2021/08/01 小豆島へ渡る(2日目)マルキン醤油・二十四の瞳映画村・石切場(D283)

今日は、映画「二十四の瞳」のロケ地を見に行く。
昔は、小豆島と言えば 二十四の瞳 、みたいなイメージがあったが、今はどうなのだろう。
そもそも、二十四の瞳を知らないのでは。

土庄(とのしょう)の宿から30分ほど走るとこんな光景が出現!

おお、素晴らしい! これは何?

道路の反対側の建物。
「マルキン醤油」という醤油醸造所だ。
小豆島には醤油醸造所がたくさんあるが、ここはその代表。観光マップにも載っている。

手前は売店。
屋根から立ち上がった「〇金」の看板がいいね。

歴史を感じさせる素晴らしい建物!

蔦が芸術的だ。

大きな桶の赤い「〇金」と後ろの建物とのコントラストがグッド。

マルキン記念館。
無料公開中ということなので、入ってみた。
天に向かって真っ直ぐに伸びた竿のようなものは何だろう?

江戸時代の醸造光景のジオラマ。こういうの好き。

通路に置かれた大桶(おおこが)。もろみ、醤油を入れる桶。
おとなが立って通り抜けられるほど大きい。

業務用ミシン。もろみを入れる袋を縫う。
足踏み式ではなく、モーターで動く。
ペダルではモーターの回転数(縫う速さ)を調整する。

醤油を搾る装置。
手前の四角いところに袋詰めしたもろみを入れ、斜めになった木でギュッと押し搾る。
斜めになった巨大な棒の先端(写真左上)に重りを下げる数本の鎖が見える。

搾る装置を横から見た図面。構造が良くわかる。

さて、映画村へ急ごう。

と思ったのに、道路脇に凄いバイクが打ち捨てられている。
思わず止まって、写真撮影。

BMWのK1という名車。サイドカウルに大きく「K1」と書かれている。
1989年発売。
水冷4サイクルDOHC4バルブ水平縦置き4気筒987ccエンジンを積む。
当時、最先端のスーパースポーツ。未来から来たような独特のデザインが印象的。
しかもサイドカー付き! 超レア物。

サイドカーのデザインも未来的。
損傷が激しいのが痛ましい。
捨ててあるようにも飾ってあるようにも見える。なぜここにこのバイク?

映画村に到着。

二十四の瞳と言えばヒマワリ。なのか?
映画は観ていないが小説は小学生のころ読んだはず。

分教場。
これは1987年の田中裕子主演リメイク板の撮影用セット。
1954年の高峰秀子主演のほうは本物の分教場で撮影した。そちらは映画村から少し離れた場所にある。

撮影に使った自転車。
女先生が自転車に乗って走るシーンが有名だよね。

廊下。
自分が通った小学校を思い出す。

教壇に立ってみた。先生になった気分。
教室の後ろには撮影セットが並ぶ。撮られてると思うとちょっと緊張、、、

カメラの後ろに回ってみた。監督になった気分。

教室から見える海。いいね。
この場所に分教場のセットを作った理由がよくわかる。
外でもいい感じで撮影中。

外へ出てみる。

今日のベストショットが撮れました。

大桶(おおこが)を利用したベンチと記念撮影。
ここには座りたくないような、、、 微妙です、、、

高峰秀子主演の分教場。こちらは本物。映画村から500mほど離れている。

廊下外側の造りが映画用セットとは少し違う。こちらが本物。

天井の方位版がユニーク。私の学校にはなかった。

窓からの風景。
海は見えないが愛車が見える。これはこれでオーケー。

さて、島を海沿いに一周して土庄のフェリー乗り場へ向かおう。

小さな島の中に民家が見える。送電線が海を越えて引いてある。
不思議な感動。
毎日、船で外出するのだろうか。

大角鼻(おおかどはな)灯台。

天狗岩丁場。
「大阪城石垣石切丁場跡」とある。日本遺産になっている。

少し歩けば行けそうなので、行ってみよう。

矢穴(石を割るために開けた穴)が並ぶ石。

巨大な石の下側にも矢穴! こんな位置にあるのは珍しい。

パックリと二つに割れた石。

割れ目の凸凹がすごい。

これが大天狗岩。高さ17.3m、重さ1,700トン。

人間と比べるとその大きさがよくわかる。

さて、土庄のフェリー乗り場に急ごう。

って、またも素敵な風景を見つけて急停止。

蔦に覆われた家。昼顔とのコラボが絶妙だ!

