところのv字の部分。ここが微妙に気になるなあ。

どう気になるんですか?

う~ん、狭心症(きょうしんしょう)の可能性がある。

きょ、きょうしんしょう? きょうしんしょうって何ですか?

心臓があるでしょ。その周りに冠動脈(かんどうみゃく)っていう動脈が3本あるのね。こっち側に2本、反対側に1本。その3本のどれかが詰まりかけているかもしれない。まだ詰まりかけだから狭心症。完全に詰まったら心筋梗塞(しんきんこうそく)。

完全に詰まってるわけじゃないんですね?

詰まってたらね。苦しくて、こうやってしゃべってられない。
ま、倒れてるね。

でも、今、バイクで日本一周中で、山へ登ったり、トレッキングしたり、けっこう動いてますけど、胸が痛くなったり、昼間に呼吸が苦しくなったりすることは一回もなかったんですけど、、、
呼吸が苦しくなったのは夜だけなんですよ。温めたらすぐ直ったし、、、

狭心症の場合ね、人によっていろいろなの。まったく何の自覚症状もない場合もあるし、歯が痛くなったり、肩が凝ったりね。
詰まっていると血液の通り道が狭くなってるでしょ。そこに何かがごく短時間だけ全部詰まって、すぐに流れて行ったりすることもあるわけ。夕べも、ちょっとの間だけ詰まって、そのときに呼吸が苦しくなったのかもしれない。

そ、そうなんですか。

まあ、今の段階では、あくまで可能性だけどね。
ただ、もしそうだったら、今、この瞬間に完全に詰まって心筋梗塞になる可能性もあるよ。

血液検査とエコーをやろう。それではっきりするよ。
それで何ともなければ安心でしょ?

はい。そうですね。

1610ごろ
三度目の診察開始。

(血液検査の結果を見せながら)はい、この項目、見て。
この項目の数値がこれだと、ほぼ間違いなく狭心症ですね。

ええっ、そうなんですか。

うん。
心臓がダメージを受けてると、この項目の数値に現れるの。ダメージを受けたときにこの成分が分泌されるわけ。
夕べ、呼吸が苦しかったって言ったでしょ。そのときに心臓がダメージを受けた可能性があるね。

エコーで見た心臓の動きもね、このあたりが少し動きが鈍いかな。ほんのちょっとだけどね。

心臓がダメージを受けるとね、ダメージを受けた部分の筋肉は元には戻らないの。今はまだ比較的軽いダメージだと思うけど、もう一度夕べと同じことが起きたらもっと大きなダメージになるかもしれない。万が一、心筋梗塞になったら大きなダメージになるよ。

そうなんですか、、、
どうすればいいですか?

カテーテルを入れて精密検査をした方がいいな。
万が一のことを考えると、ここよりも鹿児島の病院のほうがいいな。
今日、鹿児島に戻れる?

きょ、きょうですか? もうフェリーもないし、ちょっと、、、

そう。じゃあ、明日のフェリーで戻って、すぐ病院に行って。
今からその病院に電話しておくから、ちょっと診察室の外で待ってて。

はい。わかりました。

まいったなぁ。狭心症かぁ、、、
明日からの屋久島歩き、アウトかぁ、、、
でも、ま、精密検査の結果、詰まってませんでしたぁ~、っていう可能性もゼロではないし、、、

と、先生が鹿児島の病院と電話している声が漏れ聞こえてくる。

はい、はい。う~ん、そうですか。
ドクターヘリで、、、
はい、わかりました。説得してみます、、、

ドクターヘリ? 説得してみます?
えっ、オレ、これから説得されるの?

1630ごろ
診察室のドアが開く。
はい、入ってきて。
あのね。ドクターヘリですぐ来た方がいいって。
万が一、今夜、宿で寝てるときにまた起こるかもしれないし。今度は完全に詰まって心筋梗塞になるかもしれないしね。まあ、可能性は低いと思うけど、絶対にない、とは言い切れないからね。
どうする?

