2019/5/26 鹿児島から再始動(D189)

今年は梅雨とはいえ雨が多い。
鹿児島に戻ろうとすると大雨のニュースが続く。
なかなかタイミングをつかめないまま2カ月近く経ってしまった。
身体がムズムズして我慢しきれなくなってきた。
そろそろ梅雨も明けそうだし、フライング気味だが再始動することにした。

鹿児島空港着陸時に追い風が規定風速を超えていたらしく、やり直しになった。
おかげで桜島の上空を旋回することになり、しっかり見ることができた。
ラッキー!

【今日の宿】
相棒バイクを保管していただいている霧島市の宿。
2か月も預けっぱなしにしているので頭が上がらない。
川越銘菓「蔵造り」のお茶菓子をお土産に差し上げた。

2019/5/22 開聞岳、大野岳、知覧特攻平和会館を巡る(D185)

今日は、根占(ねじめ)からフェリーに乗って指宿(いぶすき)に行く。
大隅半島(おおすみはんとう)から薩摩半島(さつまはんとう)へと渡るわけだ。

そのあとは、開聞岳(かいもんだけ)→大野岳→知覧(ちらん)特攻平和会館と巡る。
泊りは鹿児島市。

こんな感じのルート。

今日もいい天気だ。
さあ、鹿児島湾を横切るフェリーに乗ろう。

根占港(ねじめこう)フェリー乗り場。

フェリーなんきゅう、到着。

フェリー着岸。

0900 出航

出航後の風景。海の中に立つ鳥居。
なぜあそこに鳥居が?
Googleマップで見ると、後ろの小さな山のてっぺんに神社があるようだ。赤い屋根が航空写真に写っている。

クレーン船とすれ違う。はたらくふね。いいね。

漁? 養殖? 生簀(いけす)と船がセットになっているように見える。
鹿児島はブリの養殖が盛んらしいので、それかもしれない。

開聞岳に向かってフェリーは進む。

指宿港が近づく。
開聞岳の山肌がうっすらと見えてきた。

0930 指宿港到着。

さあ、開聞岳を目指して走ろう。

南国風の樹木が並ぶ、いい感じのところを走る。
せっかくなので、記念撮影。

しばらく走ると、、、

JR日本最南端の駅、西大山駅。

駅員はおらず、駅舎も放送設備もなく、時刻表はスカスカ。
訪れるのは、車やバイクの観光客。ローカル線は厳しい。

『幸せを届ける黄色い郵便ポスト!』と書かれた案内板。

西大山踏切で記念撮影。
黄色と黒の配色が同じ。いいね。

1130 開聞岳登山口に到着。
頂上まで登ると標準で往復6時間。私の場合は1.3倍必要なので8時間。
時間が足りず断念。
次は、この付近に宿を取ってチャレンジしよう。

大野岳に向かう。
ここにはバイクで行ける展望所があるのだ。

燈篭が並ぶ道を走る。なぜ燈篭が並ぶ?
理由はあとになってわかった。

お茶畑。あちこちにある。

大野岳到着。

山頂付近が公園になっている。
駐車場に相棒バイクを置いて、徒歩で散策。

二度見ヶ丘展望台。
案内マップで、段々茶畑展望台、と書かれていたあたり。
リニューアルしたのだろう。

二度見ヶ丘、とはどういうこと?
左手の案内板を見たら、理由がわかった。

%表記は、ここから見える確率です。

錦江湾(きんこうわん) Kinkowan Bay 95% ※鹿児島湾のこと。
アメリカ USA 0%

こういうユーモア、いいね。

気分爽快 Breathtaking 100%

確かに。
Breathtakingを直訳すると、息をのむような。この感じもある風景。

初日の出 First Sunrise 1/365×40%

このあたりの元日の晴天確率は40%なのか。意外と晴が少ない。
関東(川越)だと80%ぐらいなのでは。元日はいつも晴、という記憶がある。

佐多岬 Cape Sata 50%
種子島 Tanegashima Island 0.05%

佐多岬ははっきり見える。
種子島も目をこらせば(写真を拡大すれば)見える。ような気がする。

開聞岳 Mt.Kaimondake 90%
屋久島 Yakushima Island 5%
竹島 Takeshima Island 30%

開聞岳が見えない10%は大雨のときぐらいだろう。
屋久島は目をこらしても(写真を拡大しても)見えない。
竹島はかろうじて見える。

最初は、5%の屋久島が見えないのだから、0.05%の種子島が見えるのはおかしい、と思った。
だが、よく考えてみると、5%と0.05%という数値が正しいとは限らない。
地図で見れば、種子島の方が近くて大きい。
種子島の方が見える確率が高くても不思議ではない。

読者の写真判定やいかに?

