今日は、映画「二十四の瞳」のロケ地を見に行く。
昔は、小豆島と言えば 二十四の瞳 、みたいなイメージがあったが、今はどうなのだろう。
そもそも、二十四の瞳を知らないのでは。
土庄(とのしょう)の宿から30分ほど走るとこんな光景が出現!
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おお、素晴らしい! これは何?
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道路の反対側の建物。
「マルキン醤油」という醤油醸造所だ。
小豆島には醤油醸造所がたくさんあるが、ここはその代表。観光マップにも載っている。
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手前は売店。
屋根から立ち上がった「〇金」の看板がいいね。
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歴史を感じさせる素晴らしい建物!
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蔦が芸術的だ。
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大きな桶の赤い「〇金」と後ろの建物とのコントラストがグッド。
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マルキン記念館。
無料公開中ということなので、入ってみた。
天に向かって真っ直ぐに伸びた竿のようなものは何だろう?
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江戸時代の醸造光景のジオラマ。こういうの好き。
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通路に置かれた大桶(おおこが)。もろみ、醤油を入れる桶。
おとなが立って通り抜けられるほど大きい。
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業務用ミシン。もろみを入れる袋を縫う。
足踏み式ではなく、モーターで動く。
ペダルではモーターの回転数(縫う速さ)を調整する。
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醤油を搾る装置。
手前の四角いところに袋詰めしたもろみを入れ、斜めになった木でギュッと押し搾る。
斜めになった巨大な棒の先端(写真左上)に重りを下げる数本の鎖が見える。
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搾る装置を横から見た図面。構造が良くわかる。
さて、映画村へ急ごう。
と思ったのに、道路脇に凄いバイクが打ち捨てられている。
思わず止まって、写真撮影。
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BMWのK1という名車。サイドカウルに大きく「K1」と書かれている。
1989年発売。
水冷4サイクルDOHC4バルブ水平縦置き4気筒987ccエンジンを積む。
当時、最先端のスーパースポーツ。未来から来たような独特のデザインが印象的。
しかもサイドカー付き! 超レア物。
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サイドカーのデザインも未来的。
損傷が激しいのが痛ましい。
捨ててあるようにも飾ってあるようにも見える。なぜここにこのバイク?
映画村に到着。
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二十四の瞳と言えばヒマワリ。なのか?
映画は観ていないが小説は小学生のころ読んだはず。
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分教場。
これは1987年の田中裕子主演リメイク板の撮影用セット。
1954年の高峰秀子主演のほうは本物の分教場で撮影した。そちらは映画村から少し離れた場所にある。
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撮影に使った自転車。
女先生が自転車に乗って走るシーンが有名だよね。
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廊下。
自分が通った小学校を思い出す。
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教壇に立ってみた。先生になった気分。
教室の後ろには撮影セットが並ぶ。撮られてると思うとちょっと緊張、、、
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カメラの後ろに回ってみた。監督になった気分。
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教室から見える海。いいね。
この場所に分教場のセットを作った理由がよくわかる。
外でもいい感じで撮影中。
外へ出てみる。
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今日のベストショットが撮れました。
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大桶(おおこが)を利用したベンチと記念撮影。
ここには座りたくないような、、、 微妙です、、、
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高峰秀子主演の分教場。こちらは本物。映画村から500mほど離れている。
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廊下外側の造りが映画用セットとは少し違う。こちらが本物。
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天井の方位版がユニーク。私の学校にはなかった。
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窓からの風景。
海は見えないが愛車が見える。これはこれでオーケー。
さて、島を海沿いに一周して土庄のフェリー乗り場へ向かおう。
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小さな島の中に民家が見える。送電線が海を越えて引いてある。
不思議な感動。
毎日、船で外出するのだろうか。
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大角鼻(おおかどはな)灯台。
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天狗岩丁場。
「大阪城石垣石切丁場跡」とある。日本遺産になっている。
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少し歩けば行けそうなので、行ってみよう。
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矢穴(石を割るために開けた穴)が並ぶ石。
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巨大な石の下側にも矢穴! こんな位置にあるのは珍しい。
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パックリと二つに割れた石。
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割れ目の凸凹がすごい。
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これが大天狗岩。高さ17.3m、重さ1,700トン。
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人間と比べるとその大きさがよくわかる。
さて、土庄のフェリー乗り場に急ごう。
って、またも素敵な風景を見つけて急停止。
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蔦に覆われた家。昼顔とのコラボが絶妙だ!
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小豆島に別れを告げ、高松へ。
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途中、蜃気楼の船とすれ違う。
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この船も蜃気楼か?
って、排気管からの温風で空気が揺らいでいただけ。
でも、蜃気楼と(広い意味では)原理は同じ。
1830 高松到着。
今日は、朝食・昼食抜きになってしまった。お腹ペコペコ。
さあ、スーパーに行って半額になったお弁当を買おう。
■本日のマニアック
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マルキン醬油記念館で見つけた素敵な広告。『婦人朝日』掲載版。
シルエットだけで美人なのがわかる。
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映画村で見つけた素敵な看板。
錆び具合が良い味を出している。
■本日のデータ
マルキン醤油記念館入場料:無料。
映画村入場料:本物の分教場見学とセットで880円。
天狗岩丁場入場料:無料。