博多から20km、40分ほど走って、大宰府天満宮に着く。
参道の入り口に西日本鉄道 大宰府駅がある。
駅の駐輪場に相棒バイクを停め、参道を歩く。
観光客であふれる参道。令和効果か?
木組みを使ったデザインのスタバ。
みんなが記念撮影をしている。海外からの人たちも大喜び。
御神牛(ごしんぎゅう)の頭を撫でながら記念撮影する親子。
後ろでは順番待ちの大行列。
太鼓橋を渡る。
一つ目の太鼓橋から撮影。向こうに見えるのが二つ目の太鼓橋。
さらに向こうには鳥居と楼門。
楼門の前の広場ではバンドが演奏中。
広場は露店と観光客でいっぱい。
いつもこうなの? と思ったら、こんなポスターが、、、
SOL A MEETS IN DAZAIFU というイベントだった。
これほどじゃないけど、土日はお客さん、多いね。とはお店の人の話。
楼門。
屋根の上の龍は「登龍門伝説 飛龍大神ねぶた」
う~む、よくわからないが、いろいろなことを考えるものだ。
本殿前には参拝者の大行列。
参道には梅ヶ枝餅のお店がたくさん。
一つだけ買って食べてみた。平たくした大福餅を焼いたもの、という印象。
130円。このお店ではPayPayが使えた。
お店ごとにいろいろな作り方をしている。
買ったのは手作業で焼くお店だったが機械で焼く店もある。
2個ずつ焼く機械。グルグル回りながら焼き、下から出てくる棒が蓋をパカッと持ち上げる。
こちらは1個ずつ焼くタイプ。
きっと餅も1店舗ずつ異なるのだろう。比較研究したら面白いかも。
大宰府の北西に大野城跡がある。
大野城は、大宰府があった時代に築かれた古代山城だ。唐(とう)・新羅(しらぎ)連合軍から大宰府を守るために作られたと言われている。
行ってみよう。
途中の岩屋城跡にも寄ってみたい。
相棒バイクで3km、10分ほど走り、岩屋城跡(本丸跡)に着く。
岩屋城跡入口。ここから5分ほど階段を登る。
本丸跡では(たぶん)ツアーの人たちがガイドさんの説明を聞いていた。
素晴らしい見晴らしだ。大宰府の町全体が見下ろせる。
大宰府政庁跡。建物がない空間なので遠くからでもわかりやすい。
大野城跡入口付近のパーキングに着く。
大野城跡の案内版。
現在地はエリアの南端あたり。太宰府側だ。
バイクを停め、歩いて見て回る。
焼米ヶ原。
遠く見えるのはさっきのツアーグループ。あそこには玄清法印の墓がある。
※玄清法印:17歳で盲目になった僧侶。盲僧琵琶(筑前琵琶)の開祖。
なだらかな丘になっていて散策にはちょうどいい。
玄清法印の墓から少し登ったところ。見晴らしがいい。
ベンチではお母さんと娘さんが絵を描いていた。
大宰府天満宮がよく見える。
八ッ並地区に着く。ここには高床倉庫の礎石群がある。
これが礎石。
高さが異なる場所に14棟分の礎石がある。
イノシシのしわざなのか、土が掘り返されていた。
百聞石垣(ひゃっけんいしがき)。
大野城は南北に2kmほどの広さがあるが、その北端あたり。
100間(180m)近くあるのでこの名が付いたとか。
大野城はほとんどが土塁(どるい)。石垣は一部だ。
あっと言う間に15時だ。まだ観たいところがあるので、大野城跡は終わり。
大宰府政庁跡。大宰府の中心地だったところ。
建物の礎石が並んでいる。発掘調査に基づいて復元したもの。
坂本八幡宮。
「令和」で一気に有名になった。
大伴旅人(おおとものたびと)の邸宅があったところらしい(所説あり)。
大宰府天満宮とは異なり、質素で落ち着いている。
お宮の壁に貼られていた解説。
「令和」「万葉集」「梅花の宴」「大伴旅人」「大宰府」の関連性が解説されている。
こういうの、いいね。これで私もにわか令和通。
「祝 令和」の華やかなのぼり。
令和の記念碑。できたてのホヤホヤ。
私は記念碑には興味がないのだが、これはこれでいいね。
御朱印にも興味がないので、写真なし。ごめんなさい。
【今日のデータ】
梅ヶ枝餅:130円。
大野城跡:周囲を囲む土塁・石垣の総延長8km.自然歩道を歩くと面白そう。
坂本八幡宮:御朱印の授与日は決まっている。欲しい人は要注意。
【本日の宿】
博多駅近く。昨日とは異なる。
安い割には設備がいい。新しい考え方でメリハリを付けている。
メインターゲットは外国人と若年層。