2019/4/3 宿に籠って計画立案 & 南国風三輪自動車(D136)

今日は雨なので、宿に籠って今後の計画を立てることに集中しよう。

島間の移動(船&飛行機)、島の中での移動(バス&バイク&歩き)、宿(安い&立地が良い&住み心地が良い)などを組み合わせながら計画すると、思ったより時間がかかる。

結局、沖縄本島に戻るまでの10日間すべてを立案せざるを得なくなった。
どこか一つ変化するとそのあとすべてが影響を受けるし、どこかを優先して決めるとその前をうまく調整する必要があるからだ。
相棒バイクで走るときは計画はテキトーでも何とかなったが、そうはいかない。

気晴らしにコンビニに食料調達にでかけたときに見つけたのがこれ ↓

東アジアのほうでたくさん走っているような気がする。

輸入して送迎用に使っているのだろうか?

なかなか可愛いので、人気ありそう。

【本日の夕飯】

宿のポットに水とこれを入れ、鍋代わりにして温めた。
レトルトならポットさえあれば鍋はいらない。
その気になればラーメンやおでんだって作れる。
使ったあと洗うのがたいへんだから、たまにしかやらないけど。

与那国島で食べたやつよりずっと美味しかった。
200円。

2019/4/2 再び川平湾へ&泡盛酒造所見学(D135)

3/28に石垣島の岬を回ったときは、誤って写真を消してしまった。
せめて、川平湾(かびらわん)の美しい海だけでも写真を残しておきたい。

というわけで、今日は再び川平湾へ。
時間があればまだ回ってないところにも行ってみよう。

例によってレンタルバイクを借りる。今回は宿の近くのショップにした。

ライト周囲の黄色いのは補修テープ。
かごの中の茶色いのは段ボール。底に開いた穴を塞ぐために入れてある。
信じられないボロバイク。

心配だったので、ブレーキ、エンジン、車輪まわりに問題ないことをチェック。
まあ、たまにはこんなのもいいだろう。

このレンタルショップ、なかなか面白いお店だったのだのだが、その話はのちほど。

リゾートホテル フサキビーチに立ち寄る。
ホテルの中を通り、ビーチに向かう。

ホテルの建物を出たところ。
いかにもリゾートホテルという雰囲気。

ビーチへ出る。ここはホテルの所有地ではないので誰でも使える。
係員に尋ねたら、ホテルのトイレとシャワーは無料、プールは有料、とのこと。

アクティビティに興じる人たち。
すごい勢いでゴムボートが引っ張られていく。

リゾートホテルを出てしばらく走ると、コスモスが満開。

手前の花は何というのだろう? お洒落で上品な美しい花だ。

川平公園展望台に着く。

海が美しい。これぞ石垣島!
停泊中の船はグラスボート。ひっきりなしに出たり入ったりしている。大繁盛。

観光バスの団体さんが次から次へと訪れる。石垣島随一の名所だけある。

海岸に降りてみる。

この透明度! 色の微妙な変化が美しい。

青の濃淡の微妙な変化。川平湾特有の美しさだ。
曇っていてもご覧のとおり。晴れていたらもっと輝いているはず。

川平公園展望台のすぐ近くで泡盛の酒造所を発見。
高嶺酒造所。

昨夜、コンビニで買って飲んだ泡盛が高嶺酒造所製(ブログに載せるの忘れてた)
「手造り泡盛伝承蔵」というのが気に入って選んだ。

これは見学せねばなるまい。

建物に入る。

こんにちは~。

通路にカメが並ぶ。泡盛と言えばこのイメージ。素晴らしい。

解説が壁に掛けてある。

なるほど。覚えておけば仲間と飲むときにウンチクを語れるぞ。

製造工程の図解もある。

解説を読んでいたら、お店のおねーさんが声をかけてくれた。

製造現場をガラス越しに見ながら解説していただく。
今日は作業は休みだそう。残念。

麹床。
ここでタイ米に麹を混ぜる。

醪(もろみ)タンク。
ここで発酵させる。

直火式地釜蒸留器。
ここでアルコールを気化させて蒸留する。

確かにこれは手造りだ。

説明してくださったのは(たぶん)経営者ご夫婦の娘さん。
酒造経験者特有の奥行きのある知識を持っているような気がした。
違ってたらごめんなさい。
ブログへの写真掲載もご自身の判断で快諾してくださった。

