2021/11/03 彦根城を観る(D353)

今日は彦根城を観に行く。
彦根城は、現存12天守の一つだ。さらに、国宝の5天守の一つでもある。
これは行かねばなるまい。

0700 起床。

朝食を食べながらブログを書く。

1100 やっとブログ終了。出かける準備。

1200 宿を出る。

1215 彦根城の駐輪場に着く。

お城の前には観光用人力車。

こちらには露店。たこ焼きとたいやき。いいね。

彦根城の本丸に向かう。

表門を入り少し歩くと「登り石垣」の解説板。

見上げると、登り石垣。
確かに山の斜面を登るように作られている。
左側に「堅堀(たてぼり)」と呼ばれる窪みがあるのも解説どおり。

料金所にあるくつ袋。
天守や櫓に入るときに靴をこの袋に入れる。
危なく取り忘れるところだった。危ない、危ない。

石段を登り続けると、天秤櫓(てんびんやぐら)が見えてきた。

鐘の丸(左)と天秤櫓(右)を廊下橋がつなぐ。

天秤櫓を正面から。
迫力あるねぇ。

廊下橋。木製。
戦のときには壊して渡れないようにする。

天秤櫓を正面から。

櫓の門をくぐる。

茶色の石と黒い扉。とてもいいバランス。

回り込むと、天秤櫓への入口がある。

継ぎ足した梁と継ぎ足した柱。機能美ある。いいね。

光の饗宴。

梁の構造が複雑だ。美しい。

櫓を出て本丸に向かう。

時報鐘(じほうしょう)
時を知らせる鐘。最初は本丸の中にあったが、音が城下全体に届かないため、ここに移した。眼下に城下町が見えるので、確かにここなら届くかも。

時報鐘の向かいは、太鼓門(たいこもん)&続櫓(つづきやぐら)

