11月20日(火)112日め 富山市内を散策

今日は天気がいい。これだけでテンションが上がる。

昨日ブログが書き終わったので心が軽い。
ブログを書くのは楽しいけれど、溜まるのは辛い。
溜まっているのがなくなると、心が2キロほど軽くなる。

さて、今日は電車で高岡市から富山市に行って、のんびり散策しよう。

宿から徒歩3分で高岡駅に到着。

歓迎のポスター。何のアニメ or コミックか知らないが、歓迎してくれる人は誰でも歓迎(笑)

日本遺産!
日本遺産が何かわからないので、調べてみよう。

列車の発車まで時間があるので、駅の周辺を探索行動。

地下道にこんなものを発見。誰でも読めるコミック広場。市が管理している
左手奥にはテーブルとイスがある。いいね!

富山駅に着く。

レトロなデザインの路面電車。
花が咲いている。いいね!
11月の富山市で路面電車と小さな花のコラボレーションが見られるとは!
今日はこれだけでウキウキ気分。

こちらはJA全農の広告が満載。「富富富」(ふふふ)という富山米が今年10月にデビュー。いいね!

レトロなポスターの店構えが面白い。

富山駅から富山城址公園に向かう道。
ノーベル街道、と呼ぶのだそう。

ノーベル賞受賞者にゆかりがある場所が富山から高山まで続いているらしい。

富山県民会館で県民芸術祭が開かれていた。
ガラス芸術の素晴らしい作品が出品されていた。
10万円ぐらいなら買いたいな、と思うほど。
やっぱり富山はガラス芸術の街だと再認識。
撮影禁止なので写真は無し。

富山県民会館の販売店にあった、富山を代表する製品の中で一番気に入ったのがこれ。

味もいいのだろうが、ともかくパッケージデザインがいい!

富山市役所。

1階ロビーの階段脇には著名なデザイナーの作品が。
富山市はとても美意識が高い。川越市も見習わねば。

市内を流れる松川。両岸には桜並木。春だったらなあ。

遊覧船が通り過ぎて行く。晩秋の絵になる風景。
乗船客は少ない。これが観光ビジネスから見たリアルな晩秋の風景。
おそらく今月末で営業終了だろう。

松川に掛かる橋。
いろいろなところの芸術っぽいものがいいね!

富山城址公園の紅葉。
しっかり手入れされたいい樹だ。

富山市佐藤記念美術館。公園内にある。黄葉と紅葉の最後の輝き。

門の外から眺めた公園内の風景。
「門という額縁」で切り取られた風景もいい。

富山城址公園脇の道を歩く。

いろいろなところが悔しいほど絵になっている。

と、大発見!
上の写真、左下の看板に注目。

左上から右へ、川越、足利、日光。
左下から右へ、箱根、鎌倉、東京。

川越、時の鐘。
おおっ、これで川越も全国区か!?
※私の現住所は川越。今だけ住所不定。

さて、帰ろう。富山駅に向かう。

街路樹にイルミネーションの準備が始まっている。

イルミネーションを取り付ける作業員。
お疲れさまです。

取り付け終わった街路樹。美しいです!

ここにあるのは2つだけ。
イルミネーションとイルミネーション。

さあ、いよいよ冬本番だ。

【本日のデータ】
高岡駅から富山駅まで20分。
高岡市は日本遺産に登録されている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/日本遺産

11月19日(月)111日め 高岡駅付近をブラブラ

今日は朝から雨だ。

こういうときは、のんびりとブラブラするに限る。

ブログが溜まっているので片付けよう。

【本日のデータ】
コンビニの冷凍食品を初めて食べた。けっこう美味しい。
もちろん、家庭で作るほうがもっと美味しいけれど、私みたいな環境では、とっても助かる。

11月18日(日)110日め 日本唯一「観光客が体験できる運河」の船に乗る

富山市には、日本で唯一、観光客が体験できる運河がある。
今日はそこへ行ってみよう。

と、相棒バイクで宿を出ると、、、

黒塗りのカッコいい路面電車。

こちらは白と緑の路面電車。
富山市は路面電車が走っている街だった。

運河のある、富岩(ふがん)運河環水公園に着く。

案内板。くの字形にカーブした運河を取り囲むような公園だ。

この天門橋(てんもんきょう)という橋が目立つ存在。

両サイドの建築物が面白そうだ。登ってみよう。

エレベーター内の貼り紙。
子供たちがはしゃいで飛び跳ねている様子が目に浮かぶ。

最上階からの風景。正面に見えるのが富山県美術館。

美術館の屋上に人がたくさんいる。遊具で遊んでいるようだ。
面白そうなので、あとで行ってみよう。

最上階にはこんな貼り紙が。

赤い糸でんわ。赤くないけど???

