2019/9/28 南阿蘇鉄道のトロッコ列車に乗る & 阿蘇外輪山のパラグライダー(D222)

南阿蘇鉄道でトロッコ列車を走らせているらしい。
面白そうだ。 乗ってみよう。

始発の高森駅に行く。

土日祝日のみ運行。今日は土曜日。ラッキー!
1130発、1330発、1430発の3便。繁忙期は1030が加わる。

1130発の切符を買う。座席指定。いいね。並ばなくて済む。

1120 ホームに入る。

幸せなファミリーがいっぱい。いいなあ。一人は寂しい。
車掌さんは何かを説明中。出発前からご苦労さまです。

先頭は電気機関車。客車は3両。

運転手さんが駅長さんから何かを手渡されて、いよいよ出発。
※何かの説明はあったのだが忘れてしまった。これを持っている運転手だけが列車を走らせていいというシステムなので、別の列車が走って衝突することはない、という何か。子供のころ西武鉄道で同じ光景を見た記憶がある。懐かしい。

1130 高森駅を出発。風を切って走り出す。

ススキと稲穂と外輪山。

見晴台駅。
なぜか女性が一人立っている。モデルさん?

ここは「午後の紅茶」のCMで上白石萌歌(かみしらいしもか)さん(※)が立っていた駅、ということで有名らしい。
※上白石萌歌:アニメ『君の名は。』のヒロインの声で有名になった上白石萌音(かみしらいしもね)さんの妹。

駅の自販機にあるのは「午後の紅茶」だけ! いいね、この徹底ぶり!

車掌さんの漫談的トークに車内は爆笑。往復の1時間、ずっとしゃべりっぱなし。

私の席2号車1Cから前を撮影。1号車には誰もいない。小豆色は機関車。
3両編成で乗っているのは2両目だけ。採算は取れるのか? 現実は厳しい。

阿蘇白川駅では忍者が登場。手裏剣の代わりに飴を車内にばら撒く。
子供たち大喜び。

終点の中松駅。震災の被害でここから先は復旧待ち。

機関車のドアが開いている。ラッキー! とばかりに運転席を撮影。

こっちでは駅員さんがファミリーを撮影。美人ママ、大満足。

中松駅で折り返して出発。手を振る観光客&バイトのお兄さん。

杉の根元は水源。南阿蘇にはたくさんの水源がある。ここもその一つ。
「ここの水でウィスキー割るとスッゲー美味しいんすよ」と車掌さん力説。

小池水源。景色が美しい。

南阿蘇白川水源駅。牛めし弁当を売るおねーさん。
「最後の一つです、どなたかいかがですかぁ~」の叫びも空しく、シーン。
じゃあ私が買うか、と、つい買ってしまった。

踏切を過ぎ、

蕎麦畠を過ぎ、

稲穂が実る田んぼを過ぎ(赤いのは曼殊沙華)、

秋の風情の木々を過ぎ、

古い機関車の脇を過ぎると、

高森駅に帰還。往復1時間の旅は終了。

列車が見えるベンチで牛めし弁当をいただく。
こういうノンビリした日もいいね。

高森駅舎内。見上げるとこんな風景。寄せ書きと寄せ書きと絵画と絵画。

さあ、今日は熊本市街の宿まで行かねば。
ルートはこう。
高森駅 → 阿蘇パノラマライン(草千里)→ 阿蘇市(宿に鍵を返す)→ 二辺塚城跡(パラグライダー練習エリア) →阿蘇ネーチャランド(パラグライダー情報収集)→ ミルクロード → 熊本市街(宿)

二辺塚城跡(パラグライダー練習エリア)で、相棒バイクのウィンドウスクリーンを割るアクシデント発生。書くと長くなるので省略。

ミルクロードを走るとパラグライダーが飛ぶのが見える。
草の生える砂利道を走り、エリアに到着。

そこには、素晴らしい景色が待っていた。
説明不要。ご覧あれ。

【本日のデータ】
トロッコ列車:往復1380円

【本日の宿】
阿蘇市街だが山の中。古い温泉旅館。安い割には居心地がいい。連泊予定。

11月30日(金)122日め 軽井沢から自宅へ(3rd終了)

朝、相棒バイクに荷物を積もうとしたら、、、

霜で真っ白。
軽井沢は寒いのだ。熊のラッキーくん、寒かった?

