2019/5/15 金作原原生林を歩く(D178)

朝起きたら、奄美大島が梅雨に入ったというニュースをやっている。
外を見ると雨がパラパラ。
で、午前中は宿でのんびり。

午後になって雨が止み、空が明るくなった。

よし、金作原(きんさくばる)原生林に行こう。
Googleマップでは、名瀬港近くの宿から13km、30分ほど。
歩くところは2kmほど。往復4km。ふつうに歩けば1時間。
単純計算で2時間。倍かかるとして4時間。夕方には余裕で戻れる。

1330 宿を出発。

1400 Googleマップの示す地点を過ぎる。

金作原原生林まで5km、の表示。

えっつ、話が違うじゃん! 

アスファルトが終わり、砂利道になる。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は P1364073-1280x853.jpg です

水たまりの多い、ガタガタ道が続く。

転ばないように注意深く走り続けること30分。平均時速10km。

やっと原生林入口らしき場所に着く。

汚れすぎた掲示がちょっと残念。
人手が足りないのか、熱心でないのか、別の事情なのか?

1430 散策開始。

車止ゲートの脇を通過する。
右上の四角いのは通過センサー。登山口によくあるやつ。

車両通行量 調査中。と言えばマイルドだが、ゲートをこじ開けて侵入する車を監視しているわけね。ついでに人の通行量も記録できるし。

動物横断注意、の掲示。
根元から折れて、木に立て掛けてある。
汚れもひどい。
人手が足りないのか、熱心でないのか、別の事情なのか?
通行止めにしたから、これは不要ということなのか?

ドーンと立っているのはヒカゲヘゴ。
やんばる教育の森で、この葉の天ぷらを食べた。サクサクして美味しかった。
こんなに大きくなるんだね。
※ヒカゲヘゴ:日本で最大のシダ植物。

それにしてもシダが多い。
葉の形状がみな違う。

ということで、シダ写真展。

すべて名称不詳。
シダには興味がないので調べる気もなく、、、すみません。

奥へ進む。

中央上部にヒカゲヘゴ。目立つ。葉が熱帯っぽいから?

アップで。

さらに幹をアップで。
模様のように見えるのは、葉柄(ようへい)が枯れて落ちたあと。
ウロコっぽくて面白い。

繊細な葉の樹木が並ぶ一角。
こういう風景が好き。

鳥がいる。

声の方を向けてノーファインダーでシャッターを切りまくる。
ヘタな鉄砲も数打ちゃ当たる。
で、当たったのが上の写真。残念ながらシルエット。
詳細不詳。カラスでないことだけは確か。

下へ降りる階段がある。降りてみよう。

オキナワウラジロガシ。
降りたところにある掲示+実物。
樹齢150年以上。直径1m、高さ22m

根がすごい。

せっかくなので、記念撮影。
顔が黒くてわからないが、周りが暗いんだから、よしとしよう。

1530 ここが終点なので、同じ道を戻る。

着生植物。他の木に根を張る。

こんなのも。

1600 原生林入口到着。帰りはさっさと歩いたので早かった。

【本日の宿】
奄美大島 名瀬港付近。ビジネスホテル。隣がスーパーとドラッグストアがドッキングしたようなお店。2連泊の2泊め。

【本日のデータ】
金作原原生林の場所:Googleマップ登録の位置は不正確。3~5kmは奥のはず。
電波が通じないのでアクシデントがあっても助けは呼べない。

2019/5/14 奄美大島に渡る(D177)

昨日、与論島はほぼ一周したので、今日は奄美大島に渡る。

朝から雨。カッパを着て、傘をさし、荷物をバイクに積み込む。
傘をさすのは、雨が荷物入れに入らないようにするため。
荷物入れの蓋は上に開くので、傘がないと雨がダイレクトに入ってしまうのだ。

1000 宿を出発。

昨日、見損なったエリアを回る。
雨の中なので写真は無し。
特に撮りたい場所もなかった。
これは場所の問題ではなく、気持ちの問題。
撮りたいと思うものを発見できる気持ちにならなかった、ということ。

