2019/11/25 徳島で帰宅準備、お土産を買う(D277)

明日、東京有明行きのフェーリーに乗るので、今日はその準備。

阿波踊り会館が徒歩5分ほどなので行ってみよう。
お土産があれば買えるし。

阿波踊りの展示があるが、300円を払って観るほどではないかな。パス。

阿波踊りの演舞が、昼4回、夜1回、ある。
昼間は会館専属チーム、夜は町内チームが交代で踊るとのこと。
それなら観るのは夜がいい。

お土産売場があったので、いくつか買う。
家族には一つずつ。これは欠かせない。特に女王陛下用は吟味。
友人用も買いたいのだが、積める量に限界がある。土産話だけでご容赦。

巻柿:女王陛下用

写真は通販サイトから借用。

フェーリーに持ち込む荷物をセレクトしてまとめる。
お土産を入れる場所を考え、パッキングを組み替える。
なんだかんだで、あっと言う間に夕方。
今日は早く寝よう。どうせフェーリーでは寝られないだろうから。

【本日のデータ】
阿波踊り:いろいろ混乱があったが、うまくとりまとめているらしい。もう混乱は起きないのでは、と予想する(あくまで個人の見解です)
阿波踊り会館:展示300円。演舞 昼800円(開館専属チーム)、夜1000円(町内チームが交代で)。高くても夜がいいと思う(あくまで個人の見解です)

【本日の宿】
昨日と同じ。阿波踊り会館の近く。コスパ抜群。次回もここにしよう。
次回があるなら、の話だが、、、
すべては女王陛下の御心しだいです。

宿データ:3500円/泊、ダブルサイズベッド、長めのテーブル(これが重要)、トイレ・バス付、冷蔵庫付、タオル・歯ブラシ付、湯沸かしポット貸与あり、フロント横に電子レンジあり。コンビニまで徒歩2分、隣がホカホカ弁当屋さん。

2019/11/23 吉野から和歌山市へ(D275)

だいぶ寒くなったので、そろそろ家に帰ろう。
軟弱なのだが、これでいいのだ。

帰りのルートは、和歌山市 → フェリー → 徳島 → フェリー → 有明 → 自宅。
相棒バイクで淡路島が走れれば、走って徳島まで行くのだが、残念ながら走れない。自動車専用道路なのだ。

ということで、今日は和歌山市に向かう。ここに一泊して、明日は徳島。

朝食を食べ終えるころ、宿のご主人が雲海が出ている、と知らせてくれた。
えっ、それなら写真を撮らないと。
カメラだけ持って宿を出る。
どこがいいか考えろ。昨日のリサーチを活かせ。
あそこだ。花矢倉展望台。集落全体が見渡せる。

息切れしながら20分ほど坂&階段を登り続ける。
はぁ、はぁ、はぁ。やっと着いた。

花矢倉展望台からの風景。
中央に数軒家が見える。あの向こうには集落が続いている。

雲海が消えたあとの風景。

宿に戻る。
荷造りをして、さあ、出発。

記念に宿の美人姉妹とスリーショット。
本当は母娘だが姉妹でも通じそうだ。
桜が咲くころ、また来たいなぁ。

紅葉の落ち葉が見られるかも、と高城山展望台入口(バス乗り場)に行く。
予想どおり、バッチリ。

fuso写真展:花紅葉 堪能のひととき

金峯山(きんぷせん)蔵王堂(ざおうどう)で「秘仏 金剛蔵王大権現 特別ご開帳」をしている。毎年2回、公開しているようだ。
昨日は時間がなかったが、今日はオーケー。行ってみよう。

仁王門(修復中)の天井。
縦横に組まれた桟(さん)が美しい。

伽藍の前。屋根の重厚さがすごい。

ご本尊の迫力は凄かった。
が、それ以上に独特の色遣いに圧倒された。

伽藍内は撮影禁止なので、平成26年の近鉄ポスター写真をどうぞ。

伽藍裏手の風景。
紅葉の絨毯もいいが、こういう晩秋感もいい。

さあ、和歌山へ向かおう。約80km、2時間半だ。

高野山町石道展望台からの風景。
吉野山と和歌山市のちょうど中間あたり。
紀ノ川の蛇行ぐあいがいいね。
手前の赤茶色は柿畑。見渡す限り柿と柿。このエリアの特産らしい。

紀の川フルーツロードの風景。
あたり一面、柿と柿と柿。

美味しそうだ。チャンスがあれば食べてみよう。
もちろん、ちゃんと買いますよ。

【本日のデータ】
金峯山蔵王堂(きんぷせんざおうどう):世界遺産。
仁王門:世界遺産。
銅の鳥居:世界遺産。
金剛蔵王大権現:重要文化財。拝観料1000円。

【本日の宿】
和歌山市内。ドミトリー。昨日の宿との落差が大きすぎる。

2019/10/02 世界遺産 天草の﨑津集落に行く(D226)