(更新して追加)
そうか、恋人の小指と小指をつなぐ「赤い糸」の電話、ということだ。
赤い糸、を信じられなくなったオジサンの悲しい感性。反省!

向こう側の建物にも糸でんわがあり、糸で繋がっているみたい。
お話できるかな?

子供がお話を始めた。向こう側に友だちがいるらしい。

親指を立てている。聞こえたよ、の合図か。

こっちは〇を作っている。こっちも聞こえたみたいだ。

若者たちも、向こうとこっちでお話。
そうそう。こうやって糸をピンと張ればよく聞こえる。

船の出発時刻まで1時間ほどあるので公園内を散策。

牛島閘門(うしじまこうもん)。
幅2mぐらいの小さいやつ。今は使っていない。
運河に注ぐ支流に設置されている。向こう正面が運河だ。

ここには、この牛島閘門と中島閘門(なかじまこうもん)の2つの閘門がある。
このあと船で行くのが中島閘門。パナマ運河と同じ方式とのこと。
※閘門(こうもん)とは、運河で水量を調整して船を上下させ、通行させる設備。

運河全体の案内版。中島閘門は右端だ。
日本には閘門がいくつかあるが、観光客が体験できるのはここだけらしい。

船が出る時間だ。

「もみじ」という船に乗り込む。

出発。この人が船長兼操縦士。

中島閘門に向けて進む。

15分ほどで中島閘門が見えてくる。
まだ閘門扉(こうもんぴ)は開いていない。

船が進む間にこちら側(上流側)の閘門扉が開いた。

船が閘室(こうしつ)に入る。2つの閘門扉に挟まれた空間だ。

振り返って後ろを見る。後ろ(上流側)の閘門扉が閉まる。

閘室の水が排水される。写真はかなり排水された状態。こげ茶色の部分が水があったところ。水位差は2.5m。

排水が終わり、水位が下流と同じになる。下流側の閘門が開く。

船は下流側に進み、、、

橋の下をくぐって下流側に出る。

普通はそのまま進むのだが、これは観光用。引き返す。

ぐるっと180度方向転換。

今、出てきた下流側の閘門に向かう。

橋をくぐって閘室に入る。

後ろ(下流側)の閘門が閉まる。

上流側の閘門付近から海水が流れ込み、水位がどんどん上がる。

水位が上流側と同じになると、上流側の閘門が開く。

開いた閘門の脇を通り、船は閘室の外に出る。

振り返ると、閘門がどんどん閉まっていく。

完全に閉まった。さようなら。

出たところで船が接岸し、いったん岸に降りる。

陸の上から中島閘門を見る、という流れのようだ。

上流側の閘門。

下流側の閘門。

閘門操作所。

操作盤。
こちら側が古いもの。今は使っていない。
向こう側の壁が新しいやつ。操作員が操作中。

次の船が閘室に入ってきた。最新型の大きい船だ。fuganと言う。

排水が終わり、下流側の閘門が開く。

fuganは出ていく。汽笛も何も残さずに。
この船はUターンをせずに河口付近まで行く。帰りは別の観光客を乗せて戻ってくる。

さあ、われわれは、もみじに乗って戻ろう。

富山県美術館前を通過。

天門橋の下を通過。Uターンして、逆側からもう一度通過。

乗船場に到着。お疲れさまでした。
日曜日で天気がいいので大盛況。次のお客さんが待っている。

さて、富山県美術館の屋上に行ってみよう。

屋上では北アルプスをバックに子供たちがトランポリン。
真ん中の尖った山が剣岳(つるぎだけ)。

爽快な気分になる、いい光景だ。
富山って素晴らしい!

さあ、宿に戻ろう。

途中で見つけた観光バス。実車を使った宣伝用オブジェ。

限りなくバスを愛す。

いいね! 思わず記念撮影。

今日も楽しい一日だった。富山、最高!