1130 フェーリー乗り場に着く。

ホンダのバイクPCX125で来ていた人とお話。
昔からあちこちの島に行っているとのこと。
どおりで、バイクの積載方法や装備に細かい工夫があるなあ、と思った。
こういう人と比べると、まだまだ駆け出し。
装備も積載も工夫の余地がまだまだありそうだ。

1210 出航。

解放されているレストランのテーブルでブログ書き。
他にすることがないので集中できる。

昼食はファミマのコーヒーとスーパーで買って持ち込んだパン。


お気に入りのファミマオリジナルコーヒー。
10パック入り、197円。
安くて美味しく手ごろな大きさ。最近はこればかり。

これをフェリーの給湯器のお湯で抽出。
お湯の温度が低いのが難点だが、まあまあ美味しく抽出できる。

夕飯はスーパーで買ったお弁当。
下船後に相棒バイクで走るので禁酒。

2030 奄美大島 名瀬港に到着。

2100 開いていたスーパーで、奄美黒糖焼酎を買い、ホテルに到着。

xxxx(時刻不明) 飲みながらブログ用写真を選んでいるうちに寝てしまった。

最近は、急に眠くなって寝てしまうことが多く、就寝時刻を記憶していないことが多い。

【本日の宿】
奄美大島 名瀬港付近。ビジネスホテル。隣がスーパーとドラッグストアがドッキングしたようなお店。2連泊の1泊め。

【本日のデータ】
フェリー運賃:旅客+原付で9000円ぐらいだったはず。※確認しだい更新予定。

2019/5/13 与論島をグルっと一周(D176)

今日は沖縄本島を離れ、与論島へ行く。
鹿児島行きのフェリーに乗って途中下船するのだが、このフェリーの出航が早い。

0430 起床。荷物をまとめ、出発準備。

0530 宿を出発。

0600 フェリーターミナルに到着。手続き。

0630 乗船。

0700 出航。

出航直後の風景。朝の光がすがすがしい。
那覇、沖縄、お世話になったみなさん、さようなら。

0730-1130 朝食&ブログ書き

昼食の営業が始まる1150までレストランが解放されている。
給湯機の使用も自由。
テーブル1つを占領し、ノートPCを広げてブログを書きなながら、
コーヒーを入れて飲みつつ、昨日買っておいたパンを食べる。

あっと言う間に4時間経過。

1150 与論島に到着。

これが乗ってきたフェリー。ターミナル付近は岩場だ。

高台からの眺め。海の色の微妙な変化が美しい。

ヨロン島は、周囲がサンゴ礁で囲まれていて、内側に浅い海域がある。色が美しいのはそのためだ。「東シナ海の真珠」と言われるらしいが、空からの写真だと、ルビーやエメラルドに近い。

1215 与論島一周開始。港から時計回りにグルっと回る。

与論空港。
修学旅行で到着したらしい女子高生。楽しそうにはしゃぐこと、はしゃぐこと。
若いっていいなあ。

ヨロン駅。隣の駅は、沖縄と鹿児島。

駅の後ろの風景。どこも海が美しい。

待合い所。
「天の川銀河鉄道本線」とある。
きっと、列車名は「999」、不定期運行。乗れるかどうかは運しだい。

列車には乗れそうもないので、せめて記念撮影。

与論島は、実は、ヨロンパナウル王国という独立国。「パナ」は花、「ウル」はサンゴ礁。花とサンゴ礁の王国、という意味。1983年に独立している。
写真右上の丸いのが、ヨロンパナウル王国の紋章。

ヨロン駅付近からの風景。乗ってきたフェーリーが見える。鹿児島向けて航海中。

ウドノスビーチ。

海岸沿いに少し走るとこんな光景が、、、

回り込んでみる。

こんにちわぁ~。それは何ですかぁ? 何をしてるんですかぁ?

ああ、これ? ガラパゴスっていうの。木を細かく砕くんさ。
今、修理中。

ここで砕くんですね。人が落ちたらイチコロですねぇ。

まあな。あっちに砕いたやつがあるよ。行ってみな。

ありがとうございます。

こんにちはぁ~。これがあっちの機械で砕いたやつですか?

これは砕く前。砕いたやつは、あっち。何? 業者?

