今日は沖縄本島を離れ、与論島へ行く。
鹿児島行きのフェリーに乗って途中下船するのだが、このフェリーの出航が早い。
0430 起床。荷物をまとめ、出発準備。
0530 宿を出発。
0600 フェリーターミナルに到着。手続き。
0630 乗船。
0700 出航。
出航直後の風景。朝の光がすがすがしい。
那覇、沖縄、お世話になったみなさん、さようなら。
0730-1130 朝食&ブログ書き
昼食の営業が始まる1150までレストランが解放されている。
給湯機の使用も自由。
テーブル1つを占領し、ノートPCを広げてブログを書きなながら、
コーヒーを入れて飲みつつ、昨日買っておいたパンを食べる。
あっと言う間に4時間経過。
1150 与論島に到着。
これが乗ってきたフェリー。ターミナル付近は岩場だ。
高台からの眺め。海の色の微妙な変化が美しい。
ヨロン島は、周囲がサンゴ礁で囲まれていて、内側に浅い海域がある。色が美しいのはそのためだ。「東シナ海の真珠」と言われるらしいが、空からの写真だと、ルビーやエメラルドに近い。
1215 与論島一周開始。港から時計回りにグルっと回る。
与論空港。
修学旅行で到着したらしい女子高生。楽しそうにはしゃぐこと、はしゃぐこと。
若いっていいなあ。
ヨロン駅。隣の駅は、沖縄と鹿児島。
駅の後ろの風景。どこも海が美しい。
待合い所。
「天の川銀河鉄道本線」とある。
きっと、列車名は「999」、不定期運行。乗れるかどうかは運しだい。
列車には乗れそうもないので、せめて記念撮影。
与論島は、実は、ヨロンパナウル王国という独立国。「パナ」は花、「ウル」はサンゴ礁。花とサンゴ礁の王国、という意味。1983年に独立している。
写真右上の丸いのが、ヨロンパナウル王国の紋章。
ヨロン駅付近からの風景。乗ってきたフェーリーが見える。鹿児島向けて航海中。
ウドノスビーチ。
海岸沿いに少し走るとこんな光景が、、、
回り込んでみる。
こんにちわぁ~。それは何ですかぁ? 何をしてるんですかぁ?
ああ、これ? ガラパゴスっていうの。木を細かく砕くんさ。
今、修理中。
ここで砕くんですね。人が落ちたらイチコロですねぇ。
まあな。あっちに砕いたやつがあるよ。行ってみな。
ありがとうございます。
こんにちはぁ~。これがあっちの機械で砕いたやつですか?
これは砕く前。砕いたやつは、あっち。何? 業者?
いやいや、ただの旅行者。あっちの機械、初めて見たもんで。
ガラパゴスって言うんですね。
いや、ガラパゴスはコマツの製品の名前。木材破砕機。
ああ、製品名なんですか。変だと思った。ありがとうございます。
砕いたやつ。なるほど。こうなるのか。
少し走ったところのビーチ。名称不詳。
小さなビーチがたくさんあるので、詳細記録なし。
少し走ると、またビーチ。
(たぶん)何かの動物の穴。カニ? あちこちにある。
次の浜に向かう。
キジだ。赤い頭が見える。一瞬にして見えなくなった。
アイギビーチ。
ビーチに向って道をくだる。
浜に降りて振り返ったところ。尖った岩場だ。登山靴だからいいけど。
岩と岩で遮られたプライベートビーチ。砂が綺麗。パノラマで撮ってみた。
メーラビーチ付近。
そこから少し走ったところ。
右手を見たところ。
こんな感じで岩場と砂浜がセットになって次々と続く。
寺崎漁港。
防波堤で釣りをする二人。
ここを歩いて行ってみた。
餌を付ける男性。笑いながら待つ女性。
防波堤で釣デート。いいね!
こんにちはぁ~。すみませ~ん。何が釣れるんですかぁ~。
今日、釣ったのはこれ。〇△◇と&#$(忘れました)。
見せていただいたのがこれ。どちらも綺麗な魚だ。
男性が一匹を捌いて内臓を出し、こちらに見せてくれた。
ヒレが美しい。
どうもありがとうございましたぁ~。
防波堤を歩いてバイクに向かう途中、、、
カニだ。ササっと見えなくなった。
こちらにも。
田んぼ? 田植えが終わったところ? 与論島でお米が作れるのか?
寺崎海岸。
こんな碑がある。
トゥマイとティララキの夫婦(めおと)龍(寺崎海岸)
こっちがトゥマイで、
こっちがティララキ。
だってさ。
もう少しまともなストーリーにしてほしかったなぁ。
叫ぶカバ。
さらに走る。
またビーチ。
なぜエンジンが岩に干してある?
舟が少しずつ陸に上がっていく。
見上げると漁師さん。
ジャッキで舟を巻き上げている。
タコを獲っていたとのこと。遊び・趣味程度にやっているらしい。
お墓の脇を通る。
と、、、ヨロン駅で見たようなものが、、、
あの向こうに何があるのか?
行ってみた。
浜辺だ。
事前に生えたとは思えない植物。
大金久海岸に着く。
ここもヨロンパナウル王国の支配下。
浜に向かう。
左はお土産物店。
老練な営業手腕をお持ちのご婦人方がいる。
前を通るときには気を引き締めてどうぞ。
百合ヶ浜は、大潮の干潮時にだけ現れる砂浜。
残念ながら大潮の時期は過ぎてしまった。
並ぶのはグラスボート。サンゴ礁を見に行くツアー用。
赤崎海岸サンライズ浜。ここも王国の支配下。
浜へ出る。
赤崎灯台が見える。
もう17時30分を回った。海岸を回るのはここまでにして、与論城跡を見に行こう。
与論城跡。
石垣と鳥居。そして鯉のぼり。
「地主」と書いて「とこぬし」と読む。
鳥居の錆びが痛々しい。
さあ、日が暮れる前に宿に着こう。
【本日の宿】
茶花海岸近く。ヴィラ形式。新築して営業開始2~3年。宿の数が少なく選択肢が限られる。
【本日のマニアック】
【本日のデータ】
●ヨロンパナウル王国
1982年から始まったミニ独立国ブームで生まれた国の一つ。井上ひさしの小説『吉里吉里人』がヒットしたのをきっかけに、岩手で「吉里吉里国」が生まれたのが第1号。最終的には200国を超えたらしい。
ほとんど立ち消えになっている中で、活動中なのが素晴らしい。
バカバカしいと言わずに、シャレに付き合うほうが楽しい。
●ガソリンメータと残量の関係
「E」の上半分を指している状態で、3.17リットル給油。
残量は約0.8リットル。あと40kmは走れる計算。