宿に戻る途中、バンナ公園に立ち寄る。

大きな公園だ。今、上の「現在地」にいる。
中央のバンナスカイラインを走ってみよう。

「エメラルドの海を見る展望台」からの眺め。
中央やや上、左手に見えるのが竹富島。
そのすぐ上、右手に霞んで見えるのが西表島(いりおもてじま)
竹富島がとても小さいことがわかる。

「聖紫花の橋」からの眺め。

てっぺんに見えるのは「カンムリワシ展望台」
上からの眺めが良さそうだ。登ってみよう。

踊り場に美しい鳥がいる。

展望台からの眺め。白い橋が「聖紫花の橋」
蝶の羽がキラキラ輝いているのだが、写真ではわかりにくいね。

【本日の買い物】

沖縄にきたらソーキでしょ。

ということで、石垣市公設市場で「炙り軟骨ソーキ」のレトルトを買う。
350円。

【本日のデータ】

レンタルバイク:2,000円(24時間)

2019/4/1 石垣島へ戻って洗濯&「令和」考察(D134)

朝から雨だ。

レンタルバイクは11時まで使えるのだが、走る気がしない。

テレビでは新元号の発表を控えて、バラエティ番組が盛り上がっている。

荷造りをして早めに空港へ行き、空港のテレビで元号発表の瞬間を見ることにしよう。

1100 空港到着。

1140ごろ「令和」発表。

1340 悪天候のため5分遅れで離陸。

今回も前回と同じ5列めだが、左右は逆の右側。チケット発券時に指定したら取れた。
上空は雲に覆われている。遠く(たぶん)島中央の電波塔が見える。

雲を抜ければ上は青空。

なのだが、そこはプロペラ機。これより上には昇らない。
青空と雲の境を飛ぶ。

出発から到着までは30分。
これは飛行機のドアが閉まるときから開くときまでなので、実際に飛んでいるのは20分ほど。あっ、と言う間だ。

石垣島上空に到着。
こちらのほうが雲が少ない。
海が美しい。

1410 石垣空港到着。
空港から宿までは徒歩10分ほど。11.2kgのリュックを背負ってあるく。
途中、石垣市公設市場に寄る。
興味深い食材はいろいろあったが調理せずに食べられるお弁当・お惣菜系はない。
ま、買う人は少ないだろうね。

1510 宿近くのコンビニ到着。
お弁当のご飯系はほぼ完売している。残るは麺系のみ。
私みたいな倹約家の観光客が多いようだ。外国人も多い。

残っていたスパゲティとおにぎりを買う。
沖縄でなぜスパゲティ?と聞く相手は私ではなくコンビニ経営者に。
もう少し戦略を変えるといいと思うよ。
製造は地元の企業なのだから(確認済)、もっと地元密着ができるはず。

1530 宿に到着。
骨休めに連泊する。家を出てから10日。そろそろ洗濯もしなきゃいけないし。

1600 洗濯開始。

この宿は、洗濯機無料。乾燥機45分100円。素晴らしい。
洗濯機の脇には「ご自由にお使いください」と書かれた洗剤も。
宿のではなく、前の宿泊客のものらしいが。

1800 洗濯終了。これであと10日はオーケーだ。

さあ、あとは食べて飲んで寝るだけ。
おっとその前に今日のブログ書き。
今日は写真も少ないし書くこともないし、楽勝。

【今日の考察】

「令和」という元号は(好き嫌いは別にして)今の政治情勢などを踏まえて良く考えられていると思う。

中国の古典ではなく日本の万葉集から、というのは中国に対するメッセージ。
桜ではなく梅に話題がいくようにしたのは昭和の戦争をイメージさせないため。

安倍総理は「令」の意味は「よい」「りっぱな」などを強調していた。
だが、「きまり」「おきて」という意味もある。
これも中国に対するメッセージ。ルールは守れよ、という。

令和時代が30~40年続くとして、その間に中国が米国と肩を並べる(部分的には上回る)のは明白だ。米中2極時代が本格化する。

この国と喧嘩せず、いいなりになることもなく、どう対等に付き合っていくのか、その方針が「令和」に込められたメッセージだと思う。

お互いに、賢く、ルールを守って、仲良くやりましょうぜ。っていう感じ?