7月9日(月)37日め 奥入瀬渓流を歩く(2)

今日は奥入瀬を歩いたあと青森まで行く必要がある。そこで奥入瀬渓流の十和田湖川の終点「子の口(ねのくち)」まで相棒のバイクで行き、そこからバスで「雲井の流れ」まで行くことにする。「雲井の流れ」は昨日そこまで歩いたバス停。今日はここが出発点だ。

10:10 子の口に到着。準備。

10:33 バスに乗る。

10:40 「雲井の流れ」到着。歩き始める。

250枚ぐらい撮影したので、厳選していくつか。今日も曇。写真には厳しい光。

手前に見えるのは倒れた樹木の根の部分。根を下から見ている形だ。幹は川に横たわり小さなダムとなっている。

木を避けて土留めを作っているのがいい。

このあたりから上流にかけて多くの滝がある。

白絹の滝。

白糸の滝。

不老の滝

九段の滝。

銚子大滝。ここまで来るとあとわずかだ。

十和田湖からの流れを調整する水門。

水門の十和田湖側。流れがゆるやかで水が澄んでいる。

要所要所にある案内板。これは十和田湖付近のもの。

橋のあちらは十和田湖だ。

十和田湖の風景。

子ノ口の待合所と公衆トイレ。

15:30 相棒のバイクで青森に向かって出発。奥入瀬渓流沿いの道を走る。

日が差してきた。道端から何枚か撮影。光がスポットライトのように当たるのがいい。

十和田湖から青森に向かう103号線の八甲田ゴールドラインから萱野(すがの)高原あたりは爽快だ。時間があるときに改めてゆっくり走りたい。

【本日のデータ】

バス代:子ノ口→雲井の流れ 280円

歩行距離:約5km

歩行数:約13000歩

飲食:カップラーメン(朝)、昼食なし、板チョコ1/6枚、飴2個

7月8日(日)36日め 奥入瀬渓流を歩く(1)

渓流歩きは流れに従って下るよりも流れとは逆向きに登っていくほうが見ごたえがある。奥入瀬(おいらせ)渓流は十和田湖の湖水が流れ出しているのだから、十和田湖側が上流になる。

宿は十和田湖畔なので、まずバスで下流まで移動し、そこから十和田湖に向かって歩くことにした。

8:00 宿の近くの「十和田湖(休屋)」バス停でバスに乗る。

8:41 「焼山(やけやま)」バス停で下車。ここには奥入瀬渓流館という休憩所&資料館がある。駐車場は広い。

奥入瀬渓流のマップをいただく。

マップ右端に茶色で「奥入瀬渓流館」とある。ここから出発だ。

9:00 出発。服装・装備は登山時とまったく同じ。

写真を300枚ぐらい撮ったので、その中から厳選していくつか。曇まれに光、という天候なのでメリハリのない写真が多くなった。

樹木を切らず、歩道に穴を開けているところがいいですね。

昨日、雨が降ったので道は悪い。

手すりのコケをアップで撮ってみた。

このあたりから滝が現れる。これは千筋(ちすじ)の滝。

写真を撮りながらゆっくり歩いていたら、約2/3のところで時間切れ。遅くなると宿に戻るバスがなくってしまう。

15:44 バス停「雲井の流れ」でバスに乗る。

16:12 バス停「十和田湖(休屋)」到着。

バス停から少し回り道をして宿へ戻る。

廃業した様子の宿の塀。ここだけが華やかで哀愁を感じさせる。

宿に着いたら雨が降って来た。いいタイミングで戻れたようだ。

【本日のデータ】

バス代:子ノ口駅→焼山駅 1130円

歩行距離:約10km

歩行数:約25000歩

飲食:昼食なし、缶コーヒー1本、飴3つ。

7月6日(金)34日め 八幡平:濃霧に包まれた廃墟松尾鉱山

小岩井農場でアイスクリームを買ったあと八幡平へ向かう。天気がよければ爽快なルートだ。

八幡平温泉郷の近くに松尾鉱山跡がある。ここは、廃墟マニアに人気のエリアの一つだ。浄土ヶ浜で出会った若者に強く推奨されたので興味がわいていた。

まず、八幡平温泉郷の手間にある松尾鉱山資料館に行く。

これは当時、掘って精製した硫黄を運んだ電気機関車。

こっちはその隣の展示物。なんでしょうね? よく調べなかった。失敗。

資料館内は撮影禁止なので入り口だけ許可をいただいて掲載。写真や説明や日常生活品など当時の状況がよくわかる展示品が満載。学芸員さんの説明も丁寧でわかりやすい。松尾鉱山跡に行く前に立ち寄ることを強く推奨!

松尾鉱山跡で一番のスポットは緑が丘団地。団地の廃墟が立ち並んでいるのだ。高いエリアにあるのでガスって見えないかもしれないが、ダメ元で行ってみる。

団地の手前にある1棟だけ独立した集合住宅。窓から顔を出す樹木。裏の窓(写真右下)からチラッと見える樹木。これだけで廃墟感満載。

残念だが、ここから先は立ち入り禁止。団地に近づくことはできなかった。

晴れていれば右手の濃霧のところに団地が見えたはず。残念!

【編集後記】

平泉も松尾鉱山も、「夢の跡」という点では同じなのだ。一方は世界遺産と呼ばれ、一方は廃墟と呼ばれ、、、

若者や私が世界遺産より廃墟に引き付けられるのはなぜだろう?