2019/11/08 (速報) 大山に登る(D261)

昨夜泊まった宿は大仙(だいせん)の麓。
うっかりしていた。
大仙は日本百名山の一つだった。しかも、紅葉真っ盛り。天気もいい。
これは登らくては後悔しそうだ。

で、予定を急遽変更して大山に登ることにした。

大山に向かう。形のいい山だ。

無事登頂。
なのだが、残念なことが、、、
これは速報なので省略。詳報を待て。

下山時の風景。
写真を撮りまくっていたら、陽が傾いてきた。

夕陽に映える隣の山。名称未確認。あとで調べます。

ブナの黄葉真っ盛り。

ブナの黄葉は自然な感じがする。モミジとは違う趣がある。

4時間コースを6時間かけ、日没直前に下山。

相棒バイクで、登山口から宿に向かう途中の風景。
街の灯は米子市。

取り急ぎ、速報で御容赦。
明日・明後日は予定が満杯なので、しばらく速報が続きそう。

【本日の宿】
昨日と同じ。大山の麓。

2019/11/07 足立美術館の庭園&魯山人(D262)

境港市の宿を出るときに、ご主人といろいろお話。
オリジナルナンバーには市ごとの特徴があって面白いよね、という話になる。

で、境港市のオリジナルナンバーは?

ゲゲゲの鬼太郎。

宿の近くに、水木しげるロード、というのがあり、ゲゲゲの鬼太郎の妖怪たちが道端に並んでいる。道は通ったが、興味がないので写真は撮らず。

40分ほど走り、足立美術館に着く。
広い駐車場を抜けて美術館の建物脇に相棒バイクを停める。

美術館。
えっ、こんな感じ? 有名な庭はどこ?
と思ったが、これは新館。

本館はこちら。庭は建物の向こう側。

中に入り、少し進むと、創始者の足立さん像と庭園日本一の碑。

確かに庭園が素晴らしい。手入れが行き届いている。

生の掛軸に観光客が入り込んでいるのは残念だが、ま、いたしかたなかろう。

展示品では、魯山人の作品が素晴らしかった。陶器はもちろんだが絵もいい。
いつどこでどんな作品を見ても、魯山人はすごい! といつも思う。
2020年4月に足立美術館に魯山人館がオープンするそうだ。
120点もの収蔵作品が展示される。何年かあと、また来よう。

【本日のデータ】
足立美術館:入館料 2300円

【本日の宿】
足立美術館から東へ35kmほどのところ。大山の麓。

2019/11/06 現存天守12城の一つ、松江城天守閣に登る(D261)

現存天守12城は、江戸時代以前の天守閣が現在も残っている12の城のこと。松江城はその一つ。有名なのは松本城や姫路城。

相棒バイクを駐輪場に停め、徒歩で天守閣に向かう。

下から見上げると存在感が凄い。登城する武士の気分になる。

野面積み(のづらづみ)の石垣が特徴的。

興雲閣(こううんかく)
城内に突然現れる洋風建築。ちょっとびっくり。明治36年築。

館内に入る。入場無料。

1階廊下。
窓からの光が美しい。

階段踊り場。

2階ホール。

貴賓室(きひんしつ)
手前は絨毯、向こうは畳。和洋の組み合わせが面白い。

バルコニー。
外壁がすべて同色のペンキで塗りつぶしてある。内装に比べて芸がなさすぎ。

興雲閣を出て天守閣に向かう。

派手さはないが、これこそ本物の天守閣。
1607年築。木造複合式望楼型 4重5階地下1階。
前に出っ張っているのは、附櫓(つけやぐら)。

何とも印象的な石垣だ。
野面積み&乱層積み。コストを抑えて実用性重視。
木造部分の黒色が、石垣とよくマッチしている。

附櫓(つけやぐら)の正面。
中央に矢狭間(やざま)、左右に石落としが見える。

下から見上げたところ。右が矢狭間、左が石落とし。

私が敵方なら、こんなに近くまで来ず、遠くから火矢で攻めるな。
木造なので火攻めには弱そう。

附櫓の入り口。鉄で覆われた門扉が渋い。

反対側。下側に小さい出入口が付いている。実用性重視の設計。

附櫓の階段を登り、振り返ったところ。右下から入ってきた。
壁沿いの通路は、石打棚(いしうちだな)。この上から鉄砲や矢を打つ。

天守閣の地下にある井戸。籠城(ろうじょう)用。

井戸を覗き込む。穴の周囲が石積みだ。しっかり作ってある。

祈祷札(きとうふだ)のレプリカ。本物は保管してある。
これに書かれた日付で天守完成時期が明確になり、国宝指定の要因になったとか。

上層階に登る。

矢狭間と石打棚。形が異なるものがあちこちにある。

一番手前の柱は通し柱。地階と1階を貫く。
通し柱は、地階→1階、1階→2階、2階→3階、というように交互に組み合わせてある。築城技術の一つだ。

包板(つつみいた)で包まれた柱。心材の周りに板が貼ってある。

包板を留めていた鎹(かすがい)

柱に「十ノ九下」と彫られているのがわかる。
彫込番付(ほりこみばんづけ)は部品番号。設計図で指定された場所に使う。

う~ん。梁がじゃまになって、上下が本当に1本の柱なのか、確認できない。

花頭窓(かとうまど)

外からだとこう見える。
実用性一点張りではなく、ちょっとした飾りもあったということ。

並ぶ柱が壮観だ。

外に張り出した梁の上に5階部分の柱を乗せている。
力を分散する構造なのだという。これも築城技術の一つ。

最上階の5階へ上る。

パッと視界が開ける。四方が大きく開かれていて、涼しい風が吹き抜ける。
最高の気分だ。
この松江城は「望楼型」に分類される。確かに。納得。

城下を見下ろす。しばし城主気分を味わう。

と、そこへテレビクルーが、、、

消火設備や消火体制の説明をする係員。
首里城の火災を契機に防火・消火体制を取材しているのだろう。
この城が燃えたら切腹もの。
消火器・消火栓だけでなく、スプリンクラーなども検討しないと。

松江城近くの武家屋敷。

武家屋敷裏手の蔵。扉が印象的だ。

松江城は堪能した。
今日の宿、境港に向かおう。

【本日のデータ】
興雲閣:入場無料。
松江城天守閣:登閣料 680円。(ボランティアの)ガイドさんは日曜日のみ。予約が必要かも。

【本日の宿】
境港市。ゲゲゲの鬼太郎のキャラクター像が並んでいる、みずきロードの近く。