出発前、オーナーさんにインタビュー。
昨夜、インタビューさせてほしいとお願いしておいたのだ。

川崎市在住。ご主人はIT技術者。
お二人とも音楽が趣味。
(ゲストハウスの共有ルームにはピアノが2台ある。昨夜、夕食時にオーナーが演奏していた)

ゲストハウスを開業して1年ほど。
運営スタッフは、ご自身とお友達の女性1名の計2名。
その方も川崎在住。お二人とも川崎から通っている。

お友達はヘアメイクもなさるそう。
それであのヘアメイクメニューがあるのかと納得。

営業日は、夏場(繁忙期)は毎日、春・秋は休日のみ。冬は休業。
昨夜は平日だが例外的に営業したとのこと。
明日12月1日から冬季休業に入る予定。

ゲストハウスを始めた動機など、他にもいろいろお伺いしたのだが、プライベートな話になるので非公開です。すみません。

お話を伺い、きちんと良く考えているなあ、と感心。

設備産業としての宿泊施設が、時代の変化に合わせてどのように変わっていくのか。変わり続けることができるのか。
このような若い人たちが、チャレンジ&試行錯誤を続けていくのだろう。

お礼を言って宿を出発。今日もいい天気だ。

碓氷峠を下り、富岡の郊外あたりで、妙義山が目に入る。
上空には半月。
青空が気持ちいい。

紅葉したタラの木。春先にはこれらの木からタラの芽を収穫する。

青空と朝の空気を楽しみながら、しばらく走る。

トラックに積まれたコンニャク芋

畑を見ると、、、

コンニャク芋の収穫中。

近くまで行ってお話を伺う。
素人の質問に丁寧に答えてくださった。
コンニャク芋にもいくつかの種類があることを初めて知った。

このあと、ほぼ真っ直ぐに帰宅。
洗濯物を取り込み、お風呂を掃除、(普段は作ったことのない)夕飯を作る。

また、日常が戻ってきた。
日本一周3rdはこれにて終了。

やっぱり家が一番だ(笑)

【本日のデータ】

宿泊施設:ゲストハウス シャコンヌ軽井沢

(注)このブログには原則として宿泊施設の名前は出さないのだが、時間を割いてインタビューをさせていただいた場合などは例外。少しは宣伝しないと申し訳がない。

【今後の予定】

3月中旬ごろから4rdに出発するつもり。
4rdは、テント泊を中心に長期間帰宅しないで頑張ろうかな。

それまでの間、ブログは1週間に1回ぐらいは更新するつもり。
あまり更新がないと読者が忘れてしまうから(笑)
バイクの細かいカスタマイズ、持ち物、装備などについて書こうと思います。

登山などに出かけたら番外編を書くかも。

引き続きご愛読いただければ嬉しいです。

10月24日(水)99日め 紅葉を観に行く(2)丸沼高原から奥日光 湯元へ

昨夜は、老神温泉(〇 おいがみおんせん × ろうじんおんせん)へ泊った。

いつも素泊まりなのだが、今回は朝食付きで宿を予約した。
朝食:地元野菜のキーマカレー 500円
というのが面白かったからだ。

朝、食堂へ行くと、白い割烹着を着た女将さんが朝食を運んでくれた。
おでん3品、お漬物、キーマカレー、みそ汁、という献立だ。
カレーのご飯は大盛りで、みそ汁はお替りOK。
まさかおでんが付いてくるとは思わなかった。いいね!

朝食を食べながら女将さんとお話。

どうして朝食がキーマカレーなんですか?

しばらく前にね、この町の新しいお土産を開発したのね。
女性の料理研究家に頼んで開発してもらったの。
その商品が「地元野菜のキーマカレー」。レトルト食品。
うちの売店でも売ってたんだけど、売れないわけ。
500円じゃ高いわよねぇ。アハハ。

確かに500円じゃ買いませんねぇ。
よっぽど美味しければ買いますけど、、、
買う前には食べられないので、美味しいかどうかわかんないし、、、

そうでしょ。
だったら、このレトルトを朝食にすればいいじゃない、って思ったわけ。

えっ、このカレー、レトルトなんですか?

