7月15日(日)43日め 島の北端へ移動中、不思議な光景が

朝から雨なので、今日の宿泊地の船泊(ふなどまり)へ向かう。島の南端から北端へ、約18km、30分ぐらいの移動だ。

雨で何もできないので、せめても、ということで、うに丼を奮発する。いつもスーパーの閉店間際の半額弁当を食べている身としてはすごい贅沢。

美味しい!

(注)このブログではグルメレポートと宿批評は避ける方針なので、単純な感想を短く書くにとどめる。理由については時間があるときに改めて。

食べているうちに雨が上がったので、寄り道をして島の西側の地蔵岩に向かう。

「地蔵岩」の標識に書かれた赤い注意書きが不思議だった。

どこにコインを差し込むのだろう? 地蔵岩にか? お賽銭感覚?

この日は厳島神社の例大祭。旗と提灯が風に舞う。

船泊に向かう途中でちょっと不思議な光景に出会った。以下、何の変哲もない風景写真なのだが、8枚をよく見るとある共通点があることに気づく。

さて、共通点は?

「グリーンの交通安全の旗が立っている」

ではない。それだけでは何の不思議もない。

そう。グリーンの旗の向かいの家がグリーンなのだ。壁だったり屋根だったりの違いはあるが、、、

これは偶然の一致なのか?

などと考えているうちに船泊に到着。真相は不明のまま。

【編集後記】

最初は、あれっ、と思ったが、偶然の一致だろうと思って、写真を撮らずに通り過ぎた。だが、2回めで、偶然じゃないかも?と思い、1回目のところまで戻って写真撮影。その後は、出会うたびに写真を撮った。

それがこの8枚。

暇だね~、という声が聞こえてくる(笑)

確かに。雨の日は暇なのだ。

7月14日(土)42日め 礼文島へ渡る:花たちの饗宴

08:00 礼文島(れぶんとう)へ渡るフェリーの出発時刻を間違えて2時間も早く稚内港(わっかないこう)に来てしまった。まあ、絶好の撮影タイム、と考えることにしよう。

雲はあるが光は射して、印象派のような風景。

船のブイで朝陽を浴びるカモメ。

この港で一番気に入った船。ロープなどのカラーリングと錆のハーモニーが絶妙!(笑) 記念に相棒とツーショット。

乗るフェリーが入港してきた。

船と岸壁をつなぐデッキがまだ動いているうちに係員が渡り始める。手慣れた(足慣れた?)もの。

運ばれてきた人たちが下船する。バイクも多い。次はこちらが乗船する番だ。

乗船するとロープでしっかり固定してくれる。手慣れたもの。

約2時間の航路。船内を動き回って写真撮影。青空が気持ちいい!

利尻富士(りしりふじ)がどんどん近づく。中腹に雲があるのも浮世絵風で乙(おつ)なもの。

あっと言う間に礼文島の香深港(かふかこう)へ到着。

※「かふか」と聞くと『変身』の「フランツ・カフカ」を連想してしまう。異国のよゆな不思議な感覚。

「歓 ようこそ礼文島へ 」の文字がお出迎え。これだけで嬉しくなってしまうのが不思議。

1400 時間は少し足りないが「桃岩展望台」に行くことにする。明日は雨模様なので「今やる主義」を実行。

で、これが大正解!

相棒で行けるとこまで行く。↓ は移動途中の風景。上のやや右手に見える先端が尖ったやつが桃岩。

相棒で(車も)行ける最終地点、レンジャーハウス。数台の車が停められる駐車場とトイレがある。こんな説明も ↓

ここから桃岩展望台を目指す。

樹木がないので視界が開けて解放感に包まれる。

↑ は、少し登って振り返ったところ。右上に香深港が見える。その左下で車が停まっているところがレンジャーハウス。建物の赤い屋根が見える。私の相棒は車の陰で見えない。残念。

団体観光客が花のガイドさんに引率されて登ってくる。このような団体がとても多い。このときだけで数組に出会った。

これ ↑ が桃岩。桃に似ているからだそうな。まあ似ていないこともない、かな?

ここから先が本番。花を見るのはこれからだ。行けるところまで行くことにする。

↑ は左側の斜面。面白い形の植物が。向こうに見えるのは香深港。

↑ は右側の斜面。可憐な花がたくさん。向こうは元地の港。

道の脇にも可憐な花がいっぱい。

↑ は振り返ったところ。左上から稜線(りょうせん)を歩いてきた。遠く見えるが10~15分。なだらかだ。両側に海が見える。遮るものがない解放感。ちょうど今は花が見どころ。

ということで、作者が選ぶベストショット集。

1630 ガスって寒くなってきた。宿へ急ぐ。

【本日のデータ】

フェリー:2470円(大人2等自由席1名)+2740円(バイク125cc未満)

航行時間:約2時間

トレッキング:約2.5時間(桃岩展望台コースの一部)