昨日は秋山郷までたどり着けなかった。
今日は秋山郷に行ったあと富山まで走る。
さあ出発だ。
青空が見える。ウキウキしてくる。
晩秋の山道をトコトコと走る。
朝日に輝く紅葉が素敵だ。
写真的な美しさというより、包み込む優しさかな?
きっと昼食の時間はないだろうと思い、昔ながらのお店で小倉パンを買う。
出発前にコーヒーをドリップしてポットに入れてきたので、これでOK。
お店の反対側の風景。
津南町を走る。高原的な風景がいい。
木造家屋と紅葉が絵葉書的だ。ちゃっかり相棒バイクが写っている。
赤い何かが点在している。トラクターの赤と緑のコントラストがいい。
津南町、晩秋の景色。
秋山郷に入る。
朝倉橋。晩秋の風景にカラフルな椅子たち。
小赤沢集落の撮影スポットを探したが、よい場所がない。
それよりも紅葉の時期には遅すぎる。
どんな撮影スポットも時間を巻き戻すことはできない。
よし、晩秋は晩秋なりに楽しもう。
わずかに残る紅葉を見ながら、小倉パンとコーヒーで遅い昼食。
もちろん立ったまま。
市街地なら惨めな気持ちになるはずなのに、ここでは楽しい。
人間は不思議だ。
そうこうするうちに14時。
富山まで3時間30分。スーパーで夕食を買うと18時の到着か。
急ごう!
晩秋の道をひたすら急ぐ。
写真なんか撮ってる暇はない! ちゅうの。
でも、気になる風景が目に飛び込むと引き返して撮影。
アホか! と一人突っ込み。
これじゃ時間がいくらあっても足りやしない。
最後に撮った風景がこれ。
晩秋の山腹と砂の山。そして黄色いトラクター。
思いがけないものが混在する風景。
いつも何か新しい風景が見つかる。
生きているって、いいなあ!
なんて言ってる暇はないのだ。富山へ急げ!
途中で雨が降り出す。どんどん激しい降りになる。
寒いよう~、暗いよう~、トラックが怖いよう~、、、
ちびまる子ちゃんのナレーション風につぶやきながら走る。
富山まで、ひたすら走る。走る。走る。
いつもは歌いながら走るのに、そんな余裕なし。
寒いよう~、暗いよう~、怖いよう~、、、
生きているって、大変だなあ(笑)
何とか無事に走り切り、宿の近くのスーパーで夕食を買う。
半額のトンカツ、半額のシューマイ、半額のお豆腐。
う~ん、いい買い物だ。
1815 なんとか無事に富山の宿に到着。
身体が冷え切って凍えそう。
これからお風呂で温まってから晩酌です。
これだけは欠かせない(笑)
【今日の風景】
晩秋のポツンと一軒家(ときどき数軒)。シリーズでどうぞ。
【今日の感想】
津南町は素晴らしい。高原風の風景が続き、紅葉が日常の風景。
秋山郷も素晴らしい。道という道が紅葉に埋もれる。
時期が遅かったので、晩秋の紅葉、という風景だったが、紅葉真っ盛りは最高だろう。
日本海側なので、都心からちょっと行ってくる、というわけにはいかない。
全国区でないのはそのためだろうか?
も・っ・た・い・な・い !