那須の姥ヶ平(うばがだいら)が紅葉真っ盛りらしい。
姥ヶ平は、日本百名山の那須岳(茶臼岳)の600~700mほど西に位置する。
那須ロープウェイ山頂駅から1時間ほどで行ける。
茶臼岳を回り込む感じなので、アップダウンは少ない。
トレッキング気分でオーケーだ。
那須には管理人付きの別荘(※)がある。そこに泊まればいい。
※お義母さまがお住まいです。管理人だなんてすみません。
ということで、さっそく出発。
10月8日
別荘まで相棒バイクで1日かけて移動。
10月9日
0850 那須ロープウェイ駐車場を目指して相棒バイクで出発。
別荘を出たところ。ヒンヤリした空気に包まれる。車はほとんど通らない。
馬頭観音。遠く那須ハイランドパークの観覧車が見える。
小さな橋を渡る。
ロープウェイ山麓駅に到着。
ロープウェイを待つ人たち。通常は20分間隔だが、臨時便が出ていてどんどん運んでくれる。
乗り場に向かう途中の表示。4時20分の最終に乗り遅れると、徒歩で1時間30分の下山になる。
0950 ロープウェイ発車
ロープウェイから下を見下ろす。黄葉が綺麗だ。
左手。ガスで遠くが霞んでいる。
ああ~ぁ。完全に見えなくなっちゃった。残念。
0955 山頂駅到着。
改札を出たところ。どこへ行ってもハロウィン、、、
茶臼岳付近ルートマップ。
今日はこの部分、右手の山頂駅から牛ヶ首を経て姥ヶ平までの往復コース。マップでは片道45分。ゆっくり写真を撮りながら歩いても1日あれば十分。
山頂駅を出たところ。カラフルな人たちは中国語系の方々。
登り口。
よく整備された道がしばらく続く。少し先はガスで見えない。
カラフルな中国語系の人たちが記念撮影。みなさん陽気で元気だ。いいね!
白い服の人は順番待ちのご夫婦。
すぐ隣が茶臼岳と牛ヶ首の分岐点。牛ヶ首は左手に進む。
高山植物の紅葉。先はガスでよく見えない。
ガスで幻想的な感じに。これはこれでいい。
このあたりもいい感じ。
牛ヶ首近くまでずっとガスったまま。
今日はダメかと諦めかけたが、、、
牛ヶ首の向こうに青空が見える!
牛ヶ首に到着。茶臼岳山頂が見える。
目の前に紅葉が広がる。姥ヶ平は左端に白く見えるところ。
姥ヶ平に向かって下る。少し進んだら左に折れる。まっすぐ行くと茶臼岳周回コース。
左に折れ、姥ヶ平を見下ろしながら下る。
紅葉が見事だ。雲の影響で光の当たり方がまだらだ。これはこれで味がある。
道はハイカーでいっぱい。賑やかでいい。
斜面に光が射した瞬間。紅葉がぱあっと輝く。
紅葉が見事なスポットがところどころにある。
紅葉に包まれて下る。
さらに下る。
紅葉をかき分けて進む。
白樺の繊細な感じがいい。
ひときわ赤いのと黄色いのをアップで。
姥ヶ平に到着。その名のとおり平なエリア。
来た道を振り返る。
茶臼岳山頂を望む。偶然、山頂が見えている。
アップで。もうガスった。一瞬の差。
中央の青い服を着た人の右上に白いドローンが飛んでいる。モーター音があたりに鳴り響く。手前にはビデオカメラで撮影する人たち。
休憩に入った人をよく見ると、芸人のあばれる君。カップラーメンを猛烈な勢いで食べている。
カメラマンに近づいて、ちょっとお話。
NHKのBS番組「にっぽん百名山」のロケ隊とのこと。
スペシャル番組として11月初旬放映予定。
撮影には1週間ほどかけているらしい。茶臼岳とその周辺を紹介するならそのくらいは必要だ。
ひょうたん池に向かう。湖面に映る紅葉が撮りたい。200mほど先。
木道が整備されている。正面は茶臼岳。ガスで見えなくなった。
途中の紅葉が見事だ。
おっ、ガスが晴れてきた。
ひょうたん池に映る茶臼岳と紅葉。山頂までしっかり見える。いいね!
右手方向。こちらも紅葉真っ盛り。
姥ヶ平に引き返す途中。若いペアが予想以上に多い。
若者は青春を謳歌し、私は白秋を満喫する。
(注)青春・朱夏・白秋・玄冬は人生の季節を表す言葉。お前は白秋じゃなく玄冬だろう、という突っ込みはいりません。
登山じゃないけど記念撮影。近くにいた美人のおねーさんに撮影していただいた。ちょっとカッコつけたポーズですね。
あっと言う間に14時を過ぎている。そろそろ戻ろう。
改めて姥ヶ平から茶臼岳を望む。山頂は晴れたりガスったり忙しい。
戻り始めたところで、あばれる君一行と再会。
青い服の人があばれる君に解説をしている。
「もう一週間早ければ、#〇%▽*◇が???たんですけどね。」と声が聞こえる。最高の時期からは一週間遅い、というニュアンス。
来る途中にお話した常連さんも同じことを言っていた。上の方の紅葉が終わっているらしい。でも、これだけ見られれば十分。
あばれる君一行を追い越して牛ヶ首に向かって登る。登りは、下りとは違う風景が見える気がする。
下りと登りでこれだけ風景が違うと、往復でも退屈しない。
まるで錦絵。
牛ヶ首が近づく。
姥ヶ坂分岐。黄色い硫黄と噴煙。茶臼岳が活火山であることを再認識。
山頂駅へ向かう。午前中よりもガスが少なく、鉱山植物の紅葉がよく見える。
ずっと下はガスっているが、近くはまあまあの視界。山肌に張り付く紅葉もいい。
遠くはガスで白っぽい。晴れていれば、、、 ちょっと残念。
紅葉と石の組み合わせ。大地の芸術祭参加作品、那須高原版。
芸術祭参加作品、その2。
1540 ロープウェイで下山。
【本日のデータ】
那須ロープウェイ料金:往復1800円(片道950円)
往復2時間のコースを5時間半かけて紅葉を堪能。