硫黄島 Ioujima Island 30%

硫黄島は山が高いのか、うっすらとだがはっきり見える。

確かにここは二度見ヶ丘だ。
三度も四度も見てしまう。実に面白い。

若い篠(しの)。頂上に向かう途中、「南の寄り道」で見つけた。
子供のころ、よく篠鉄砲を作ったものだ。

頂上に向かう階段。三十三段目に「【女大厄】三十三歳」とある。

その左を見ると、、、

厄除階段。
登ると展望台。

厄除展望台からの風景。

同じように、男大厄などがあり、108段目が頂上。

「大野岳山頂 茶寿 標高四六六米」とある。
「茶寿」は108歳のことなので、階段の108段めが山頂という意味。

まず、右の「しろろ展望台」に行ってみよう。

(注)左の「きらり天望台」は「展望台」ではなく「天望台」であることに注意。
   英語では「Kirari heaven deck」。直訳すると「天国のデッキ」

メガソーラーが見える。遠くには風力発電の風車。

お茶畑。
大野岳のある南九州市で栽培されるお茶を「知覧茶(ちらんちゃ)」と言う。
最近は、ブランド化に取り組んでいるようだ。

知覧茶を含め、鹿児島で栽培されるお茶を「かごしま茶」と言う。

「日本三大茶」は、一般的に宇治茶静岡茶狭山茶を指すが、狭山茶は生産量が少ないので、狭山茶の代わりに「かごしま茶」を含めることがあるようだ。

狭山茶はボーっとしていると三位の座を奪われるかもしれない。
狭山は川越の隣なので、ぜひ頑張ってほしい。

池田湖。
その向こうにうっすらと鹿児島湾(錦江湾(きんこうわん))が見える。

きらり天望台(Kirari heaven deck)に向かう。

天望台には先客がいた。
お二人は撮り鉄。10分後に鉄橋を通過する列車を撮るのだ、とのこと。

じゃあ、私も一緒に。

ということで撮ったのがこれ ↓

う~む。デジタルズームを駆使して600mm相当の望遠で撮ったので、コントラストがなく、平板で、画質も悪い。まあ、写っているだけで良しとしよう。

撮り鉄のお二人と記念撮影。
電車の時刻や見える場所など教えていただき、ありがとうございました。
一緒に撮れて楽しかったです。

さて、だいぶゆっくりした。知覧特攻平和会館へ急ごう。

近づくにつれ、道の両サイドに燈篭が並ぶようになる。

知覧特攻平和会館に到着。

中学生の修学旅行か? 燈篭の洗い方を真剣に聞いている。

チケットを買い、中に入る。

海に不時着し、海底に沈んでいたゼロ戦。胴体の後ろ半分がない。
見ているのは、さっきとは別の学校の生徒たち。
小・中・高、たくさんの学校が来ていた。

知覧武家屋敷通り。
知覧特攻平和会館から3km、10分。
武家屋敷の庭園が見られる(有料)。今回はパス。

さあ、鹿児島の宿に向かおう。

武家屋敷通り郊外の風景。
さわやかな風が吹いている。取り立てて何もない空間。こういうのが好き。

【本日の宿】
鹿児島中央駅付近。大きなスーパーのすぐ隣。

【本日のデータ】
知覧特攻平和会館:入場料 個人/大人500円 小人300円、団体/大人400円 小人240円

【本日の感想】
知覧特攻平和会館には、特攻に行かされた若者たちに関する展示はある。
だが、特攻を考案したり、決定したり、命令した人たち・組織に関する展示がない。
なぜ、こんなバカげた作戦が実行されてしまったのか。その原因を追究する展示がない。その点に大きな違和感と疑問と不満を感じた。
展示がとても情緒的なのにも違和感があった。

2019/5/21 桜島をグルっと一周、雄川の滝を見て、佐多岬へ(D184)

今日は、桜島を一周し、雄川の滝を見て、佐多岬まで行く。
泊りは根占(ねじめ)港付近。

こんな感じのコース。

霧島市の宿から桜島の東側に向かう。東側は地続きなので、そこから桜島に渡れる。

左手の白い橋が桜島に渡る橋。
こちら側からだと、噴火口がよく見える。

橋を渡り、溶岩ロードを走る。桜島を一周する道を溶岩ロードという。

桜島の溶岩は場所によって年代が異なる、という解説。

どの時代の溶岩かは、どんな樹木が生えているで識別できる、という話。

駐車場に溜まった火山灰。

有村溶岩展望所に着く。

桜島爆発時、噴石注意。

隣には退避壕。

溶岩の間を縫って展望所に向かう。

展望所からの風景。各時代の溶岩が見える。
手前から、大正の溶岩、昭和の溶岩、江戸時代以前の溶岩。

鹿児島湾。

3つの展望所を結ぶ小路。ドームは(おそらく)退避壕。
乗っている岩は実際に降ったとは思えない。(おそらく)演出だろう。

実際に降ったものだとすれば、周囲に降った岩は片付け、あそこだけ残しておいたことになる。その可能性もゼロではないが、、、
もし、そうなら岩のところに「昭和の大噴火で降った岩石」などいう解説があるはずだ。私が管理者なら絶対にそうする。

2つめの展望所からの風景。
遠く開聞岳(かいもんだけ)が見える。みごとな三角錐だ。
薩摩富士と呼ばれているらしい。

初蝶の 熔岩につき当たり つき当たり   高野素十
高野素十(たかのすじゅう):高浜虚子の弟子。詳しくはウィキペディアで。

いい句だ。情景が目に浮かぶ。
高野素十の句で他に好きなのはこれ。

ひつぱれる糸まつすぐや甲虫

この句も情景が目に浮かぶ。
高野素十の句は、すとん、と真っ直ぐな感じがする。そこが好き。

居合せた方と撮りっこ。
やはり帽子がないとさまにならない。

有村溶岩展望所レストハウス。床の大きなマップがグッド。

現在地はここ。

壁の掲示。溶岩を時代別に色分けしたもの。わかりやすくて、グッド。

これも壁の掲示。桜島暮らしのススメ。
「其の2 桜島上空の風向きをよく読むこと。」とある。
テレビで毎朝、「今日の風向き」を放送している。風下にならない日だけ洗濯ものを干すのだそう。

展望所を出て先に進む。

サシバか? 風に乗って悠々と飛んでいる。
いいなあ。生まれ変わるとしたら、あれになりたい。

どんどん走って、湯之平展望所に着く。

赤丸のところ。

桜島は、北岳と南岳が合わさったもの、という解説。
南岳が新しく、活動中なのはこちら。

湯之平展望所から見える桜島。左側が北岳、右側が南岳。

鹿児島湾。
向こう側が鹿児島市。左手に鹿児島港の防波堤が見える。
こちら側が桜島港。右手に防波堤が見える。

南の方向を見る。端正な三角錐が開聞岳。
鹿児島県の南端にあるのに、桜島からハッキリ見えるのがすごい。

またしても潜水艦! これで2回目。海上展示?と思いたくなるほど。
昨日(5月20日)のブログへのコメントで、訓練をしているということを教えていただいた。鹿児島湾ではちょくちょく見かけるらしい。

海岸沿いの道に出る。

小池展望公園。ここにも退避壕。

赤水展望広場に向かう。

展望広場入口にある、叫びの肖像。
長渕剛(歌手、鹿児島出身)の2004年オールナイトコンサート記念モニュメント。
顔を取り囲むギターのネックなどが手に見えてしまうのは私だけ?

烏島(からすじま)展望所。
ここは昔は独立した島だったが、溶岩で地続きになった。

桜島の北側を時計周りに半周ほど走る。

黒神ビュースポット(昭和溶岩地帯展望台)

噴火口を正面から見られる。

アップで。かなりの迫力。

すぐ近くに、黒神埋没鳥居がある。

首元まで埋まった鳥居。
だが、何か違和感がある。

埋まった当時の写真。
現在の実物より、こちらの写真のほうが臨場感がある。
何が違うのだろう。

裏へ回ってみる。

樹木の根は埋まっておらず、フツーに地面から生えている。
周りの神社も何もかも、鳥居以外はフツーの高さだ。
鳥居だけが埋まっていて、鳥居だけが沈下したかのようだ。
これが違和感の原因だ。

展示方法を再検討する必要あり。
と言っても、いまさら変えられないだろうが、、、

さあ、雄川の滝に向かおう。
と、40分ほど走ったところで見つけたのがこれ。

高須三文字。面白い地名だ。

道の駅 錦江にしきの里でひと休み。
と、すぐ前の海岸で面白いものを発見。

水着の女性を見ている小さいのはクレヨンしんちゃん。

神川ビーチ 影絵の祭典

雄川(おがわ)の滝に着く。滝壺じゃなくて、滝口のほう。

すごい勢いで水が落ちる。昨日までに降った雨で水量が増している。
虹が二つ見える。

アップで。
太陽の位置と水しぶきの量がジャストフィット。素晴らしい!

