9時過ぎに起き、朝食をご馳走になる。
奥さまが焼いたパンがとても美味しかった。
出発前に記念撮影。
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雨がパラついていたので、玄関前の軒下で。
奥さまが撮影してくださった。
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母屋をバックに撮っていただいた。
右側に写っているのが奥さま。たいへんお世話になりました。
朝食の手造りのパンも美味しかったです。
今日は、綾町→西都原古墳群→延岡というルートだ。
まず、綾に立ち寄る。
ここは、自然をとても大切にしている町だ。
知人は宮崎に移った直後に3年ほどここに住んでいたらしい。
とても素晴らしいところ、と絶賛していた。
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「綾の照葉樹林プロジェクト」の案内板。
人工樹林(スギ、ヒノキ)を少しずつ照葉樹林に切り替えていくというもの。
※照葉樹林(しょうようじゅりん):常緑広葉樹林の一種。葉の照りが強い樹木が多いのでこの名がついている。
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手つくりほんもの処(センター)
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綾で収穫された果物や野菜が並ぶ。
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綾町自然生態系農業認定制度(※)の説明板。
※綾町では昭和63年に「綾町自然生態系農業の推進に関する条例」を制定している。
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「顔が見える!農産物等出荷登録生産者名簿一覧表」
知人の名前もあった。
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建物の中。
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地元の人が買いに来るので、評判がいい品はすぐ売り切れるらしい。
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綾町自然生態系農業認定制度の説明があちこちに下がっている。
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こちらは「認証基準の仕組み」の説明。基準が明確なのがいいね。
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「ねりくり」って何?
お店の人に尋ねたら、丁寧に教えてくれた。お餅とお芋を混ぜて練ったものらしい。
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「千恵子さんのあん入りねりくり 250円」を買ってみた。
きなこがまぶしてある。
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がぶっ、といったときの断面はこんな感じ。
大福みたいな触感だが、ねりくり(皮)が柔らかく、ほのかに甘い。
ねりくり(皮)もあんこも美味しかった。千恵子さん、ありがとう。
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「綾菜薬膳」というお弁当が美味しそうだったので買うことに。530円。
夕飯にする予定。
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綾城。別名、竜尾城。
町を見下ろすように建っている。
元々の綾城は鎌倉時代に築かれたが、江戸時代に廃城になった。
現在の綾城は、昭和60年に戦国初期城楼建造物として構築されたもの。
元々の綾城を復元したというわけではない。
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木造の渋い建物だ。現在は歴史資料館となっている。
綾町から25km、40分ほど走り、西都原古墳群(さいとばるこふんぐん)に着く。
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写真の黄色い丸が古墳その他の遺跡の位置を示している。
日本最大級の古墳群だ。
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時代により、前方後円墳、円墳、地下式横穴墓群の3種類があるらしい。
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鬼の窟古墳(おにのいわやこふん)(206号墳)
鬼が一夜で造ったという伝説からこの名がついている。
二重になっているので、外側(土塁)に登ってみた。
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内側はこんな感じ。窪み部分が横穴式石室。この奥に遺体を納める玄室がある。
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81号墳。円墳。鬼の窟古墳からよく見える。
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男狭穂塚(おさほづか)古墳。
樹木の向こうにこんもりと土が盛り上がっている。
日本最大の帆立貝形古墳ということなのだが、横から見ても形はわからない。
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女狭穂塚(めさほづか)古墳。
よく見ると樹木の向こうがこんもりと盛り上がっているのがわかる。
九州最大の前方後円墳。やはり形はわからない。
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72号墳。円墳。
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202号墳。前方後円墳。
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169号墳。円墳。
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第3古墳群。写真には4つの円墳が写っているが、周囲にはたくさんの古墳がある。
という感じで、どこもかしこも古墳だらけ。
小さい古墳は形がはっきりわかるのがいいね。
西都原古墳群から40km、1時間ほど走り、美々津(みみつ)に着く。
江戸時代~明治・大正の町並みが残る、重要伝統的建造物群保存地区だ。
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美々津軒。
商家(旧矢野家)を修理復元した建物。一般公開されている。入場無料。
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下が木造の町家、上が土蔵という造りが面白い。
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家の前に跳ね上げ式の縁台(えんだい)が付いているのが面白い。
写真は跳ね上げた状態。
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消防施設。消防車が入っているかどうかは不明。
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カフェ。
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二階も木造というのは珍しい。観た範囲ではこの建物のみ。
美々津から30km、1時間ほどで、延岡の宿に到着。
今日は140km近く走ったので、ちょっと疲れた。
【本日のデータ】
西都原古墳群は、桜・菜の花・ヒマワリ・コスモスなど四季折々の花が咲くという話なのだが、今日はまったく何もなし。寂しいものだった。
美々津は情緒ある町並みだが、無人の家も多く、寂しさが漂っていた。
重要伝統的建造物群保存地区は、さまざまな制約があり、住むのはたいへん。
歴史と観光と普通の暮らしという3つのバランスをとらないとやがてゴーストタウンになる危険性がある。
【今日の宿】
延岡市内。台風が近づいているので、様子をみながら連泊も検討中。