2019/11/23 吉野から和歌山市へ(D275)

だいぶ寒くなったので、そろそろ家に帰ろう。
軟弱なのだが、これでいいのだ。

帰りのルートは、和歌山市 → フェリー → 徳島 → フェリー → 有明 → 自宅。
相棒バイクで淡路島が走れれば、走って徳島まで行くのだが、残念ながら走れない。自動車専用道路なのだ。

ということで、今日は和歌山市に向かう。ここに一泊して、明日は徳島。

朝食を食べ終えるころ、宿のご主人が雲海が出ている、と知らせてくれた。
えっ、それなら写真を撮らないと。
カメラだけ持って宿を出る。
どこがいいか考えろ。昨日のリサーチを活かせ。
あそこだ。花矢倉展望台。集落全体が見渡せる。

息切れしながら20分ほど坂&階段を登り続ける。
はぁ、はぁ、はぁ。やっと着いた。

花矢倉展望台からの風景。
中央に数軒家が見える。あの向こうには集落が続いている。

雲海が消えたあとの風景。

宿に戻る。
荷造りをして、さあ、出発。

記念に宿の美人姉妹とスリーショット。
本当は母娘だが姉妹でも通じそうだ。
桜が咲くころ、また来たいなぁ。

紅葉の落ち葉が見られるかも、と高城山展望台入口(バス乗り場)に行く。
予想どおり、バッチリ。

fuso写真展:花紅葉 堪能のひととき

金峯山(きんぷせん)蔵王堂(ざおうどう)で「秘仏 金剛蔵王大権現 特別ご開帳」をしている。毎年2回、公開しているようだ。
昨日は時間がなかったが、今日はオーケー。行ってみよう。

仁王門(修復中)の天井。
縦横に組まれた桟(さん)が美しい。

伽藍の前。屋根の重厚さがすごい。

ご本尊の迫力は凄かった。
が、それ以上に独特の色遣いに圧倒された。

伽藍内は撮影禁止なので、平成26年の近鉄ポスター写真をどうぞ。

伽藍裏手の風景。
紅葉の絨毯もいいが、こういう晩秋感もいい。

さあ、和歌山へ向かおう。約80km、2時間半だ。

高野山町石道展望台からの風景。
吉野山と和歌山市のちょうど中間あたり。
紀ノ川の蛇行ぐあいがいいね。
手前の赤茶色は柿畑。見渡す限り柿と柿。このエリアの特産らしい。

紀の川フルーツロードの風景。
あたり一面、柿と柿と柿。

美味しそうだ。チャンスがあれば食べてみよう。
もちろん、ちゃんと買いますよ。

【本日のデータ】
金峯山蔵王堂(きんぷせんざおうどう):世界遺産。
仁王門:世界遺産。
銅の鳥居:世界遺産。
金剛蔵王大権現:重要文化財。拝観料1000円。

【本日の宿】
和歌山市内。ドミトリー。昨日の宿との落差が大きすぎる。

2019/11/13 天橋立を観て、渡る(D266)

今日は、天橋立(あまのはしだて)へ行く。

まずは、上から観よう。
ということで、天橋立ビューランドに行く。

リフトかモノレールで登る。どっちも同じ料金。リフトを選択。

リフトから下を見る。天橋立が良く見える。

天橋立ビューランド到着。
「飛龍観展望」ってなに?

花嫁さんが天橋立に向かってブーケを差し上げる。いいね!
このあと、股のぞきをしたかどうかは不明。するならドレスをそうとう捲らないと。だんなさんは絶対にした、と思うけど。

ちゃんと「股のぞき台」というのがある。

せっかくなので、やってみることに。

股のぞきしながら撮影した風景がこれ。写真を逆にしたんじゃありませんから。
写真の一番上に茶色のガードが写ってるでしょ。足首あたりから撮影するとこれが写ります。

無料で使っていい双眼鏡。いいね!

せっかくなので、覗(のぞ)いてみた。

波型の砂浜が続く。美しい。いいね!

歩いて登れる望遠台。登ってみた。

望遠台から天橋立を撮るカップル、を撮る私。

天橋立と、紅葉と、階段を降りる妙齢の女性たち。いいね。

絵になる風景。絵葉書風に撮ってみた。

上からの眺めは堪能。次は天橋立そのものに行ってみよう。

文殊(もんじゅ)側の入り口。
「車両通行禁止」の高札。え! 相棒バイクはダメか!
と、良く見ると「125cc以下の原動機付自転車は除く」とある。

よっしゃ~! やったぁ~!