(ドクターヘリとは、急に大げさなことになったなあ、、、)
ちょ、ちょっと考えさせてください。

いやいや、考えてる時間はないよ。暗くなるとヘリは飛ばないから。
今すぐに決めないと間に合わないよ。

(はぁ~、確かにこれ以上の心臓へのダメージは避けたいし、、、日本一周中止なんてことになったら最悪だし、、、昼過ぎに屋久島に着いたと思ったら夕方には鹿児島にトンボ帰りかぁ~)
わかりました。じゃあ、お願いします。

よし、じゃあ、すぐに準備して。必要最小限のものだけ持って。
準備ができたらベッドに寝て。ヘリが来るまでの間に運ぶ準備するから。

1650ごろ
荷物準備完了。
救急ベッドへ。
点滴開始。

1720ごろ
ドクターヘリ到着まであと5分、との連絡あり。
治療室からヘリポートまで救急車で搬送される。5分ほど。
そのままドクターヘリに運び込まれる。

ドクターヘリを見たかったが、頭を上げるのが難しい。上を向いたまま視線の片隅でローターの一部と機体上部をわずかに捉えたのみ。

記憶に基づく再現図。
機体の上部が白、下部がピンクだったのは鮮明に覚えている。

1730ごろ
防音イヤーパッド装着。
ドクターヘリ離陸。

1800ごろ
ドクターヘリ、鹿児島到着。ヘリポートから救急車で病院へ。

1815ごろ
病院到着、カテーテル処置室へ。
カテーテル検査&手術の準備開始。
家族への連絡、処置内容の説明、同意書などなど。

先生が妻と電話で話している声が聞こえる。

今すぐ来られませんか、、、
今すぐは無理ですか、、、もう飛行機がない?、、、
、、、数%もありませんが、、、万が一ということが絶対ない、とは言いきれません、、、
、、、では、処置に同意していただいたということで、、、

1930ごろ
処置開始。
局部麻酔注射。足の付け根に打つやつが猛烈に痛い。
麻酔注射が痛くなくなる麻酔を先にやってほしい!
カテーテルを右足の付け根と右手首の2カ所から入れる。
まずは冠動脈の詰まりを検査。
2本はきれいだが、1本は90%以上詰まっているとのこと。
詰まっている箇所にステントという網状のチューブを挿入。

処置中、先生たちの話し声が聞こえる。
余裕たっぷり。たくさんの症例をこなしている感じ。
最初は緊張していたが、だんだん安心してきた。

気が緩んだのだろう、ふと大きな呼吸をしたとたん、、、

あっ! 今、大きな呼吸したね。
いまデリケートな作業中だからねぇ、、、らく~に、ゆっ~くり呼吸して~、、、
返事はしなくていいよ~、、、声は出さないでね~、、、
もうちょっとだからねぇ~

2030ごろ
よしよし、よし。いい感じだね。
ハイ、オッケー、終了!

という感じで、手術完了。
ICU(Intensive Care Unit : 集中治療室)に移動。

こうして激動の1日は終わった。

心臓にどれだけのダメージがあったのか?
はたして日本一周はいつから再開できるのか?
そもそも日本一周、継続できるよね?

不安は尽きないが、まずは命が助かったことに感謝しよう。

屋久島の先生、鹿児島の先生がた、看護師や技師のみなさん、ドクターヘリの救助隊とパイロットの方々、本当にありがとうございました。

【本日の宿】
鹿児島の病院(相棒バイクは屋久島の病院)
※バイクをお預かりいただきありがとうございます。何から何まで感謝です。

【本日のデータ】
鹿児島←→屋久島:フェリーで4時間、ヘリで30分

2019/7/21 鹿児島市の天文館をブラブラ(D191)

朝から雨だ。ザアザア降り。
チェックアウトの10時を過ぎても降りやまない。

しばらく様子をみよう。

記念に宿のご主人のホンダ モンキー125と相棒バイクとツーショットを撮影。

1100
しかたない、でかけよう。
レインウェアを着て、ゴム手袋をはめる。

たいへんお世話になりましたぁ~。
ご主人にお礼を言い、雨の中を走り出す。

霧島市から鹿児島市まで約30km、1時間。

雨の中の走行はいつも緊張する。
速度は40~50Kmに抑え、車間距離をとって走る。
ブレーキは後輪から先にジワッとかけ、滑らないよう細心の注意をはらう。

鹿児島市内に入ったあたりの左カーブで、対向車線を走って来た若いお兄さんスクーターバイクがズルっとすべって目の前で転倒!

思わず、

あぅ!

