2021/10/09 丸亀城(現存12天守)を観る(D328)

今日は丸亀城に行く。
現存12天守の一つだ。見逃してはなるまい。
前回はうっかり素通りしてしまった (-_-;) 笑

0700 起床。昨日のブログを書く。

0730 朝食。

0800 ブログの続きを書く。

0940 ブログ終了。公開。

1015 宿を出発。

1110 丸亀城に到着。リュックに必要なものを入れ、城を歩く準備。
隣では小学校の運動会の真っ最中。どうやら先生と6年生の対抗戦が始まったようだ。
「先生頑張れ! 無理しない程度にもっと頑張ってくださ~い!!!」

1150 ガマンできずに行ってみる。

先生+生徒会チームと6年生チームの対抗綱引き、
いいね!
運動会ができるって素晴らしいことを再認識。ちょっと感激。

城の正面に回る。
左から、大手二の門、大手一の門、天守閣。
すべて江戸時代のものだ。

大手二の門。
二つの門のうち、外側にあるのを二の門と呼ぶのが面白い。

門扉が素晴らしい。年季が入る、という言葉があるが、まさにそれ。

「木と青銅」と「光と影」と。

矢狭間(やざま)も美しい。

大手一の門。

こちらは門構えが重厚で素晴らしい。
上部には石落としがある。

ここまで書いたところで、藤井聡太3冠が竜王戦第1局に勝利とのニュースが。
やった! 凄い!
昨日(1日目)は豊島将之竜王が優勢だったようだが、今日(2日目)になって逆転勝ちということか。
竜王戦は7局なので先は長い。が、勝つ可能性がじわっと高くなった。
家にいるときは藤井聡太3冠の対局後にはいつもYouTubeの解説動画を見ている。
「アユム」さんと「観る将」さんの解説がわかりやすくて好きだ。

門の内側の梁。
細い方(木材の先端側)は下に短い木材を添えた二重構造になっている。面白い。

反対側。太い梁の曲がり具合が面白い。

大手一の門を入ったところに観光案内所&トイレがある。
立ち寄ってお話を伺うと案内絵図をくださった。

よくできている。わかりやすい。
石垣満喫ルートという緑のラインに沿って行くことにする。

見返り坂という長い坂を上り切ったところ。名のとおりに振り返ってみた。

扇の勾配、と呼ばれる石垣。上部はほぼ垂直。

高浜虚子の句碑。
稲むしろあり 飯の山あり 昔 今

「飯の山」とは「飯野山」(いいのやま)のこと。讃岐富士とも呼ばれる。

これが讃岐富士。
石垣と相似形。山頂付近のカーブの具合までそっくり(笑)

三ノ丸東石垣。
上部の白っぽい石は修理の際に新しい石と交換したもの。下部の黒ずんだ石と違いがはっきりとわかる。面白い。

三の丸から二の丸に向かう途中にあった写楽。
もうチョットで天守じゃァ、と言っている。
夜は内側に灯りがともり、絵が浮かびあがる仕組み。

二の丸に向かう。左右の白いのは灯り。

竹の中に灯りがともると、穴から光が漏れて絵が浮かびあがる仕組み。
絵は、アマビエ、讃岐富士、土器川(どきがわ)かな。
「MT.422」は讃岐富士の高さ。形が良くて低いので、登山者には人気らしい。

二の丸。可愛いピンクの花が咲いている。名称不明。

二の丸からの風景。

遠く瀬戸大橋が見える。

大手門側。石垣の上に手すりがない。ギリギリまで寄ってみた。

反対側には天守がそびえる。
ここから見る天守が正面になる。シンプルなあっさりした造りだ。
丸亀城があまり有名じゃないのは、小さくて見栄えがしないからだろう。

石垣と木の根の現代アート。本丸に向かう途中で見つけた。

本丸に着く。ここからの天守は後ろ側からの眺め。

いよいよ中に入る。
コロナで閉まっていたが、マンボウ解除を受けて10月1日から再開している。

受付の上を見よ。「燧梁(ひうちばり)」という造りの梁だ。

別の隅をアップで。

当時の築城技術をダイレクトに見られる。これが現存天守の醍醐味。
外側を観るよりも内部を見るのが楽しい。

1階全体。天守を支える柱たち。太い柱ではなく、数で勝負する構造。

2階へ登る階段。この急角度がいい。年季が入って美しい。

背面の傷み具合が泣かせる。よう頑張っとるのお。

2階に登る。

壁の漆喰を分厚くしてある。太鼓壁(たいこかべ)という。

2階の四隅も 燧梁(ひうちばり) 構造。

3階を支える2階の梁たち。頑張っとるのお。

3階を支える2階の柱たち。この3本セットが四方にある。美しい構造だ。

3階へ登る階段。

手すりの木目が美しい。

3階。2本の柱が天井を支える。

天井を支える柱と梁たち。かなり複雑な構造だ。
何度も言うが、これが見られるのが現存天守の醍醐味。

下界を見下ろす。
町の向こうに海、そして本州の山々が見える。
今日もわが領民たちはよく働いているのお。

外に出る。

改めて天守を見上げる。

グルっと回り込む。石垣の存在感がすごい。

平成30年に崩落した石垣を修理中。崩落の原因は長雨と台風。

三の丸へ降りる。

搦手門(からめてもん)へ向かう途中の風景。

ピンク&グリーンの組み合わせがいいね。
特にグリーンを透ける光の束と石垣との組み合わせがグッド。

石垣修理の現場。

番号の付いた石が整然と並ぶ。

H-5-11という石。
石を割るときに打ち込んだクサビの跡(矢穴という)がはっきりわかる。

さあ、ここで石垣クイズ。
この石は重さが第3位の石です。いったい何トンあるでしょうか。
(答えはPR館にあります。)

軽自動車4台ぶん(650Kg×4)ぐらいかな。
とすると2.5トンぐらい、と見当をつける。

すぐ後ろが石垣復旧PR館。
積みなおしでござる! という絵がいいね。

中に入る。中央に石垣修理の解説ボードがある。
さあ、重さは2.5トンか? 正解やいかに?