そうよ。でも、美味しいでしょ?

確かに美味しいですね。
トマトの酸味が効いていて、ふだん食べたことがない味ですね。
おでんも付いてるし、ご飯も大盛りだし、これで500円なら安いですよ。
あっ、みそ汁のお替わりいいですか?

みそ汁も美味しいでしょ。
この宿は、主人と私だけでやってるんで、夕飯は無しにしたの。作るのたいへんだから。
基本は素泊まりなんだけど、朝食もほしいというお客さんがいるので、
簡単に作れる朝食は何かなと考えたら、キーマカレーがあるじゃない。
一石二鳥!? アハハ。

なるほど。いいアイデアですね。
おでんも美味しいです。

ごちそうさまでした。

出発前にご主人とお話。

昔と比べて観光客は減ってるんですか?

そうだね。半分以下だね。
昔は観光バスで団体客がドン!て来てたから。
うちは小さい宿だから大人数の団体宿泊客は泊まらないけど、
土産物屋もやってるので、土産物が売れたよね。

どのくらい売れたんですか?

ひと月の売り上げが、最高600万、平均300万ぐらい。

粗利率2割として月平均60万ですね。
粗利率3割なら90万か。
売店だけでこれだと宿も含めたらウハウハですね。

その当時はね。
でも、2000年以降はガクッと減ったね。
今は団体客なんて来ないし、、、
来てもお土産なんて買わないし、、、
子供たちはあとは継がないって言ってるし、、、
もう、やる気ないよ。
そろそろ辞めたいなあ、って思っているんだけどね、
いつも来てくれる常連さんがいるんでね。
ありがたい話だよ。

そうですね。常連さんとお話するのは楽しいですもんね。
いろいろな話が聞けて楽しかったです。
キーマカレー、美味しかったです。
ご夫婦とも元気でこれからも楽しくやってください。
ありがとうございました。

老神温泉から、120号線、日本ロマンチック街道を日光に向かう。

白根温泉を過ぎたあたり。黄葉が輝いている。

丸沼高原。紅葉真っ盛り。

あっちもこっちも紅葉と紅葉。

ロッジと紅葉の組み合わせ。お洒落を絵に描いたよう、とはこのこと。

色の組み合わせが素敵な風景。青が効いている。

この組み合わせもいい。黄色が効いている。

奥日光に入る。湯ノ湖も紅葉真っ盛り。

湯元温泉。大人な雰囲気のエリアだ。遠く男体山が見える。

こういう繊細な紅葉が好き。

湯元は繊細で絵画的な紅葉が多い。
来年は一泊して湯ノ湖湖畔をトレッキングしよう。

中禅寺湖の脇に出る。紅葉真っ盛り。絵に描いたような紅葉、とはこのこと。

金谷ホテル入り口。夕陽に輝く紅葉。ひときわ目を引く。

陽が傾き始めた。
帰るか宿を取るか悩む。
かなり疲れた!
でも、明日は晴れそうだ。
晴れたら、中禅寺湖の八丁出島の紅葉がバッチリ見られそう。

う~ん。考えてる時間がもったいない。
まずは八丁出島へ行くルートの下見をしよう!

※八丁出島は、駐車場から半月山展望台まで歩いて登らないと見られない。
下見は、駐車場の場所と付近の紅葉の状況把握が目的。

と、中禅寺湖畔を走り出したら、、、

「空き部屋あります」の看板。
即、素泊まりでの価格交渉。オッケー。

よし、宿は確保。下見に行こう。

1時間ほど相棒バイク2号で走り、バイクを停める駐車場と紅葉の状態を確認。
晴れたら素晴らしい景色が見られそう。

う~ん、楽しみ!!!
ということで今日はお休みなさい。

【本日のデータ】
派手な紅葉もいいが、「大人の紅葉」もいい。
丸沼高原、奥日光 湯元温泉、どちらも大人の紅葉を満喫できそう。
次回はゆっくりと楽しみたい。