今日は、呉(くれ)の大和ミュージアムに行く。
10分の1サイズの戦艦大和(せんかんやまと)の模型が展示されているので有名だ。
広島市から26km、50分ほど。
のはずだったが、道を2回も間違えて1時間10分ほど走り、やっと着く。
通称、大和ミュージアム。正式名称、呉市海事歴史科学館。
10分の1の大和の模型が鎮座する。
大和とは何か?
時代の先が読めない人たちが発案した壮大な無駄。
大きいことが自慢の鉄の恐竜。
大和が参加した、ミッドウェー作戦、マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦、いずれも大敗北、というのが現実だ。
零式艦上戦闘機六二型。
展示内容を一通り見たが、広い視野での客観的分析はなく、単に歴史を並べるのみ。
情緒的にならないよう努めているのを感じたのが、せめてもの救い。
新しい発見もなく、退屈だった。
大和ミュージアム向かいの、てつのくじら館に向かう。
本物の潜水艦が町の中にドン!と鎮座している。大迫力。
海上自衛隊で2004年3月まで就役していた「あきしお」だ。
正式名称は、海上自衛隊呉史料館。入場無料。自衛隊の広報活動拠点。
あきしお のお尻。
ティアドロップ(teardrop、涙のしずく)型潜水艦なので、スクリューが船体断面の中央にある。ひと昔前の設計なのでプロペラは5枚。最近の主流は7枚だ。
艦内の見学ができる。隣のビル(史料館)の3階から入る。
思ったより広い、というべきか。
操舵室。観光客でいっぱい。
操舵席。外を見る窓はない。まったく外を見ずに操舵するのだ。
レーダー。目ですね。
潜望鏡。これも目ですね。浮上時しか使えないけど。
光学式の古いタイプ。倍率6倍。
新しいのはディスプレイに映像が表示されるので、みんなで見られる。
私には勤務は無理だ。
空から落ちて死ぬのはいいが、海中で溺れて死ぬのは嫌だ。
さて、広島市の宿まで帰ろう。今度は間違えずに50分で着こう。
【本日のおススメ】
広島と言えば、もみじまんじゅう。
にしき堂 生もみじ 粒餡 130円。
1個だけ買って、お店の中ですぐ食べた。
皮が生なのでモチモチして美味しかった。
【本日のデータ】
大和ミュージアム:入場料 常設展+特別展700円(常設展のみは400円)
てつのくじら館:入場料 無料。
【本日の宿】
広島市内。昨日とは別の宿。3軒隣。