3位 3.61トン (旧チャンピオン)BC角22

残念! 軽自動車5.5台ぶんかあ。思ったより重い。

1630 丸亀城は十分に堪能。さあ、高松の宿に向かおう。

宿まで数キロのところで出会った風景。「山」の字を絵に描いたよう。素晴らしい。
この中のどれかが讃岐七富士の一つ 六ツ目山(御厩富士:みまやふじ)だと思う。
最後に素晴らしい風景に出会えた。感謝!

■本日のデータ
丸亀城天守入場料:200円

■本日の宿
昨日と同じ。2泊目。

2021/10/08 徳島から高松へ(D327)

0850 起床。よく寝た。

0900 朝食。
持参したドリップコーヒーに自販機のカップラーメン用お湯を注ぐ。
お湯の温度が高いので、美味しいコーヒーができました。
昨日、スーパーで買ったロールケーキはグチャグチャ。
冷蔵庫がないため常温保存だったので無理もない。

0930 今後の計画を立案。
最初は四国と山陽でやり残したことをやる。
四国では丸亀城(現存12天守) 見学。
岡山県の備中松山城(現存12天守)見学。
兵庫県の宝塚観劇。前回も観たが今回も観る。最優先で観る。

問題は宝塚大劇場の予約。空きがなければ諦めるしかない。
取れたのは、
10/15(金)13:00 S席(2階席前方)

よっしゃー! あとはここを軸にしてスケジューリングすればいい。

1100 昨日分のブログを書く。

1230 ブログ書き終了。

1320 下船。

1340 松山に向かう。

1430 途中「さぬき手打ちうどん 一心」というお店で焼うどんを食べる。讃岐で焼うどんは珍しいので、一度食べてみたかったのだ。

大きい丼がドーンと出てきた! メガネ・財布と比べると大きさがわかりますね。
中盛りで960円は高いんじゃないの、と思っていたが、これなら納得。
関東の焼うどんとは違い、スープがある。チャンポン麺のうどん版のような感じ。
麺は讃岐うどんだが、煮込んであるので柔らかい。でも腰がある。絶妙なバランス。
ダシの効いたスープ、白菜、豚肉、きくらげなどがマッチして美味しかった。
スープも全て完食したのでお腹パンパン。大満足。

1520 高松を目指してひたすら走る。特記事項なし。

1700 高松市内のスーパーで夕食を買う。

1800 宿に到着。今日のトピックは「焼うどん」だけです。

■本日のデータ
焼うどん:960円(中盛り)※大盛り1100円もある。どんな量か見てみたい。

■本日の宿
栗林公園(りつりんこうえん)付近のビジネスホテル。

2021/10/07 日本一周ラストツーリング、スタートです(D326)

いよいよ日本一周もラストツーリングに突入。
今回は、近畿、紀伊、東海、中部、関東とエリアが広い。
これを、1カ月半、45日で回る。
時間が限られているので、メインエリアは紀伊半島。特に熊野古道だ。
できる限り歩きたい。
まあ、身体と相談しながらですね。

昨日 1000~1800
荷造り。日用品を整理、パッキング。
どんなものを持ち歩いているのか紹介したいと思うのだが、、、
写真撮影も説明も時間がかかるので、旅が終わってからになりそうです。
へぇ~、そんなものを持ち歩いているの、というものがあると思います。

0900 衣類の荷造り。
この時期は気温の変化が大きいので11月下旬に必要なものを準備。
キャンプ用品は持たず、冬用衣類を持つことにした。

1330 荷造り・積載終了。今日も昼食抜き。シャワーを浴びる。

1400 出発。

1630 有明の少し手前、銀座の日高屋(有名チェーン店)で「大宮担々麺」を食べる。
日高屋の麺はプリプリしていて好きなタイプ。
担々麺に「大宮」が付くのはどんなものかと思ったが、一般的な担々麺とは違う、卵とじ風の独特のつくり。けっこう美味しい。

1700 勝どき橋近くのスーパーで夜食を買う。鰻飯、豚レバー炒め、日本酒少々。

1800 有明のオーシャン東九フェリー埠頭に到着。

1830 乗船。

今回はフェリー しまんと。

展望デッキからの風景。パレットタウン大観覧車。

1930 出航。

東京の夜景がどんどん変化する。船はこれが面白い。
手持ち撮影なのでブレブレだが、ましなものをいくつかどうぞ。

東京タワー。赤いところが展望台。黄色にライトアップされた上部が見えている。

スカイツリー。スマートな美人ですね。

アクアライン。

灯浮標(とうふひょう)。
陸地に立つのが灯台、暗礁や浅瀬に立つのが灯標(とうひょう)、浮いているのが灯浮標。流されないように海底の重りにチェーンで繋がれています。

電波が通じなくなったので、ブログ書きをやめてテレビを観ていたら、地震速報!
関東で震度5とか。
船が陸から離れるにつれ、テレビの電波が届かなくなり、詳細不明なまま終了。
震度5は大きな揺れだが心配するほどでもないだろう。

■本日のデータ
フェリー料金:東京→徳島、大人+原付2種 19,300円

■本日の宿
フェリーしまんと 二等洋室(カプセル個室の上側)