今日は、昨夜のゆかいな仲間たちが勤務しているという大石林山(だいせきりんざん)に行ってみよう。
ついでに、沖縄本島北端の辺戸岬(へどみさき)にも行こう。
さらに時間があれば、山原(やんばる)エリアの東側をツーリングしよう。
と、盛りだくさんの計画で出発。
やんばるエリアの西海岸での風景。赤いのは釣り人。何とかダイが釣れるらしい。
海岸線は岩場だらけ。
山原(やんばる)というのは、その字のとおり、山と原っぱということ。
北端が近づく。
茅(かや)打ちバンタ。バンタは崖。80mの断崖とのこと。
茅を投げると吹きあがるほど風が強い、というのが名の由来。
大石林山が見えてくる。あの高いところ全体を指すらしい。
右手の白いのがチケット売り場&コース入り口。
チケット売り場の脇が石の博物館になっている。
チケットを買う。
ゆかいな仲間たちが真面目に仕事をしている。感心感心。
チケット売場から精気小屋まではシャトルバスが出ている(白い道)。
グリーンの道を歩いても行けるので、歩くことにする。
精気小屋から、黄色のコースとブルーのコースを回る。
2~3時間あれば大丈夫だろう。
東前(アガリメー)という拝所。
御願(うがん)ガジュマル。
このあたり、ガジュマルはたくさんあるが、これは大きい。
こちらは、恋人たちの何たら(縁結びの何たらかな)というガジュマル。
ソテツ群落。
老人亀だか、年寄り亀だか、という岩。
宇宙人だの、烏帽子だの、いろいろな名の付いた岩がたくさんある。
昔から名前が付いているやつ、最近小学生が付けたやつ、いろいろあるらしい。
岩が何かに似ていると思えば、キリがない。
で、以降、岩の名前は無視。
印象に残るものだけ撮ってみた。
巨人のこしかけ。真ん中の凹んでいるところに座るということだな。
無名。
無名。
ダルマ岩。
チキンナゲット、のほうが似ていると思う。
立ち神の大岩。
う~ん、神というより、便秘のときのウ〇チに見える。
悟空岩。孫悟空が生まれた場所に似ているらしい。
ここはそれっぽい。って、その場所を見たことないけど。
せっかくなので記念撮影。
アマミキヨ・シネリキヨ。
アマミキヨは琉球神話の女神。阿摩美久と書く。
シネリキヨは男神。ふたりは夫婦。
琉球では女神のほうが格が上。男子禁制の聖地も多い。男はつらいよ琉球版。
※琉球神道についてはWikipediaをどうぞ。
海が見える場所に出る。みな見晴らしがいいとこが好き。
骨盤岩。
女性にご利益があるらしい。
生まれ変わりの石。
3回くぐると新しく生まれ変わる、と案内板に書いてある。
近くにいた大学生が、えぇっ、今、生まれ変わったら困るよぉ、と叫んでいた。
おっしゃるとおり。
私もまだ生まれ変わるには早いので、くぐるのはやめておこう。
美ら海展望台。
右手を見る。台地の上のほうなのがわかる。
そろそろ終盤。精気小屋に向けて下る途中で、振り向いた風景。
月桃が群生。
結局、2時間30分。
チケット売場に戻ると、ずいぶんゆっくりしてましたね、とゆかいな仲間。
まあね。どこへ行っても標準の1.5倍かかるの。写真撮ってるから。
辺戸岬(へどみさき)に向かう。
駐車場脇の展望所からの風景。新しいビルの屋上を解放中。
駐車場に入ってきたバイク。
ヘルメットの上に GoPro というカメラを付けている。走行中の動画を撮るのだ。
バイクの装備もマニアック。好き者はどこにでもいる。
なぜか仏像。向こうには、やんばるくいな展望台。
行ってみた。
巨大な山原(ヤンバル)水鶏(クイナ)。
※山原に住む水鶏、ということ。飛べない。
登ってみた。
最上階(4階)からの眺め。辺戸岬が見える。
普通の展望台にしてくれたら、もっと眺めがよかったのに。
少しゆっくりしすぎた。東側ツーリングは諦めて宿に向かう。
奥鯉のぼりまつり。「奥」は地名。国頭村にある。
それぞれの想いを乗せた鯉のぼりが泳ぐ。
【本日の宿】
オクマビーチのすぐ隣。Maki’s guest house へちま荘。3連泊の2日目。
【本日のデータ】
大石林山:入山料 900円(シニア) ※1200円(大人)