2019/4/23 神の島、久高島を歩く:集落の色彩が面白い(D156)

※2019年5月2日更新(☆印部分)

今日は、神の島、久高島(くだかじま)に行く。
琉球開闢(かいびゃく)の祖アマミキヨが降臨して最初に造った島とされている。
周囲8kmほどの小さな島だ。

宿の近くのターミナルから、ニューくだかIIIに乗る。

高速船なので速い。10数分で島に着く。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は P1320736-1280x853.jpg です

ターミナルを見下ろせる場所からの風景。

港が見下ろせるレンタルサイクルショップで自転車を借りる。
ついでに島の地図をいただく。

まず、押さえるべきスポットに行こう。

ということで、最初は、うどぅんみゃー。久高殿 or 御殿庭と書く。
島の二大祭場の一つ。

祭事をおこなう広場。こちらにフォーカスした呼び名が御殿庭(推測)。

広場の脇にある建物。手前がシラタル宮、中央が神アシャギ、向こうがタルガナー。
これらの建物にフォーカスした呼び名が久高殿(推測)。

次は大里家(うぶらとぅ)。島の旧家の一つ。久高殿から徒歩1分。

向かって右側の白い建物が拝みの対象になっている。

次は外間(ふかま)・ウプグイ。久高殿と並ぶ二大祭場の一つ。大里家から徒歩2分。

向こうの白い建物2つと手前の広場が外間と呼ばれる場所。

集落の中を回ってみた。

中心地にある、よくわからない建造物。
何の説明書きもないので、とっかかりが掴めない。
形状と高さからして、昔使われていた貯水タンクではないかと思うのだが、、、

天気予報では午後から雨。降らないうちに港の反対側の岬に行くことにする。

島の中央部を走る幹線道路。
アスファルトともコンクリートとも異なる。見たことのない材質だ。

月桃(げっとう)の花が咲いている。左下の白いのがそれ。

カベールの植物群落。

ヤドカリ(だと思う)。青いのは初めて見た。

海が見えてきた。そろそろ岬だ。

カベール岬に着く。ハビャーンと呼ばれている。

岬の風景。ほぼ岩だけ。

ドローンで空撮をする観光客。このドローン、音が静かだった。

まだ雨は降ってこない。集落のほうへ戻りながら浜を見て歩く。

浜の入り口から浜へ向かう途中。竹ボウキが置いてある。
この場所をいつもきれいにしている様子。何か神聖な場所なのかもしれない。

イシキ浜の風景。

岩の穴から海が見える。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は P1320946-1280x853.jpg です

ピザ(Pizza)浜。

ピザ浜にあった案内を見ると、北西部の海岸沿いに見逃した場所がたくさんある。いっきに岬に行ってしまったからだ。

たいした距離ではないので、もう一度行くことにする。

海岸沿いの道を走る。左手が海岸だが、植物が茂っていて海は見えない。

標識がある。
まず、イザイガーへ行ってみる。

階段が整備されている。

ここで行き止まり。
「ガー」というからには、湧き水 or 水汲み場があるはずだが、それらしきものはなし。男子禁制、女性のみOK、ということなので、誰でも通れる道は途中までなのかも。

階段を戻り、ミガーに向かう。

☆この蝶、沖縄あたりだけの種らしい。今日泊まった宿の人に名前を教えていただいたのだが、これを書き始めたら忘れてしまった。ごめんなさい。

「新川 MiGa」と標識がある。漢字がわかるので、いいね。

降りる途中の風景。

ミガーに到着。水汲み場がある。

階段を戻り、先に進む。
お墓がある。

メーンダカリ家之墓。カタカナの家名は初めて見た。

☆追記:「メーンダカリ」という言葉、「メーン」は(本家から見たら)「前(めえ)の」、「ダカリ」は「分家」、というほどの意味らしい。

「屋号 ハマミンダカリ 内間家の墓」
屋号が書かれている。初めて見た。

☆「ハマミンダカリ」は「浜のほうの分家」というほどの意味だろうか?

台湾外間 外間家の墓
「内間家」と「外間家」の組み合わせも面白いが、「台湾外間」と彫られているのも面白い。どのような背景で、どのような関連性があるのだろうか。

☆日本から台湾に行った子孫がまた日本に戻ってきたから「台湾の外間」か?

フボー御嶽(うたき)に着く。

「(略)人々にとって最高の聖地です。何人(なんびと)たりとも、出入りを禁じます。」とある。

どこからが出入り禁止なのかがはっきりしない。
なので、恐る恐る中のほうに進んでみた。

「立入禁止」の立札。ここまでだ。

ロマンスロードに向かう。

ロマンスロード。って、他と大差ない印象。

海の前に休憩所が設置されている。

ちょうどいいので昼食を食べる。もう15時だけど。

すぐ前の海の風景。

さあ、これで、見逃したところは回った。集落に戻ろう。

帰り道のロマンスロードの見つけた花、

花が葉に貼りついているように見える。
オレンジ色の部分が花かどうか、ちょっと疑問。名称不詳。

小さいが印象的な色の花だ。名称不詳。

集落へ戻る。
色遣いがセンスのよい家がたくさんある。
夢中になって撮りまくった。

【fuso写真展:久高島集落の風景】

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は P1331172-1280x853.jpg です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は P1331133-1280x853.jpg です

さあ、最終便に間に合うように港に戻ろう。

帰りはフエリー。25分で本島に戻る。

【本日の宿泊地】※2019/5/5追記

海の見えるペンション。2連泊の2日目。
詳しくは昨日のブログをどうぞ。

【本日のマニアック】