で、相棒バイクで天橋立を渡り始める。

大天橋。
読みは不明。おおあまのはし? だいあまのはし? だいてんきょう? ニホンゴ、ムズカシイデスネ。

天橋立マップ。「現在地」は左手。赤い文字のところ。

松の枯葉が集められている。管理者のみなさん、ありがとうございます。

日本刀で試切(ためしぎり)された石。らしい。
確かに、スパッと切られているように見える。
ホントに日本刀で切ったのなら凄い!

千貫松(せんがんまつ)
千貫文目の価値がある松、らしい。
ん、千貫文目って、いくら?

すぐ隣の海(阿蘇海)で釣りをする人。
腰まで水に浸かってる。

夫婦松。
1つの根から2本の幹が真っ直ぐに伸びる。まるで私たち夫婦みたい。
かな?

真ん中あたりまで進んだところ。
相棒バイクと記念撮影。

砂浜に出てみた。波のような形の砂浜が続く。

渡り終わったところ。
相棒バイクの後ろには「天橋立」と彫られている。

船越の松。

右上の赤い「現在地」まで来たことになる。

傘松公園に向かう。

リフト乗り場の注意書き。
オレのことだ、とみんなが思っている?

展望台に到着。

東側の風景。

カップル専用? 一人ではちょっと寂しい。

ケーブルカーが出発した。リフトと並行して走っている。

紅葉の中を走るケーブルカー。リフトから撮影。

リフトから見える景色がどんどん変わる。楽しい。

リフトの駅近くのお食事どころ。
団体さんの予約で埋まっている。大繁盛ですね。

今日の宿、舞鶴市に向かい、40km、1時間ほど走る。

五老スカイタワーからの風景。北東方向。

西方向。そろそろ日が暮れる。宿に急ごう。

【本日のデータ】
天橋立:125cc以下&自転車は渡ってよし。レンタルサイクルが多い。
天橋立ビューランド/傘松公園:天橋立をはさんだ反対側にある。どちらもリフト or モノレール(ケーブルカー)の好きなほうで登れる。傘松公園は、股のぞき発祥の地らしい。両方セットのチケット料金は1200円。それぞれだと1530円。両方から観るのを強く推奨。景色がかなり違う。そこが面白い。

【本日の宿】
天橋立から45km、1時間ちょっとのところ。舞鶴港の海岸近く。

2019/11/10 鳥取砂丘を歩く(D263)

鳥取と言えば砂丘。

行ってみた。

観光客と足跡がいっぱい。
向こうに第二砂丘列(馬の背)の背が見える。
今、いるのは第三砂丘列。市街地から階段を上がったところ。

こちらはラクダに乗ってご満悦。

1時間ほどかけてグルっと砂丘を回る。
写真は私の靴の足跡。左足。かかとの外側が減っている。ガニ股の証拠。

馬の背に登ってくる人たち。このあたりは最大急斜面。
足跡だらけ。ま、観光地だからね。

観光客が歩かないところを探してみると、、、

足跡のない風紋発見。探せばあるもんだね。

【本日のデータ】
鳥取砂丘:グルっと一回り1時間。1度は来てもいいけど、1度でいい。ビジターセンターの、なぜここに砂丘ができるのかを解説した展示が面白かった。

【本日のマニアック】

ホンダ ワルキューレ(Valkyrie)サイドカー付。
排気量 1520cc
重量 333kg(サイドカー除く)

サイドカー席。
「一匹狼」と「美人の方の指定席」は矛盾してない?

【本日の宿】
昨日と同じ。鳥取駅近く。

2019/11/07 足立美術館の庭園&魯山人(D262)

境港市の宿を出るときに、ご主人といろいろお話。
オリジナルナンバーには市ごとの特徴があって面白いよね、という話になる。

で、境港市のオリジナルナンバーは?

ゲゲゲの鬼太郎。

宿の近くに、水木しげるロード、というのがあり、ゲゲゲの鬼太郎の妖怪たちが道端に並んでいる。道は通ったが、興味がないので写真は撮らず。

40分ほど走り、足立美術館に着く。
広い駐車場を抜けて美術館の建物脇に相棒バイクを停める。

美術館。
えっ、こんな感じ? 有名な庭はどこ?
と思ったが、これは新館。

本館はこちら。庭は建物の向こう側。

中に入り、少し進むと、創始者の足立さん像と庭園日本一の碑。

確かに庭園が素晴らしい。手入れが行き届いている。

生の掛軸に観光客が入り込んでいるのは残念だが、ま、いたしかたなかろう。

展示品では、魯山人の作品が素晴らしかった。陶器はもちろんだが絵もいい。
いつどこでどんな作品を見ても、魯山人はすごい! といつも思う。
2020年4月に足立美術館に魯山人館がオープンするそうだ。
120点もの収蔵作品が展示される。何年かあと、また来よう。

【本日のデータ】
足立美術館:入館料 2300円

【本日の宿】
足立美術館から東へ35kmほどのところ。大山の麓。

2019/11/06 現存天守12城の一つ、松江城天守閣に登る(D261)

