今日は、伊勢神宮の内宮(ないくう)へ行く。
内宮のすぐ前に、おはらい町通り、おかげ横丁があるので、そっちも楽しみだ。
時間があれば、神宮徴古館(じんぐうちょうこかん)にも行きたい。
1020 宿を出る。
1030 内宮の駐輪場に到着。
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先に停めてあったスーパーカブとツーショット。高齢者マークでも元気そうで何より。
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こちらは自転車で日本一周中。旅する大工さん。
内宮に向かう。
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皇大神宮(内宮)(こうたいじんぐう(ないくう))
御祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)
天照大御神は女神。でも、現在、女性は天皇にはなれない。何かしっくりこない。
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境内の入口で記念写真を撮る人たち。
さすが内宮。外宮(げくう)とは参拝者の数が違う。
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太鼓橋の下を流れる五十鈴川(いすずがわ)にはたくさんの鴨がいる。
ローストにしたら美味しそう、と考えるのは私だけ?
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奉納された御神酒(おみき)がずらり。
これだけあれば、お酒には一生困らない。神様は永遠なので全く足りないのか。
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御神酒の向かいには、菊の盆栽が並ぶ。
鮮やかなピンクがひときわ目立つ。いいね。
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一番いいと思ったのがこれ。独特の風格がある。
仙人が住むという蓬莱山をイメージしている。ような気がする。
今日、一番のお気に入り(笑)
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五十鈴川の御手洗場(みたらし)
心身を清めるところ。
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瀧祭神(たきまつりのかみ)
団体さんが参拝中。誰かの合図で一斉に礼。だろうな。よく揃った。
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御饌殿(みけでん)
神様へ奉る食事を用意するところ。
※「饌」が漢字変換では出てこなくて四苦八苦。 IMEパッドを使って出した。神社仏閣関係では使うことが多い。
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神楽殿(かぐらでん)
神様に奉る歌や舞をするところ。
私の住む川越では、子どものころ「御神楽(おかぐら)」をお祭りのときにやっていた記憶がある。最近はやらなくなったような気がする。未確認。
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神楽殿の屋根。不思議な美しさがある。
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向こう側の大きい方が御酒殿(みさかどの)
手前の小さい方が由貴御倉(ゆきのみくら)
それぞれの正面に立っている板は「蕃塀(ばんぺい)」という。詳しくはあとで。
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参道の木を見上げる人たち。すごいねぇ~、という心の声が聞こえる。
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左手に正宮(しょうぐう)が見えてきた。
手前には(たぶん)御神木の杉。存在感がすごい。
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写真撮影OKなのは石段の下まで。
正面に見えるのは鳥居ではなく門。
その向こうに屋根が見える建物は、拝殿ではなく、あれも門。
だから、御賽銭箱はありません。白い幕が下がっているだけです。
と、ガイドさんが説明している。のを隣で盗み聞き。
えっ、そうなの? 拝殿だと思っていた。
昨日の外宮の説明にも拝殿と書いてしまった。マズイ。
昔は、伊勢神宮の正宮に入れるのは天皇だけだったので、拝殿は不要です。
(注:昔は天皇=神なので、神が神を拝むことはない、ということだろう(推測))
一般民衆に開放されたとき、出入口が必要になって、周りを囲っている塀の一部を取り外し、門を作った。それが鳥居のように見える部分です。
それぞれの門には名前がついています。
鳥居のように見えるのは、xxxxx門。拝殿のように見えるのは、〇〇〇〇門。
名前が難しくて覚えられなかった、、、
で、取り外した塀は、、、
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はい、ここにあります。門の真正面。
これが出入口部分から取り外した塀なんです。
外宮も正宮の真正面にありましたね。
この塀は「蕃塀(ばんぺい)」と言います。
※詳しくは自分で調べてね。「蕃塀 」で検索すると、いろいろなことがわかります。
さすがガイドさん。勉強になるなぁ。
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正宮の右手。
次の年式遷宮のとき、正宮を移す空き地(古殿地(こでんち))があるはずだが、見えない。柵から向こうは立入禁止。残念!
別宮(べつぐう)の荒祭宮(あらまつりのみや)へ向かう。
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途中で出会った(たぶん)御神木。
みんなが凄いと思うようだ。このファミリーは全員が触りまくって楽しんでいた。
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御稲御倉(みしねのみくら)
(たぶん)お米を貯蔵する倉庫。まあ、誰でも建物の名称から見当はつくよね。
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外幣殿(げへいでん)
役割は見当がつかない。未調査。
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荒祭宮(あらまつりのみや)
参拝客が行列を作っていた。
さあ、戻ろう。
表参道に向かう。
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厩(うまや)
神馬(しんめ)が住む。はずなのだが、何もいない。
神馬の体調管理が必要だから、普段はここにはいないよ。
月に何回か、衣装をまとった神馬が来るので、興味があれば調べてみて。
と、さっきのガイドさん。
ありがとうございます。
いろいろ詳しくご存じなんですねぇ~。
ま、ガイドだからね。詳しく知らないと務まらない。
そりゃそうだ。おっしゃるとおり。
さて、これからが庶民の楽しむエリア。
おはらい町通りへ行こう!