と叫んでしまった。

すぐ後ろから後続車は来るし、停車できそうなところもないので、そのまま走り続けた。
まあ、後ろの車は減速してたし、転倒後に滑って進む方向(カーブの外側)には空間があったし、お兄さんは若そうだし、たいした怪我にはならないだろう。
お兄さん、雨の日はあんまり飛ばすなよ。

1210
フェリー乗場に到着。明日の手続き場所、手続き時刻、運行状況などを確認。
0830出航だが、0700までに手続きを終える必要があるとのこと。
0800ごろまでに来ればいいだろうと思っていた。確認しに来てよかった。

1230
天文館公園近くの宿に到着。
チェックインまでには時間があるので、バイクを駐輪場に置き、昼食に。
雨はだいぶ小降りになった。

レトロなデザインの飲み屋さん。17時開店。

緑のアーケードと少女像のある小道。

昼食は牛カツ定食。

レア&ピンク色に揚げられた和牛とアンガス牛。
ワサビと岩塩の組み合わせが美味しかった。
醤油やソースもそれなりに美味しいが、岩塩が一番肉の味が感じられた。

1400
天文館通りに向かう。

路面電車が走るいづろ通りを越えると天文館本通り。
アーケード上部の「天文館」と書かれた下のマークが面白い。空飛ぶ円盤っぽい。

アーケード入り口の路面に埋め込まれたマーク。空飛ぶ円盤っぽい。

天文館跡の碑。
島津25代 重豪(しげひで)が天体観測や研究のために作ったのが(通称)天文館。当時の名称は明時館。時を明らかにする館。いいね!
天体観測によって正確な時刻を定めることが目的だったわけだ。

碑の近くにある島津重豪(しまづしげひで)の像(立っているほう)

造士館、医学院、明時館(天文館)を設置した、とある。
ひ孫が、あの島津斉彬(しまづ なりあきら)。
重豪は、明治の産業革命のおおもとを築いた人と言える。

ふと見ると、宇宙情報館! いいね! 鹿児島県には種子島もあるしね。
面白そう。行ってみよう!

えぇっ! ガア~ン、、、
平成27年3月で終わっちゃったのか(T_T)
閉館は残念だったが、ま、天文館跡の碑を確認できたので良しとしよう。

1530
宿へ戻る。

【本日の宿】
天文館公園付近。屋根のある駐輪場! 助かる。

【本日のデータ】
雨の日はバイクはゆっくり走ろう。飛ばすと転ぶ。

【本日の感想】
島津家は代々がとても先進的。
明治維新の力の源泉が理解できた気がする。

2019/7/20 相棒バイクの始動確認とお掃除(D190)

昨日、2カ月ぶりに相棒バイクのスーパーカブと再会。
今日は、台風の通過待ちの間に、始動確認などいろいろな準備をしよう。

まず、エンジンの始動確認。ところが、なかなか始動しない。

宿のご主人が心配そうに見守ってくださる。

バッテリーがあがらないよう、セルを短めに回し、6、7回めにやっと始動。
ほっ、安心。

近くのガソリンスタンドに行き、ガソリンを補給。

スタンドの若いお兄さんといろいろお話。バイク乗りだそう。
いろいろ親切にしていただいた。

タイヤに空気を補充し、埃を拭き掃除。

よしよし、これで明日からまた一緒に走れるね。

【今日の宿】
昨日と同じ。霧島市隼人駅付近。

【今日のお酒】
こちらでは日本酒が少ない。今日、イオンで買ったのはこれ。

コンビニにあるやつ。

2019/7/19鹿児島から再始動(D189)

※申し訳ありませんが、コメント書込不可にしました。
 12時間に60件以上のスパムコメントあったためです。対策検討中です。

今年は梅雨とはいえ雨が多い。
鹿児島に戻ろうとすると大雨のニュースが続く。
なかなかタイミングをつかめないまま2カ月近く経ってしまった。
身体がムズムズして我慢しきれなくなってきた。
そろそろ梅雨も明けそうだし、フライング気味だが再始動することにした。

鹿児島空港着陸時に追い風が規定風速を超えていたらしく、やり直しになった。
おかげで桜島の上空を旋回することになり、しっかり見ることができた。
ラッキー!

【今日の宿】
相棒バイクを保管していただいている霧島市の宿。
2か月も預けっぱなしにしているので頭が上がらない。
川越銘菓「蔵造り」のお茶菓子をお土産に差し上げた。