現存天守12城は、江戸時代以前の天守閣が現在も残っている12の城のこと。松江城はその一つ。有名なのは松本城や姫路城。

相棒バイクを駐輪場に停め、徒歩で天守閣に向かう。

下から見上げると存在感が凄い。登城する武士の気分になる。

野面積み(のづらづみ)の石垣が特徴的。

興雲閣(こううんかく)
城内に突然現れる洋風建築。ちょっとびっくり。明治36年築。

館内に入る。入場無料。

1階廊下。
窓からの光が美しい。

階段踊り場。

2階ホール。

貴賓室(きひんしつ)
手前は絨毯、向こうは畳。和洋の組み合わせが面白い。

バルコニー。
外壁がすべて同色のペンキで塗りつぶしてある。内装に比べて芸がなさすぎ。

興雲閣を出て天守閣に向かう。

派手さはないが、これこそ本物の天守閣。
1607年築。木造複合式望楼型 4重5階地下1階。
前に出っ張っているのは、附櫓(つけやぐら)。

何とも印象的な石垣だ。
野面積み&乱層積み。コストを抑えて実用性重視。
木造部分の黒色が、石垣とよくマッチしている。

附櫓(つけやぐら)の正面。
中央に矢狭間(やざま)、左右に石落としが見える。

下から見上げたところ。右が矢狭間、左が石落とし。

私が敵方なら、こんなに近くまで来ず、遠くから火矢で攻めるな。
木造なので火攻めには弱そう。

附櫓の入り口。鉄で覆われた門扉が渋い。

反対側。下側に小さい出入口が付いている。実用性重視の設計。

附櫓の階段を登り、振り返ったところ。右下から入ってきた。
壁沿いの通路は、石打棚(いしうちだな)。この上から鉄砲や矢を打つ。

天守閣の地下にある井戸。籠城(ろうじょう)用。

井戸を覗き込む。穴の周囲が石積みだ。しっかり作ってある。

祈祷札(きとうふだ)のレプリカ。本物は保管してある。
これに書かれた日付で天守完成時期が明確になり、国宝指定の要因になったとか。

上層階に登る。

矢狭間と石打棚。形が異なるものがあちこちにある。

一番手前の柱は通し柱。地階と1階を貫く。
通し柱は、地階→1階、1階→2階、2階→3階、というように交互に組み合わせてある。築城技術の一つだ。

包板(つつみいた)で包まれた柱。心材の周りに板が貼ってある。

包板を留めていた鎹(かすがい)

柱に「十ノ九下」と彫られているのがわかる。
彫込番付(ほりこみばんづけ)は部品番号。設計図で指定された場所に使う。

う~ん。梁がじゃまになって、上下が本当に1本の柱なのか、確認できない。

花頭窓(かとうまど)

外からだとこう見える。
実用性一点張りではなく、ちょっとした飾りもあったということ。

並ぶ柱が壮観だ。

外に張り出した梁の上に5階部分の柱を乗せている。
力を分散する構造なのだという。これも築城技術の一つ。

最上階の5階へ上る。

パッと視界が開ける。四方が大きく開かれていて、涼しい風が吹き抜ける。
最高の気分だ。
この松江城は「望楼型」に分類される。確かに。納得。

城下を見下ろす。しばし城主気分を味わう。

と、そこへテレビクルーが、、、

消火設備や消火体制の説明をする係員。
首里城の火災を契機に防火・消火体制を取材しているのだろう。
この城が燃えたら切腹もの。
消火器・消火栓だけでなく、スプリンクラーなども検討しないと。

松江城近くの武家屋敷。

武家屋敷裏手の蔵。扉が印象的だ。

松江城は堪能した。
今日の宿、境港に向かおう。

【本日のデータ】
興雲閣:入場無料。
松江城天守閣:登閣料 680円。(ボランティアの)ガイドさんは日曜日のみ。予約が必要かも。

【本日の宿】
境港市。ゲゲゲの鬼太郎のキャラクター像が並んでいる、みずきロードの近く。

2019/11/05 出雲大社&古代出雲歴史博物館を観る(D260)

神社系にはあまり興味がない。
のだが、出雲大社(いずもおおやしろ/いずもたいしゃ)は別だ。あと伊勢神宮も。
出雲大社は全国の神さまが集まる場所だし、伊勢神宮は20年に一度遷宮がある。
両方に共通するのは、朱塗りではなく木材の色のまま、という点。
自然のあらゆるところに神々がいる、という考え方としっくりくる意匠だと思う。