いやいや、ただの旅行者。あっちの機械、初めて見たもんで。
ガラパゴスって言うんですね。

いや、ガラパゴスはコマツの製品の名前。木材破砕機。

ああ、製品名なんですか。変だと思った。ありがとうございます。

砕いたやつ。なるほど。こうなるのか。

少し走ったところのビーチ。名称不詳。
小さなビーチがたくさんあるので、詳細記録なし。

少し走ると、またビーチ。

(たぶん)何かの動物の穴。カニ? あちこちにある。

次の浜に向かう。

キジだ。赤い頭が見える。一瞬にして見えなくなった。

アイギビーチ。

ビーチに向って道をくだる。

浜に降りて振り返ったところ。尖った岩場だ。登山靴だからいいけど。

岩と岩で遮られたプライベートビーチ。砂が綺麗。パノラマで撮ってみた。

メーラビーチ付近。

そこから少し走ったところ。

右手を見たところ。

こんな感じで岩場と砂浜がセットになって次々と続く。

寺崎漁港。

防波堤で釣りをする二人。

ここを歩いて行ってみた。

餌を付ける男性。笑いながら待つ女性。
防波堤で釣デート。いいね!

こんにちはぁ~。すみませ~ん。何が釣れるんですかぁ~。

今日、釣ったのはこれ。〇△◇と&#$(忘れました)。

見せていただいたのがこれ。どちらも綺麗な魚だ。

男性が一匹を捌いて内臓を出し、こちらに見せてくれた。

ヒレが美しい。

どうもありがとうございましたぁ~。

防波堤を歩いてバイクに向かう途中、、、

カニだ。ササっと見えなくなった。

こちらにも。

田んぼ? 田植えが終わったところ? 与論島でお米が作れるのか?

寺崎海岸。

こんな碑がある。

トゥマイとティララキの夫婦(めおと)龍(寺崎海岸)

こっちがトゥマイで、

こっちがティララキ。

だってさ。
もう少しまともなストーリーにしてほしかったなぁ。

叫ぶカバ。

さらに走る。

またビーチ。

なぜエンジンが岩に干してある?

舟が少しずつ陸に上がっていく。

見上げると漁師さん。
ジャッキで舟を巻き上げている。
タコを獲っていたとのこと。遊び・趣味程度にやっているらしい。

お墓の脇を通る。
と、、、ヨロン駅で見たようなものが、、、
あの向こうに何があるのか?

行ってみた。

浜辺だ。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は P1353991-1280x853.jpg です

事前に生えたとは思えない植物。

大金久海岸に着く。

ここもヨロンパナウル王国の支配下。

浜に向かう。

左はお土産物店。
老練な営業手腕をお持ちのご婦人方がいる。
前を通るときには気を引き締めてどうぞ。

百合ヶ浜は、大潮の干潮時にだけ現れる砂浜。
残念ながら大潮の時期は過ぎてしまった。
並ぶのはグラスボート。サンゴ礁を見に行くツアー用。

赤崎海岸サンライズ浜。ここも王国の支配下。

浜へ出る。

赤崎灯台が見える。

もう17時30分を回った。海岸を回るのはここまでにして、与論城跡を見に行こう。

与論城跡。

石垣と鳥居。そして鯉のぼり。

「地主」と書いて「とこぬし」と読む。
鳥居の錆びが痛々しい。

さあ、日が暮れる前に宿に着こう。

【本日の宿】
茶花海岸近く。ヴィラ形式。新築して営業開始2~3年。宿の数が少なく選択肢が限られる。

【本日のマニアック】

【本日のデータ】

●ヨロンパナウル王国

1982年から始まったミニ独立国ブームで生まれた国の一つ。井上ひさしの小説『吉里吉里人』がヒットしたのをきっかけに、岩手で「吉里吉里国」が生まれたのが第1号。最終的には200国を超えたらしい。

ほとんど立ち消えになっている中で、活動中なのが素晴らしい。
バカバカしいと言わずに、シャレに付き合うほうが楽しい。

●ガソリンメータと残量の関係

「E」の上半分を指している状態で、3.17リットル給油。
残量は約0.8リットル。あと40kmは走れる計算。