さて、佐多岬へ急ごう。
と、こんな動物を発見。

おそらく狸。落ちた木の実を食べている。

佐多岬に到着。

31°線の碑。

佐多岬。佐多岬灯台が見える。

さて、宿まで35km、1時間。急ごう。
と、こんな鳥が電柱に、、、

う~ん、いい顔してる。
サシバかトビか見分けがつかないのが悲しい。

【本日の宿】
南大隅町根占(みなみおおすみちょう ねじめ)のユースホステル。
近くに、鹿児島湾を横切るフェリーのターミナルがある。
明日は、フェリーで湾を横切って向こう側に渡る予定。

【本日のデータ】
霧島市→桜島入口:約35km
桜島1周:約35km
桜島→雄川の滝:約50km
雄川の滝→佐多岬:約40km
佐多岬→根占:約35km
合計:約195km

今日はよく走った。

2019/5/17 瀬戸内の海岸をウロウロ(D180)

朝から雨がパラついていたが、お昼ごろになって、ときどき晴れ間が見えてきた。

よし、降られるのを覚悟で、近くの海岸を走ってみよう。

まずは、古仁屋港から北へ向かって、海岸に沿って走る。

港から2kmほどのところ。
海の色の変化がくっきりときれいだ。

さらに2、3分走ったところ。
養殖をしているのか、生け簀のようなものが並んでいる。
こういう風景もなかなかいい。

と、雨が降ってきた。前方の空は一面にどんよりした雨雲。
後ろを振り返る。ところどころに青空が見えている。
それなら南に向かおう、ということでUターン。

いったん古仁屋港に戻り、港の周辺をゆっくり走る。

花の名前は知っているのだが、思い出せない。

百合のような花。百合か? 縞々がきれい。

この花の名はわかる。えっ~と、、、

鹿児島県瀬戸内警察署。
屋根の青の風合いが気に入った。

10分ほど走るとマネン崎展望広場。

南東方向。向かって左の岬は奄美大島、右の岬は加計呂麻島(かけろまじま)。

東方向。岬と岬の間の色が美しい。

北東方向。海の青と花の赤のコントラストがいいね。

アマミホシゾラフグ(奄美星空フグ)の紹介掲示。
解説によると大きく写っているのが巣。面白い形だ。
見ることができるツアーがあるのだろうか。

さらに10分ほど走る。

車エビ養殖場。ここにもあった。

道を横切ったのでスッと停まってパッと撮影。
サギだと思うが、首から上が茶色のは初めて見た。
アマサギ(飴鷺・猩猩鷺)という種類のようだ。

パラパラと雨が降り出す中、ヤドリ浜とホノホシ海岸まで行く。
大降りになりそうなので引き返すことにしよう。

古仁屋港に戻る。

海上保安庁のいそなみが停泊中。

こちらでは、緑の船に緑のコンテナを積んでいる。
運送会社のカラーコーディネートかな。いいね。

雨が激しくなってきた。写真はここまで。

夕飯を買って宿に戻ろう。

【本日の宿】

瀬戸内町古仁屋港付近。2連泊の2日目。
ロビーに掛けてある書がこれ ↓

長生きのヒケツは息をすることを忘れない事である。 きみまろ談

確かに。ときどき忘れることがあるので気を付けよう。

【本日のデータ】

加計呂麻島(かけろまじま)へはフェリーが1日7往復出ている。
運賃は安い。
おとな:片道390円、往復690円
原付:片道270円

天気が良ければ渡って走りたかった。

2019/5/16 奄美大島を北(奄美市)から南西(瀬戸内町)に走る(D179)

今日は、島の北側にある名瀬港から西側にある瀬戸内町古仁屋港まで移動する。

いつ降られてもいいように、カッパのズボンは履いておく。
上はすぐ着られるが、ズボンは履くのに時間がかかるから。

1030 出発。

奄美大島は、沖縄のやんばる地方と同じで、ほとんどが山だ。海からすぐ山が立ち上がる。平地はごくわずか。
道路も、高台か山の中がほとんど。海岸を走るところもあるが、多くはない。

秩父を走っているような気持ちになる。
樹木の種類は秩父とは違うはずなのだが。
南国的なものは少ない。ときどき、ヒカゲヘゴやソテツが顔を出すぐらい。

高台からこんなものを発見。

機械が回って水しぶきをあげている。
止まっているのもある。

何だろう? 行ってみよう。

引き返して脇道に入る。駐車エリアでバイクを停め、歩いて向かう。

ちょうど歩いて来た人がいるので尋ねると、車エビの養殖場とのこと。
機械は水を攪拌するもの。止まっているのがあるのは、攪拌量を調整するため。
今日は小さいエビを入れるので攪拌しすぎないようにしているらしい。

許可を得て、近くまで行ってみた。

おお、回ってる、回ってる。

止まっているのをアップで。あの羽で水を跳ね上げるわけね。

水が綺麗なので養殖には適しているらしい。
沖縄でも養殖しているという話だったが見たことはない。

かごしまロマン街道 群倉 Boregura

倉にしては壁がない。屋根が大きい。

倉のひとつひとつは「高倉」というらしい。
特徴として、釘を使っていない、風通しがよい、ねずみが登れない、などと書いてある。

柱の上部。確かに釘を使わずに組み合わせてある。

柱の下部。確かに釘は使わない構造。

屋根と思ったところが収蔵室。扉が開いていて中が見える。

隣の倉も見てみる。

こちらには所有者名が書いてある。
へぇ、面白い。所有者がいるんだ。それとも元の所有者か?

いつ降り出すかわからないので、かごしまロマン街道をひた走る。

戸円ふれあい公園からの風景。

徳浜の断崖。
写真では伝わらないが、この岸壁が眼前に突然現れたときは、うわっ!となった。

1340 雨が降り出し、本降りになる。

海岸線に沿って、グルっと回る予定だったが、中止。
宿に向かって最短距離の道に変更。
山道でトンネルが多い。
滑って転倒しないよう、ひたすら慎重に走る。

1450 宿に到着。

荷物を部屋に入れ、近所のスーパーで夕飯の買い物。

1630 お昼抜きだったので早めの夕食。

飲んだり食べたりしながらブログを書く。

気がついたら寝ていた。
今日も就寝時刻記憶なし。

【本日の宿】
瀬戸内町古仁屋港付近。2連泊の1日目。

【本日のデータ】
奄美大島は平地が本当に少ない。現地に来てみての強い実感。
山岳地帯に人はいないので人口も少ない、という印象。
調べてみた。

奄美大島   4万2720人  712平方Km
石垣島    4万7560人  223平方km
沖縄本島 138万5000人 1207平方km
※2016年の概数

数値で比較すると、面積に比べて人口が少ないことがよくわかる。

2019/5/13 与論島をグルっと一周(D176)

今日は沖縄本島を離れ、与論島へ行く。
鹿児島行きのフェリーに乗って途中下船するのだが、このフェリーの出航が早い。

0430 起床。荷物をまとめ、出発準備。

0530 宿を出発。

0600 フェリーターミナルに到着。手続き。

0630 乗船。

0700 出航。

出航直後の風景。朝の光がすがすがしい。
那覇、沖縄、お世話になったみなさん、さようなら。

0730-1130 朝食&ブログ書き

昼食の営業が始まる1150までレストランが解放されている。
給湯機の使用も自由。
テーブル1つを占領し、ノートPCを広げてブログを書きなながら、
コーヒーを入れて飲みつつ、昨日買っておいたパンを食べる。