相棒バイクで宿から7,8分走り、出雲大社の駐車場に着く。

境内のマップ。駐車場は左手にあるので、いったん正面に回ることに。

境内に入るとこんな掲示が。

ここはホタルの生息地なのか! とビックリ。

松に埋もれる鳥居。いいね。
出雲大社にはいくつかの鳥居があるが、すべて茶色系。朱塗りは(たぶん)一つもない。こういうところもいい。
朱塗り自体がダメという意味ではなく、一貫した意匠なのがいい。

松の脇を歩き、拝殿に向かう。

バンドが巻かれた松。幹が裂けるのを防ぐためだろう。
これだけ松があると手入れはたいへんだろう。

動かないウサギがたくさんいるエリア。
因幡(いなば)の白兎(うさぎ)らしい。

縁(えん)むすびの碑(いしぶみ)
古事記に基づいた想像画が石にはめ込んである。
ここにはウサギはいらないと思うが、、、

因幡の白兎の像。
大国主神(おおくにぬしのかみ)がウサギを見下ろしすぎ、、、

ムスビの御神像。
手前は大国主神、金色の玉が幸魂奇魂。

銅鳥居から拝殿を観る。
鳥居の色と拝殿の色がよくマッチしている。

拝殿の注連縄(しめなわ)
存在感が凄い。神楽殿のよりも小さいが、こちらのほうが美しい。

拝殿全体。青銅色の屋根が印象的だ。
団体観光客とカップルがいたるところに。

御本殿。
近くまで入れないので、ここから撮るのが精いっぱい。
手前の木にはおみくじが巻かれている。

御本殿前の八足門(やつあしもん)
この向こうには楼門。さらにその向こうに御本殿。
御本殿へのダイレクトアクセスは難しいのだ。

御本殿の屋根。檜の皮葺き。
60年に一度、葺き替える。これを遷宮(せんぐう)と呼んでいる。
伊勢神宮の遷宮は20年に一度、建物すべてを建て替える。
出雲大社は建物は建て替えないのに遷宮と呼ぶのは、昔は建て替えていたなごりかもしれない。

古代出雲歴史博物館。
出雲大社のすぐ隣。徒歩5分。
ここには面白い模型があるのだ。楽しみ。ワクワク。

博物館を入ったところに展示されている発掘物。柱3本。
古代の出雲大社に使われていた柱。3本の柱を束ねて1本のように使っていた。
発掘調査で発見されたもの。学術的には一番の目玉。

面白い模型の一つめがこれ。
古代の出雲大社の仮説模型。5つあるうちの2つ。
5人の研究者の仮説に基づいた模型が並べられている。
1/100ぐらいのスケール。

別の2つ。高さと階段の長さが異なる。

面白い模型の二つめ。
これまでとは別の仮説模型。なんと1/10サイズ。
5つの仮説模型のうち一番高く階段が長いものを1/10サイズで作ってある。
高さ48mの1/10なので、4.8mということになる。
階段の白い人間2人と比較すると、その大きさを感じられる。

造りの異なる神社の模型が5つ。
一番手前は出雲大社。

豊受大神宮(とようけ だいじんぐう)正殿(しょうでん)
別名、伊勢神宮外宮(いせじんぐう げくう)正殿

住吉大社本殿(すみよし たいしゃ ほんでん)

宇佐神宮本殿(うさじんぐう ほんでん)

加茂別雷神社本殿(かもわけ いかづち じんじゃ ほんでん)
通称、上賀茂神社(かみがもじんじゃ)

春日大社本殿(かすがたいしゃ ほんでん)

神社の造りのこの多彩さ。いいね。
これから回るエリアにあるものには行ってみたい。

千木(ちぎ)、勝男木(かつおぎ)という名称が面白い。由来は未調査。

銅鐸(どうたく)
上を持ち、打器で叩いて音を出す楽器。

手前の明るいところは上からの照明。
なかなか良い演出をしている。

発掘調査で掘り出された銅剣(の写真)
すごい数だ。358本。

発掘された銅剣358本がすべて展示されている。
上部には同じ数の新品模造品。当時の輝きを伝えるためだとか。
派手な演出。壮観だが、模造品は1本で十分だ。と思う。
やり過ぎると逆効果になる。と思う。

発掘された358本すべてを展示しているのはグッド。
一本一本が、それぞれの銅剣の形に彫られた木板に収められている。
う~ん、芸が細かい。発案者は誰? 会ってみたい。

模造品。
ほらね。1本で十分でしょ。これだけでも過剰気味。

発掘された銅鐸。
ボロボロなのもあるが、形を留めているものが多い。

銅剣や銅鐸が発見された場所を示す展示。
展示方法&並べ方が美しい。どの展示も美を意識している感じ。いいね。
企画・設計した学芸員さんと会ってみたい。

出雲大社&博物館は堪能した。
松江市の宿に向かおう。

と、突然、、、

巨大なドーム、、、
なんじゃこりゃ!

