2019/5/24 一時帰宅の準備(D187)

6月にはいろいろ所用があるため、明日、いったん帰宅することにした。

バイクをどこに預けようかと考えていたら、宿のご主人が、うちで預かってあげるよ、とおっしゃる。

やったー! ということでお言葉に甘えることに。

ご主人もライダーだ。2台所有している。

黄色いのは、ホンダ モンキー125。昨年新発売されたニューモデル。
後ろのは、BMW F650GS。高級車。乗りやすくていいバイク。

持ち帰るものを選んだり、飛行機の予約したり、一日中準備。

せっかくなので宿のご主人と奥さんと三人で記念撮影。

すみませんが、相棒バイクをよろしくお願いいたします。

10月23日(火)98日め 紅葉を観に行く(1)吹割の滝

3rdの始めに、吹割の滝と中禅寺湖の紅葉を観に行くことにする。

ルートは、自宅→沼田→(120号)→吹割の滝→丸沼高原→奥日光→中禅寺湖。

まずは沼田に向かう。

途中、わたらせ瀬渓線、上神梅(かみかんばい)駅で一休み。

今回の相棒バイクは、ホンダNC750X。750ccだからスーパーカブの約7倍の排気量だ。

駅舎内には小学生の絵が展示されている。

この大胆な構図。いいね!

すごい迫力! 素晴らしい。こんな写真を撮りたいものだ。

出発から5時間ほどで吹割の滝に着く。のんびり走りすぎた。

昔ながらの観光地風景が広がる。この道を左に曲がって滝に向かう。

流木の販売店?

昔ながらのお土産物屋さん。

まちこ茶屋というお店。店主の、滝のゆうちゃん、と少しおしゃべり。

このお店、古いんですか?

そうだね。70~80年ぐらいやってるのかなぁ。オレが2代目。子供に早く3代目を継いでほしいんだけどねぇ。

これは別のお店にあったもの。へびちゃんは、尻尾を持って垂直に立てるとクネクネ動く。昔、遊んだ記憶が蘇る。

吹割の滝入り口。ここから2時間ほど遊歩道を歩く。

面白い形の岩が続く。紅葉はまだ始まったばかり。

日本刀で袈裟切りに切られたように見える。断層だろうか。
水面の少し上、黒い部分の形が面白い。よく直線的に色が分かれたものだ。袈裟切りの角度と同じなので何か地球科学的な理由があるのだろう。調べたら面白いかも。

通り過ぎて振り返ったところ。それぞれの岩の形が面白い。

川の左手の水が落ち込んでいるところが吹割の滝。向こう側とこちら側の両側から水が落ち込んでいる。

吹割の滝を囲むように遊歩道が整備されている。

浮島橋を渡る。

橋からの風景。

対岸の遊歩道から見た吹割の滝。上から見ると水が落ち込んでいるのがわかる。

遊歩道の終点。神社の裏の階段を登ってきて振り返ったところ。

17時近くになってしまったので、中禅寺湖まで行くのは中止。数キロ離れた老神(おいがみ)温泉の宿を予約。

昼食抜きだったので早めに夕食。
舞茸天ぷら蕎麦ができるのを待つ間、レストランの美人おねーさんと歓談。
レストランのオーナーで40年近くやっているとのこと。昔はイタリアンレストランだったが、今はお蕎麦中心。どうりでお洒落な内装だと思った。
食後にホットコーヒーをサービスしていただいた。
お蕎麦もコーヒーも美味しかったです。

【今日のデータ】
高速道路を使わず一般道だけを走るなら、大型バイクでもスーパーカブでも目的地までの時間はほぼ同じ。法定速度を守っていれば、の話です。

9月1日(土)79日め 鳥海山に登る、はずだったのに

今日は鳥海山に登る。山頂の御室(おむろ)小屋に1泊して翌日下山する予定だ。
山小屋に泊まるのは富士登山以来だ。う~、ワクワクする。

0530 起床、準備

0730 予定では7時から食べ始める予定だったのに、準備に時間がかかって30分遅れ。

0800 朝食後、出発しようとすると、あれ? 相棒バイクの鍵がない!

焦るな。落ち着け。ポケットを探す。ない。ポーチを探す。ない。リュックを探す。ない。あとは? あとはどこだ? 朝からの行動を順に思い出す。

ズボンのポケットに入れたはずだ。部屋の鍵と朝食券とバイクの鍵、確か3つを入れた。部屋の鍵はフロントに返した。朝食券は朝食ルームで渡した。とすると、落としたのか! 落としたのなら、朝食ルームあたりの可能性が高い。

あわてて地下1階の駐車場から10階の朝食ルームまで引き返す。

エレベーターを降り、廊下を探しながら朝食ルームに行く。

見つからない。

座っていたテーブル周辺を探す。ない。

朝食ルームの係員に届いているかも。係員を探す。いない。

フロントに届いているかも。1階まで戻ってフロントで尋ねてみよう。エレベーターに向かう。朝食受付の前を通りかかると、、、

向こうから来た女性の手に相棒の鍵が!

