今日も天気がいいので、佐渡金山遺跡は後回し。
佐渡島の北半分をツーリングしよう!
まずはドンデン山。
〇が宿で、☆がドンデン山。島の真ん中を横切って、海岸から山に向かう。
さあ、出発。
島の真ん中は平地なので田んぼが多い。
棚田を見続けると、平地の田んぼにホッとする。
ドンデン山に向かう。ガスっているので景色は期待できないが、、、
ドンデン山からそのまま進んで向こう側(北側)の海に抜けよう。
ところが、、、、、
入川ゲートより先 通行止
この先 入川 通り抜け出来ません
入川ゲートがどこかわからない。
まあ、ドンデン山までは行ってみよう。
しばらく山道を相棒バイクでトコトコ登る。
アオネバ渓谷入り口。
わかりやすいマップ。歩くと面白そう。
今日は準備していないが、次回のために少し入ってみる。
少し入ったところ。アオネバは青粘と書く。青粘は青い粘土のこと。登っていくと上のほうにあるようだ。
入下山カウンターの脇。道に水が流れている。川のようだ。
歩くのは諦め、相棒バイクでドンデン山に向かう。
道の左右に大きい栗の木。
道にたくさんの実が。栗は珍しい。初めてだ。
どんどん登る。
湾と湖が見える。左が両津湾。右が加茂湖。
湾と湖が細い陸地、両津の町で隔てられている。
この角度で湾と湖が見えるとは! 最高の景色だ。
※実は両津湾と加茂湖は繋がっている。だから加茂湖は汽水湖だ。汽水湖は海水と淡水が混ざっている湖。浜名湖、宍道湖などごくわずか。
さらに登る。
何かの採掘所。削られた山肌が印象的。
だいぶ登ってきた。樹木がなくなる。丘陵が開放的でいい感じ。
坂の角度がドンドン急になる。
若者が2人、登っている。
路面は六角形目地のコンクリート製。これなら滑らない。
セカンドギアとローギアを繰り返しながら登る。
ドンデン山荘に着く。
ドンデンは鈍嶺と書く。鈍嶺は山頂が丸くてダラダラした峰の俗称。佐渡百選。
ここが登山道。今日は登らないけど。
山荘からの眺めがいい。はずだったが、、、、、
ほぼ残念。
前に乗り出して下を見たところ。付近だけでもいい景色。
山荘入口脇のメニュー。
「花の状況」がいい!
テント持ち込み500円。素泊り4500円。テントにしたい。
ウッドデッキ。きれいに整備されている。
隣はテントサイト。よく整備されている。テントを張りたくなる。
さて、このあとはどうしよう? 半島を横切るのは難しそうだ。
マップの × あたりが通行止めらしい。
引き返して海岸沿いをグルっと回ろう。目的地は二ツ亀だ。
☆が二ツ亀。〇が現在地。
山を下る。かなりの急斜面。ローギアでトコトコと下る。
高原風。開放的ないい感じ。
道の正面に両津湾と加茂湖。右端には真野湾が。
島の中央部分が西から東まですべて見える。ちょっと驚き。
海岸近くまで降りる。視界が開けて解放感に包まれる。
田んぼの向こうにお墓(写真左側)。田んぼと海の間に集落(写真右側)。
ありそうで、ない風景。観光地ではない、こういう風景が好き。
海岸沿いを走る。道に沿って家が並ぶ。典型的な海岸風景。こういう風景もいい。
平松トンネル。左右の絵が目を引く。
甘草に化身したXX。「XX」は破損して不明。妙に気になる。女へんの漢字では? 「娘」か? 絵は立体感があるレリーフ。着色もしっかり。
鬼の田植え。こちらもレリーフ。
これらをなぜここに?
見回すと道の向かいが公園。そこの案内板がこれ ↓
ピンポン!「娘」で正解!
地元に伝わる民話らしい。一方は、白蛇を騙した悲惨な話、他方は、鬼を助けた楽しい話。みなさん、正直で優しい人になりましょうね。
関鍔峰(せきつばみね)トンネル。
反対側。
文弥人形の里
大倉トンネル。
色落ちたお姫様? 哀れ感がすごい。
色落ちた若侍? 頼りなさ満載。
もう少し手入れをしようよ。これじゃ、文弥人形に申し訳ない。
海岸沿いの道で見つけた禁止表示。
浦川集落区民以外の山野草・山菜等の採取を禁ずる
浦川集落区長
気になる点が多すぎる。「集落」じゃなくて「集落区」。他の地区から採りにくるほど良い山菜が採れる? いつ立てた掲示?