朝、階段の踊り場にこんなものがあるのに気づく。

タコの飾り物。もちろん、凧じゃなくて蛸。ご主人が獲ったやつ。
作ったのもご主人。しかるべき処理をしたあと天日干しにする。
足が胴体から切り離されているのに注目。こうすると綺麗に平たくなる、とのこと。

鰻(うなぎ)を獲る器具。うなぎカゴ、と言うらしい。
今は塩ビ管を使っているけどね。天然鰻が獲れるんだよ。
だって。いいなあ。

宿から50km、1時間ちょっと走って、世界文化遺産 天草の﨑津集落(さきつしゅうらく)に着く。
※「さき」は「崎」ではなく「﨑」。「大」はなく「立」。要注意。
※天草の﨑津集落:世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成要素。

集落の入り口で見かけたバイク。
ホンダ ベンリィ CL50。1997年4月21発売。
写真を撮っていたら出てきた持ち主とお話。ホンダ仲間はみなお友だちだもんね。
いろいろパーツを探して修復し続けているとのこと。
そりゃあ、そうだ。20年以上前のバイクだもんね。
これからも大切に乗り続けてください。

集落をトコトコ走る。

石の壁に平たい美しい樹木風植物。アートだねぇ! 素晴らしい。

こちらは、現代アート風集落風景。
最初はミラーや消火栓は邪魔だと思ったが、これも絵の一部だと思えば、意外といいかも。
赤い消火栓と赤い花。白い「消」。青い「注意」。黄色いポール。樹木風植物の緑。いいね!

駐車場に相棒バイクを置き、﨑津集落を散策。

﨑津集落の全体図。小さな集落なので歩いて回っても時間はかからない。

﨑津諏訪(さきつすわ)神社。
潜伏キリシタンの人たちは神社へもお参りしていた、という記録が残っている。

ハルブ神父の墓。

飲み屋さんの店先。貝殻の飾りがいいね。

崎津カトリック教会。
なぜ「﨑」ではなく「崎」なのかは不明。漢字の違いを意識していないのか?

向かって右(ダークグレー部分)はコンクリート製、左(ホワイト部分)は木製。
建築中に資金不足で途中から木製になったそう。
ごまかさず、はっきり色分けしているのがいいね。

教会内部。
畳敷きなのが特徴。今は、折たたみイスが置いてある。ちょっと残念。

﨑津資料館みなと屋。
入ってみる。

﨑津集落のジオラマ。おお、いいね。

教会付近をアップで。

紋付屋旅館跡地。

公園 or 休息所 になっている。

カケ。漁師の作業場。﨑津集落ならではのもの。

海上マリア像の見えるポイントへ着く。
貝殻の絵馬がいいね。

海上マリア像。
720mm望遠にしてもこの程度。遠すぎる。
何を目的にあんなところに作ったのか? 海を見ているし。
もしかして、外国の船に向けたもの?

大江教会。
ロマネスク様式教会。昭和8年建築。世界遺産とは無関係だが有名。
改修工事中。そんなに残念でもなかった。ま、いいか、という感じ。

教会脇のキリシタンのお墓。仏教的デザインの墓石の上にキリスト教的十字架。
柔軟な発想だなあ。

墓石の上に十字架はないが、祈りの文言が刻まれている。
「我等」ではなく「彼等」。
「彼等」とは亡くなった人たちのことだろうが、微妙な違和感を感じるのはなぜだろう?

天草のガソリンスタンド前の風景。
彼岸花と石垣。対比がいいね。

富岡城址に着く。

さほど大きくはない。どんな城址なのか楽しみだ。

駐車場から徒歩で城址に向かう。

木々の間から城壁が見えてくる。

おおっ、いい石垣だね。復元したのか。

石垣の説明。
歴史的経緯で石垣が3層になっていたことが調査でわかったらしい。

場内からの風景。

さらに登ったところから。

門の向こうに海が見える。

天守閣エリアからの風景。

同じく。いい景色だね。

午後の光を浴びる石垣。

思ったより再現されていた。ここが入場無料とは。
再現費用はどこが負担するの? こんなに出費して大丈夫なの? 元は取れるの?
他人事ながらとても心配。

鬼池港フェリーターミナルに着く。
ここから長崎の口之津(クチノツ)港に行くフェリーに乗る。

フェリー入港。島鉄(島原鉄道)が経営。

出航。

大きな虹。素晴らしい偶然。幸運に感謝!

そうこうするうちに口之津港に着く。

桟橋が近づく。

接岸作業中の人たち。ロープを投げると即キャッチ。思わず拍手!

今日もよく動いた。よく眠れるだろう。

【本日のデータ】
施設・城址:入場無料。
フェリー(天草 鬼池港 → 長崎 口之津(クチノツ)港):910円(1名+原付1台)

【本日の宿】
長崎 口之津港から15km、20分。個人経営の古い宿。台風影響で何かが壊れ、さっきまで直していた、とご主人。シャワーは15分待ってね、これからボイラーを点けるから、とご主人。う~ん、ま、私はいいけど。他のお客さんから苦情はこないの?