太鼓門。

太鼓門を通って、裏側に回る。
おおっ、櫓の裏側の造りが珍しい。外に廊下が付いている。
これまで見たことがない。

左に回り込んで、太鼓門の入口に向かう。
名前は門だが上は櫓だ。櫓門という形式。

櫓の裏側に設けられた廊下。
手摺り(欄干・高欄)が付いている。これも珍しい。
廊下の突き当りにも扉がある。L字型に曲がった方に出入りできる造りだ。

梁の構造は複雑ではないが、曲がった木材をうまく組み合わせている。

天守の前ではファミリーが記念撮影。
順番待ちの人たちが並んでいる。大人気。

ファミリーの記念撮影が途切れたタイミングで私も撮影。
うん、お城だけでなく鎧兜が入ると、グッと雰囲気がでますね。

天守をいろいろな角度から見上げる。
大きくはないが、美しい造りだ。

三層目の唐破風(からはふ)
破風の曲線と金色の飾りが優雅な雰囲気を醸している。

一層目。黒と白のコントラストが美しい。

石垣に登らないで ください

登る人がいるんだね。
登りたくなる気持ちはわかる。ボルダリングをやってたら特にそうだろう。

順番待ちをしてお城の中へ。
左側通行。
黒い鉄の門扉が独特だ。

一層目。
木材の曲がりをそのまま活かした構造がいい。
梁が白壁に埋め込まれる位置がバラバラなのが面白い。

この曲線を見よ。
こんな曲線の木材をよく探したものだ。

こうして見ると、それぞれ梁の曲がり方が違うのがよくわかる。
右手は二層目に登る階段。渋滞中。

階段から続く順番待ちの行列がジグザグに曲がって一層目全体を埋めている。
そうか。今日は文化の日、祝日だ。
と、今さらながら気づく。

武者走り(外側)と中心部の間に敷居・戸がある。
今まで見た城には無かった造りだ。

やっと二層目に登る階段に着く。
ここは右側通行。

二層目に登ると、そのまま三層目に行け、という指示。

いきなり三層目に登る。
階段が狭くなってきた。

三層目。

梁の曲線が唐破風のよう。意図してこんな曲がり方の木材を使っている。やるね。

三層目は中央で仕切れる造り。これも他では見かけたことがない。

梁の曲線が美しい。

さまざまな曲がり方の木材を活かした造り。素晴らしい。

太い梁が白壁に入っていて、、、

反対側に突き抜けている、、、ように見える。
一本の木材だと思うのだが、、、未確認。

城下と琵琶湖を望む。

三層目も列になって順路どおりに見て歩く。

それでは、梁の曲線の美しさをご堪能ください。

ん? 梁の上に板張りの個所がある。あれは何だろう?
神様をお祭りする棚かも。未確認。

三層目から二層目に下りる。

この複雑に曲がった梁を見よ。
きっと位置合わせは難しかっただろう。匠の技だ。

二層目からの風景。
ぼやけて写る黒いのは金網。すべての窓に張ってある。

二層目の梁もなかなかのもの。
ご覧ください。

根元の太さを活かしたり、

それぞれの曲がり方を活かしたり、

きれいに揃えたり、、、
自由自在に組み上げている。ただただ感心するばかり。

出口に向かう。

黒い鉄の門扉を抜けると出口だ。

ここの梁も唐破風のよう。細かいところまで凝っている。

外へ出る。
これから天守に入る人たちが、まだまだ続く。
彦根城、大人気。

午後の光がお城を照らす。
白と黒のコントラストが美しい。

西の丸。
向こうに三重櫓(さんじゅうやぐら)がある。

三重櫓。両サイドに伸びるのは続櫓(つづきやぐら)。

確かに三重だ。

中に入れる。

この櫓の梁もお見事。

場所によって微妙に曲がり方が違うのが面白い。

二層目に登る階段。向きが逆の階段が対になっている。実践的な造り。

二層目に登る。
こちらは見学者が少ない。ほぼ独占状態。

二層目。
午後の光が差し込んで美しい。

三層目に登る階段から下の階段を見下ろす。
向きが逆の階段がよく見える。

三層目。
午後の光が美しい模様を作る。

こちらでも光と影の饗宴。
櫓には天守では見られない風景があった。

遠く天守が見える。
望遠にして大きく撮影。

三重櫓を外から見上げる。
攻めるのはたいへんそう。戦いたくない相手だ。

ゆっくり回ったので残り時間がない。
閉まる前に玄宮楽々園(げんきゅうらくらくえん)に行かねば。

急いで城のエリアを下り、隣のエリア、楽々園に向かう。

楽々園の御書院。
夕陽がかすかに樹木を照らす。

玄宮園。
回遊式庭園。彦根城が見下ろしている。

園内どこにいても彦根城が見える。

彦根城をシルエットで撮ってみた。
もう少しあとなら夕焼け空をバックにできたのだが。

園内をグルっと回る。
少し時刻が遅すぎた。光が当たらないので発色が悪い。

一応、記録で撮っておく。

係りの人が雨戸を閉めだした。そろそろ閉園です。
さあ、帰ろう。

遊覧船とすれ違う。
彦根城は、お堀が二重に取り巻いており、外堀と内掘がつながっている。
二重のお堀をすべてを回るのなら面白そうだ。

駐輪場の前(お城エリアの正面)では、何とか市を開催中。

入ってみた。

琵琶ます。
とても美味しそう。
なのだが、800円以上という価格がネック。しばらく考えたが、買わなかった。

■本日のデータ
彦根城 駐輪料金:バイク300円。自転車は無料。
彦根城 拝観料:800円。玄宮楽々園の入園料を含む。

■本日のお酒

山廃仕込 純米 熟成酒 美冨久(みふく)   美冨久 酒造
三年以上熟成させたお酒。黄金色なのが特徴。泡盛の古酒に似た味わい。

■本日の宿
昨日と同じ。2泊目。

2021/10/31 伊勢神宮 内宮、おはらい町通り、おかげ横丁を巡る(D350)

今日は、伊勢神宮の内宮(ないくう)へ行く。
内宮のすぐ前に、おはらい町通り、おかげ横丁があるので、そっちも楽しみだ。
時間があれば、神宮徴古館(じんぐうちょうこかん)にも行きたい。