すぐ隣の花で埋もれた家。門の前も花でビッシリ。出入不能(笑)
黒姫大橋。
下を見ると、、、
澄んだ水。青い底。不思議な形の何か。マリモ風、、、
海岸線を北へ向かう。佐渡一周線。ネーミングがいい。こういうローカル感のある道、大好き。
二ツ亀に到着。このホテルの裏手。相棒バイクを停め、歩く。
ホテルの裏手に回る。佐渡弥彦米山国定公園。
いきなり素晴らしい風景が広がる。
※画面いっぱいに拡大してどうぞ。
左手が二ツ亀。島だ。
標識がいい。ウィットに富む。モンサンミシェルがあれば最高だったのに。二ツ亀と共通点があるから。ちょっと残念。
※モンサンミシェル:Mont Saint-Michel. (直訳すると)聖ミシェル山。フランスの世界遺産。潮の満ち干で歩いて渡れるときとそうでないときがある。二ツ亀も同じ。
キャンプ場。よく整備されている。
海岸へ降りる階段からの風景。島に向かって中州が伸びている。
海の青さがすごい。感動!
海岸まで降りる。二ツ亀荘。何のひねりもない直球ネーム。
海水浴場。
透き通り感がすごい。
二ツ亀に向かって歩く。
干潮時は島まで続く中州。惜しい。
澄んでいる。浅いのでその気になれば歩いて渡れる(と思う)
ホテルがある高台を見上げる。歩くのは外国人ペア。さっき、コンニチワ~、とすれ違った。
真夏ならキャンプして海水浴したのだが。もう秋の気配が漂い始めた。
陽が少し傾き始めた。島の北海岸を宿に向かう。
宿を大間港跡がある相川にとったのでルートはこんな感じ。☆が相川。〇が現在地。
少し走ると、、、最高の景色が。
遠く見えるのが大野亀という観光スポット。縦画面用ショット。
横画面用ショット。稲と亀と海と空。
大野亀の案内板。キバナカンゾウ大群生地。時期でないのが残念。
魚?のオブジェ。鱗が不気味。
大野亀の全体。キバナカンゾウがないと冴えない。
しばらく走ると、また佐渡らしい風景が。
屋根と同じ高さの田んぼ。いつ見ても新鮮。
町並みの中、細い道を走る。
と、、、
サギらしき頭が見える。樹木がじゃまでよく見えない。
反対側に回り込めば見えるかも、、、 ゆっくりと静かに回り込む。
いた!
シラサギではなさそう。翼が少しグレーだ。
そもそもサギかどうかもわからない。詐欺でないのは確かだが。
陽が斜めになってきた。急ごう。
海岸に降りる途中で見つけた風景。通り過ぎてから少し戻り、探したベストポジションがこれ。なかなかいいでしょ。
あとで知ったのだが、跳坂(はねさか)というスポットだった。
少し下ったところ。
光る海、光る大空、光る大地。ゆこう無限の地平線。走れ、相棒~
そんな歌が聞こえる気がした。
※昭和38年放送のアニメ「エイトマン」の主題歌。本当は「走れ、エイトマン、弾よりも速く~」と続く。
「ブイアート」の看板に導かれて入ったエリア。入場無料。正体不明。
反対側。
ちょっと変化と驚きに乏しいかな。もう一工夫ほしいところ。
まあ、無料なので文句は言えないが、、、
つい観光ビジネス研究家の本音が出てしまう。
世の中にはさまざまな趣味人がいるもんだ。
平根崎の波蝕甌穴群(はしょくおうけつぐん)の1.6km手前(北側)。
鹿ノ浦トンネルを出た橋から下を見下ろすと、、、
真下に真っ青な海が。パノラマで撮ってみた。
ちなみに Google map の衛星写真がこれ。
今は無名だが、遠からず観光スポットになると思う。
※参考情報:Google map での緯度経度は ↓ コピペすれば該当箇所を表示可能。
https://www.google.co.jp/maps/@38.1311052,138.284181,21z?hl=ja
平根崎の波蝕甌穴群(はしょくおうけつぐん)
波蝕甌穴のでき方解説。波の力で石が岩を削った穴。
その一つ。穴は無数にある。
駐車場脇の時蝕横穴(じしょくおうけつ)。時の力で経済が建物を削った穴。
5kmほど走る。
尖閣湾。向こうに見える展望所と灯台が観光スポットの中心。遊覧船もある。
散策道を歩く。岩に向かう道がある。行ってみよう。
岩の間から下に降りられそう。ちょっと怖いが降りてみよう。
水面近くまで降りたところ。つかまるところがない。左足で踏ん張って支える。降りるのはここまで。バランスを取りながら写真撮影。
ハラハラしながら撮ったのがこれ ↓
カメラを慎重にポケットに入れる。岩肌を登る。写真と似た、ほぼ垂直な岩肌。
無事帰還。さて宿に急ごう。
【本日の感想】
北側の海は澄んで綺麗だ。青さがすごい。
無名の観光スポットを発見した。とりあえず「青い海が見下ろせる橋」とベタに名付けてGoogle mapに登録。どうなるか楽しみにしよう。
【本日の絵画的風景】
二ツ亀付近。画家になった気分。縦画面用作品。
横画面用作品。作者はフーソー。印象派。
※参考:遠く見えるのはLPG船。球形のタンクが特徴。