あっ、それ、私のです。探してたんです。

あっ、そうなんですか。

そうなんです。良かったあ~。どうもありがとうございます。
どこに落ちてたんですか?

そこのエレベーターの入り口。ドアのすぐ前。

そうですか。あって良かったです。本当にありがとうございました。

エレベーターで地下1階まで降りながら、深く反省。

ポケットには入れないことにしていたのに、うっかり入れてしまった。
いいか、二度とするなよ。
首から下げるか、持ち物にカラビナで掛けるか。単体にするな。
わかったか!
わかりました。もう、二度としません。

0840 なんだかんだで40分のロス。併せて1時間10分の遅れ。登山口まで相棒で走って1時間10分はかかる。10時前後に到着かあ。とにかく急げ。

走り始めて10分ほどすると雨が降り出す。泣きっ面に蜂。カーナビにしているスマホにビニールカバーを被せ、レインウェアを着る。15分のロス。このあと、コンビニに寄ってお弁当と水を買うのに10分かかる。着くのは確実に10時過ぎ。10時30分ぐらいになるかも。

山頂の山小屋までは少なくとも6時間、写真を撮ったりしてると7時間。16時30分から17時になる。山小屋からは16時30分までに来てくださいと言われている。ギリギリだ。

う~む、登山初心者にはリスクが高くなりすぎた。写真も撮らずに急いで登るだけというのも面白くない。

カッチン。頭のスイッチを切り替える。よし、今日はやめよう。明日、明後日は今日よりも天気がよさそう。無理して今日登る必要はない。

そうと決めたら道の駅で宿泊先の再調整をしよう。

10~15分走ると道の駅。山頂の御室小屋に電話し、宿泊日変更の連絡。下山後の宿を1日ずらし、今日の宿を手配。すぐに登山開始できるよう、山麓の山荘に泊まることにする。

よし、これでオッケー。さて、このあとどうしよう。

1030 由利本荘市で登山用品店を探して登山用小物をいくつか買う。

1130 ツタヤを探し、コミックを3冊借り、マクドでコーヒーを飲みながら3時間ほど過ごす。

借りたコミックはこれ。

『映像研には手を出すな』第3巻 大童 澄瞳、小学館
1巻、2巻は読んだので3巻を借りる。
面白い! 設定が複雑な上、面白さも複雑。いろいろな賞を受賞しているが、納得できる。タイトルと表紙の絵を見て、面白そう、と思った人にはおススメ。

『理系が恋に落ちたので証明してみた。』第2巻、第3巻 山本アリフレッド、フレックスコミックス
1巻も借りたかったが貸し出し中。4巻も出ているが、まだレンタルしていない。なので2巻と3巻を借りる。恋という状態を一般化して定義しようとする、好意を抱きあう理系の男女をコミカルに描く。面白いと思うか、好みが分かれそう。私は理屈っぽく考えることを笑いにする、というのは好きなタイプ。

1500 鳥海山麓の山荘に向かう。

途中の風景。秋田の段々畑。

写真を撮っていると農家のオジサンが一休みしているのに気づく。
こんにちは~、と話しかけ、いろいろお話。

ここは少し段々畑になっているんですね。

そうなんだ。水が溜まらないんでたいへんなんだ。雑草が生えるし。
ほら、雑草だらけだろ。

えっ、稲だけと思っていたんですが、確かに雑草が混ざってますね。

どこから来たの?

川越です。埼玉の。

そうなの。オレ20年ほど前だけど川越に住んでた。新河岸。
仕事やめてこっちに帰って来て農家やってる。農家はたいへんだぁ。

なぜ雑草が生えるのか、どうやって稲と分けるのか、どれだけたいへんなのか、いろいろお伺いしたのだが、長くなるので割愛。

私には、ほんとうにたいへんですね、という程度のことしか言えない。
実情を知ると何も言えなくなる。

ありがとうございました。お礼を言って走り出す。

しばらく走ると鳥海山が見えてくる。

鳥海山と夏の名残

鳥海山と秋の風

鳥海ブルーラインに入る。

傾きかけた陽の光が日本海に反射する。

遠くには風車。

山荘が近づく。

秋田から山形へ。

遊佐町に入る。

鳥海山は秋田と山形の境にある。山荘は山形だ。

1700 山荘到着

明日のために今日は寝る。おやすみなさい。

【本日のデータ】

マーフィーの法則:ポケットに入れた鍵は必ず紛失する。