2021/08/04 五色台を経て瀬戸大橋へ、東山魁夷美術館と四国水族館を見る(D286)

今日は、瀬戸大橋を眺めながら、東山魁夷美術館と四国水族館を見学する。
まあ、定番の観光地だが、行かずに通り過ぎるのもちょっと寂しいかな。
途中に五色台という、長めのよい場所があるので立ち寄ってみることにする。

五色台。「またきまい」というモニュメント。
「また来てね」ぐらいの意味かな。石のハンマーで殴られている気がするんですけど。
石と石が接しているので「絆」の表現かも。まあ、好きに解釈して、ってことですね。
モニュメントの中に、遠く、瀬戸大橋が見える。

瀬戸大橋をアップで。

右手の風景。向こうが大槌島(おおづちじま)、こちらが小槌島(こづちじま)。
写真だとこちらの小槌島が大きく見えるけど、本当は向こうのほうが少し大きい。
タンカーと船がいいバランスでしょ。たくさん撮ったうちの一枚(笑)

瀬戸大橋記念館というのがあるので行ってみる。
入場無料。

ミニシアター。
正面のスクリーンに解説が上映される。
足元のガラス板の下は、四国周辺の立体マップ。

上に乗ると、落ちそうでドキドキ。

瀬戸大橋ができる前は、こんな船の全盛時代。

こんな豪華なやつも。
家に飾りたい精巧な模型。こういうの好きです。
瀬戸大橋ができたので、船はほぼ絶滅したとのこと。

瀬戸大橋の模型。10m以上ある。
本州側から撮影。向こうが四国。

アンカレイジの模型。
橋を吊るワイヤーを固定する台座。

すごい数のワイヤー!
こうやって橋は吊られているんだね。勉強になるなあ。

断面模型。
上は車、下は鉄道。真ん中には光ファイバーなどのケーブル類。
橋の外側には点検用装置。
模型じゃないと見られないから、こういうのいいね!

建造中の機材。大きな船の上に橋桁を乗せている。
垂れ下がっている細い白い線の先端には船舶誘導灯。

笑わしゃんすな百年先は財田の山から川船出して月の世界へ往来(ゆきき)する

瀬戸大橋の建造に尽力した大久保という人の言葉。
技術の将来を的確に予測していますね。先見の明がある人は尊敬します。

というわけで、宇宙エレベーターの解説がある。
大久保さんの言葉を知ったあとでこの解説を読むと、きっと実現するだろう、という気持ちになる。
宇宙エレベーターについては、ウキペディアで調べてね。

外には、瀬戸大橋建造時に使った機材を展示。上に見えるのは瀬戸大橋。
これは灯浮標。海上に浮く照明。高さ5~6mある。

これはメインケーブル。直径1m、3万4千4百本のケーブルの集合体。

瀬戸大橋タワー。回転式展望台が回りながらゆっくりと登っていく。

最上部でぐるぐる回りながら360度眺められる。
面白そう。登ってみよう。

チケット800円を買い、展望台に乗り込む。
乗客は私一人。独占状態で出発だ。

最下部からの瀬戸大橋。下から見上げる感じ。

最上部からの瀬戸大橋。見下ろす感じ。走っている車が見える。

反対側。ずっと内陸まで続いている。

さて、お昼だ。
周囲は公園なので、木陰のベンチで食べることにしよう。

昨日コンビニで買った黄色いスイカ。
宿で細かく切り分けて、氷と一緒に保冷袋に入れて持ってきた。
うん、冷たくて甘くて美味しい。シャキシャキ感は足りないけど、よしとしよう。

昨日スーパーで半額で買ったトロロ蕎麦。
讃岐うどん、なかなか食べるチャンスがない。

香川県立東山魁夷せとうち美術館。
シンプルなデザインなのは魁夷の絵と通じるところがある、のかな。
通常310円だが、65歳以上は無料。香川県はいい県だ。

主にリトグラフの展示。
1階は「風景を駆ける」というテーマで「道」「綿雲」などの有名な作品を展示。
2階は「欧州への旅」というテーマで北欧・ドイツ・フランスなどの風景画を展示。
シンプルに見える作品でも、28版とか32版とか、すごい数の版を重ねて刷っている。だからリトグラフであの雰囲気が出せるのか、と思う。
作品の数は少なめだが本物が見られるのは素晴らしい。印刷では表現できない微妙な色彩の変化がわかる。
撮影禁止なので室内の写真は無し。