【本日のデータ】
富岩(ふがん)水上ライン:
もみじ:1200円。所要時間70分。1日5回運行。
大きな船はfugan(土日祝)とsora(平日):1500円。所要時間60分。環水公園と岩瀬間を1日6回(3往復)運行。
いずれも運行期間は3月24日(土)~11月25日(日)。
来年、大きな船がもう1艘、新しく加わるとのこと。

11月17日(土)109日め 「富山ガラス大賞展」&「刀をめぐるダンディズム 刀と拵展」

富山市にはいろいろな美術館がある。
いろいろ回りたいが、興味深い順に行くことにする。

まずは、富山ガラス大賞展2018。
富山市ガラス美術館で開催。この美術館は図書館も兼ねている。

1階受付でチケットを買い、2階に上がる。

2階はロビーになっている。

吹き抜けから上を見上げると、、、

木材を装飾に使った素晴らしいデザイン。

2階フロア。左手正面はエレベーター。ガラス張り。

3階フロア。

エスカレーターから吹き抜けを見下ろす。

図書館エリア。柱が鏡で覆われている。本が映るのでとても広く感じる。

面白いので記念撮影。

ここで問題。
(1)どれが鏡の映像でどれが実物?
(2)鏡に映る鏡の映像もあります。どこでしょう?

どこもかしこも本だらけに見える素晴らしいデザインです。

エレベーター前。ガラスに描かれた案内がお洒落。

現代ガラス美術の巨匠デイル・チフーリ氏の代表作が6階に展示されている。
これは撮影&私的利用はOK。

トヤマ・リーズ(Toyama Reeds)
※Reedは葦(あし、よし)のこと。富山県産木材を使用。

トヤマ・フロート・ボート(Toyama Float Boat)
笹舟は富山の神通川の漁で使用されていたもの。フロート(浮球)は117個。うち95個が富山で制作された。

トヤマ・ミルフィオリ(Toyama Mille Fiori)
※ミルフィオリとはイタリア語で千の花。

富山ガラス大賞展2018の会場入り口。

中は撮影禁止なので写真はありません。

大賞の作品はダントツで素晴らしかった。
ガラス芸術の範疇を越えて、新しい芸術分野を切り拓いていると思う。

大賞:Shieid II (ビョルク・アエサ、ノルウェー)

参考までにパンフレットを掲載。
写真ではこの作品の1000分の1も伝わらないのだが気休めにどうぞ(笑)
※苦情が来て削除するまでの期間限定掲載です。

作品は、背丈ほどのサイズの湾曲したガラス8枚を空中に吊り下げたもの。年輪のように4つの同心円を描くように配置。うち4枚のガラスに電極を貼り付け、振動板として使用。低いかすかな不思議な音を流す。同心円の最も外側のガラス2枚にゆっくりと動く人体(裸体)がプロジェクターから投影される。1枚のガラスは男性、もう1枚は女性。2人の動きはシンクロしている。音と人体の映像は作家の脳波をベースにしたものとの解説あり。

パンフレットの写真は、プロジェクターから投影された画像が映っている、一番外側のガラスを撮影したもの。人体は動き続けるので、写真はその一瞬にすぎない。

正直なところ、ガラス芸術がこんなに面白いとは思わなかった。何でも体験しないとわからないものだ。

次は、刀をめぐるダンディズム 刀と拵(こしらえ)展。
森記念秋水美術館で開催。

この美術館は、リードケミカル株式会社の創業者、森政雄氏のコレクションを公開するもの。日本刀が中心だ。秋水は、曇りの無い研ぎ澄まされた日本刀、の意味。

今回は、拵(こしらえ)にフォーカスした展示会なので、面白そう。
※拵とは、鞘(さや)、柄(つか)、鐔(つば)など、日本刀の外装のこと。

ロビーで甲冑がお出迎え。これは現代作家のもの。

兜の前立(まえだて)が黒いうさぎ? 何だかなあ。

越中の刀工には3派があるらしい。

展示室に入る。

写真撮影OKなので撮りまくり。

腰青貝微塵塗銀一分刻鞘(こし あおがい みじんぬり ぎんいちぶ きざみざや)
脇指拵(わきざしこしらえ)

黒小刻鞘脇指拵(くろこきざみざや わきざしこしらえ)

金梨子地葵紋散蒔絵鞘(きんなしじ あおいもんちらし まきえざや)
糸巻太刀拵(いとまきたちこしらえ)

竹塗打刀拵(たけぬり うちがたなこしらえ)
※漆だけを使い、竹に見えるよう仕上げたもの。

白檀笛巻塗鞘半太刀拵(びゃくだんふえまきぬりざや はんだちこしらえ)

※半太刀拵(はんだちこしらえ)とは、太刀(たち)としても刀(かたな)としても使用できるようにした造り。
※太刀(たち)は、刃(やいば)を下にしてぶらさげて身に着ける。平安~鎌倉~室町初期の馬上戦用。
※刀(かたな)は、刃を上にして腰帯に指して身に着ける。室町後期~江戸の歩兵戦用。