1020 宿を出る。

1030 内宮の駐輪場に到着。

先に停めてあったスーパーカブとツーショット。高齢者マークでも元気そうで何より。

こちらは自転車で日本一周中。旅する大工さん。

内宮に向かう。

皇大神宮(内宮)(こうたいじんぐう(ないくう))
御祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)

天照大御神は女神。でも、現在、女性は天皇にはなれない。何かしっくりこない。

境内の入口で記念写真を撮る人たち。
さすが内宮。外宮(げくう)とは参拝者の数が違う。

太鼓橋の下を流れる五十鈴川(いすずがわ)にはたくさんの鴨がいる。
ローストにしたら美味しそう、と考えるのは私だけ?

奉納された御神酒(おみき)がずらり。
これだけあれば、お酒には一生困らない。神様は永遠なので全く足りないのか。

御神酒の向かいには、菊の盆栽が並ぶ。
鮮やかなピンクがひときわ目立つ。いいね。

一番いいと思ったのがこれ。独特の風格がある。
仙人が住むという蓬莱山をイメージしている。ような気がする。
今日、一番のお気に入り(笑)

五十鈴川の御手洗場(みたらし)
心身を清めるところ。

瀧祭神(たきまつりのかみ)
団体さんが参拝中。誰かの合図で一斉に礼。だろうな。よく揃った。

御饌殿(みけでん)
神様へ奉る食事を用意するところ。
※「饌」が漢字変換では出てこなくて四苦八苦。 IMEパッドを使って出した。神社仏閣関係では使うことが多い。

神楽殿(かぐらでん)
神様に奉る歌や舞をするところ。
私の住む川越では、子どものころ「御神楽(おかぐら)」をお祭りのときにやっていた記憶がある。最近はやらなくなったような気がする。未確認。

神楽殿の屋根。不思議な美しさがある。

向こう側の大きい方が御酒殿(みさかどの)
手前の小さい方が由貴御倉(ゆきのみくら)
それぞれの正面に立っている板は「蕃塀(ばんぺい)」という。詳しくはあとで。

参道の木を見上げる人たち。すごいねぇ~、という心の声が聞こえる。

左手に正宮(しょうぐう)が見えてきた。
手前には(たぶん)御神木の杉。存在感がすごい。

写真撮影OKなのは石段の下まで。
正面に見えるのは鳥居ではなく門。
その向こうに屋根が見える建物は、拝殿ではなく、あれも門。
だから、御賽銭箱はありません。白い幕が下がっているだけです。
と、ガイドさんが説明している。のを隣で盗み聞き。

えっ、そうなの? 拝殿だと思っていた。
昨日の外宮の説明にも拝殿と書いてしまった。マズイ。

昔は、伊勢神宮の正宮に入れるのは天皇だけだったので、拝殿は不要です。
(注:昔は天皇=神なので、神が神を拝むことはない、ということだろう(推測))
一般民衆に開放されたとき、出入口が必要になって、周りを囲っている塀の一部を取り外し、門を作った。それが鳥居のように見える部分です。

それぞれの門には名前がついています。
鳥居のように見えるのは、xxxxx門。拝殿のように見えるのは、〇〇〇〇門。

名前が難しくて覚えられなかった、、、

で、取り外した塀は、、、

はい、ここにあります。門の真正面。
これが出入口部分から取り外した塀なんです。
外宮も正宮の真正面にありましたね。
この塀は「蕃塀(ばんぺい)」と言います。
※詳しくは自分で調べてね。「蕃塀 」で検索すると、いろいろなことがわかります。

さすがガイドさん。勉強になるなぁ。

正宮の右手。
次の年式遷宮のとき、正宮を移す空き地(古殿地(こでんち))があるはずだが、見えない。柵から向こうは立入禁止。残念!