出雲ドーム。
複合スポーツ施設。目立つのはいいね。場所がすぐわかる。

【本日のデータ】
出雲大社:境内への入場は無料。お賽銭の上限なし。下限もなし。
古代出雲歴史博物館:入場料 620円。出入回数の制限なし。
発掘された銅剣:358本。

【本日の宿】
松江市内。個人経営ホテル。安いが適正価格かな。部屋に湯沸かし器がないので、朝、コーヒーを入れるのがたいへんだった。

2019/10/26 萩の世界遺産&浜崎伝建地区を観る(D250)

さて、今日は萩の「明治の産業革命遺産」見学だ。
造船所跡、反射炉、松下門塾(しょうかそんじゅく)の3カ所。

宿から10分ほど走り、恵美須ヶ鼻造船所跡(えびすがはな ぞうせんじょあと)に着く。

ブルーシートが目に入る。説明板に「庚申丸造船場」(こうしんまる ぞうせんば)とある。庚申丸は日本で初めて作られた「西洋式木造帆走軍艦」だ。

造船所全景。右側。

同じく、左側。思ったより狭い。
発掘調査の結果を踏まえて、当時の作業エリアがロープで示されている。

庚申丸造船場(こうしんまるぞうせんば)

スクーネル打建木屋(すくーねるうちたてごや)

絵図木屋(えずごや)
「原寸大の図面を作成した図面場。建物の平面規模は約27.5m×5.0m」とある。
原寸大の図面を作ったのか。おそらく、それを下に敷いてその上に建造していったのだろう。

萩反射炉に着く。
ここには実物が残っている。写真右上の端に反射炉の茶色い頭が見える。

階段を登り、反射炉入り口に着く。無料ガイドさんがいる小屋。
覗いたがガイドさんはいなかった。説明に出ているのだろう。

これが萩反射炉。手間でお話している人たち。右の人がガイドさん?
話かけたらそのとおり。
ガイドお願いしま~す。

いろいろ説明していただいた。
結局、この反射炉では鉄は作れなかった。残念!
その理由が面白い。
のだが、長くなるので割愛。興味があればネット検索してみてください。

裏に回って撮ってみた。
実物が残っている、というのはいいね。ビジュアルは大事だ。わかりやすい。

次は、有名な吉田松陰(よしだしょういん)。松下村塾(しょうかそんじゅく)へ行く。「まつしたむらじゅく」ではないので注意(笑)

松下村塾(しょうかそんじゅく)前。
黄色い服のガイドさんに説明を受けるご一行様。

NHKの大河ドラマがね、うんぬんかんぬん。と話しているのだろう。
「松下村塾」と言われるこの建物は、塾のために建てたもの。住んでいたわけではない。

住んでいた家はこちら。すぐ隣の父の家。
大きい家だ。写真は家の一部(1/3ほど)

松陰神社。住居の少し奥にある。
教え子たち、伊藤博文などが作った神社なのだそう。

吉田家の家紋が幕に描かれている。家紋の中の「卍」が気になる。
卍が描かれている家紋は初めて見た。
最初は、神仏混交? と思ったが、家紋だから関係ないはず。
調べたら面白そう。

早めに観終わったので、宿の周りをブラブラ。

商店街のハロウィンイベント。ファミリーでいっぱい。
左手にはかわいい魔女もいる。いいねぇ。

こっちでは、ゆるキャラ(名前わからん)と子供たちが記念撮影。
このゆるキャラ、猫っぽいので「〇〇にゃん」とか言いそう。
まさか「はぎにゃん」じゃないよね。

お腹が空いたので、露店でクリームパンを買う。
クリームパンなんて10年以上食べてないと思う。素朴な感じだったので、つい買ってしまった。
見た目のとおり、素朴な優しい味で美味しかった。
写真はイベント案内パンフの上に乗せて撮ったもの。

萩市には伝建地区(伝統的建造物群保存地区)が4つもある。
堀内地区(ほりうちちく)、平安古地区(ひやこちく)、浜崎(はまさき)、佐々並市(ささなみいち)だ。

その一つ、浜崎に向かう。

途中で見かけた「鶴江の渡し(つるえのわたし)」
対岸の鶴江地区とこちら浜崎地区を結んでいる。

観光用ではなく市民の足。無料。
今でも日常的に利用されているのがわかる。
運行時間内だったが、市民ではないので遠慮して乗らなかった。ちょっと残念。

浜崎伝建地区に入る。

旧山村健住宅。側面から。

同じく。正面から。
木造の茶と漆喰の白。このコントラストがいいね。

旧山中家住宅(右側)
2階が高いのが特徴。左の家と全然違う。

旧萩藩御船倉(きゅうはぎはんおふなぐら)
その名のとおり、船を格納した船倉。
前面は木製扉。両側&奥は玄武岩の石積み。上は瓦屋根。
昔は松本川に面して船が自由に出入りできたらしい。その後、埋め立てられて今は市街地の中。旧藩時代で、屋根を葺いた船倉としては全国唯一の遺構。

相棒バイクでゆっくりと回っていると、、、

おお、屋根に猛禽類が。サシバかトビか詳細不明だが。
生まれ変わるとしたら絶対にこれ。いつも優雅に空を飛んでいる。いいなぁ~。

藤井家。海産物&魚問屋。
木造の長い建物。屋根の高さが3種類あるのが面白い。2階の高さが異なるのだ。どうして?