記録漏れ。

黒漆藍鮫研出鞘打刀拵(くろうるし あいざめとぎだしざや うちがたなこしらえ)
※藍鮫(あいざめ)とは相模湾や駿河湾の深海に住むツノザメの皮のこと。藍鮫を巻き、漆を塗り、表面を研いだもの。

黒漆研出鮫鞘大小打刀拵(くろうるしとぎだしさめざや だいしょううちがたなこしらえ)
※大刀と小刀の2本組。粒の大きな鮫皮を使い、青貝の粉を蒔いて仕上げたもの。

朱漆塗桜花文散(しゅうるしぬり おうかもんちらし)
印籠刻鞘打刀拵(いんろうきざみざや うちがたなこしらえ)

黒漆紅葉文鞘(くろうるしもみじもんざや)
虫尽金具脇指拵(むしづくしかなぐ わきざしこしらえ)

記録漏れ。合口(あいくち)の脇指(わきざし)。
※合口とは、鐔・鍔(つば)がない短刀。柄(つか)と鞘(さや)がピッタリ合うから合口という。匕首とも書く。

記録漏れ。これも合口(あいくち)の脇指(わきざし)。こちらは小柄(こづか)がさせるタイプ。

小柄(こずか)も凄いのがある。

加賀象嵌(かがぞうがん)の小柄。
※象嵌は、地金を彫り、異なる金属を埋め込んで(埋金)絵柄を作る技法。加賀の象嵌は地金と埋金に凸凹がない平象嵌(ひらぞうがん)が多い。

30本セットで蒔絵の箱に収められている。贈答品だったらしい。

鐔・鍔(つば)も凄いのがある。

七宝紋螺鈿鐔(しっぽうもんらでんつば)
※漆と繊細な青貝で七宝模様を表したもの。

扇形鐔(おうぎがたつば)

七宝紋鐔(しっぽうもんつば)

一丁だけ展示されていた鉄砲。上部の金属に細かな模様が彫られている。

これらの拵はほとんどが江戸時代のもの。刀剣も平和な時代になると美しく飾られるようになるのだ。

七宝紋螺鈿鐔、ほしいなあ。

【本日のデータ】
富山ガラス大賞展2018:入場料1000円、図書館は無料。
刀をめぐるダンディズム 刀と拵(こしらえ)展:入場料1000円。音声ガイド付。

11月16日(金)108日め 魚津埋没林博物館へ行く、素晴らしい展示だ!

実は、富山と言えば「薬売り」というイメージしかなかったのだが、
ごめんなさい! と言いたくなる魅力に溢れていた。

その一つが埋没林博物館。魚津市(うおつし)にある。

魚津埋没林博物館の入り口。
右下の階段を進むと入り口だ。

チケットを買って入ると、通路の頭上にこんな案内図。
これを見ただけで、素晴らしい博物館の予感。
コミュニケーションデザイナーが、きちんと考えたわかりやすい案内図だ。

埋没林の説明。

むかしむかし、ここが陸地だったときに育った樹木。
その後、海面が上昇して樹木は海底に潜り、泥炭層が堆積。
さらにその後、再び海面が低下し、泥炭層に埋まった根っこが陸地で発掘された。
これが埋没林。

過去、海面の高さはけっこう変動しているらしい。上はその推移を表すグラフ。

まず、水中展示館へ行こう。
これがあるから見に来た。

水中展示館入り口。かっこいいね。

解説。
発掘した場所から根を動かさず、周囲に展示場を作ってしまった。
素晴らしい!!!

根が水の中に浸かっている。大きい。
写真だと水中なのがわかりにくいかもしれない。

次は乾燥展示館。こちらは普通の展示。

大きい根が2つ展示されている。

これはその1つ。根をひっくり返して、下側を上に向けてある。
右上から左下に向かう真っ直ぐなやつは、根とは別の木の幹。
倒れた幹の上に根を生やしたもの、と解説にある。

これは杉の年輪と人間界のできごとをマッピングしたもの。
どの年輪ができたときに何が起こったかを示してある。
面白い発想の展示だ。

第二次世界大戦終結はこんなに外側なんですね。

ドーム館。発掘現場の再現。

出土した埋没林をそのままの位置で展示している、とある。

根の向こう側の壁に「0M」の表示が。青いラインが海抜0mということらしい。
つまり、この根は海抜0mのところで出土したわけだ。

実は埋没林は日本全国にあるらしい。海岸だけでなく、内陸にもあるのが興味深い。
海岸とは異なるメカニズムなのだろうか。海水の上下ではなく、陸の上下なのかもしれない。