別宮(べつぐう)の荒祭宮(あらまつりのみや)へ向かう。

途中で出会った(たぶん)御神木。
みんなが凄いと思うようだ。このファミリーは全員が触りまくって楽しんでいた。

御稲御倉(みしねのみくら)
(たぶん)お米を貯蔵する倉庫。まあ、誰でも建物の名称から見当はつくよね。

外幣殿(げへいでん)
役割は見当がつかない。未調査。

荒祭宮(あらまつりのみや)
参拝客が行列を作っていた。

さあ、戻ろう。
表参道に向かう。

厩(うまや)
神馬(しんめ)が住む。はずなのだが、何もいない。

神馬の体調管理が必要だから、普段はここにはいないよ。
月に何回か、衣装をまとった神馬が来るので、興味があれば調べてみて。
と、さっきのガイドさん。

ありがとうございます。
いろいろ詳しくご存じなんですねぇ~。

ま、ガイドだからね。詳しく知らないと務まらない。

そりゃそうだ。おっしゃるとおり。

さて、これからが庶民の楽しむエリア。
おはらい町通りへ行こう!

通りに入ったとたん、この混雑。三密が満載。
でも、平気。ワクチンは打ったし、みんなマスクしてるし、外だし、ね。
こうでないと楽しくない。

岩戸屋さんのお薦めメニュー。
松坂牛、てこね寿司は定番ですね。
てこね寿司は、カツオの漬け丼。発祥は志摩らしい。漁師が船の上で、カツオの醤油漬けとご飯を手でこねて混ぜて食べたから「手ごね寿司」らしい。

こちらは、ゑびや(えびや)さん。
松坂牛、てこねずし、だし茶漬け。が、お薦めメニュー。
左端の「絶品 究極の海宝飯」 よだれが出そう。
「海宝」の発音がわからない。たぶん造語。「かいほう」とでも読んでおこう。

こちらは地ビール。今は飲めないのだ。ガマン、ガマン。

サイダーを冷やす容器から水がしたたり落ちる。
楽しい集客アイデアがいろいろ。いいね。

こちらも岩戸屋さん。
お多福のお面の下に、お多福顔の(たぶん)初代の大女将(おおおかみ)像。いいね。

昔からのお店がたくさん並ぶ。
解説抜きで写真だけご覧ください。

大きな「ひらがしら」の干物の値札に注目。
12万円!
ハンマーヘッドは、たったの2万円なのに。
ところで、ひらがしらの干物って、何のために買うの。とても食べるとは思えない。

店内の干物も面白かった。美味しいかどうかは不明だが。

立体的な看板。こういうの大好きです。

坊やの頭をなでなでする托鉢僧(たくはつそう)
子ども:気軽に触んじゃね~よ or ありがと~、またね。
どちらだと思いますか。あなたの心根がわかるので慎重に。

三十三銀行 おみくじ付きATM
キャッシュカードがないので試せなかった。残念!

煙突が面白い。

河西隣水軒(かさいりんすいけん)という床屋さん。
隣水軒は、中国の隣水県(りんすいけん)と掛けているのだと思う。
もしかすると、ご主人か奥さまが隣水県の出身かも。未確認。

五十鈴川(いすずがわ)郵便局。
名前も建物もいいね。郵便局はこうでなくっちゃ。

おかげ横丁に入る。
狭いエリアにお店がいっぱい。

太鼓櫓(たいこやぐら)と呼ばれるところ。催し物スペース。

伊勢うどんを食べる人たち。
松坂牛はムリだけど、伊勢うどんなら大丈夫。庶民の食べ物です。

で、食べてみた。

てこね寿司と伊勢うどんのセット。1350円。
これなら私も手が届く。
てこね寿司は美味しい。カツオの漬けがまったりと滑らかで、(たぶん秘伝の)タレの味付けもいい。
伊勢うどんは、??? 柔らかすぎてグズグズ。かかっている汁も甘すぎるかな。
もっと腰のあるほうが好き。うどんの汁に甘さは不要。