無名の一般住宅。一階の木造と二階の漆喰のコントラストがいい。

池部家。
屋根が3層で、1階2階は屋根が斜めに傾いている。
さらに、1階は上から見た形が三角形。
とても奇妙な造りをしている。面白い!
Myお気に入り建築物No1になりそう。

中村亀吉商店。
ガラスに映る相棒バイク&私を意識して撮影。こういうのももいいね。

人が住まない木造住宅。

柱は朽ち、、、

二階の梁は割れ、トタンは錆び、、、

壁は剥がれ、、、

木壁は剥がれ、、、

伝建地区は規制が多く住みにくい。子供たちは市外・県外に働きに出る。
だから高齢者だけが住む。
高齢者がいなくなったら、どうなるのか、、、
日本国中の伝建地区が抱える課題だと思う。

ということはさておき。こちらは住宅と蔦(つた)のコントラストが面白い。

これだけしっかりと蔦が絡むと雰囲気がいいですね。

大嶋家。
醤油醸造元。写真では見えないが、中には大きな樽が置いてある。

泉福寺への入り口。門なのだろう。家と家に挟まれた独特のビジュアルだ。

一日中、変化に富んで楽しかった。
ブログ用写真のセレクトがたいへんだぞ。

【本日のデータ】
観光&ガイドさん:すべて無料。ありがたいが申し訳ない。特に伝建地区にはお金を払ってもいいと思う。囲いがないので、集金方法が難しいのが問題。

【本日の宿】
萩市内。昨日とは別の宿。今日は土曜日なので安い宿を取るのはたいへん。
いつも土曜日の宿確保で苦労する。

2019/10/25 萩城址&武家屋敷を散策(D249)

今日は萩市内を散策する。エリアは主に3つ。萩城址、上級武士屋敷、下級武士・町人エリアだ。

まず萩城址に向かう。

中堀跡の毛利輝元像。このあたりは毛利家の所領だった。

内堀に着く。ここからは有料区域。
入場料220円を支払い中に入る。

石垣の内側に石段がある。
係員に尋ねると、登っても大丈夫、とのことなので登ってみる。

上からの風景。右手は指月山(しづきやま)、左手が天守閣跡。
見晴らしがよくて気持ちがいい。

石垣の上を歩いて天守閣跡に向かう。

天守閣跡に登り、歩いて来た方向を望む。

指月山の方向。

城内を歩く。

花江茶亭(はなえちゃてい)
藩主の別邸にあった茶室を移築したもの。

正面方向から。

倉らしきもの。現役で使われている雰囲気。清掃道具などを入れているのかも。

銃眼土塀(じゅうがんどべい)
鉄砲を撃つための穴(鉄砲狭間、てっぽうざま)が開けてある。

銃眼土塀の内側。

銃眼と光と影と。

銃眼からの風景。

再び石垣に登る。内堀に映る雲が綺麗だ。

内堀に逆さ雲。

松&逆さ松。

相棒バイクに戻ったとき、話かけてくださったご夫妻。
東京からのツアー客。頑張ってね、と励ましてくださった。

旧厚狭毛利家萩屋敷長屋(きゅう あさ もうりけ はぎやしき ながや)
萩城址のすぐ隣。萩城址入場券でこちらにも入れる。

一番手前の部屋。
全体として面白い造り。人が住んでいたにしては解せないところが多い。
係りの人に話したら、いろいろ説明していただいた。
住んでいたのではなく、客を出迎えたり、登城の際の準備に使っていたのだそう。

上級武士が住んでいたと言われるエリアに移動。
白壁と石垣で整然と区切られている。
エリア全体をざっと見て雰囲気をつかむことにした。

これは萩博物館の外壁。

山口県立萩高校。外壁の一部にある何か(たぶん倉庫)