一覧を載せておきます。拡大すれば文字が読めます。興味があれば行ってみてください。

富山市の近くでは「41 入善吉原沖海底林」がある。スキューバダイビングをしないと見られないだろうが、面白そうだ。

最後に、屋上展望台からの風景。

朝日岳 2418m

剱岳 2998m

【本日のお酒】

銀嶺月山 槽前酒(ふなまえざけ)

普段は純米酒しか飲まないが、名前が気に入ったので本醸造だが買ってみた。
醸造用アルコールが添加されている。ちょっとドキドキ。

【本日のデータ】

今日で67歳になった。
ブログのヘッダーを「66歳が~」から「67歳が~」に更新した。
これからは、この数字が増えるのを楽しむことにしよう。

11月15日(木)107日め 黒部トロッコ電車で欅平へ ~ レスキューヘリの救急搬送に遭遇

京都嵐山は「嵯峨野トロッコ列車」といい、黒部は「黒部峡谷トロッコ電車」という。一方は「列車」、もう一方は「電車」。

嵯峨野はディーゼル機関車が動力車なので「列車」。黒部は電気機関車が動力車なので「電車」なのだ。

今日は「黒部峡谷トロッコ電車」に乗って、終点の欅平まで行く。
オープン車両なので、出発から到着までの1時間20分、ずっと風に当たり続けることになる。そうとう冷えそうなので、登山用ウェア+バイク用ウェアをありったけ着込む。

宇奈月駅。ここから出発する。

出発するとすぐ新山彦橋を渡る。最後尾の車両に乗ったので、前の車両がよく見える。この時刻は全車両がオープンの編成だ。

渡ってきた新山彦橋。赤い橋と青い湖面のコントラストがグッド。

柳橋駅。西欧キャッスル風。

わずかに残った黄葉が朝陽に輝く。

「仏石」の標識。

右下を見下ろすと、、、誰が着せたの?

森石駅近くのトンネルに入る。

しばらく走り、、、

黒薙駅を出たところ。またまたトンネルに。

出し平ダム。

単線なので逆方向の電車とは駅ですれ違う。角目の電車。

こちらは丸目の電車。

欅平駅が近づく。

車掌さんがアナウンス中。いろいろな装置の蓋が開いている。面白い。

欅平駅に到着。

帰りの電車が出発するところ。

駅の隣に欅平ビジターセンターがある。行ってみよう。

欅平紹介ビデオ。

付近の最新情報。11月6日で足湯は終わっていた。残念!

壁には黒部ダムへの登山道案内。上級登山者向け。

奥鐘橋。

撮影していると、何やらヘリコプターの音が、、、

頭上を旋回したあと、谷の間に降りて、ホバリングしている。

レスキューヘリが隊員を降下させているようだ。
隊員の姿はもう見えない。

降下が終ったのか、ヘリが飛び去っていく。

と、思ったら、頭上でずっとグルグル飛び続けている。

もしや、これからが本番。急患を吊り上げて救急搬送?

撮影態勢を整えてしばらく待つと、、、

再びヘリが降りてきた。

ホバリングして、、、

吊り上げた! 下に小さく隊員の姿が。

上がってくる。患者を抱えている。

もう少しだ。たぶん黒いのが患者。両腕が垂れ下がっている。

頑張れ!

あと少し!

患者さん、収容! ほっ、、、良かった、、、

どこから吊り上げたのだろう。気になるので行ってみる。

河原園地。上空に樹木がなく、吊り上げられるのはここしかない。

このまま進むと猿飛峡だ。
対岸の岩と岩の間を猿が飛んで渡ったから猿飛峡。
ほんとに?
よし、行って確かめよう。

歩き出すと、、、

鋭い岩が頭の高さに!
血にまみれて赤く染まったのか?

真相はさておき、さらに進む。

ところどころに覆道がある。頭上には尖った岩が。

幹曲がりの杉。と言うとか言わないとか。

猿飛峡に着く。

見下ろすと、猿が飛んだと言われる岩と岩。けっこう距離あるよね?

この先に横から見る場所があるので行ってみよう。

横から見たところ。猿なら飛べるかも。

さて、戻ろう。

遊歩道のところどころに、こんなマーキングが。
いったい何だろう?

覆道の中。光が芸術感を醸し出す。

窓からの風景。いいね!

対岸の風景と枯れた植物と窓の苔のハーモニー。いいね!