あっと言う間に4時間経過。

1150 与論島に到着。

これが乗ってきたフェリー。ターミナル付近は岩場だ。

高台からの眺め。海の色の微妙な変化が美しい。

ヨロン島は、周囲がサンゴ礁で囲まれていて、内側に浅い海域がある。色が美しいのはそのためだ。「東シナ海の真珠」と言われるらしいが、空からの写真だと、ルビーやエメラルドに近い。

1215 与論島一周開始。港から時計回りにグルっと回る。

与論空港。
修学旅行で到着したらしい女子高生。楽しそうにはしゃぐこと、はしゃぐこと。
若いっていいなあ。

ヨロン駅。隣の駅は、沖縄と鹿児島。

駅の後ろの風景。どこも海が美しい。

待合い所。
「天の川銀河鉄道本線」とある。
きっと、列車名は「999」、不定期運行。乗れるかどうかは運しだい。

列車には乗れそうもないので、せめて記念撮影。

与論島は、実は、ヨロンパナウル王国という独立国。「パナ」は花、「ウル」はサンゴ礁。花とサンゴ礁の王国、という意味。1983年に独立している。
写真右上の丸いのが、ヨロンパナウル王国の紋章。

ヨロン駅付近からの風景。乗ってきたフェーリーが見える。鹿児島向けて航海中。

ウドノスビーチ。

海岸沿いに少し走るとこんな光景が、、、

回り込んでみる。

こんにちわぁ~。それは何ですかぁ? 何をしてるんですかぁ?

ああ、これ? ガラパゴスっていうの。木を細かく砕くんさ。
今、修理中。

ここで砕くんですね。人が落ちたらイチコロですねぇ。

まあな。あっちに砕いたやつがあるよ。行ってみな。

ありがとうございます。

こんにちはぁ~。これがあっちの機械で砕いたやつですか?

これは砕く前。砕いたやつは、あっち。何? 業者?

いやいや、ただの旅行者。あっちの機械、初めて見たもんで。
ガラパゴスって言うんですね。

いや、ガラパゴスはコマツの製品の名前。木材破砕機。

ああ、製品名なんですか。変だと思った。ありがとうございます。

砕いたやつ。なるほど。こうなるのか。

少し走ったところのビーチ。名称不詳。
小さなビーチがたくさんあるので、詳細記録なし。

少し走ると、またビーチ。

(たぶん)何かの動物の穴。カニ? あちこちにある。

次の浜に向かう。

キジだ。赤い頭が見える。一瞬にして見えなくなった。

アイギビーチ。

ビーチに向って道をくだる。

浜に降りて振り返ったところ。尖った岩場だ。登山靴だからいいけど。

岩と岩で遮られたプライベートビーチ。砂が綺麗。パノラマで撮ってみた。

メーラビーチ付近。

そこから少し走ったところ。

右手を見たところ。

こんな感じで岩場と砂浜がセットになって次々と続く。

寺崎漁港。

防波堤で釣りをする二人。

ここを歩いて行ってみた。

餌を付ける男性。笑いながら待つ女性。
防波堤で釣デート。いいね!

こんにちはぁ~。すみませ~ん。何が釣れるんですかぁ~。

今日、釣ったのはこれ。〇△◇と&#$(忘れました)。

見せていただいたのがこれ。どちらも綺麗な魚だ。

男性が一匹を捌いて内臓を出し、こちらに見せてくれた。

ヒレが美しい。

どうもありがとうございましたぁ~。

防波堤を歩いてバイクに向かう途中、、、

カニだ。ササっと見えなくなった。

こちらにも。

田んぼ? 田植えが終わったところ? 与論島でお米が作れるのか?

寺崎海岸。

こんな碑がある。

トゥマイとティララキの夫婦(めおと)龍(寺崎海岸)

こっちがトゥマイで、

こっちがティララキ。

だってさ。
もう少しまともなストーリーにしてほしかったなぁ。

叫ぶカバ。

さらに走る。

またビーチ。

なぜエンジンが岩に干してある?

舟が少しずつ陸に上がっていく。

見上げると漁師さん。
ジャッキで舟を巻き上げている。
タコを獲っていたとのこと。遊び・趣味程度にやっているらしい。

お墓の脇を通る。
と、、、ヨロン駅で見たようなものが、、、
あの向こうに何があるのか?

行ってみた。

浜辺だ。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は P1353991-1280x853.jpg です

事前に生えたとは思えない植物。

大金久海岸に着く。

ここもヨロンパナウル王国の支配下。

浜に向かう。

左はお土産物店。
老練な営業手腕をお持ちのご婦人方がいる。
前を通るときには気を引き締めてどうぞ。

百合ヶ浜は、大潮の干潮時にだけ現れる砂浜。
残念ながら大潮の時期は過ぎてしまった。
並ぶのはグラスボート。サンゴ礁を見に行くツアー用。

赤崎海岸サンライズ浜。ここも王国の支配下。

浜へ出る。

赤崎灯台が見える。

もう17時30分を回った。海岸を回るのはここまでにして、与論城跡を見に行こう。

与論城跡。

石垣と鳥居。そして鯉のぼり。

「地主」と書いて「とこぬし」と読む。
鳥居の錆びが痛々しい。

さあ、日が暮れる前に宿に着こう。

【本日の宿】
茶花海岸近く。ヴィラ形式。新築して営業開始2~3年。宿の数が少なく選択肢が限られる。

【本日のマニアック】

【本日のデータ】

●ヨロンパナウル王国

1982年から始まったミニ独立国ブームで生まれた国の一つ。井上ひさしの小説『吉里吉里人』がヒットしたのをきっかけに、岩手で「吉里吉里国」が生まれたのが第1号。最終的には200国を超えたらしい。

ほとんど立ち消えになっている中で、活動中なのが素晴らしい。
バカバカしいと言わずに、シャレに付き合うほうが楽しい。

●ガソリンメータと残量の関係

「E」の上半分を指している状態で、3.17リットル給油。
残量は約0.8リットル。あと40kmは走れる計算。

2019/5/11 世界遺産 識名園を散策(D174)

沖縄の世界遺産群でまだ行っていないのが識名園(しちなぬうどぅん)。
首里城の南にあるので南苑(なんえん)とも呼ばれる。
琉球王国最大の別邸で保養や接待に使われていた。

今日はここにいく。

入口。右手がチケット売場。観覧料400円。

入るとすぐ番屋がある。門番さんたちの詰所。

正門に向かう。沖縄では大きいガジュマルがどこにでもある。

いわゆる回遊式庭園なので、中心となる池に向かう道を進む。

池の前に出る。

池の左手にある、育徳泉(いくとくせん)。
水が信じられないほど透き通っている。
この水はどういうルートでここに来るのだろうか?
雨水が入って濁ることはないのだろうか?
不思議だ。