正門から建物を観る。高校とは思えないデザインの建物。さすが萩だ。

下級武士のエリアに移動。
こちらには明治維新の志士たちの生家がある。

高杉晋作(たかすぎしんさく)誕生地。

木戸孝允(きどたかよし)誕生地。

こちらは一般住宅の土塀。白壁の剥げ落ちた曲線が面白い。
萩では何でも絵になってしまう。

左は剥げ落ちた土塀、右は白壁。この対比が面白い。

豪商の菊谷家住宅。
屋根の上に突き出したトゲトゲの侵入防止設備(名称不明)が面白い。

宿に戻る途中で観た多越神社(発音不明)
紅葉&落ち葉がいい感じだった。

【本日のデータ】
萩城跡指月公園:入場料220円(旧厚狭毛利家萩屋敷長屋の入場料含む)

【本日の宿】
昨日と同じ。萩市内。

2019/10/15 世界遺産 三池炭鉱を観る(D239)

今日は大牟田に行き、三池炭鉱を観る。
ここは世界遺産「明治の産業革命遺産」の構成資産だ。

その前に、宿の近くの筑後川昇開橋(旧国鉄佐賀線筑後川橋梁)を観に行く。

橋の中央が上下に移動する。船が通るときには上がるのだ。

今は少しだけ上がった状態だ。上に人がいる。何をしているのだろう?

近づいてみる。

「故障のため通行できません」とある。
故障していなければ、1時間に1回、中央部が降下し、歩いて渡れるようだ。
渡ってみたかった。残念。

修理作業をしているのだろう。

隣には温泉。周辺の人たちは「大川昇開橋」と呼んでいるらしい。

5km、10分ほど走り、三重津(みえつ)海軍所跡に着く。
幕末佐賀藩海軍の本拠地だったところ。
世界遺産「明治の産業革命遺産」の構成資産だ。

跡地の隣に佐野常民記念館があり、三重津海軍所の情報が得られる。

ドーム型シアター。三重津海軍所の解説動画を上映していただく。

天井いっぱいにCG動画が映し出される。なかなかの迫力。

解説VRのゴーグルを借り、裏へ出る。

向こうが三重津海軍所跡。手前は解説板。

1~6までの番号のところで解説VRが見られる。

ゴーグルを覗くとVR画像が見え、解説音声が流れる。

30km、1時間ほど走り、大牟田に着く。

宮浦石炭記念公園。世界遺産 宮浦抗跡が公園になっている。

三池炭鉱で唯一残る煙突がこれ。

月が~出た出たぁ~、月がぁ出た。三池炭鉱のぉ上にぃ~出た~。
あんまりぃ~煙突ぅがぁ高いのでぇ~、さぁぞやお月さん、煙たぁかろ。
さの、よいよい。

この炭坑節を知っているあなた、年齢がわかるよね。

坑道に入る列車。人を運ぶ。ワイヤーで引っ張るタイプ。

こちらは資材運搬用。

サイドダンプローダー。バケットが横に回転する。

フェースローダー。砕いた石炭を集めてベルトコンベアーに乗せる装置。

ドリルジャンボ。ダイナマイトを仕掛ける穴を掘る。

2km、10分ほど走り、宮原抗跡に着く。

銀色のデビーポンプとレンガ造りの蒸気機関機械室。
デビーポンプは坑内の水をくみ上げるもの。

三池炭鉱専用鉄道敷。

さらに3km、10分ほど走り、万田坑跡に着く。

本日休業。外から観ることはできるが中には入れない。残念。

銀色のがデビーポンプ。レンガ造りは蒸気機関機械室。

円柱は煙突の根元部分。

6km、15分ほど走ると三池港。

三池港閘門(こうもん)
港内の水位を調整する観音開きの扉。水圧を利用して開閉する。

クレーン船 大金剛丸。明治38年にイギリスから購入。現役。

三池炭鉱専用鉄道跡。

駆け足であちこち回ったが、ひと通り見ることができたので満足だ。
だいぶ陽も傾いたので宿に急ごう。

【本日のデータ】
万田坑跡だけが有料。410円。

【本日の宿】
熊本県山鹿市。三池港から40km、1時間。
明日はミルクロードを走るので、できるだけ阿蘇の近くに、と考えた結果。

2019/10/14 伊万里&有田を散策(D238)

※10月21日、香炉の写真を追加しました。

今日は伊万里と有田に行く。焼き物の里はどんな雰囲気だろう。楽しみだ。

伊万里に入る。と、橋の欄干に壺が。吉田橋。

窯元が集まる里、大川内山。その入り口。塀にお皿が埋め込まれている。

大正橋。
龍が欄干に鎮座している。

唐臼小屋(からうすごや)
水力を利用して陶石を砕く設備だ。写真は放水した瞬間。

ICで鳴る白磁風鈴 めおとしの塔。
人が近づくと優しい曲を奏でる。

鍋島藩窯橋(なべしまはんようばし)