人食い岩。と言うとか言わないとか。

欅平駅まで戻る。

さて、逆方向に行ってみよう。名剣温泉までは行けるはず。

歩き出すと、こんなものが、、、

何やら、ヘルメットと注意書き。

この注意書きが素晴らしい。
じっくりとお読みください。

危ないんだぞーっ!
この道は、日本一深く険しい黒部峡谷のどん底です。
この谷は(略)生きています。
(略)
生きている黒部を、押さえ込むことは人間には不可能です!
(略)
しかし、この先は生きている黒部を体験できるエリアでもあります。
自己責任で訪れた方にはきっと感動を与えてくれることでしょう。
欅平・祖母谷間道路管理組合

※「祖母谷」は「ばばだに」と読む

はい、ヘルメット、かぶります。

生きている黒部と記念撮影。オレンジがアクセント。

さて、帰ろう。

欅平駅。

この電車に乗るのだ。これもオレンジ。
もしかして、あのヘルメットの色はこの色なの? とても偶然とは思えない。
Gooooood!

鐘釣駅。

停車中、駅員さんが記念撮影をしてくれる。

私も撮ってもらおう。お願いします。

撮ってもらったのがこれ。帽子がカッコいいでしょ。

荷物を運ぶ電車とすれ違う。

猿だ! 右側奥の子猿がかわいい!

電気機関車は2台連結。帰りはクローズドの車両が混在しているタイプ。
私が乗っているのはオープン車両。16時近くになったのでメチャクチャ寒い。

凍り付きそうになりながら宇奈月駅に到着。

駅の前に黒部川電気記念館がある。

中にはこんな展示物が。大スクリーンでバーチャル風景。

これは黒部ダムライブ映像。水が落ち続けているだけ、、、なんですが。
黒部ダムの現在の気温「10°」
低いことは低いが、思ったより寒くないような気もする、、、

今日は宇奈月駅の近くの温泉旅館に宿泊です。

【本日の教訓】

宿で写真のセレクトをしていたら、左足がつってきた。
温めれば治るだろうと思い、温泉に入る。
30分近くお湯に入って温めながら、さっすったり、ストレッチで伸ばしたり、、、でも、回復しない。
のぼせてくるし、ふやけてくるし、、、

これ以上入っていると倒れる。部屋に戻ろう。

で、部屋に戻ると、少しずつ回復。何とかセーフ。
今日で一番つらかった!

昼食がパン1つだけだったせいなのか、
帰りのトロッコ電車で1時間20分も冷たい風に当たり続けたせいなのか、
写真セレクトしながらお酒を飲んだせいなのか、
全部の複合作用なのか、、、

いずれにしても、年寄りの冷や水、とはこのこと。

反省!

11月15日(木)107日め (速報)黒部峡谷の欅平でレスキューヘリの「ホバリング+患者吊り上げ」に遭遇

そのスクープ写真(笑)がこれ!

明日はわが身かも、と思いながら撮影。

その後、トロッコ電車のオープン車両で1時間20分冷たい風に当たり続け。
寒くて疲れて宿に戻ってから足がつってしまい四苦八苦。

なので速報でご勘弁。
詳細は明日書きます。書く予定。書けるかな?

11月14日(水)106日め 神通峡を相棒バイクで走り回る

富山市の近くに神通峡という名勝がある。
名前がいいので行ってみよう。
と思ったがマイナーなので、ネットで探しても詳細マップが見つからない。

ま、いいか。行き当たりばったりというのもいいだろう。

0930 富山市の宿を出て、神通峡に向かう。

と、目を引く広告。

ひいじいさんが言うとった
(栄)黒川仏壇センターが
一番ええと!!

いいね!

しばらく走ると、「ますのすしミュージアム」という看板がある。
面白そうだ。立ち寄ってみよう。

「源(みなもと)」と言う企業のPRセンターだ。
どんな展示か楽しみ。

徳川家康に、鮎(あゆ)のすしを献上し、絶賛された。
次に、鰷(はや)のすしを献上し、これも絶賛された。
鰷のすしとは鱒(ます)のすしのこと。

アイスランド近海で獲れた鱒を主力にしている、とある。正直でいい。

小学生の集団が、説明を熱心に聞いている。
質問がある人? と係員がきく。
は~い。は~い。大勢の手が挙がる。
先生がた、事前のご指導お疲れさまです。

パッケージデザインをした有名な画家の紹介コーナー。
この絵はいい! こういう感性の画家だから、このパッケージ(写真右下)なのか。
納得できる。

昭和時代のパッケージの展示がある。気に入ったのはこれ。

サンドウヰ(ィ)ツチ。昭和だ!