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通りに入ったとたん、この混雑。三密が満載。
でも、平気。ワクチンは打ったし、みんなマスクしてるし、外だし、ね。
こうでないと楽しくない。
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岩戸屋さんのお薦めメニュー。
松坂牛、てこね寿司は定番ですね。
てこね寿司は、カツオの漬け丼。発祥は志摩らしい。漁師が船の上で、カツオの醤油漬けとご飯を手でこねて混ぜて食べたから「手ごね寿司」らしい。
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こちらは、ゑびや(えびや)さん。
松坂牛、てこねずし、だし茶漬け。が、お薦めメニュー。
左端の「絶品 究極の海宝飯」 よだれが出そう。
「海宝」の発音がわからない。たぶん造語。「かいほう」とでも読んでおこう。
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こちらは地ビール。今は飲めないのだ。ガマン、ガマン。
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サイダーを冷やす容器から水がしたたり落ちる。
楽しい集客アイデアがいろいろ。いいね。
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こちらも岩戸屋さん。
お多福のお面の下に、お多福顔の(たぶん)初代の大女将(おおおかみ)像。いいね。
昔からのお店がたくさん並ぶ。
解説抜きで写真だけご覧ください。
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大きな「ひらがしら」の干物の値札に注目。
12万円!
ハンマーヘッドは、たったの2万円なのに。
ところで、ひらがしらの干物って、何のために買うの。とても食べるとは思えない。
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店内の干物も面白かった。美味しいかどうかは不明だが。
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立体的な看板。こういうの大好きです。
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坊やの頭をなでなでする托鉢僧(たくはつそう)
子ども:気軽に触んじゃね~よ or ありがと~、またね。
どちらだと思いますか。あなたの心根がわかるので慎重に。
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三十三銀行 おみくじ付きATM
キャッシュカードがないので試せなかった。残念!
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煙突が面白い。
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河西隣水軒(かさいりんすいけん)という床屋さん。
隣水軒は、中国の隣水県(りんすいけん)と掛けているのだと思う。
もしかすると、ご主人か奥さまが隣水県の出身かも。未確認。
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五十鈴川(いすずがわ)郵便局。
名前も建物もいいね。郵便局はこうでなくっちゃ。
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おかげ横丁に入る。
狭いエリアにお店がいっぱい。
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太鼓櫓(たいこやぐら)と呼ばれるところ。催し物スペース。
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伊勢うどんを食べる人たち。
松坂牛はムリだけど、伊勢うどんなら大丈夫。庶民の食べ物です。
で、食べてみた。
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てこね寿司と伊勢うどんのセット。1350円。
これなら私も手が届く。
てこね寿司は美味しい。カツオの漬けがまったりと滑らかで、(たぶん秘伝の)タレの味付けもいい。
伊勢うどんは、??? 柔らかすぎてグズグズ。かかっている汁も甘すぎるかな。
もっと腰のあるほうが好き。うどんの汁に甘さは不要。
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おかげ横丁で唯一の洋館。
このチグハグ感がいい。
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孫の屋 三太。
子ども向けお土産屋さん。紙風船や剣玉を売っている。
向こうは、神話の館。
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横丁猫めぐり。の案内板。
いろいろな招き猫がいるらしい。
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こんなのや、、、
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こんなのも、、、
猫好きにはいいかも。
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通りに出ると人、人、人。
肩車するおと~さん。抱っこするおか~さん。どっちも頑張ってね。
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手をつなぐカップル。食べまくる人たち。
いいなぁ。私も手をつなぎたい。食べるのはあとでいいから。
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熟した柿が山積み。
うちの柿も食べごろだ、とカミさんがLINEで伝えてきた。
帰るころには無くなっているはず。残っていたらラッキーです。
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太鼓櫓で何かが始まる様子。
ちょっと観て行こう。
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笛と太鼓の演奏が始まった。
七五三で来た娘さんが演奏に見入る。お母さんは娘のメイクアップにかかりきり。
お父さんは画面の外で荷物持ち。男はつらいよ。
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演奏は最高潮。太鼓の人、いい顔してますね。
おはらい町通りを内宮のほうに戻る。
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通りはずっと人の群れ。やっと、この光景が復活しました。こうでなくっちゃ。
さて、次は猿田彦神社だ。内宮から相棒バイクで5分ほど。
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猿田彦神社境内の佐瑠女(さるめ)神社。
技芸の上達を祈る神社。
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猿田彦神社。
猿田彦大神をお祀(まつ)りする神社。
東京の恵比寿に猿田彦という珈琲(カフェ)がある。なぜこの名前なのとご主人に尋ねたら、猿田彦神社の近くに住んでいたから。という回答。
その記憶があってここに来た。
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拝殿の正面に古殿地(こでんち)の石柱。
![](https://fusoki.com/wp-content/uploads/2021/11/P1166306-853x1280.jpg)
古殿地の解説。
昔、御本殿が石柱のところにあったらしい。
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現在の御本殿。拝殿の奥にある。
宿に戻る前に、神宮徴古館(じんぐうちょうこかん)に行きたい。
今、15:40。16:30には閉館なので、見られるのは30分~40分程度。
急ごう。
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神宮徴古館。
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中に入る。観覧料500円。
館内は撮影禁止なので写真は無し。
興味深い品々が見られて満足。
唯一、写真OKのエリアで撮ったのがこれ ↓
![](https://fusoki.com/wp-content/uploads/2021/11/P1166313-1280x853.jpg)
伊勢神宮内宮の配置模型。向かって右側が正面です。
![](https://fusoki.com/wp-content/uploads/2021/11/P1166314-1280x853.jpg)
こちらは、伊勢神宮外宮。こちらも向かって右側が正面です。
館が閉まるまでの40分ほどですべて回れた。よかった、よかった。
さて、スーパーで食料を買って宿に急ごう。
■本日のデータ
神宮徴古館:観覧料500円。なかなか見られないものがある。強く推奨。
■本日の宿
昨日と同じ。3泊目。ボイラーは直ってない。
タクシー代も入浴料もこちらでお持ちしますので、どうぞ温泉へ。とフロント係。
でも、タクシーで往復30分もかけて温泉まで行くのは面倒だ。
今日もまた水で頭と顔を洗わねば。