一関駅前の宿から一関博物館に向かう。街の何気ない風景がいい。
酒蔵の風景もいい。
一関博物館。まず相棒とのツーショット。
となりの、もちと湯の郷 都市農村交流館 博物館。写真にはないがこの右手に道の駅厳美渓がある。
博物館で撮影許可証に記入。ブログへの掲載許可もいただく。
岩手は日本刀の始まりともいわれる舞草刀で有名だ(知る人ぞ知るなのか、有名度は不明) 少なくとも私はこの刀が見たくてこの博物館にやってきた。平泉より楽しみにしていたくらいだ。
これは南北朝時代の刀。
銘がはめ込まれているのが珍しい。「額銘」という。解説はこちら。
展示品の中で一番気に入ったのがこれ。
波紋が繊細で美しい。「宝寿」という銘が入っている。
指定文化財になっているのか。納得。でも解説を読んでも意味がまったくわからない。解説の解説が必要だ。時間をかけて調べればわかるのだろうが。
日本刀製作過程の展示。ビデオもある。
舞草刀のほかに和算など一関と関係が深いものの展示もある。
これは和算の展示の一部。魔法陣の問題。写真ではわかりにくいのでアップで。
3×3×3=27 のボールがあり、それぞれに数字が書かれている。直線で連続するどのボールの3つの数字を足しても同じ値になる、というのが魔法陣だ。縦・横はもちろん斜めの3つ合計も同じになるのだ。
下に引き出し(正解)の写真を記載した。自分で考えたい人は下は見ないで。※博物館から苦情が来たら削除します。それまでの限定公開(笑)
↓ 3
↓ 2
↓ 1
↓ 0
博物館を出て厳美渓に向かう。
これは旧鈴木家住宅。250年前に建てられたもの。今は農林漁業資料館。
雉を発見。ボケているが、赤い頭が見える。
お医者さんの旧住宅。昭和の香りがする。隣に新しい医院がある。
厳美渓に降りる。水位を測る杭が並ぶ。
御覧場橋。歩くとなかり揺れる。
では、厳美渓の風景をいくつか。
左上奥に見えるお店と手前の東屋を結ぶラインが見える。お団子を注文するとこのラインを滑ってお団子がやってくるらしい。空飛ぶ団子、というそうな。
で、注文しようとしたらこんな掲示が、、、
いやな予感。そっとお店のほうを注視すると、、、
あっちゃ! やっぱりね。生まれつきこういう運は持ち合わせていない。どうも土日限定の営業らしい。こちらを見ている人がいる! と思ったら木彫りの人形。う~む、芸が細かい。
全体を案内図で把握後、散策コースに沿って歩く。
平日(金曜日)のためか、観光客はそれほど多くない。このくらいの客数だとお店はたいへんだろうな、と思って周囲を観察すると、こんな光景が。
「休業中」の貼り紙。ずっとなのか平日だけなのかは不明。
どう見ても廃業したとしか思えない宿泊施設。
シャッター通り風の風景。営業しているお店で尋ねたら2件とも廃業したとのこと。
こんなお店も。
老朽施設に挟まれた伏見稲荷大明神が妙に気になったので行ってみる。
稲荷大明神の周りの風景がとても不思議だ。昔、ここで楽しんだ人たちは今どうしているのだろう。このテーブルいいですね。ピカピカに磨いて庭に置きたい。
どうちがうんですか? とお店のおねーさん(アラウンド70歳)にお伺いしたら、きんくらは薄めであかくらは少し濃いけどくろくらが一番濃いよ、というご説明。
じゃあ、ということでこの2缶を買う。
ホテルに戻ってスーパーのお弁当を食べながら飲むのが楽しみだ!
【本日のデータ】
一関博物館入場料:300円(大人)
地ビール2本:680円