2019/3/31 日本最西端の与那国島で沖縄そば(カップラーメン)(D133)

さあ、今日は与那国島だ。日本最西端の場所がある。

なぜ人間は端に行きたくなるのだろう?
行けるところまで行ってみました、という達成感か?
端ってどうなっているんだろう、という好奇心か?

まあ、それはともかく、日本一周と言うからには端まで行かないとね。

石垣島から与那国島まで連れて行ってくれるのは、約50人乗りのプロペラ機。

誘導係のオジサンに頼んで記念撮影。
子供のころ、立っているものは親でも使え、っていう格言?を教わったので、常にそれを実行中。

この、歩いていってタラップを登る、という搭乗方法、大好き!
いかにも、飛行機に乗りました! っていう感じがする。

1005 石垣空港を離陸。

座席が運よくプロペラの隣!
プロペラ機マニアにとっては最上級の特等席。
離陸の瞬間を撮りまくった中の1枚がこれ。
題して「プロペラと海」、、、平凡、、、(汗)
天気が悪かったので雲があるのが残念だが、まあ良しとしよう。
運は望みすぎないことが大切だ。

1042 与那国島上空。

海が青い。

降りるときもタラップだ。いいね。

タラップを降りて歩く乗客を飛行機から見送る客室乗務員さん。
はにかんだような微笑みが魅力的だ。客室乗務員さんはみな美人だが、はにかむ笑みを持つ人はまれだ。
素敵な便に乗り合わせた幸運に乾杯!
(注)客室乗務員さんはこの1名。

荷物をカーゴに乗せる風景。
こういう風景を見られるのもローカル線のいいところ。

1110 宿の人に送迎され、島西端の久部良港近くの宿に到着。
例によってレンタルバイクを借りる。

1200 さあ、まずは日本最西端を目指そう。

1210 あっと言う間に日本最西端到着。

石垣島より台湾のほうが6km近い!
天気に恵まれれば台湾が見える、らしい(真偽不明)

1240 では、端から端へ、島の東端を目指そう。

1320 ダンヌ浜。

と、そこに、、、

石垣島行き1335発RAC744便。離陸直後なので脚が出ている。(たぶん)格納中。

1335 与那国空港。
駐車場の植物が面白かった。
成長の流れが一目で見られるタイミングだったらしい。

ね。すごいでしょ。こんなにいいタイミングってある?
植物の名称は不詳。

1350 ナンタ浜。

と、また、廃物マニア垂涎の光景が、、、

陸に上がった水中観光船。見えるのは空ばかり。

錆びたスクリュー。
天を仰ぐ覗き窓。
過ぎし良き日を思い出しているような、、、

1420 ディンダバナ。

ご覧のとおり。

岩に沿って歩いて行けるところまで行った先の風景。

1500 東崎灯台。

曇っていて風が強く、雨もパラつく中で到着。
寒いと南国も北国と変わらない印象になる! ことを発見。
場所よりタイミングなのだ!
ま、写真じゃわからないけどね。

灯台から島の中央部を望む風景。
遠くに見える(たぶん)電波塔は島のどこからでも見える。
小さな島だ、ということを実感。

1510 軍艦島。見てのとおり。

1518 立神岩。見てのとおり。

1600 宿に到着。
たった4時間で島を一周。雨がパラついたので急いだこともあるけど。

【本日の夕飯】

カップラーメンの沖縄そば。沖縄限定販売。
与那国島には飲食店や売店が少ない。
売店には限られたものしかない。
というわけで今日はこれ。

【本日のデータ】
航空運賃(石垣島→与那国島):13,780円(取扱料金1,080円を含む)
島一周の距離:約26km
売店の数:数軒

2019/3/29-30 竹富島を歩く(D131-132)

今日は石垣島から高速船で竹富島に行く。

(たぶん)外国人の団体さん。

これに乗る。

日本人の団体さん。この日は団体さんで溢れていた。

まず、竹富島ゆがふ館(ビジターセンター)に行ってみる。
ターミナルの向かいにある。裏手から入る。

アプローチがいい雰囲気。

庭には、トーナチ(和名ハスノハギリ)。

中に入る。

周辺海域の解説がある。

「石垣島と西表島の間に広がる海は石西礁湖(せきせいしょうこ)と呼ばれ、(略)
竹富島は、サンゴ礁が盛り上がって出来た周囲9.2kmの小さな島です。」とある。

竹富島は、サンゴ礁が盛り上がった島なのか! 知らなかった。

竹富島を中心としたマップ。台湾が近い。

昔の人たちはこんなに細かく海を識別していたのか。すごいなあ。

竹富町の島暦(しまごよみ)