おかげ横丁で唯一の洋館。
このチグハグ感がいい。

孫の屋 三太。
子ども向けお土産屋さん。紙風船や剣玉を売っている。
向こうは、神話の館。

横丁猫めぐり。の案内板。
いろいろな招き猫がいるらしい。

こんなのや、、、

こんなのも、、、
猫好きにはいいかも。

通りに出ると人、人、人。
肩車するおと~さん。抱っこするおか~さん。どっちも頑張ってね。

手をつなぐカップル。食べまくる人たち。
いいなぁ。私も手をつなぎたい。食べるのはあとでいいから。

熟した柿が山積み。
うちの柿も食べごろだ、とカミさんがLINEで伝えてきた。
帰るころには無くなっているはず。残っていたらラッキーです。

太鼓櫓で何かが始まる様子。
ちょっと観て行こう。

笛と太鼓の演奏が始まった。
七五三で来た娘さんが演奏に見入る。お母さんは娘のメイクアップにかかりきり。
お父さんは画面の外で荷物持ち。男はつらいよ。

演奏は最高潮。太鼓の人、いい顔してますね。

おはらい町通りを内宮のほうに戻る。

通りはずっと人の群れ。やっと、この光景が復活しました。こうでなくっちゃ。

さて、次は猿田彦神社だ。内宮から相棒バイクで5分ほど。

猿田彦神社境内の佐瑠女(さるめ)神社。
技芸の上達を祈る神社。

猿田彦神社。
猿田彦大神をお祀(まつ)りする神社。
東京の恵比寿に猿田彦という珈琲(カフェ)がある。なぜこの名前なのとご主人に尋ねたら、猿田彦神社の近くに住んでいたから。という回答。
その記憶があってここに来た。

拝殿の正面に古殿地(こでんち)の石柱。

古殿地の解説。
昔、御本殿が石柱のところにあったらしい。

現在の御本殿。拝殿の奥にある。

宿に戻る前に、神宮徴古館(じんぐうちょうこかん)に行きたい。
今、15:40。16:30には閉館なので、見られるのは30分~40分程度。
急ごう。

神宮徴古館。

中に入る。観覧料500円。

館内は撮影禁止なので写真は無し。
興味深い品々が見られて満足。

唯一、写真OKのエリアで撮ったのがこれ ↓

伊勢神宮内宮の配置模型。向かって右側が正面です。

こちらは、伊勢神宮外宮。こちらも向かって右側が正面です。

館が閉まるまでの40分ほどですべて回れた。よかった、よかった。

さて、スーパーで食料を買って宿に急ごう。

■本日のデータ
神宮徴古館:観覧料500円。なかなか見られないものがある。強く推奨。

■本日の宿
昨日と同じ。3泊目。ボイラーは直ってない。
タクシー代も入浴料もこちらでお持ちしますので、どうぞ温泉へ。とフロント係。
でも、タクシーで往復30分もかけて温泉まで行くのは面倒だ。
今日もまた水で頭と顔を洗わねば。

2021/10/22 熊野那智大社、那智の滝を巡る(D341)

今日は、大門坂を登り、熊野那智大社を観て、那智の滝へ行く。
バスでの往復なので楽なもの。

行くのは、赤線で囲んだあたり。

0500 起床。

サンドイッチを食べながらブログ書き。スマホでの入力は時間がかかる。

0715 ブログ終了。公開。

0800 宿を出る。徒歩1分で紀伊勝浦駅に到着。

0825 バス出発。

0845 大門坂(だいもんざか)バス停に到着。ここから歩いて大門坂に向かう。

大門坂へ向かう道の入口。大門坂はもう少し先だ。ここで写真を撮っても意味がないと思うのだが、、、(笑)

柿が熟していた。すっかり秋だ。

民家の間の細い道を進む。

貸衣装屋さん。
外国人の利用が多いだろうな。ロシア美人にぜひ着ていただきたい。

お客さんの写真が飾ってある。

どこかで見た顔だと思ったらベッキーだった。

夫婦杉。
手(枝)は触れ合えるが、抱き合うことはできない。なんとも悲しい夫婦ではないか。

0902 ここから本格的に大門坂が始まる。さあ、登ろう。

いかにも熊野古道という、絵になる風景が続く。

石段の勾配が急になる。ポスターやパンフレットに使われる熊野古道の写真はここで撮影されたものが多い。
プロに対抗して、ポスター風に撮ってみた。と言っても、他には撮りようがないのだが。
しいて言えば、点景になる人物の色・姿形・場所・動きなどがポイントですかね。
偶然の配置にしてはベストショットだな(笑)