小豆島に別れを告げ、高松へ。

途中、蜃気楼の船とすれ違う。

この船も蜃気楼か?
って、排気管からの温風で空気が揺らいでいただけ。
でも、蜃気楼と(広い意味では)原理は同じ。

1830 高松到着。

今日は、朝食・昼食抜きになってしまった。お腹ペコペコ。
さあ、スーパーに行って半額になったお弁当を買おう。

■本日のマニアック

マルキン醬油記念館で見つけた素敵な広告。『婦人朝日』掲載版。
シルエットだけで美人なのがわかる。

映画村で見つけた素敵な看板。
錆び具合が良い味を出している。

■本日のデータ
マルキン醤油記念館入場料:無料。
映画村入場料:本物の分教場見学とセットで880円。
天狗岩丁場入場料:無料。

2021/07/31 小豆島へ渡る (1日目)エンジェルロード・オリーブの丘・寒霞渓(D282)

今日は小豆島へ渡る。
なお、「小豆島」は「こまめじま」「あずきじま」ではなく「しょうどしま」(笑)

0700 起床。荷物の整理。

0800 チェックアウト。
乗船時間が迫っているので朝食はなし。
ホテルから貰った吉野家380円券を使う時間がない。残念!

0900 フェーリー出航。小豆島まで約1時間だ。

1000 小豆島 土庄(とのしょう)到着。

1100 ごろ エンジェルロードに到着。
干潮時だけ島に渡る陸地が現れるので、タイミングが合えばラッキー!、らしい。
基本的にはカップルが訪れるところ、らしい。

しっかりと陸になってました。今の時期、干潮は0730~1330。

せっかくなので、島へ渡ってみた。

カップルの願掛けがいっぱい。

ずう~っと幸せに過ごせるといいね。心からそう思います。

独り身は辛い! はるかちゃん、頑張って彼氏見つけようね。

地蔵埼燈台。

オリーブの丘公園。
白いギリシャ風車の右端で魔女が箒で飛んでます。
まだ新米みたい。1秒ぐらいで落下しました(笑)

オリーブ林とギリシャ風車。

オリーブの原木。
小豆島がギリシャの島と姉妹都市になったとき、最初に植えた1本。

そのあたりの経緯は、この本に書いてあります(笑)

1300ごろ オリーブを使った昼食を食べる。

ボンゴレビアンキ。
3つのタイヤみたいのがオリーブの実らしい。
フツーに美味しい。

1440ごろ 寒霞渓(かんかけい)に着く。まず、ロープウェイに乗る。

ロープウェイからの風景。

周囲の道路をグルっと走る。

道路沿いの展望台「四望頂(しぼうちょう)」からの風景。
渓谷は秋に限る。夏は平凡。

「二十四の瞳」のロケ地も見たかったが、今日は時間切れ。明日にしよう。

■本日のデータ
高松→小豆島 土庄(時間):約1時間。長い気もしたが、乗ってみるとあっという間。
高松→小豆島 土庄(料金):往復1,890 円(復路は1週間有効)
ボンゴレ:900円。
寒霞渓ロープウェイ料金(往復):1900円ぐらい。片道5分なのに意外と高い。

2021/07/30 徳島から引田の町並みを経て高松へ(D281)

0745 起床、シャワー、昼食、計画立案など。

1330 下船。

フェーリーどうご全体と記念撮影。バイクの小ささがよくわかる。

1350 徳島ラーメンの超有名店へ到着。

肉入り大盛りを注文。
う~ん、しょっぱい。肉も味が濃すぎるが、スープも濃すぎる。
ずっと家庭では薄味なので、外食はみな濃く感じる。
一般的には美味しいのかもしれないが、私にはちょっと辛い。
背油も浮いていて、脂っこすぎるのも、、、
ラーメン系は、個人の嗜好が激しいので、まあこれはこれで良しとしよう。

1420 徳島県内は最後に見ることにして、香川県の引田に向かう。

途中で見つけたお店、スマホ堂。お洒落でいいね。



炎天下、ムチャクチャ暑かったので、木陰で一休み。
腕には女性用アームカバー。日焼け対策(笑)

1600ごろ 引田到着。伝統的建造物が残っている。

この独特の美しさ。影の具合がいい感じ。

元造り酒屋の煙突。

引田郵便局。このあたりでは有名な建造物なのだが、、、

オロナミンCの空きビンが散乱、、、
観光客はこんなに飲まないと思うが、、、地元の人か???
郵便局の人、なぜ片付けない???
こういうのを見つけるのも楽しいといえば楽しいのだが、、、

お洒落な造りの床屋さん発見!
黄色の自転車もいいね。

讃州井筒屋敷その1。

讃州井筒屋敷その2。

かめびし屋。醤油醸造所。壁の赤色が印象的。

かめびし屋その2。
上から、青、黒、赤&黒、白&黒、黄&黒の配色がグッド。

印象的な赤壁、40年前は白でした。
有名な建築家に、赤にしたら運気上がるよ、と言われ、赤にしたそうです。
それ以降、確かにアゲアゲだそう(笑)

1730-1830 高松まで走り、スーパーで買い物をし、宿に到着。

■今日のデータ
徳島ラーメン:肉入り大盛り750円
味覚に関する知見:家庭の薄味に慣れると、外食はみな濃すぎる(笑)
色彩に関する知見:有名な建築家の意見を取り入れるといいことがある(実例あり)

■今日の出会い

香川県に入って出会った、サイドカー付ハーレー!!!
3歳の娘さんがサイドカーに乗ってました👧
可愛かったです💕