ゆがふ館から出たところ。むしろ、こっちが正門。

赤い花が印象的だ。名称不詳。

竹富島にはあちこちにこのような解説が立っている。

中心部の集落に向かう道を歩く。
歩道を覆う樹木が特徴的だ。赤い花が咲いている。

20分ほど歩いて「東のスンマシャー」に着く。集落の入り口だ。

11.2キロの荷物はさすが重いが、やっぱり歩くのはいいね。ゆっくりといろいろなものを見ながら歩くと、今まで見過ごしていたことがいろいろ見えてくる。

少し歩くと竹富郵便局。小さな島なので郵便局はここだけ。

さらに歩くと水牛車に出会う。

追い越して、前に出て撮影。

竹富島のイメージは、やっぱり水牛車。

こちらは次の日に出会った水牛車。いきなり正面衝突!(笑)
ツノがくるっと丸くなっているね。個性的。

おっとっと、もう一台。

宿に到着。

竹富島はこんな感じの民宿がほとんど。
伝統的建築物保存地域なので元民家が多い。
そういえば、星のやがあるが、あれはどうなっている?
民家と同じ意匠で新築したのだろうか?

宿に荷物を置き、身軽になる。

さあ、歩き回るぞ。

まず、なごみの塔に行く。

コンクリート製。昭和28年建造らしい。今は登れない。

塔の下まで登って周囲を見回す。

すぐ後ろにある、あかやま展望台という名のビルの屋上からの風景。
左手になごみの塔が見える。

ちなみに、あかやま展望台の入場料は100円。
無人なので木の箱に入れるシステム。

喜宝院蒐集館(きほういんしゅうしゅうかん)に入る。
こちらも無人。入り口に300円を置くシステム。

展示品はいろいろあったが、この2点がお気に入り。
こんな衣装の女性と会ったら、それだけで惚れそう。

お昼だ。食べないことが多いのだが、せっかくなので沖縄そばを食べよう。

竹の子というお店。有名らしく順番待ち。

お店の向かいにある待合スペース。木陰で涼しかった。

10分ほど待って、入店。

沖縄そば、美味しかった。

心を奪われたのは、店主ご夫婦の娘さん。7歳。
ちょっとおしゃまだけど、聡明な顔立ち。しぐさがかわいい。
会計をするおじいちゃんの後ろで、お釣りを出して渡す。
お客さんが帰ると食器をお盆に乗せてキッチンまで運ぶ。
小さなからだで、麺の器を乗せたトレイを危なっかしげに一所懸命に運ぶ。
そのあとは食器洗い。
胸がキュンキュンしてきた。

カウンター席だったので、すぐ目の前で食器を洗っている。
話かけるなら今しかない。

こんにちは~。いくつですかぁ~。

ななさい

じゃあ、こんど二年生?

(うなづく)

いつもお手伝いしてるの~?

(うなづく)

そう、えらいねぇ~

だめだ、会話が続かない。
思春期にありがちな現象。諦めるしかない。

オレも7歳なので同い年。付き合ってほしい、って言いたかったのだが、、、

片思いはここまでにして、傷心を捨てに海にいこう。

海に向かって少し歩くと、西のスンマシャー。

数分で海に出る。

観光スポット、西桟橋。
透き通る海&記念撮影するファミリー&語り合うカップル。明るい! いいねぇ。

次の目的地は、コンドイビーチ。

照りつける陽射しの中を黙々と歩く。

シロオビアゲハ。黒と白のデザインがいい。
動きが速くて撮るのがたいへん。30枚中のベストショット。

朝顔系の植物。詳細不詳。
陽の光に透ける藤色の花びらが美しい。

コンドイビーチ到着。西桟橋から15分ぐらい。

おお! いきなり夏の風景。いいね。

泳がないので、次の目的地、カイジビーチを目指す。

さっきは車道脇の歩道を歩いてきたが、今度は海岸線を歩いてみよう。

砂浜は、サンゴの破片、貝殻の破片、有孔虫の骨などだけで、岩石の砂は見当たらない。だから白い。サンゴ礁が盛り上がった島だもんね。

陽射しから逃れて休息する二人。

沖縄パインかな?