外食券御弁当。昭和だ!

特製 富山 ますのすし 弁当
絵は、64艘(そう)の舟を鎖でつないで橋にしていた江戸時代の様子を描いたもの。このパッケージもいいなあ。

道草を食ったので、神通峡に急ごう。

と、素晴らしい蔦が目に飛び込む。

左側と右側の対照がいい。

赤・黄・緑のバランスがグッド。おそらく撮影タイミングもグッド。

神通峡の少し手前。

神通川第二ダム。泡のようになって流れ出る水が美しい。

神通川に掛かる橋から上流の橋を望む。

反対側、下流を望む。

集落の中をトコトコ走る。

高山本線のローカル踏切。いいねぇ。
記念撮影せずにはいられない。

神通峡の撮影スポット、庵谷峠展望台に向かう。

落ち葉が敷き詰められた道。これぞ晩秋。

見下ろすと神通川。

庵谷峠展望台登り口。ここからは歩いて登る。

ところどころに紅葉が点在。

展望台が見えた。しっかりとお金をかけて作った感じ。

展望台からの風景。紅葉を見るにはちょっと遅いか。

展望台からトレッキングコースに入ってみる。

落ち葉の絨毯。

歩く予定はないので引き返す。

ところどころに紅葉。

紅葉の向こうに神通川。

風景を楽しみながら、相棒バイクの待つ展望台入り口に戻る。
さて、宿に戻ろう。

トコトコと山道を下っていくと、、、

幹と枝の形がすごい! 今日のナンバー1風景かも。

さらに下る。

するとお寺の門前にこんな光景が、、、

絵に描いたような紅葉、とはこのこと。
一本の樹に、緑・黄・赤が混在するのが素晴らしい。

相棒と記念撮影。いいね!
相棒が美しい女性とデートしているみたいだ。

富山市の夕暮れ。

雲が侵略者の宇宙船のようだ。

スーパーマーケットで、おでんを買う。
宿の電気ポットで温めればOKだろう。

ということで買ったのがこれ。298円。

温めている状態がこれ。

ブログを書きながら、半分ぐらい食べてしまった。
冷えても簡単に温められる。いいアイデア。

【本日のデータ】
おでんは電気ポットを使うと簡単に温められる。

11月13日(火)105日め 黒部峡谷トロッコ電車に乗るつもりだったが、、、

さあ、今日は、トロッコ電車に乗って黒部峡谷の秋を楽しむぞ。
時期的にはちょっと遅いかもしれないが、まあ、いいだろう。
電車にのって往復するだけだけだから、3時間もあれば十分だろう。

1010 入善(にゅうぜん)市の宿を出発。トロッコ電車の出発駅がある宇奈月温泉を目指す。

景色を楽しみながら入善用水路の脇をトコトコと走る。

入善用水路の解説がある。うむうむ、なるほど。
あれ、マップと実際の位置関係がわかりにくい。

マップ中央下側の「入善下流用水路」が目の前の用水路だ。

ん? 実際の用水路は横向きに流れているのに、マップでは縦に書いてある。
方向が一致してない。位置関係を対応させるのがたいへんだ。

このマップ、90度左に回転させて描いてあればわかりやすいよね。

こんな感じ。
これならパッとわかる。もちろん、文字は読める向きでね。

さらに少し走ると、、、

のらんマイ・カー
いいネーミングだね。

※「乗らんまいか」は富山弁で「乗らないか」の意味。「のらんまいか~」と掛けたオヤジギャグ的ネーミング(だと思う)

ということで、立派な石垣の家を背景に記念撮影。いいね!

トロッコ電車の出発駅がある宇奈月温泉の入り口に着く。

橋の上からの風景。

左岸を見ると、面白い形の何かが、、、
展望台か?

外国人観光客が写真を撮っている。絵になる風景、なのかな?

面白そうだ。行ってみよう。

展望台から。絵になる風景、なのかな?

記念撮影をしてみる。寒くて顔が固まっている?

2~3分ほどでトロッコ電車の宇奈月駅に着く。

次の発車は1250。
終点の欅平駅まで片道1時間20分。往復だと2時間40分。
えっ、そんなに長く走るの? 想定外!

1時間散策するとして、戻るのは1640。
ここから今夜の宿がある富山市まで1時間30分。
買い物+ロス時間を見込むと、宿に着くのは1930。
ちょっと辛いかなぁ。

よし、今日は乗るのをやめて、明日か明後日にしよう。
今日は早く宿に行って休もう。

というわけで、富山市に向けて出発。したところで、こんな風景が、、、

すみませ~ん。何をなさっているんですかぁ?

