2019/9/10 種子島にロケット打ち上げを観に行く(D204)

今日は種子島に渡り、明日のロケット打ち上げに備えるのだ。

0530 起床。

0650 宿を出発。

0700 宮之浦港フェリーターミナル到着。チケットを購入、待機車の列に並ぶ。

フェリー はいびすかす。これに乗る。
トラックがバックで乗船していく。

とても年季が入った船だ。錆び具合に味がある。

相棒バイクと記念撮影。

0740 乗船。

このフェリーは、屋久島ー種子島ー鹿児島を結んでいる。

0810 出航。

今日はいい天気だ。これほど雲がない屋久島は珍しい。

こちらには、ポッ、ポッ、ポッ、という形の雲が。
屋久島、さようなら。

船は、一路、種子島に向かう。

左手には馬毛島(まげしま)

右手には種子島。

西之表港に到着。

1010 下船。ロケット打ち上げ場に向かう。

ルートはマップの青線。
展望台(場所取り)→ ロケット発射場付近(ロケットの移動を撮影)→ 宇宙センター(情報収集)→ 宿。

西海岸からの風景。

1310 展望台付近に到着。

明日はこの道は通れない。なるほど。

1330 展望台の一つ、恵美之江展望公園に到着。
小高い丘になっており、ロケット打ち上げ場がよく見える。
駐車場は見学者で満杯。みな車中泊をする様子。
テントを張っている人もいる。
みな三脚をフェンスに括り付けて場所取りをしている。
さっそく私も同じようにして場所取り。
興奮していて写真を撮るのをすっかり忘れた。

たまたま場所取りをしていた人とお話。
今回で14回目だそう。マニアだ。
展望台は3カ所あるが、ここが一番いいそうだ。よし、狙い通り!

1350 ロケットの移動がよく見えるところを探して出発。

1400 小さな展望台に到着。

移動を撮影しようとカメラを構える人たち。
明日はここには入れないが今日はオーケー。

1450 ロケット移動開始。

組み立て施設からロケットが姿を現す。
こうのとり8号機を載せたH2Bロケット8号機だ。
発射台ごとゆっくりと右手へ移動している。

発射台を含めた全体がよく見える。

赤と白の鉄塔(避雷針)にゆっくりと近づく。

避雷針を少し過ぎたあたりで停止。移動完了。

1600 宇宙センター到着。目新しい情報はなし。

1700 宿に到着。

夕飯を食べながら明日の行動計画を立てる。
明日は4時起床だ。早く寝ることにしよう。

【本日のデータ】
フェリーはいびすかす:かなり古いタイプの作り。ラウンジ、イスなど、まったくなし。雑魚寝用の部屋があるだけ。屋久島→種子島は2時間だから我慢できるが、鹿児島→屋久島は13時間(夜間は種子島に停泊)。とても辛いと思う。

【本日の宿】
南種子町(みなみたねちょう)にある民宿。80歳台のご夫婦がやっている。
打ち上げ場所から10km、30分ほどのところ。

2019/9/09 島を半周、海中温泉で夏を満喫(D203)

今日は、島を時計回りに半周ほどツーリング。宮之浦まで走る。

マップの★印から出発して●印まで、青い線を走る。
見どころは、平内海中温泉、西武林道、屋久島灯台だ。
ウミガメの時期なら永田いなか浜も見どころ。今は時期ではないのが残念。

宿を出てしばらく走る。と、こんな光景が。

美人のおねーさんが田んぼで、じっと海を見ていた、、、

宿から10km、15分ほどで、海岸の露天風呂「川内海中温泉」に着く。
ビーチサンダルに履き替え、タオルを持ち、海岸に向かう。

海中温泉入口。料金は志(200円)