カイジ浜に着く。
砂浜で何かを探す人たち。近寄ってみよう。

ああっあ、もう、暑くてやってらんないわよ。私は日陰で休みます、と(たぶん)言っているおかーさん。旦那と娘は一心腐乱に何かを探す。

はい、見つけました、星砂!
小さすぎてわからない? 写真を拡大してみてね。

星砂の正体は有孔虫の骨。
ビンいっぱいの骨が300円。
あたしならこっち買うわ、とさっきのおかーさん。
が言っている気がした。

竹富島はどこも花でいっぱいだ。

それでは、風走記写真展「竹富島、花のある風景」をどうそ。

引き続き、風走記写真展「シーサーがいる風景」
※小さくても必ずどこかにシーサーがいます。

【今日のマニアック】

【本日のデータ】
高速船:1330円(往復券)

2019/3/27 石垣島でパラグライダー(D130)

※更新情報:撮っていただいたパラグライダー画像を追加しました(2019/4/3 )

今日は那覇から飛行機で石垣島へ渡る。

那覇空港の売店では麺類が3種類販売されていた。

沖縄そば、札幌ラーメン、讃岐うどん。
なぜこの3種類? 地名がついているベスト3、なんだろうか?

船と違って飛行機は早い。1時間で石垣島に到着。

相棒バイクは那覇に置いてきたので、50ccの原付バイクをレンタル。
石垣レンタルバイクというお店。無料で空港まで迎えに来てくれるし、島内なら乗り捨ても無料だ。それで2日間、3,000円。ネットで見つけて即決した。

迎えにきてくれたお店の女性と車の中でお話。所沢出身だという。旦那さまが石垣出身で結婚してこちらに来たとのこと。

レンタルバイク店の前で記念撮影。
背中の2段重ねのリュックは11.2kg(空港で測定)、けっこう重い。
さあ、石垣島めぐりに出発だ。

赤いハイビスカスが咲くファーム。南国だ!

青いバナナと、、、

黄色いハイビスカス。

南国だ!

パラグライダーが飛んでいるので行ってみる。

いらっしゃい~。
今月、飛べるコンディションの日って、今日だけですよ。
運がいいね。今日は最高のコンディションだよ。

そうなんですか。じゃあ、申し込みます。

セールストークがうまい。運がいい、と言われて気を良くしてしまった。

ということで、大空へ一直線!

テイクオフ直後。パラグライダーの影が足の真ん中に見える。

左へ旋回し、海岸線に沿って飛ぶ。海の青さが印象的だ。

山の斜面に沿って飛ぶ。斜面に沿って上昇気流が吹き上げてくる。

右へ旋回。海に向かう。

さらに旋回し、Uターン。

海の上を飛ぶ。真上から見る海に感動。すごい!

ちょうどよい向かい風で、ほぼホバリング(空中停止)状態。
ゆっくりと海の上を漂う。
耳元を風が吹き抜けていく。

そろそろ時間だ。赤い屋根の手前の広場にランディングするのだ。
ランディングとその前のアプローチは、緊張感があって面白い。

アプローチに入る。

あの黄色のシートがランディングポイントだ。

とんどん降りる。

ランディング直前。ここで上昇の操舵をすると、ふわっと着地。

無事ランディング。
お疲れさまでした。

女性が撮っていた写真をメールで送ってくれると言っていた。
どんな顔してランディングしていたのだろう。楽しみだ。

もちろん、私一人で飛んだのではなく、この人とタンデム。
次回は一人で飛びたい。2年後かな。

※下の写真を送っていただきました。ありがとうございます。

助走
テイクオフ
海へ向かう
ランディングアプローチ
カメラを構えて動画撮影しながらのランディング

さて、石垣島最北端の灯台まで行こう。

15分ほど走ると、もう最北端。平久保崎灯台。

ハートの中には「恋する灯台」とある。1人なのが残念。

さて、宿に戻ろう。

【本日のマニアック】

牧草地にポツンと捨て置かれたトラクター。
エンジンの腐食ぐあいがマニアの心をくすぐる。

【本日のデータ】
レンタルバイク:3,000円(1日目2,000円、2日目1,000円)
パラグライダー:10,800円(15分間)
リュックの重さ:11.2kg

【本日のルート】