消雪装置を点検してるの。
雪が降ると自動的に水が出て雪を溶かすの。

で、みなさんは何をしているんですか?

点検。穴が詰まってることがあるし。水の量も調整するし。

※写真では、右手にハンマーとキリ(のようなもの)、左手にドライバー(のようなもの)を持っている。たたいて、ほじって、まわす、のだ。

もう雪が降り始めるんですか?

いや、まだだね。
いつ降ってもいいようにしておくわけ。

なるほど。頑張ってください。

どこから来たの。

川越です。埼玉。

そのバイクで?

はい。

えっ! 早く帰ったほうがいいよ。雪が降ったらすごく寒いよ。

そうなんですか。(ご忠告)ありがとうございます。

点検員のみなさん、話をしながらどんどん点検作業を進めていく。

撮影アングルを決めているうちに、あんなに遠くまで行ってしまった。

お疲れさまです。

【本日の感想】
寒いのはOKだけど、陽の光はほしい!
日々の生活は現場の人たちで支えられている。
当たり前のことを痛感する。

11月12日(月)104日め 秋山郷の晩秋に浸る

昨日は秋山郷までたどり着けなかった。
今日は秋山郷に行ったあと富山まで走る。

さあ出発だ。
青空が見える。ウキウキしてくる。

晩秋の山道をトコトコと走る。
朝日に輝く紅葉が素敵だ。
写真的な美しさというより、包み込む優しさかな?

きっと昼食の時間はないだろうと思い、昔ながらのお店で小倉パンを買う。
出発前にコーヒーをドリップしてポットに入れてきたので、これでOK。

お店の反対側の風景。

津南町を走る。高原的な風景がいい。

木造家屋と紅葉が絵葉書的だ。ちゃっかり相棒バイクが写っている。

赤い何かが点在している。トラクターの赤と緑のコントラストがいい。

津南町、晩秋の景色。

秋山郷に入る。

朝倉橋。晩秋の風景にカラフルな椅子たち。

小赤沢集落の撮影スポットを探したが、よい場所がない。
それよりも紅葉の時期には遅すぎる。
どんな撮影スポットも時間を巻き戻すことはできない。
よし、晩秋は晩秋なりに楽しもう。

わずかに残る紅葉を見ながら、小倉パンとコーヒーで遅い昼食。
もちろん立ったまま。
市街地なら惨めな気持ちになるはずなのに、ここでは楽しい。
人間は不思議だ。

そうこうするうちに14時。
富山まで3時間30分。スーパーで夕食を買うと18時の到着か。

急ごう!

晩秋の道をひたすら急ぐ。

写真なんか撮ってる暇はない! ちゅうの。
でも、気になる風景が目に飛び込むと引き返して撮影。
アホか! と一人突っ込み。
これじゃ時間がいくらあっても足りやしない。

最後に撮った風景がこれ。
晩秋の山腹と砂の山。そして黄色いトラクター。
思いがけないものが混在する風景。
いつも何か新しい風景が見つかる。

生きているって、いいなあ!

なんて言ってる暇はないのだ。富山へ急げ!

途中で雨が降り出す。どんどん激しい降りになる。

寒いよう~、暗いよう~、トラックが怖いよう~、、、
ちびまる子ちゃんのナレーション風につぶやきながら走る。

富山まで、ひたすら走る。走る。走る。
いつもは歌いながら走るのに、そんな余裕なし。

寒いよう~、暗いよう~、怖いよう~、、、

生きているって、大変だなあ(笑)

何とか無事に走り切り、宿の近くのスーパーで夕食を買う。
半額のトンカツ、半額のシューマイ、半額のお豆腐。
う~ん、いい買い物だ。

1815 なんとか無事に富山の宿に到着。

身体が冷え切って凍えそう。
これからお風呂で温まってから晩酌です。
これだけは欠かせない(笑)

【今日の風景】
晩秋のポツンと一軒家(ときどき数軒)。シリーズでどうぞ。

【今日の感想】
津南町は素晴らしい。高原風の風景が続き、紅葉が日常の風景。
秋山郷も素晴らしい。道という道が紅葉に埋もれる。
時期が遅かったので、晩秋の紅葉、という風景だったが、紅葉真っ盛りは最高だろう。
日本海側なので、都心からちょっと行ってくる、というわけにはいかない。
全国区でないのはそのためだろうか?
も・っ・た・い・な・い !