1階にあるカフェからの風景。額縁に入った瀬戸大橋。

美術館出入口から瀬戸大橋を望む。
魁夷の絵を意識してシンメトリーに撮ってみたが、どうですか。

相棒バイクで15分ほど走り、宇多津臨海公園 の中にある四国水族館に着く。
入館料2,200円。

まあ、普通の水族館ですね。特に驚くようなものは無し。

若い人たちや家族連れが多かった。まあ、そうだよね。

公園内の入浜式復元塩田。
満潮時に海水をここに入れて堰き止め、干潮時に天日で水を蒸発させて濃くする。
最後は火で煮詰めて塩を作る。

公園内で見つけたマンホール。宇田津とポケモンのコラボか?

■本日のデータ
瀬戸大橋記念館:無料
東山魁夷せとうち美術館:310円、65歳以上は無料
四国水族館:2,200円

■本日の教訓
瀬戸大橋記念館は予想外に面白かった。
四国水族館は期待外れだった。
入場料と面白さは比例しない。
プディングの味は食べてみないとわからない、という英国のことわざがあるが、施設についても全く同じ。行ってみないとわからない。

2021/08/03 高松城跡周辺を散策(D285)

ブログが2日分も溜まってしまったので、今日はまずブログ書き。
時間があれば宿の近くの高松城址へ行ったり、周辺を散策しよう。

0500 トイレで目が覚めたので早起きしてブログ書き。我ながらえらいぞ!

0730 一昨日の分(小豆島2日目)が書き終わったので朝食。

0830 昨日の分(栗林公園)を書き始める。

1315 やっと終了。昼食は抜きだな。

1330 歩いて高松城址へ向かう。5分ほどで着く。200円を払って入る。

ここが一番絵になるところかな。
向かって左から、月見櫓(つきみやぐら)、水手御門(みずてごもん)、渡櫓(わたりやぐら)。
昔は、石垣の外は海だったらしい。水手御門から舟に乗ったりしたようだ。面白いね。
月見櫓には入れなかった。一番上の階層から海を見たかったなあ。船を監視する役人の気分が味わえたかも。

水手御門の裏側。敵を防ぐという造りではない。単なる出入口。

敷地の真ん中にある披雲閣(ひうんかく)。
江戸時代の建物は取り壊され、これは大正6年に造られたもの。
風格を感じさせるたたずまいがいいですね。

昔のガラスなので凸凹しており、映る景色が陽炎のよう。いいですね。

石垣の造りが対照的な2枚。上が内堀の中、下が桝形(ますがた)の周辺。
敵が攻め込んでくる桝形は大きい石でしっかり作ってある。

1時間もかからず見終わったので、北浜alleyという場所に行ってみた。

「レトロな倉庫」を利用したお店が並ぶ、という話だったが、、、
錆びたトタンで囲われたボロ倉庫。
「古い」と「レトロ」は似て非なるもの。
これはちょっと「レトロ」とは言えないな。残念。

宿に戻る途中、本当にレトロな素敵な床屋さんを発見。

ね、いいでしょ。
「さいとう」の書体、味があっていいよね。
「パンチパーマ」も昭和の時代感たっぷり。
こういうのを本当の「レトロ」っていうんだよ。

宿の近くのコンビニに立ち寄ったら、珍しいものを発見。

黄色いスイカ。子供のときに食べた記憶があるけど、それ以降見たことがない。
これも「レトロ」なのかなあ。
どうしても食べて見たくなって、小さいやつを買いました。
食レポは明日のブログで(笑)

■本日のデータ
高松城址入園料:200円 ※月見櫓には登れないのでこれでも高いと思う。
黄色いスイカ:230円(税別) ※高いか安いかは味しだい。