水の中に黒く見えるのは、シマチスジノリ。
淡水に育つ紅藻類(こうそうるい)。もずくみたいな感じ。
育徳泉のこれは天然記念物に指定されている。

御殿(うどぅん)。
国王などが過ごす建物。525平米、159坪もある。

建物の中を覗き込んで、入ろうかと迷っていた。靴が登山用なので、脱いだり履いたりがめんどくさい。
すると、こんな声が聞こえてきた。

すみませ~ん。廊下に座っての飲食はやめていただけますか。汚れるとまずいので。
私、ここの学芸員です。休暇中なのでこんな(ラフな)格好ですけど。

見ると、数人の年配者グループが注意されている。

すみませーん。そう言って年配者グループは素直に飲食をやめた。

おっ、学芸員さんか、チャンスだ。そう思い、質問。

あのぅ、休暇中のところ、すみません。ちょっとお教えいただけますか。
パンフレットに、明治末期から大正のはじめころ増改築された、ってありますが、具体的にはどのような内容だったんですか。

ああ、そうですね。ちょっとこっちへ来てください。と言って靴を脱いで廊下に上がる。
そこで靴を脱いで廊下に上がって。そう言って先に進んでいく。

しまった。これじゃ、上がるしかない。
靴を脱ぎ、廊下に上がる。

はい、こっちへ来て。これ見て。

ほら、この図のね、この部分。
※赤線の部分。赤線は写真に追加。現物にはない。

この、台所などの部分が増築されたと考えているんです。
増改築よりも古い時代の図面にはこの部分がないんですよ。

なるほど、そうなんですね。
もう一つ、いいですか。ここに「あめはし」ですか、「雨端などに民家風の趣を取り入れています」って書かれていますが、これはどの部分のことですか。

ああ、「あまはじ」ですね。「雨端」はここです。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は P1353528-e1557745988883-853x1280.jpg です

外へ大きく突き出した庇(ひさし)がありますよね。この部分のことです。このような部分を「雨端」っていうんです。

なるほど。庇が二重になっていますね。面白いですねぇ。

そのあとも少しお話。
ここは最近まで尚国王の末裔が所有していたらしい。
先の大戦で破壊されたのを復元したのは尚家末裔とのこと。補助金は出たようだが。

ニュースTV取材撮影が入る予定なども教えていただいた。
学生の姉妹がここで琉球舞踊を踊るらしい。
QAB琉球朝日放送、5月14日18時からのニュースで放映予定。

ーーーーー
と、ここまで書いて、今の日時を確認。
5月14日19時07分。

ああ、過ぎちゃった。
奄美大島に向かうフェリーの中なので、電波が届かず、TVは映らないのだが。
ーーーーー

せっかくのお休み中、お時間取らせてすみません。ありがとうございました。

せっかく上がったので、一通り見ることにした。

正面玄関から右手を見たところ。向こうに雨端が見える。
手前の部分は、雨戸を跳ね上げて庇のようにする造り。合理的だ。
工夫すれば今の住宅にも応用できそう。

雨端に面した部屋。写真左手の明るいところが雨端。
手前から向こうへ、大広間、二番座、三番座。

台所や雪隠も撮ったが、長くなるので割愛。
※雪隠(せっちん):トイレ。語源はいろいろある。当時の琉球でこの言葉を使っていたかはわからない。

御殿の前から池を見たところ。
左手に六角堂、右手に石橋。

2つの石橋。こういうの、なぜか渡りたくなる。

石橋を渡る。アーチの一番上を通るときが楽しい。

六角堂。
向こうに御殿が見える。
手前の橋はRを描く3段が1つの石。継ぎ目がない。

橋の手前が花壇になっている。
この花は今までにも何度か見かけたが、ランタナという名前だと初めて知った。

御殿と反対側の小高いところからの風景。
回遊式庭園は景色の変化が面白い。
うちも回遊式庭園にしようかな。
う~ん、広さが少しばかり足りないか。

滝口。
池からあふれた水が落ちる。
落ちるのは水だけにしてほしい、ということなのか、私の前には柵がある。
写真は手を思い切り伸ばしてノーファインダーで撮ったもの。

舟揚場(ふなあげば)。
池に舟を入れたり揚げたりするところ。
舟から見る風景も面白そうだ。オプション料金が必要でもいいから、「識名園で舟遊び!」みたいなサービスがあるといいなぁ。

勧耕台(かんこうだい)からの風景。
勧耕台は、沖縄本島の南部地域を見渡せる展望台。
ここから見えるのは海が全く見えない大陸的風景だ。
ということなので、本当なのか、パノラマで撮ってみた。

確かに海は見えない。ような気がする。雲か水平線か見分けが難しい。

さて、識名園の近くには、面白そうな関連遺跡がある。
厳選して、いくつか行ってみることにした。

まず、沢岻(たくし)親方の墓へ向かう。
※親方(うぇーかた):琉球王国の称号の一つ。王族の臣下中、最高位。

Googleマップにセットして向かったのだが、付近まで行ったあと見つけられない。

やっと見つけた。
写真の正面、階段を登ったところに解説らしきものが見える。
入口はこの道だけなので、発見したときの満足感が大きい。おススメスポット。
ただし、車だと停める場所がない。こんなとき小さいバイクは便利だね。

沢岻(たくし)親方の墓。
石と苔のハーモニーが絶妙。ビジュアル的に好きなタイプの遺跡。

ハンタガー。
ハンタ(端)にあるガー(井戸・泉)だからハンタガー。
地域の飲料水や生活用水として利用されていた、との解説がある。

ヒジ川橋。
石造りアーチ橋。17世紀半ば以前の建造。
アーチが一つなので単拱橋(たんきょうきょう)という分類。難しいね。
アーチが二つだと眼鏡橋(めがねばし)。これはわかりやすい。

橋の手前の石が敷かれたところが「取付道路(とりつけどうろ)」。
橋に取り付けられた道路、ということ。
アーチを描く橋を渡りやすい、いい感じの角度になっている。

反対側。
アーチ状の石に相方積み(あいかたづみ)の石が乗り、その上に布積みの石が乗る。石の組み合わせ方がよくわかる。

金城町(きんじょうちょう)石畳道(いしだたみみち)。
首里城から識名園に向かうために造られたかのような場所にある。
まあ、実際にそうだったと思う。

識名園側から首里城に向かって登る。

途中にある分岐点。

左に進むと、金城(カナグスク)大樋川(ウフ フィージャー)。
共同井戸。

金城村(かなぐしくむら)屋(やー)。
分岐点にある建物。住民に開放されているらしい。子供たちが遊んでいる。
自治会館みたいなものか。

さて、気になり始めたのが「金城」の発音。

金城町は、きんじょう ちょう。
金城大樋川は、かなぐすく うふ ふぃーじゃー。
金城村屋は、かなぐしく むらやー。

「金城」と書いて、「きんじょう」「かなぐすく」「かなぐしく」の発音。
漢字だけ見て、正しい発音をするのは至難のわざ。

と言うことは、さておき。
分岐点まで戻り、右手に向かう。
少し登ると、金城町 大アカギ、と標識がある。こちらに行ってみよう。

百合が咲く、歴史の散歩道。

内金城(うちかなぐすく)の御嶽(うたき)。
石が円形に積まれているところがそれ。
右手前の樹木は5本ある大アカギのうちの一つ。

近くの御嶽(うたき)。名称不詳。
こちらも、裏に回ると石が円形に積まれているのがわかる。
後ろに見える樹も大アカギ。

奥に進むとさらに大アカギが2本。奥の太いのは樹齢300年。
ロープが張られていて、これ以上は進めない。

石畳を戻る。

同じ道なのに、戻り道は違う風景に感じられる。特に坂道はそう。
いい感じの門がある。

格子の間から覗いてみた。

音楽喫茶 Music cafe
音猫 OTONEKO

休み CLOSED

OPEN 日曜日&気分曜日
Time 10AM~夕方(evening)