大門坂を登り終える直前。この瞬間が好き。

0932 登り終えて視界が開ける。お疲れさん。

石段は267段。杉は132本。と解説板に書いてある。

那智大社に向かう。
またも延々と石段を登る。

那智大社周辺マップ。まだまだ石段は続くのだ。

那智大社の鳥居前に到着。
向こうに那智大社が見える。まだまだ石段は続く。

最後の石段、66段を登り、やっと那智大社に到着。

中では神主さんが祈祷中。

安産祈願の胎内くぐり。幹の下方の穴から入って、

幹の上方の穴から出る。
う~ん。空洞の幹を人間が遊びものにしている。ような気がするのだが、、、
この樹も神だから安産を祈ってくださる、という考え方なのか?

那智大社のお隣は那智山青岸渡寺(なちさん せいがんとじ)
熊野地方で最古の建造物。世界遺産。

渋くていいですね。と言いたいのだが、、、

柱の痛みが痛々しい。
世界遺産になったのだから、復元修理費用は国から出るよね。

青岸渡寺の境内から那智の滝が遠望できる。左手の赤い建物は三重塔。

三重塔の脇を過ぎて那智の滝に向かって下る。

那智の滝入口。
小学生の赤い帽子が見える。那智大社で記念写真を撮っていた子供たちだ。だいぶ早いペースで回ってるね。修学旅行かな。

石段を5分ほど下ると木々の間から那智の滝が見えてくる。この瞬間が好き。

那智の滝に到着。
那智の滝と神具。いい組み合わせだ。

御瀧拝所というところがある。300円。行ってみよう。

御瀧拝所から那智の滝を観る。近くから観ると迫力がある。
この景色に300円。
高いか安いかはあなたしだいです(笑)
ここまで来るのにいくらかかったと思ってんの、300円ぐらい安いもんでしょ。
という奥さまの声が聞こえてきそう。
まあ、そうだよね。激しく同意。

1144 紀伊勝浦駅行きのバスに乗る。

0845に大門坂に着いて1144まで約3時間。思ったより短い時間で回れた。ちょっとあっけない感じ。石段を500段ぐらい上り下りしたので、筋トレにはなったと思う。

1204 バスが紀伊勝浦駅に到着。

列車の時刻まで1時間以上ある。
まず、持ち歩いていたカップラーメンを食べることにしよう。観光案内所で「お湯をちょうだい」とお願いしたら快くオーケー。カップに注いでくれた。

外のベンチでラーメンを食べながら観光案内所の中を見ると、変わった機構を持つ電動アシスト自転車がある。

前輪が二輪だ。

車体が傾くと前輪の二輪が並行にズレながら傾くという仕掛け。面白い。
ヤマハから前輪が二輪のオートバイが2機種ほど出ているが、自転車でも出ているとは知らなかった。機構はオートバイより単純化されている。いいね!
うまく操れば停まったときに倒れないのかも。将来の選択肢の一つにしよう。

1318 電車に乗り、紀伊田辺駅に向かう。

車内ではブログの下書きと写真のセレクト。2時間半の間にだいぶ進んだ。

途中で普通列車から急行に乗り換える。

1536 紀州田辺駅に到着。

駅のコンビニで夕食とお酒を買い、途中で相棒バイクに乗り、宿に向かう。

1630 宿ではバイクを預けたときのフロント係の方がお出迎え。

〇〇さん、お帰りなさい。

バイク、ありがとうございました。

ということで、熊野古道テクテク歩きの旅は終了。
明日からバイクの旅に戻ります。

■本日のデータ
紀伊勝浦駅→大門坂のバス料金:460円ぐらい。記憶が曖昧。
那智の滝前→紀伊勝浦駅のバス料金:たぶん同じぐらい。
紀伊勝浦駅→紀伊田辺駅の電車料金:1690円(運賃)+990円(特急料金)

■本日の宿
紀伊田辺駅の近く。熊野古道テクテク旅に出発するときに、バイクを預っていただいた宿。たいへんお世話になりました。感謝!