今日は、秋山郷、小赤沢集落の撮影スポットに向かう。
紅葉に囲まれる集落の景色を撮りたい。
0900 湯沢の宿を出る。雨がパラつく中、ゆっくり走る。
宿を出てしばらく走ったあたり。
こういう、ごく普通の田舎道が好き。
紅葉の中、職人さんが樹木の冬じたく。
こんなしっとりした紅葉もいい。
湯沢から津南町へ向かう途中。上野雪覆道をくぐる。
覆道の外と中から向こうの景色が見える。
覆道の中からの景色ははっきり見えるのに、外からの景色は霞んでいる。
空気中の水蒸気の有無でこんなに違いが出るとは! 面白い。
紅葉とツーショット。
紅葉をバックにバイク集団が駆け抜ける。
走りを楽しむのもいいけど、景色も楽しんでね~。
清津峡下流の流れに沿って353号線を走る。
渓谷を見下ろすと紅葉と紅葉。
ずっとこんな風景が続く。
紅葉展望駐車場で休憩。
清津公園トンネル。もう少しで清津峡だ。
左の黄色い標識が気になる。
清津の古道。入り口だ。100m先で通行止。
よし、歩いて行ってみよう。
いかにも古道! という感じのトンネルだ。こういう風景、大好き。
トンネルから見える紅葉が新鮮な印象。
少し歩いて振り返ると、、、
トンネルと紅葉と渓谷。晩秋の寂しさが漂う。
さて、清津峡へ向かおう。
清津峡の駐車場に入ろうと並ぶ車の最後尾が清津公園トンネルの中まで来ている。
満車なので、1台出てくると1台入れるというわけだ。気の長い話。
居並ぶ車を横目に脇をすり抜けて清津峡に向かう。
途中、誘導員が、行っていいよ、と誘導ライトを振ってくれる。
こんなときバイクは有利ですね。
車のみなさん、お先に失礼。
清津峡の紅葉は他と似たり寄ったり。
今回は清津峡トンネルには入らず、周辺だけ鑑賞。
相棒バイクの脇で、ポットに入れたコーヒーを飲んでいると、
BMWのバイク集団が出発しようとしているのが目に入る。
1台がスルスルと近づいて来た。
こんにちは~。私もカブに乗っているんですぅ~。
若い女性だ。ヘルメットで顔全体は見えないが、目元でわかる。
他のメンバーはみな男性っぽいので、女性は一人だけのようだ。
バイクツーリングではよくあるパターン。
おっ、それじゃ、カブ仲間ですね。今日はみんなでツーリングですか。
仲間と走るのは楽しいですよね。
そうですね。でも、一人で走るのも好きですよ。
来週は私もカブで一人旅するんです。
それはいいですね。お互い、事故には気をつけましょう。
楽しんでください。
BMWの仲間たちはどんどん出発していき、最後の1台が彼女を待っている。
彼女は、それに気づくと、じゃあ、と言って走り出す。
最後の1台が彼女を守るようにそのあとを追いかける。
最後の1台は彼女のご主人だと思う。
バイクツーリングではよくあるパターン。まず間違いない。
さて、秋山郷に向かおう。
清津公園トンネルまで戻ると、まだ車の渋滞は続いている。
トンネルの周りは紅葉で綺麗だ。
相棒バイクを道端に停めてちょっと撮影。
うっすらと射す光に紅葉が輝く。
秋山郷に向かう途中、9月に出会った廃屋と再会。
芸術祭参加作品「廃屋(はいおく)のある空間(秋バージョン)」
何度見てもこの廃屋はいい!
※芸術祭参加作品:「9月16日(日)94日め 大地の芸術祭(1)星峠の棚田&美人林&蛇モニュメント」参照。
廃屋の隣の風景。
さあ、秋山郷へ急ごう。
途中、こんな家が目に飛び込む。
すごい! コンクリート1階の上に美しい木造家屋。
う~む、こだわりが凄い!
写真を撮らせていただいたあと、家の人を探したが留守のようだ。
少しお話したかったのだが、、、残念。
先を急ごう。
すると、素晴らしい風景が。
以下「作者が勝手に選ぶ本日のベストショット3」
空と紅葉と供養塔。ありそうで無い風景。
青空と3本の樹。相棒バイクの黄色とのマッチングもいいね!
蔦の紅葉。う~む、渋い! 本日のベスト1 文句なし。
道草を食い過ぎて秋山郷には着けなかった。
近くの北野天満温泉学問の湯に泊まる。
【本日の感想】
渋い紅葉もいい。
【本日のデータ】
相棒スーパーカブの走行距離が1万kmを超えた。
6月初旬に出発して5カ月と少し。
月平均2000km走ったことになる。
槽掛け袋しぼり 純米生原酒 雪鶴
こういうお酒がある酒屋さんがある津南町。いい町だ。