いいねぇ、このアバウトさ。

中から音楽が聞こえてきた。(たぶん)ご主人は在宅。
今日は土曜日。気分曜日ではなかったわけね。

【本日の宿】
那覇フェリーターミナル付近。2泊め。

【本日のデータ】
観覧料:400円(おとな)
学芸員:休暇中、担当エリアに遊びに来る。勤務外でも真摯な対応が素晴らしい。

2019/5/9 首里城へ行く:1. 城壁&新公開の御内原を堪能(D172)

今日は、玉陵(たまうどぅん)&首里城に行く。
世界遺産群の中心的存在だ。

玉陵(たまうどぅん)
※「うどん」ではなく「うどぅん」。

チケット売場。地下が展示室になっている。

まず展示室に行く。

概要説明によると、玉陵は王族の納骨堂。

納骨室の模型。納骨室が3つある。
向かって左が王と妃。真ん中が洗骨室。右が一族。

骨を入れる厨子甕(ずしがめ)。沖縄では、ジーシガーミ、と言う。

中に入ること、触れることを禁じます。
Prohibited to touch and enter inside.

中に入る? 入れるの? 
四角いほうはD200×W300×H300mmぐらい。
丸いほうは直径200mmほど。
でも、きっと誰かが入ったんだろうなあ。そうでなければ、この貼り紙は無いはず。
入ったとすれば四角いほうか。
2歳ぐらいの幼児なら入ることもあるかも。

と、考えてはみたものの、今でも釈然としない。
係員に尋ねればよかった。反省。

玉陵に向かう。

外壁。

中央の門から入る。

入ったところ。何もない広い空間。

奥にも門がある。

門を入ったところ。納骨室が並ぶ。
写真は向かって左側。歴代の王&妃が眠るところ。

右側。一族が眠るところ。

3つの扉が面白かった。

向かって左の、王と妃の扉。左扉が黒く、右扉が白い。

真ん中の洗骨室の扉。左扉が白く、右扉が黒い。王と妃の扉とは逆。

向かって右の一族の扉。左右とも白い。

この配色は意図するものか偶然か?
単に、黒い扉は昔からのもの、白いのは最近のもの、というだけかもしれないが。
係員に尋ねればよかった。反省、その2。

さらに、これらの扉、閂(かんぬき)の違いが面白い。

王と妃の閂。左右均等の長さ。左側の留め具がない。破損した感じ。鍵もない。
王と妃の納骨室がこのままで大丈夫なのか?
係員に尋ねればよかった。反省、その3。

洗骨室の閂。閂は左が短く、留め具は左右の扉に付いている。鍵は左の扉。新品。

一族の閂。閂は左が極端に短い。留め具は左1つ右2つ形つ。鍵は右の扉。新品。

3つがこんなに異なるようにしたのは偶然? 意図的?
係員に尋ねればよかった。反省、その4。

洗骨室付近の壁をガリガリとひっかいている作業員。

お仕事中すみませ~~ん。何をなさっているんですかぁ?

△%&☆シダを取っているの。
苔は残してもよくて、△%&☆シダだけ取ってる。
△%&☆シダはほっとくと増えるんだなぁ。

そうなんですかぁ~、お疲れさまですぅ~。

△%&☆の部分、聞いた直後は憶えていたが、3歩あるいたら忘れてしまった。

掃除が終わったエリア。苔だけ残っている。

これから作業するエリア。シダと苔が混在している。

チケット売場のおねーさんたちに質問してみた。
取り除いている植物の名前は何と言いますか?
さっき聞いたんですが、忘れてしまって、、、

後ろにいた男性職員が出て来て回答してくださった。

取ってるやつ? ホウライシダ。はいっ。

と、見せていただいたのがこれ ↓

除草指示書。なるほど。

アレっ? 苔は取らなくてもいいって作業員の方がおっしゃっていましたが、、、

壁はそのままでいいんですが、地面のは取るんです。滑って危ないから。

なるほど。指示書、写真撮らせていただいていいですか?

いいですよ。どうぞ。

ずうずうしい観光客にも親切な対応。学芸員かもしれない。

東の詰所。

西は詰所跡。

さあ、次は首里城だ。4年前に来ているので2度め。
今回は、今年2月から公開された御内原(おうちばら)を見るのがメイン。
あと、城壁全体をちゃんと見る。

結果的に、上の図の赤線部分を歩いた。
こうしてみると、けっこう歩いたなあ。

園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)

門の後ろに回り込む。
御嶽は門の後ろのこの空間。

守礼門の下を通り、歓会門に着く。

他の城(グスク)には門の上の木造建築は復元されていなかった。
首里城は復元されている。あると雰囲気が違うね。

向かって右側の隅頭石(すみがしらいし)。
隅頭石は今回の旅で気に入ったものの一つ。美的だ。
中城城(なかぐすくじょう)のもよかった。

門を入って、後ろから見る。
雨が直接当たらず汚れていない石垣部分はきれいだ。

石積みが面白い。

布積みのようだが違う。横を直線にそろえず、ずらしている(写真赤丸)。
布積みだと横にズレやすいはず。その弱点を解消する積み方だ。
おそらく、整層乱積み(せいそうらんづみ)。
素材の琉球石灰岩は柔らかそうなので、加工しやすさを生かしている感じ。

このような積み方も、かなり厳密に復元しているはず。
復元過程について調べたら面白そうだ。

門に続く城壁部分。ここも縦横のラインをずらしている。
気をつけて見ると、あちこちがそうなっている。

チケットを買い、御庭(うなー)に入る。正面が正殿。
赤(敷瓦)と薄黄色(石灰石)を組み合わせた床面のデザインが独特だ。
中央はさながらレッドカーペット。浮道(うきみち)と言う。
独特のデザインセンスが面白い。優秀な建築デザイナーがいたのだろう。