緑と焼物の対比が美しい。

反対側。

こちらも美しい絵柄の壺とタイル。バックの電線が残念だが。

裏側には龍がいる。

橋だけではない。伊万里ではあらゆるところに焼物が。

体験センター。大皿風デザインのタイル。洒落てますねぇ。

公衆トイレ。壁にタイルが貼られている。

細やか&華やかな絵柄のタイルが並ぶ。

大川内山の案内図。
たくさんの窯元が集まる里だ。

煙突がアクセントの風景があちこちに。

どこか懐かしい風景が続く。

清正公堂入口。加藤清正が祀ってあるらしい。

清正公堂。右側の木は大イチョウ。

民家の石垣に咲く小さな花たち。繊細な風景がいいね。

鍋島青磁 長春窯。
妙に気になるので入ってみた。

入口の風景。

玄関前。風鈴が涼しい音を鳴らす。

こんには~。
バイクで日本一周中なので買えないんですが、拝見だけしてもいいですかぁ。

どうぞ、どうぞ。ゆっくりご覧ください。

ずうずうしいお願いにも丁寧に対応してくださるご主人。
とても品のいい女性だ。(おそらく)私と同年代。

奥の座敷に並んだ作品たち。

遠目にもこの瓶は素晴らしい。絵柄はユキノシタ。
お値段を伺ったら、売り物じゃないんですよ、とのこと。
二度と作れないかもしれない、とおっしゃっていた。

ご主人といろいろお話。
青磁は焼くと1/3ぐらい縮むのだそう。製作が難しい理由だ。
青磁は釉薬がガラス化するので、薄く作ると光を透(とお)す。

青磁のランプ。透ける光が美しい。

ぐい呑み。この透ける光の美しさはどうだ。うっとりする。
ああ、これでお酒を飲んだら美味しいだろうなあ。

そのぐい呑み、3カ月ぶりに店頭に出せたものなんですよ。なかなか難しくて。

透けるぐい呑みは、これともう一つだけ。
もう一つは絵柄と透け具合がこれとは異なる。私の好みは圧倒的にこちら。
う~ん、今、ここで買わないと、同じものは二度と手に入らないだろうなあ。

ということで、どうしても我慢できずに買ってしまった。
いつも使うぐい呑みが10~20個買えるお値段。
ああ、荷物は増えるし、懐は寒くなるのに。

すると、ご主人、遠くからいらっしゃったので、と青磁の香炉をプレゼントしてくださると言う。おそらく、ぐい呑みと同じくらいのお値段だと思う。ビックリ!

ホントですか。やった~!
ありがとうございます。遠慮なくいただきます。
わが家の女王陛下にプレゼントいたします。

ご主人の写真を載せたかったが、恥ずかしいのでNGとのこと。
奥ゆかしい人柄が素敵だ。いただいたから誉めているわけはないので誤解なきよう。

いただいた香炉がこれ。

ぐい呑みと香炉を抱えて、ウキウキ気分で散策開始。

天神橋。
人はほとんど通らない。が、欄干がタイル張り。う~む。

川底には美しい曲線を描いて石が敷かれている。
この美意識。ここまでやるか、と思うのは凡人の発想。だな。

登り窯。
形がよくわかる。観光用 or 体験用のものだろうが、きちんと整備してあるのがいい。

横から見たところ。絵になる風景。

裏路地の一般住宅。こういうの、いいね。

さやのせはし。
伊万里の里を出るところで見つけた橋。
もしや伊万里の最外部の橋にはすべて壺があるのかも。要検証。

15km、20分ほど走り、有田に着く。

泉山磁石場(いずみやまじせきば)に着く。

タイル製の案内板。

こちらは大きな一枚タイル。

この案内も一枚タイル。

泉山磁石場。
磁器の原料になる山があったところ。400年で山一つが無くなった跡。

周囲の山肌。磁器の原料になる土がむき出し。

街の中心地に向かう。

トンバイ塀。レンガを張った塀。

お墓。ここにもトンバイ塀。

お地蔵様のうしろもトンバイ塀。

一般住宅のトンバイ塀。
バラエティに富んだレンガの組み合わせが面白い。

夕方になってしまったので先を急がねば。
と思いつつ、味のある建物が並ぶので、ついつい撮影。

店頭に並ぶ焼物を発見。

大皿。桜が満開。

壺。桜が満開。

大牟田に向かう途中の風景。堤防の上を走るのは楽しい。

バックミラーに映る風景。

とてもいい一日だった。

【本日のデータ】
青磁ぐい呑み:価格は内緒。
青磁香炉:価格は不明。

【本日の宿】
世界遺産 三重津海軍所跡(佐賀県)の近くだが、宿は福岡県大川市。
佐世保(長崎県)→平戸(長崎県)→伊万里(佐賀県)→宿(福岡県)と移動したので、佐賀県はたった1日だったことになる。