料金箱に200円を入れ、海岸に向かう。

先客がいる。写真の許可をいただき撮影。
いくつか湯船がある。手前の2つは掛湯用。奥の3つが入浴用。

海岸に近い湯船で記念撮影。
底が藻でヌルヌルしていて滑らないように必死。
恐る恐る1回だけ手を挙げてみたものの、2度は無理。
ここで溺れたら恥ずかしい。

湯船の底から源泉が湧き出してくる。
真夏の太陽がジリジリと照りつける。
お湯は熱く、空気も暑い。
屋久島の夏、日本の夏。

岩の間でカニがチョロチョロ。

駐車場脇の神社の前に「西日本一周中」の看板が。

平内海中温泉から17km、30分ほど走り、西武林道に入る。
舗装はされているが道幅は狭くカーブが多い。
ジョギング程度の速度でゆっくり走る。

いた。オスのヤクシカ。

ここにも。恐れる様子もなく、こちらを見ている。

こちらは母子。カメラで撮影し続けても、完全に無視。餌を食べ続ける。

今度は猿の集団。道路を占領中。

あ~あ、いい気持ち。

西武林道を抜けると屋久島灯台。

青い空と白い灯台と黄色いバイク。絵になるね。

屋久島灯台付近は口永良部島(くちのえらぶじま)に最も近い。

「きょうは口永良部島が見えますか?」
見えますよ。とっても良く。

宮之浦の宿に到着。
ここに2連泊して、明日は白谷雲水峡を歩く。
と考えていたのだが、、、

夜のTVニュースで、明後日の朝6時33分に種子島でロケットが打ち上げられる、との報道が。こうのとりを宇宙ステーションまで運ぶH-IIBロケットだ。

なに~い。明日、種子島に渡れば間に合う。これは行くっきゃないでしょ。

と言うわけで、宿の2泊目をキャンセル。フェリーの時刻を調べ、種子島の宿を探し、夜中まで計画立案。

行き当たりばったりだが、意外と何とかなるもんだ。

【本日のデータ】
平内海中温泉:入浴料は志。200円。混浴だが女性はまず入らない。
西武林道:100%ヤクシカに出会える。車が通るといったん道路の外に出るのだが、すぐに戻ってくる。
TVニュース:ごく稀にとても貴重な情報が得られることがある。

【本日の宿】
宮之浦市街。釣り具店の3階。

2019/9/07 屋久杉自然館&滝巡り(D201)

屋久杉自然館はバスに乗るために行っただけだったので、じっくり中を観ることにした。そのあとは滝巡り。

AM 屋久杉自然館を見学

手前のは屋久杉を運んだトロッコ。
後ろの建物は屋久杉自然館。円柱形。屋久杉をイメージした意匠だ。

料金600円を支払って中に入る。

縄文杉の折れた枝。普通の杉の幹ほどの太さ。別格、という言葉が浮かぶ。

トロッコで杉を運ぶ写真。
あんなヨレヨレの線路でこんな重いものをよく運べたと思う。いろいろな事故もあったのではないか。

杉を切るチェーンソー。ムチャクチャ重い。
20.5kg! 2.08m! オレより大きい。
よくこんなもの使えたなぁ。驚愕。

杉を切るノコギリ。
目視で1.5mはある。

歯の形が独特。R状に深くえぐれているのは、木くずをかき出しやすくするため。

PM 滝巡り

大川の滝。
なかなかの迫力。

千尋(せんぴろ)の滝。

花崗岩の岩盤を落ちる。
この花崗岩、千人が両手を広げて並んだぐらいの幅があるらしい。

仲間ガジュマル。
沖縄にはもっとすごいガジュマルがあったが、ここのは形が独特。
映画の舞台にもなったらしい。

トローキの滝。
落差はたいしたことないが、海に直接落ちるので有名。
轟きの滝→とろろきの滝→とろーきの滝→トローキの滝、ということらしい。

駐車場から滝までの道には小さなカニがたくさん。
穴から出たり入ったり。
素揚げにしたらカリカリで美味しそう。

夕飯は宿の近くの有名なお店に。

カメノテと言う甲殻類を食べてみた。こちらでは有名。

一つだけアップで。
指でキュっと押すと、パキっと割れて身が出る。それを食べる。
貝と言えば貝だが、ちょっと独特。甲殻類ミョウガガイ科。
まずくもないが、美味しくもない。話のネタ、という感じ。

【本日のデータ】
すべての滝は見学無料。
トローキの滝は、見学スポットを探すのに苦労する。

【本日の宿】
昨日と同じ。安房市街の小さなビジネスホテル。