正殿に入る。

ガイドさんの無料案内に申し込む。15名限定。

ガイドさんの案内を聞きながら見学。
内部は撮影禁止だが、外を撮るのはオーケー。
ガイドさんを撮るのも(たぶん)オーケー。

正殿脇の南殿・番所で企画展を開催中。

琉球で使われているさまざまな赤色の展示会。撮影NG。
深い赤や鮮やかな朱など、たくさんの種類の赤がある。
製法もいろいろで、虫を煮て色を抽出するなど、面白かった。

王家の秘宝展。撮影NG。
写真にある二本の脇差。鞘がとても美しかった。
左:青貝巴紋散合口拵(あおがいともえもんちらしあいくちこしらえ)
右:青貝微塵塗印籠刻鞘合口拵(あおがいみじんぬりいんろうきざみさやあいくちこしらえ)

奥書院に掛けられていた掛軸。空気に触れるため、これは複製。
原本は黄金御殿(くがにうどぅん)のガラスケースに入っていた。撮影NG。

正殿二階の大庫理(うふぐい)。
ここで使われているさまざまな赤についてガイドさんが解説。面白かった。

玉座台の脇の彫刻。リスとブドウは幸福を招くのだそう。ガイドさん一押し。

王冠。

玉璽(ぎょくじ)。国王が持つ実印みたいなもの。
大きい。5cm角ぐらいだったと思う。

いよいよ正殿の裏手、御内原(おうちばら)に入る。
国王や家族の生活空間。女性がすべてを取り仕切る大奥みたいなところ。

全体の配置はこんな感じ。

正殿を裏に抜けたところ。後之御庭(くしのうなー)。

寄満(ゆいんち)。国王と家族の食事の準備をしていた場所。

女官居室(にょかんきょしつ)。

世誇殿(よほこりでん)。国王の即位の例が行われた場所。

脇を通って後ろに進む。

金蔵跡。宝物の保管庫。資料がなく復元できないので場所だけ。

さらに進むと、白銀門。

白銀門を入ったところ。寝廟殿(しんびょうでん)。
国王が亡くなったとき、遺体を一時的に安置した場所。
資料がなく、建物は復元できず。基壇のみ。

寝廟殿脇の階段を登る。

東(あがり)のアザナ。城の最東端にある物見台。
城下が一望できる。国王になった気分。

高いのが正殿。裏から見ている形。

東の方向に遠く久高島が見える。細長く霞んで見えるのがそれ。
神が最初に降りた島。
最初のうち国王は久高島までお参りに行っていた。そのうち斎場御嶽(せーふぁうたき)から久高島を拝むことで済ませるようになった。
どちらにしても久高島は信仰対象。

東(あがり)のアザナのすぐ脇。鐘楼があった場所。
時を知らせる鐘。ここなら、あたり一帯に鳴り響いたことだろう。

正殿の方向(西)を望む。城壁の曲線がよく見える。

北側には沖縄芸大。独特のデザインなのですぐわかる。

奥まで行きついたので、戻る。

湯殿跡。正式名称記録忘れ。
女官たちが湯あみする姿を想像するのはご自由に。

世誇殿に戻る。

イベントの真っ最中。

正殿を横から。屋根の上の龍をじっくり見たことがなかった。
よく見ると、とても精巧に復元してあるのがわかる。
髭がピロロン~と曲がりながら伸びているのが面白い。

北殿に入る。今は土産物売場だ。

売場脇の壁。首里城 Q&A。
22問ある。さあ、あなたはいくつ正解できるか。
問題と解答は次のブログを待て(笑)

北殿を出て、城壁の外を東に向かう。

淑順門(しゅくじゅんもん)の前を通り、さらに東に向かう。

ガマ遺構。女官たちの息抜きの場だったという伝承がある。

右上の高いのが、先ほど登った東(あがり)のアザナ。

正面に見える階段は登らず、左に回り込む。

最も外側の城壁を見下ろす。曲線が美しい。上部中央は右掖門(うえきもん)。

西に向かい、右掖門の脇を通り過ぎ、

久慶門(きゅうけいもん)から外に出る。外に出て振り返ったところ。

城壁の外側をまた東に向かう。城壁に沿ってグルっと半周しようという計画。

今いるのは、マップ中央の青い★あたり。
これから時計周りにグルっと回る。

城壁らしい城壁が続く。

左手は沖縄芸大。

東に進むにつれて高くなる。正面に東のアザナ&鐘楼エリアが見えてきた。

東のアザナ&鐘楼エリアの下を通り過ぎ、、、
城壁のカーブに沿って先に進む。

継世門(けいせいもん)が見えてきた。

継世門から中に入る。

正面に美福門が見える。ここからは中には入れない。

右手にある階段を登って、東のアザナのすぐ下に向かう。

左が東のアザナ、右が鐘楼エリア。

階段を右に降りるとガマ遺構。

今いるのは、マップ最上部の黄色い★あたり。

階段を美福門側に戻る。

美福門の前を通り過ぎ、ずっと西まで歩く。

西(いり)のアザナ。
正面の赤い屋根は首里杜館(すいむいかん)。首里城公園レストセンター。
レストラン、カフェ、ショップなどがある。

木曳門(こびきもん)から外へ出る。
門の上には木造の建築物があったはずだが、復元はされていない。
建物があった凹みに雑草が茂っているだけ。
ローカルな門は無視されがちだ。ちょっと哀愁がある、こんな門が好き。

ちょうど歩き終わったタイミグで雨が降り始めた。

カッパのズボンを履く。
カッパの上を着る。
ヘルメットをかぶる。
傘をさす。
スマホと小さなビニール袋を持って樹の下に行く。
Googleマップに宿の近くのスーパーマーケットをセットする。
スマホにビニール袋を被せて相棒バイクに戻る。
フォルダーにスマホをセットする。
傘をしまう。
エンジンをかけて走り出す。

雨が降ると一つ一つに手がかかる。

【本日の宿】
那覇、泊(とまり)ふ頭付近。若い人たちが運営する大規模ゲストハウス。2泊め。

【本日のデータ】
歩行距離:5km
歩数:10,416歩
登った階数:25階

2019/5/8 世界遺産 勝連城跡に行く(D171)

明日から首里城を見るので、今日は那覇までいく。
途中、世界遺産群の勝連城跡(かつれんぐすくあと)に立ち寄る予定。

奥間の宿からうるま市の勝連城跡までは約80km、2時間。
勝連城跡から那覇までは約35km、1時間。
余裕があるので、ゆっくり見られるだろう。

2時間走って勝連城跡に着く。

エリアの入り口。

360°パノラマのバーチャルツアーなどを見たい人は、上のQRコードをスキャンしてください。現地にいなくても大丈夫です(笑)

