7月16日(月)44日め 礼文島で岬めぐりトレッキング

礼文島南端の桃岩トレッキングは初日に途中までやったので、今日は北端に移動して岬めぐりトレッキング。

上のマップで「岬めぐりコース」を歩く予定。

0820 相棒のバイクで浜中(はまなか)まで行く。ここからバスに乗るのだ。

0900 バスで最北端のスコトン岬(須古頓岬)に到着。ここが岬めぐりの出発点だ。

海の向こうに見えるのは海驢島(とどじま)。

少し歩くと小さな花が咲く丘陵に。建物の向こうに見える丘陵に沿って歩くのが今回のコース。

では歩いた順に気に入った風景を。

ルートから見えるところにあった神社。空の青と鳥居の赤のコントラストがいい。

丘陵と空。フツーのこんな風景は最高。涼しい風が吹き抜けていく。

少し見下ろすと蒼い海。

廃屋(はいおく)の脇を通り抜け、、、

海辺に出ると、、、

海辺のあとは、、、

丘陵にレブンキンバイソウ(関東ではニッコウキスゲ)

(注)場所によって名前が異なるのは、それぞれの地域で発見して命名したから。

スコトン岬からゴロタ岬に向かう。なだらかな丘陵。

空と海と丘陵と花。見たかったものがここにある。

ゴロタ岬に着く。

ゴロタ岬から澄海岬(すかいみさき)に向かう。

澄海岬から相棒のバイクを停めてある浜中に向かう。ここからは車道脇の歩道を歩く。

エブンアツモリソウ群生地。環境保護のため閉鎖されていて入れない。残念!

浜中の町が見えてきた。

1630 浜中到着。上は公衆トイレ。カラーリングがいいですね。とても楽しい7時間30分だった。

相棒に乗ろうとしているところへ、赤いスーパーカブに乗った類似年齢とおぼしきライダーが。手まねきで呼び止めて、スーパーカブ談義。

京都からの来訪者。63歳。カブマニア。カブだけを乗り継いできた。エンジンの分解整備も全部自分でやる。今、この他に新車の2017年型クロスカブを所有。礼文は毎年カブで来て3か月ほどいる。九州にも毎年カブで行って3か月ぐらいいる。カスタム内容をいろいろ尋ねられた。研究熱心。

お互い事故には気をつけて楽しみましょう。

宿に着いたときに見えた夕焼け。燃えるような雲がいい。夕日は見えなくてもこれで十分。

7月15日(日)43日め 島の北端へ移動中、不思議な光景が

朝から雨なので、今日の宿泊地の船泊(ふなどまり)へ向かう。島の南端から北端へ、約18km、30分ぐらいの移動だ。

雨で何もできないので、せめても、ということで、うに丼を奮発する。いつもスーパーの閉店間際の半額弁当を食べている身としてはすごい贅沢。

美味しい!

(注)このブログではグルメレポートと宿批評は避ける方針なので、単純な感想を短く書くにとどめる。理由については時間があるときに改めて。

食べているうちに雨が上がったので、寄り道をして島の西側の地蔵岩に向かう。

「地蔵岩」の標識に書かれた赤い注意書きが不思議だった。

どこにコインを差し込むのだろう? 地蔵岩にか? お賽銭感覚?

この日は厳島神社の例大祭。旗と提灯が風に舞う。

船泊に向かう途中でちょっと不思議な光景に出会った。以下、何の変哲もない風景写真なのだが、8枚をよく見るとある共通点があることに気づく。

さて、共通点は?

「グリーンの交通安全の旗が立っている」

ではない。それだけでは何の不思議もない。

そう。グリーンの旗の向かいの家がグリーンなのだ。壁だったり屋根だったりの違いはあるが、、、

これは偶然の一致なのか?

などと考えているうちに船泊に到着。真相は不明のまま。

【編集後記】

最初は、あれっ、と思ったが、偶然の一致だろうと思って、写真を撮らずに通り過ぎた。だが、2回めで、偶然じゃないかも?と思い、1回目のところまで戻って写真撮影。その後は、出会うたびに写真を撮った。

それがこの8枚。

暇だね~、という声が聞こえてくる(笑)

確かに。雨の日は暇なのだ。

7月14日(土)42日め 礼文島へ渡る:花たちの饗宴

08:00 礼文島(れぶんとう)へ渡るフェリーの出発時刻を間違えて2時間も早く稚内港(わっかないこう)に来てしまった。まあ、絶好の撮影タイム、と考えることにしよう。

雲はあるが光は射して、印象派のような風景。

船のブイで朝陽を浴びるカモメ。

この港で一番気に入った船。ロープなどのカラーリングと錆のハーモニーが絶妙!(笑) 記念に相棒とツーショット。

乗るフェリーが入港してきた。

船と岸壁をつなぐデッキがまだ動いているうちに係員が渡り始める。手慣れた(足慣れた?)もの。

運ばれてきた人たちが下船する。バイクも多い。次はこちらが乗船する番だ。

乗船するとロープでしっかり固定してくれる。手慣れたもの。

約2時間の航路。船内を動き回って写真撮影。青空が気持ちいい!

利尻富士(りしりふじ)がどんどん近づく。中腹に雲があるのも浮世絵風で乙(おつ)なもの。

あっと言う間に礼文島の香深港(かふかこう)へ到着。

※「かふか」と聞くと『変身』の「フランツ・カフカ」を連想してしまう。異国のよゆな不思議な感覚。

「歓 ようこそ礼文島へ 」の文字がお出迎え。これだけで嬉しくなってしまうのが不思議。

1400 時間は少し足りないが「桃岩展望台」に行くことにする。明日は雨模様なので「今やる主義」を実行。

で、これが大正解!

相棒で行けるとこまで行く。↓ は移動途中の風景。上のやや右手に見える先端が尖ったやつが桃岩。

相棒で(車も)行ける最終地点、レンジャーハウス。数台の車が停められる駐車場とトイレがある。こんな説明も ↓

ここから桃岩展望台を目指す。

樹木がないので視界が開けて解放感に包まれる。

↑ は、少し登って振り返ったところ。右上に香深港が見える。その左下で車が停まっているところがレンジャーハウス。建物の赤い屋根が見える。私の相棒は車の陰で見えない。残念。

団体観光客が花のガイドさんに引率されて登ってくる。このような団体がとても多い。このときだけで数組に出会った。

これ ↑ が桃岩。桃に似ているからだそうな。まあ似ていないこともない、かな?

ここから先が本番。花を見るのはこれからだ。行けるところまで行くことにする。

↑ は左側の斜面。面白い形の植物が。向こうに見えるのは香深港。

↑ は右側の斜面。可憐な花がたくさん。向こうは元地の港。

道の脇にも可憐な花がいっぱい。

↑ は振り返ったところ。左上から稜線(りょうせん)を歩いてきた。遠く見えるが10~15分。なだらかだ。両側に海が見える。遮るものがない解放感。ちょうど今は花が見どころ。

ということで、作者が選ぶベストショット集。

1630 ガスって寒くなってきた。宿へ急ぐ。

【本日のデータ】

フェリー:2470円(大人2等自由席1名)+2740円(バイク125cc未満)

航行時間:約2時間

トレッキング:約2.5時間(桃岩展望台コースの一部)