6月8日(金)6日め(前半)鶴ヶ城で石垣を撮る

会津若松と言ったら鶴ヶ城は外せない。

観光的には「八重の桜」一色だ。

天守閣は復元だが石垣は当時のものなので、石垣を中心に見ることにする。

北出丸を入る。

正面に「打込みハギ」という手法で積まれた石垣がお出迎え。

隙間に打ち込まれた細い石の造形が美しい。

武者走りという石段脇のハート形の石は、観光的に有名らしい。

私の大注目はこれ↓

真ん中の大きな石が口で、大笑いをしているように見える。

これは意図的に積んだとしか思えない。当時の職人さんたちの遊び心を感じる。

面白い造形なのでカメラの機能で遊んでみた。

その後会ったガイドさんに尋ねたら「笑い積み」と言う、とのことだった。大正解!

南門近くの石垣も興味深い。

ここでもカメラの機能で遊んでみた。

これ↓は天守閣の石垣。自然石をざっくりと積み上げた感じ。

「野面積」(のづらづみ)と言うらしい。

外側ほど強固に、内側はほどほどに、という合理主義が素晴らしい!

(後半に続く)

6月7日(木)5日め 磐梯山に登る

0730

宿を出発し、磐梯山八方台駐車場に向かう。

0900

到着。準備にとりかかる。中学生の林間学校らしい集団がミーティングを始めた。

0930

中学生を乗せてきたバスのガイドさんが、写真撮りましょうか、と声をかけてくれる。

会津の女性は親切だ。独特の訛りがとてもキュートだ。

登山開始。

最初はなだらかな林が続く。

中の湯に着く。元温泉だが今は営業していない。

泡のように見えるのは有毒ガス。

廃屋(はいおく)が痛ましい。

だが、なぜか不思議な魅力を感じるのは私だけだろうか?

ここからは岩場が続く。

1/3ほど進んだあたり。右上に遠く見えるのが磐梯山。まだ先は長い。

遠く桧原湖が見える。

2/3を過ぎたあたり。低木になり、いい雰囲気。山頂もいいが、こういうのもいい。

お花畑との分岐点。まずは直接、弘法清水に行くことにした。

↑は頂上付近のマップ。

弘法清水で休憩。女王陛下の母君からいただいた焼きおにぎりを食べる。背景は櫛ヶ峰。

キツイ岩場が続く。

山頂が見えた。

山頂到着。猪苗代湖が見える。

お決まりの記念撮影。

岩場に咲く花は可憐でキュートだ。

お花畑の方へ降りると噴火口が見える。覗きこんでみた。

お花畑全体の風景。

左は天狗岩、右は櫛ヶ峰。真ん中の白い雲とのマッチングが絶妙! 思わず嬉しくなる風景との出会い!

ぐるっと回って、弘法清水に戻ってきた。

小屋の方といろいろお話。

お父さんから引き継いで四十数年だとか。

毎日毎日、販売用の飲み物などを背負ってここまで登ることを考えると気が遠くなる。とても私にはできない。山が好きだから続けられるのだろう。

こういう人と会うとすごいなあ、と心から思う。彼女の登山靴が何かを語っているように思えた。

1400 下山開始。何度見ても天狗岩は印象的だ。

疲れたので母君からいただいたキュウリの漬物を食べる。保冷バックに入れてきたので、冷たくて美味しい。

1615

駐車場到着。

1750

会津若松の旅館に到着。オドメーターは 1948km

スーパーで夕食を買う。

【本日のデータ】

走行距離 52km

ガソリン 無給油

歩数 30260歩:初めての3万歩超え。けっこう嬉しい。

出費

ビール:500円(小屋でお話するときに買った)

宿泊費:4500円(素泊まり)

夕食:お弁当など半額セールのものだけ買う。600円ぐらい。

6月6日(水)4日め 那須→会津若松:つつじ吊橋 & 謎の骨董品店

0925

女王陛下の母君が昼食にといろいろ持たせてくれた。

親心はありがたいものだ。

母君と記念のツーショットを撮り、会津若松に向けて出発。

オドメーターは 1799km

◼下が透けて見える吊り橋

那須温泉の湯本を過ぎたところに「つつじ吊橋」がある。

道路から吊り橋を眺めると、林間学校らしい中学生が集団ではしゃいでいる。

橋まで歩く。

強風注意の説明がある。

橋を渡り始める。

少しの風でけっこう揺れる。

中学生がはしゃいでいた理由はこれか。

橋の真ん中が網になっていて、下が透けて見える。

 

空を飛ぶのが好きな者には最高だ!

吊り橋の下に別の橋が見える。

今は使われていないのだろうが、歩きたくなる雰囲気。

遠く(写真では右上)に見える煙のようなものは何だろう?

吊り橋の説明はこれ↓

居合わせた女性によるとツツジが咲く5月中旬には一帯が真っ赤になるそうだ。

来年の5月に関東に戻って来ていたら、ここに来ることにしよう。

吊り橋を出発して少し走ると、煙の原因がわかった。

温泉の源泉らしい。

赤錆たガードレールに目が行く。

全体がこれほどきちんと錆びたものは見たことない。

素晴らしい!

◼謎の骨董店

会津若松に入ったあたりで、「昭和!」な感じのレトロな看板が壁一面に貼ってあるのが目に飛び込んできた。

店主といろいろお話。

72歳、相馬生まれ、もと露店商。

川越でも商売したことがある。

9年前にここを買い、店を開いた、とのこと。

露店商時代も骨董品を扱っていたそう。

 

一番売れるのは何?

やっぱ、看板だね。日本全国から買いに来るよ。

この間は北海道から買いにきたよ。

なるほど、もう手に入りにくいからなあ。

バイク雑誌にも載ったよ、ほらこれ。

本当だ、じゃあ、ブログに書いていいよね。

もちろん。名刺をあげるよ。

ありがとう! じゃあ、お元気でね。

1500

会津若松市内に入る。

昼食しなかったのでマクドナルドに立ち寄ってコーヒーを飲む。

1630

会津若松のホテルに到着。

オドメーターは 1896km

明日の磐梯山登山に備えて、書店で山岳地図を買う。

スーパーで、ヒラメの刺身と醤油を買う。

酒屋で、日本酒を買う↓

【本日のデータ】

走行距離 97km

ガソリン 無給油

歩数 16311歩

出費

コーヒー:100円

昼食:0円

刺身:500円

醤油:460円

日本酒:1350円

山岳地図:1080円

宿泊費:5000円