ドローン禁止。最近はこの表示が多い。

階段を登る。

上の方に一番外側の城壁が見える。
その手前の空き地は防御田地(ぼうぎょでんち)。

湿地なので足が取られて敵が侵入しにくい、らしい。

左手に見えるのが一番外側の城壁。

右手に見える城壁。これも一番外側。
この左右の城壁は、昔はつながっていたと思われる。

少し入ったところから城壁を見上げる。

門口のカー。カーは泉。身分の低い家臣が利用していた、とある。

仲間ヌウカー(カンジャガー)。カンジャは鍛冶屋。仲間家は鍛冶屋だった。
仲間ヌウカーは、仲間家の泉。カンジャガーは、鍛冶屋の泉。

発掘調査中のエリアもある。

城壁を見上げる。
今、立っているエリアのことはわかっていないのか、名前や用途の説明がない。

ミートゥガー。縁結びのカー(泉)。
私なら、密会のカー、と名付けるな。

ウタミシカー。ウタミシは、お試し。占いという意味。
泉の水が豊富だと不作、水が少ないと豊作、というのが面白い。
われわれの感覚とは反対だ。水が豊富すぎる場所だったということか。

三の曲輪(くるわ)に向かう。団体さんが階段に並んでいる。
※曲輪:「郭」と書くことが多い。沖縄では城(グスク)によって発音が異なり、「くるわ」「かく」の両方がある。

階段を登り切ったところ。向こうが三の曲輪。

三の曲輪の中から四脚門(しきゃくもん)を見る。

三の曲輪の中は広い。

二の曲輪と一の曲輪が見渡せる。
二の曲輪に登る階段が3つあるのが面白い。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は P1353109-1280x853.jpg です

三の曲輪の解説。興味があれば拡大してどうぞ。

肝高(きむたか)の御嶽(うたき)/トゥヌムトゥ(神人が腰掛けた石列)。
御嶽はこのエリア全体、トゥヌムトゥは石列だけ。

二の曲輪(くるわ)基壇。石積みで一段高くなっている部分のこと。
写真では手前の部分が凹んでいるが、ここは古い時代の建築のようだ。

真ん中の階段を使い、二の曲輪に登る。

舎殿跡(しゃでんあと)。

二の曲輪の解説。

ウミチムン(火の神)。

ウシヌジガマ。
「ウシヌジ」は、身を隠して凌ぐ、という意味。「ガマ」は、自然の洞窟。
かなり狭い。中は暗くてどうなっているかわからない。入るにはそうとうな勇気が必要だ。

一の曲輪に向かう。観光客用の階段もあるが、脇が本来の道。

ダラダラ勾配を登ると階段がある。
最終防御ラインの造りになっているらしい。

階段を登りきった正面。

右側。そんなに広くない。

一の曲輪の解説。

最後の王の解説。
王を賛美する歌に、勝連を「やまとの かまくらに たとゑる」とあるのが面白い。

玉ノミウヂ御嶽。霊石がご神体というのは、今まで見た中にはなかった。

東の方角を望む。
遠く、橋でつながった島々(浜比嘉島、平安座島、宮城島)が見える。

西側。湾がすぐ近くだ。

二の曲輪に降りる。登ったときとは(階段に対して)逆側の通路。

城壁に沿って降りたところから見上げる。
写真右手は断崖だ。自然の城壁。

かなりゆっくりみたが、それでも1時間30分ほど。

那覇へ向かう途中、海岸でモーターパラグライダーが飛んでいるのが見える。
まだ時間がある。立ち寄ってみよう。

二人乗りの遊覧飛行。

車椅子の人たちが順番に体験飛行をしている。
スタッフが手伝い、車椅子からパラに乗り移る。

オーケー。いくぜ! 
行ってらっしゃ~い~。

行ってきま~す!

2、3歩で、あっと言う間に飛び立つ。

みんなが飛び終わったあとは記念撮影。

飛んでる間も飛んだあとも、みんな大はしゃぎ。
海が綺麗ですごい楽しかった! とおっしゃっていた。

こういうのいいね!

【本日のマニアック】

ブロック片と白いロープ?が包帯みたいで痛々しい。胸がキュンとなる。

なぜ、屋根の上にバイクが???
スピード出しすぎて飛び上がった???
扁平で太いタイヤはドラッグレーサー???
謎は尽きない。

【本日の宿】
那覇、泊(とまり)ふ頭付近。若い人たちが運営する大規模ゲストハウス。1泊め。
50室ぐらいある。外国人比率7~8割。
チェックイン時の担当者(20歳台)がバイク好き。部屋の説明をする前に記念写真を撮っていただく。

写っているのはバイク好きな担当者のお友達。

【本日のデータ】
モーターパラグライダースクール:基礎からパイロット証認定まで、早ければ2週間(毎日受講した場合)。断続的でも可。1年間有効。受講料15万円。
障害:パイロット証認定に当たっては機材の購入が必須なこと。ウィング+エンジン+ハーネス+その他のセットで、約150万円。

2019/5/5-6 リゾートホテルでブログ書き(D168-169)

へちま荘のご主人に紹介していただいた人が、500円で泊めてやるよ、というので昨日からお世話になっている。
※5000円ではありません。500円です。念のため。

チャンスだ。この機会にだいぶ溜まったブログを書いてしまおう。

ということで、隣のオクマビーチ&リゾートに行って書くことにする。
ここの施設を使って快適に書こう、という目論見だ。

ブラブラ歩いて海岸に向かう。

ペンキ塗りをするお兄さん。
夏になるとビアガーデンでもやるのだろう。今から準備中。

海岸に出る。

今日は5月5日。こどもの日。ファミリーのテントが並ぶ。

砂に埋まって喜んでるよ。人間て何考えてるの?という顔をしてるイルカくん。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は P1342760-e1557184139791-853x1280.jpg です

帰ったファミリーに置き去りにされたイス。ちょっと寂しそう。
だいじょうぶ。あとで連れて帰ってあげるからね。

海岸を歩いて2~3分、オクマビーチ&リゾート。

チャペルがある。

隣の建物の軒下で海を眺めながら、のんびりとブログ書き。

ちょっと飽きたので、リゾート施設をブラブラ。

と、、、いいところを発見。

2階の飲食店のテラス。
夕方の営業開始までは自由に使って問題なし(のはず)

2階は涼しくて快適だ。

昼食は、コンビニで買ったサンドイッチ。
ポットに入れてきたコーヒーを飲みながら。

遠くビーチが見える。

15時を回り、ノートPCのバッテリーが切れかかったので、宿に戻る。

夕方からは、泊めていただいている家の庭で続きを書くことにする。
脚立と板を組み合わせた即席のテーブル。
海岸から連れて帰った白いイス。

涼しい風が通り抜けていく。
木陰で書くのもいいもんだ。

1泊500円で泊めていただいている建物。
プレハブの子供部屋、という雰囲気。

トイレ、シャワーは別棟だけど、テレビはあるし。

テーブルとソファーもある。
夜はここでブログ書き。

2日間頑張って、溜まっていたのが片付いた。
どうせまたすぐ溜まるんだけど。

【本日の宿】
オクマビーチ&へちま荘の近く。
へちま荘のご主人に紹介していただいたところ。
2泊目、3泊目。

【本日のデータ】
リゾート施設では、宿泊客でなくても、堂々と振るまえば誰も怪しまない。